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頭の蠅も追えないで国が守れるか! [危機管理]


あまり現政権に文句を言うと、何処かの腰抜け放送局のように呼びつけられて恫喝されてしまいそうなので(笑)、ほどほどにしておきますか。
えっ、お前ごときのブログは相手にされていないよって、その通りなんですけど(苦笑)。

まあ、「美しい国が云々」とまるで過去に戻ってしまったような勇ましいかぎりの我が国の宰相ではありますが、巷では「あのお坊ちゃん、ちゃんと喧嘩の仕方を知っているのかねぇ」などとも言われております。
今回の件に関して、首相の指導力云々は関係ないでしょうけど、集団自衛権問題で、なんとしても自衛隊を海外展開させようとか、海兵隊構想がどうのこうのとか、弾道弾防衛で大騒ぎする前に、自分の住んでいるところの警備ぐらいはしっかりやってから、大騒ぎして欲しいものだと個人的には思っています。

そもそも以前より重要拠点の「空からの攻撃に対する認識」というのは、別に我が国に関わらずお粗末なもので、古くは旧ソ連邦の最重要拠点である「赤の広場」に、外国の民間人の青年の乗るセスナが安安と侵入してしまったり、アメリカにおいてはあの忌わしき「9.11テロ」もありました。
日本でも古い話ですが、汚職で退いた元総理大臣の私邸にセスナ機が突っ込んだ!なんてこともありましたよね。

だから云わいる「ドローン」が騒がれる以前から、重要拠点、インフラなどのポイントの、「アンチ・エア・ポイント・ディフェンス(局地対空防御)」に関しては、その筋では危険性と脆弱性と、関係部局の認識の欠如という問題が提議されていたんです。
それが「ドローン」によって、「誰でも手軽に買えて運用できる」となれば、そこいらへんのチンピラどもが「いっちょやってもいるか!」と、「安易」にテロ行為に至ってしまうようになったわけで、これまた政権批判になりますが、購入に関しての登録性や、使用の規制など、それをして「対策をいたしました」などとは言えないほどチンケな対応で、もはや本気で「監視」と「撃墜」する意志とシステムを「待ったなし」で備えなければいけないんだと思います。
つまり、「重要拠点警備の3次元化」ということなんです。

具体的には広域の電波監視と対空レーダー、暗視機能付き高解像度の広域監視カメラに連動した警報装置が必要で、不審な誘導電波や鳥以外の飛行物体等を察知した場合直ちに警報を発令して、同時にGPS・誘導電波・携帯電話ジャマー(局地的に妨害波を出して使えなくする)をかけてたり、電子機器を狂わせるマイクロ波をポイント照射して機能を停止させたり、最終的にはこちらも「インターセプタードローン」を飛ばして迎撃するなどの措置を講じて、「未確認飛来物」の接近を阻止しなければいけない時期に来ていると思います。
ここで言っておきたいのは、システムは必要な要素の一つではありますが、最も重要なんことは、このような事態に臨機応変に対応してシステムを運営できる「対空監視要員」の養成と、実戦配備が現実的に実施されなければいけないということなんです。

これらはSFアクションやサスペンスなどの話ではなく、恐らく幾つかの研究機関や企業などでは、検討開発が進んでいて、国家や企業にプレゼンしようという段階に来ていると思います。
とにかく差し迫って我々の生活の安全が脅かされる事態に至っているわけですから、現政権や関係各庁の皆様方におかれましては、まず「自分の頭の上のハエをさっさと追い払う」事に、努力を傾けていただいて欲しいものだと、一国民として強くお願いするものであります。
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コメント 6

やっとこ

何とも言えない事態ですね。
by やっとこ (2015-04-25 22:01) 

teruteru

 内部の人間が啓発のためにやったのであればいいのですが、これに放射性物質を搭載したら一大事になってましたね。

 日本は相変わらず外交が三流です。
すくなくとも外交の部分では中国に大きな水をあけられていると実感します。
by teruteru (2015-04-25 22:41) 

hibikiorocket

こんばんは。
ホワイトハウスでさえ、ドローン侵入できたので、日本なんて簡単なのでしょうね。
ラベルにわざわざ「放射能物質」のシールとか、外の無い程度の放射能レベルが取り付けられていたり、政治的なメッセージが強い感じですが、本気でやっていたら、「詰み」だったと思います。
同じ人間ですが、日本の長と、アメリカの長での、価値が大違いなので、現総理に何かあっても世界が何も変わらないと思いますが・・・
福島で暮らす人は、今回取り付けられた放射能レベル以上の環境で、「生きる営み」をしているので、ドローン規制よりも、先に考えるべき事が有るのかもしれません。
by hibikiorocket (2015-04-26 00:13) 

soraneko

やっとこさんへ

今ひとつ背景がピンとこないところもありますが、無人機が「手軽に」犯罪に使われることになったという現実は、理解しなければいけないのでしょうね。
ここでも「危機管理」という認識の欠如を津冠します。
by soraneko (2015-04-26 20:54) 

soraneko

teruteruさんへ

報道を見る限りですが、しっかりとしたセクトの後ろ盾があるとも言えず、かといって思想犯ともいえない感じですね。
なんだか「俺の話を聞け」的な、「愉快犯」的な報道のされ方もされていますが、未だ謎が多いです。
まだこのようなプロパガンダ的な使われ方で留まっていますが、最悪の使用法が色々と思いついてしまい、嫌な雰囲気を味わっています。

日本の外交については昔から褒められたものではなかったですが、それでも先人は「丁々発止のやり取り」をこなしていたんですがねぇ。
「修羅場」を潜っていない、「上流階級」の方々の「政治ゴッコ」も、いい加減にしてほしいですよね。
by soraneko (2015-04-26 21:02) 

soraneko

hibikiorocketさんへ

戦術の基本なんですが、古来より「奇襲攻撃」は相手の想像も付かない方法で裏を突く為、一撃目は防ぎようがないと言われています。
ただこの「ドローン」に関しては、単に関係者の「想像力」の欠如以外の何物でもない「失態」だとは思います。

まあ、今の日本で「暗殺」により体制が変わるということはまず考えられないので、故に「油断していた」とも言えるのかもしれませんね。
問題なのはその「詰め」を本気でやらかす意義や背景が存在しているとなると、もはやとめる手立てが無い上に、「重大な結果」を持って多くの国民や在留外国人の被害者を出してしまうということです。

まあ、どちらにしても「テロリスト」という輩は所詮自己満足な存在であり、本当に困っている人達に手を差し伸べることは無いですよね。
「放射能」の問題に関しては、誰が「本当の事」を理解したうえで「決断」するかという、まさに「政治」に解決が求められるのだと思います。
それが「苦渋の決断」で多くの反対があったとしてもなんですが・・・。

by soraneko (2015-04-26 21:26) 

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