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通勤用に、シールド付きヘルメット「GVR G203V」を購入 [自転車部品]

唐突ですが自転車用ヘルメットの耐用年数というのはどのくらいなんでしょうか?。
オートバイ用のヘルメットに比べると、正直「ペラペラ」していて頼りなげな癖に、良いものだと3万円前後はしてしまう自転車ヘルメットなんですが、「命を守る大切なものだから、2~3年で交換すべき」なんてことを言われても、ハイそうですかと、ホイホイ買い換えるわけにはいきません。

まあ、僕自身は結構何度も買い換えている(転倒による破損が原因)ので、説得力はありませんが(苦笑)、一応今通勤で使用しているベルの「ボルト」というヘルメットは、2009年の11月から使用しています。
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記憶力が無いに等しい僕が、珍しくいつ買ったか覚えていたかというと、これは2009年の秋の「もてぎエンデューロ」で、原因不明の(記憶がないため)転倒で頭部を強打し、使っていたOGKの「レガリス」が砕けてしまったので、その代替え品として購入したからです。

まあ、あの事故は今も思い出すとゾッとするのですが、サーキットで下りの途中、一番スピードが出たところで転倒して、おそらく頭から落ちて後頭部を激しく強打、以後おそらく無意識に「受身」を取っていたらしく、激しく転がり続けてほぼ全身をくまなく打って、全身打撲、擦過傷多数、肋骨骨折、激しい脳震盪で意識不明で救急車で運ばれたのですが、、本当にヘルメットに命を助けられた出来事でした。
最もそれだけの「重傷」でしたが、翌日精密検査で通院しただけで、以後医者にも通わず普通に仕事をしていたのですから、一体僕の体はどうなっているんでしょうね(苦笑)

話を戻しますが、そういった事故の後購入したボルトは、軽さより頑丈さを重視し選んだヘルメットですから、やや重いながらしっかり作られていて、そんなに劣化する気配もないので、以後イベント用に軽量で通気性の良いGIROのヘルメットを買ったあとも、通勤用として今まで使い続けてきました。
ところが最近になって調整用の後頭部のベルクロ部分が壊れたり、とうとう樹脂のストラップも切れて、調整がきかなくなり、「ブカブカ」の状態で使い続けていました。
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これではいざという時にしっかり装着されない可能性が有り、いくらなんでも危険だということで、通勤用ヘルメットを買い替えることにしました。

買い換えるに当たり、通勤用で使用頻度が高い以上、ある意味「消耗品」であり、そんなに高い物を使うわけにはいかないので、OGKの廉価品を購入しようかなとも考えました。
ただ、最近使っているGIROの「エアアタックシールド」で、シールドが有ることの良さを味わってしまったので、シールドが使えるヘルメットがどうしても欲しくなりました。
シールドは空気抵抗や見栄(笑)よりも、顔面の目の周りに空気や虫やゴミなどが当たらないことが実は重要なポイントで、通勤で使う場合、ナイトライドが必ずあるので、これからのシーズンはライトに集まる虫に閉口していましたから、かなり有難いアイテムになっています。

で、いろいろ調べて購入したのがこの「GVR G203V」です。
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国産品で一応それなりのスペック(重量、強度)はありそうで、シールドが付いていながら、実売価格が5000円を切っているというのが魅力で、早速購入しました。

シールドはエアアタックシールドと同じで、マグネットで本体に付けられるタイプで使いやすそうです。
シールド自体はこの値段ですから期待はしていなかったのですが、透明度もあり歪みも少なく、十分実用性はありそうです。
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ただ、間違ってシールドを落としたら、早速細かい傷がついてしまい、傷はつきやすいのかもしれません。
余談ですがエアアタックシールドのシールド部分は別売で8000円もします!。
これだけでチョッとしたヘルメットが買える高額なものですが、一応能書きではヨーロッパの有名なサングラスのメーカーの商品だそうで、そういえばこのシールドも何度顔としたりぶつけたりしていますが、傷は付いていないので、それなりの機能性はあるのでしょうか?
ちなみにこのGVRのシールドは1800円で販売されていますから、まあある意味消耗品として考えたほうが良いのかもしれません。

あと、使用するにあたり、シールドに液体ワイパーの「ガラコ」を塗布します。
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自転車の速度程度では「水玉が流れる」ような効果はありませんが、雨粒がついても広がらず視界が確保できることは何回か「雨天イベント」で確認済みです。
一応いままで何種類か樹脂類にも使っていますが、曇ったり歪んだりはしていないので大丈夫だとは思いますが、ガラコはガラス用なので、その辺は「自己責任」でお願いします(笑)。

肝心のヘルメット本体の方ですが、持った感じは結構軽く、ユニバーサルデザインで筐体が一種類しかないせいか、僕の頭ではギリギリの大きさのようですが、調整機能の幅が広いので、装着感は悪くはありません。
まあ、各メーカーのハイエンドモデルなどと見比べると、デザインは凡庸で、スリットなど通気性もあまり期待できない感じで、空気抵抗がどうのこうのというような感じでもなく、また質感は「値段なり」といったところですが、要は実用性があればいいわけで、あとは相応の耐久性があれば、十分リーズナブルな買い物だったと言えるのではないでしょうか。




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イシム

なるほど、
サングラスにガラコですか!
今度試してみます。
MTBなどのゆっくりペースでも
効果があるといいな~。
by イシム (2015-02-27 18:04) 

大型中年

SORANEKOさま

私もWiggleで買ったヘルメットは、もう3年半使っていることを思い出しました。 GIROヘルメットを買ったのは、3年半前の事故が契機でした。
アタマから落ちたわけではないのでしたが、ヘルメットに道路の擦過傷があり、気持ち悪いので、保険求償で買ったというわけです。
今のメットは軽くて、すごく気に入っているので買い替える予定はないのですが、本当に何年持つのでしょうか? 
まあ、海外メーカーの保証なんてあるわけないし、仮に国内メーカーでJIS準拠で作っていても、工場を出たら、メーカーでも責任は取れないはずだし、増してやケガをしてPL法に抵触するので訴えるのは考えられません。結局、転んで頭部のけがを負わないかどうかは、自己責任に帰することになるのでしょう。  
とりあえず、事故だけは避けるライディング必要ですが、今日も恐怖の国道246号を走りました。 行っていることと行動が矛盾しています!!!
  
by 大型中年 (2015-02-28 14:33) 

soraneko

イシムさんへ

雨天走行などすると、アイウェアのレンズ部分がぬれてぼやけた感じになって視界が効かなくなりますが、ガラコだと雨粒が細かいまま付いているので、ある程度の視界は確保できます。
気のせいか油などの汚れにも強いような気がします。
by soraneko (2015-02-28 19:33) 

soraneko

大型中年様へ

基本的に落下させるなど衝撃が加わったら、所定の性能は期待できなるとも言われています。
自転車用ヘルメットの場合、外皮の変形と、シェルのウレタンフォームの「潰れ」で、ヘルメット自体が破壊されることで頭部を衝撃から守っているそうです。
やはり頭から落下して頭部を直撃すると「あの程度の」プロテクトは役に立たないと思います。
僕の、個人的な転倒体験で言うと、僕が生きている、ないし頭部に深刻なダメージがなかったのは、少年時代習った「柔道」で、嫌というほど「受身」を練習して、とっさの時に反射的に体が丸まりな、ぜか必ず肩や腰の側部から着地しているからだと思います。
ついでに言いますと、背中から直接落ちるのも、脊椎を痛めて「半身不随」になる危険性もありますから、肩や鎖骨、腕の骨を折っても命には別状はありませんから、体を丸めて横から落ちるのが懸命なようです。

でも街道などで大型トラックなどに幅寄せされる時など、本当に生命の危機を感じていて、無事なのは運が良いだけで、いつか「プチッ!」と潰されてしまうのではないかと思う時があります。
とにかく消極的な方法ですが「君子危うきに近寄らず」で、交通量の多い街道は、とくに単独走行は極力避けたほうが良いのではと思います。
by soraneko (2015-02-28 19:49) 

いったんもめん

もし可能でしたら、GIRO air attack にGVRのシールドが着けれるか合わして頂けないでしょうか?
by いったんもめん (2015-10-21 16:07) 

soraneko

いったんもめんさんへ
コメントありがとうございます

結論から言えば絶対付きません(泣)。
実はGIRO air attack のスペアシールドをアマゾンで買えないかなと、検索して「なんだ安い値段で出ているじゃないか」と確認もぜずに購入したのがGVRのシールドで、留め具のマグネットの嵌め合わせの形状や位置が全く違うんですよ。

で、結局シールドはショップで純正品を購入したものの、あまりの高さに普段使いは気が引けるようになり、廉価なシールド付きのヘルメットということで購入したのがGVRだったんです。

GIRO air attack に取り付けるのは難しいようですが、シールドの形状は多くのヘルメットの形状に親和性があるようで、ヘルメット側に市販のネオジウム磁石のボタンを貼り付けて、GVRのシールドを「自己責任」で取り付けておられる方はいるそうです。
by soraneko (2015-10-23 21:03) 

田舎の自転車乗り

始めてコメントさせていただきます。
このまえ同じシールドのつけられるというG306V を購入したのですが、シールドのつけ方がいまいちよくわかりません。
G203Vと共通のシールドが使えるということでお伺いしたいのですが、ヘルメット本体にマグネットか何かが埋め込まれていて、それをシールドのマグネットとくっつけるのでしょうか?

手元にあるヘルメットとシールドはシールドにはマグネットがあるけれどもヘルメットには付いていなさそうです・・・
by 田舎の自転車乗り (2015-12-17 05:36) 

soraneko

田舎の自転車乗りさんへ
コメントありがとうございます。

G203Vに関してですが、まずシールド側についている金属のボタンの磁石と、ヘルメット本体のシェルの裏側と緩衝材との間に強力な磁石が、N/S局が向き合う形で配置されていて、バイザーを近づければ「カチッ」と音がして、決まった位置に誘導されて装着できるようになっています。
G306Vは現物を見たわけでないので確約はできませんが、写真を見た限りではほぼ同様の構造と思われます。

確定的なお答えができなくて申し訳ありませんが、ご参考にされて見てください。
by soraneko (2015-12-17 20:52) 

田舎の自転車乗り

わざわざありがとうございます。
やはりヘルメット本体に磁石がついているということのようですね。
販売店に連絡して返品か交換をしようと思います。
お世話になりました。
by 田舎の自転車乗り (2015-12-18 05:14) 

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