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2015セオフェスティバル、今年最後の遠征 [イベント]

昨日、千葉県の袖ヶ浦市にあるサーキットの「袖ヶ浦フォレストレースウェイ」で、千葉県を中心に店舗を展開している「セオサイク」のお祭りである「セオフェスティバル」の4時間エンデユーロレースに参加してまいりました。
この「参加」というくだりに、レースを戦おうという姿勢が見られませんよねぇ(笑)。
今月はなんとなくタイミングが悪く走れなかったこともありますが、体調もイマイチで気分的には完全に「オフシーズン」に突入していますので、体重が完全に超過状態で、まるで冬ごもりに備えたクマさん状態であるのが情けないですねぇ。
とはいえレースに出るとあれば中途半端な気持ちで出ると危険なので、前日に休みを取って準備を整えて、睡眠も多めに取って、体調だけはなんとか仕上げておきました。

当日ですが、前回出場したときは現地に宿泊しましたが、今回は当日現地に向かいます。
栃木県の人間にとって、「房総半島」と聞くと遥か遠いイメージがありますが、今や高速道路網が整備されたおかげで、3時間かからず到着することができます。
3:30に自宅を出て、2回休憩して6:30頃現地に到着しました。
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途中車の外気温計は3℃と今年最も寒い朝になりましたが、雲一つない晴天です。

今回は親友のM島君と2人てチーム参加ですので、時間を申し合わせて駐車場で並んで準備をします。
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一年ぶりの袖ヶ浦サーキットですが快晴の上、日が昇ると気温も上がり、おまけに風もあまりないという、絶好のレース日和になりました。
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昨年は寒い上に凄まじい豪雨の中4時間をソロで走りましたが、あまりに過酷だったので今となってはどのように走ったのか、レース中のことはあまり覚えていません。
都合の悪いことは全て忘れてしまうところが僕の健康の秘訣なのかもしれません(苦笑)。

今回のバイクはレースということでマドンCですが、実は前回出場した「霞ヶ浦エンデューロ」の時のままで、汚れを落としたくらいの整備しかしていません。
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このままだとマドンCは年に2~3回くらいしか使わないことになってしまいそうです。

レースの方ですが、今回は2人で30分ずつ交換する作戦で、スタートはM島君にお願いします。
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オープニングラップですね
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協賛各社のサポートカーもパレード走行して、レース開始です。

今回は2人だけですが、着替えや補給食、工具やポンプ、椅子とか荷物をこの写真折りたたみのできるカーゴで搬送しました。
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100Lの容量と、80kgまで運ぶことが出来るもので、重宝いたしました。

また車輪も大きめなので、このサーキットのように駐車場からこのような悪路を延々と歩くようなルートでも荷物を運ぶことが出来ました。
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レースの方は順位に絡むことはなく淡々と進んで行きました。
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僕自身で言えば今月は全く走れていませんし、ましてレース向けのトレーニングなどしていませんので、いきなり全開というわけには行かず、少しずつペースを上げて体を温めていきます。
面白いことに、前回出た時の方がパフォーマンスは良かったはずなのに。今年の方が何故か順調に走れます。
無論40km/h近い巡航で走り続けることはできませんが、上り坂も特に苦しいこともなく、普通は交代毎に疲労がたまって速度が落ちてくるのですが、反対にペースが上がっていく有様で、何の事はないレース本番で練習走行になっていて、徐々にレースのペースに体が順応していたようです。
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さあこの中に僕がいますがどこにいるでしょうか?(笑)
ラストは僕の番でしたが、思いっきり楽しんでいたら終了時間を確認しておらず、ファイナルラップでのラストスパートをする前にゴールになってしまいました。

結局100チーム中のほぼ真ん中あたりの順位でフィニッシュ出来ましたが、まあまあの結果だったと思います。
それにしても、霞ヶ浦にしてもこのセオフェスにしても、いろいろなレベルのライダーやチームが出てきているので、必ず自分と同じレベルのライダーや集団がいるので、それなりにレースとしてバトルが楽しめるのは、我々のようなホビーサイクリスタにはありがたいですね。
完全な初心者もいますから、危ない面もあることはあるのですが、エンデューロレースも、有名な大きな大会ともなると、実業団や学生の本格的なチームや個人がひしめいて、先頭集団は素人の加われる隙などなく、「その他大勢」ともなるとバラバラ走っていて「みちのく一人旅」状態で、それではツーリングしているのと変わりがなく、つまらないと感じていました。
最近はイベント数も多く、同日開催で各地で同じようなイベントが行われるような事も珍しくないので、一時期のように開催すれば間違いなく参加者を見込める事はもうないと思います。
事実有名な大会でも参加者が年々減少している大会も少なくないようで、面白くなければ大枚払ってまで参加してくれないということは当然のことだと思います。

さて実のところ僕のお楽しみは協賛企業の「展示ブース」で、バイクや用品類の有名なところは概ね出店しておりますので、今回はゆっくり時間をかけて見て回ることにします。
今年はサイクルモードに行けなかったので、ここで最新のバイクや用品の知識を仕入れることにます。
2016年度モデルとして、TREKマドン9やキャノンディールCAAD12、スコットフォイル、FELTのARシリーズなどを見て廻りました。
個々に面白い展示もあり、十分目の保養になりました。

さてこれにて今年の遠征でのイベント参加は終了しました。
後は12月6日に地元益子の「ポターリング益子」を残すのみと成りましたが、本格的に走るイベントはすべて終了したことになります。
で、この時期になるとすでに来年の予定を立てて、春先までのイベントのエントリーが開始されます。
まあイベント参加だけが自転車生活でもないのですが、やはり個人的にはイベントを連戦している時が一番楽しいのも事実なので、色々と情報を仕入れて計画を立てて行きたいと思います。
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大型中年

SORANEKOさま

エンデューロお疲れさまでした。
相変わらずアクティブに活動されているようですね。私は、土曜日の午前中でロングライドが終わるので、これで丸1.5日ゆっくりできており、最近の土日のリズムになってきました。

仰る通り、28日はとにかく寒い日でした。先週行った箱根の残像でウエアを着て、山登りに行きましたが、結果的に土曜日はヤバイツーリングになりました。
しかし、昨日の気温が平年並みであり、それなりの準備をしなければならないのに、完全に季節感がありませんでした。それだけ、今年の秋は温かく、しかも長かったようでした。

私も気温が下がるとモチベーションが下がる方ですが、10月から未だに「走りたい病」が治癒していないせいか、来週も天気がよさそうです。今度は、真冬の武装して、また山登りに行こうと思っています。 

なぜ、ヒルクラが好きでないのに、山に通い続けるのか?自分でも理由がわかりませんが、途中で攣りそうな足を、地面に着かないように頑張る道程より、頂上で味わえる安堵感にハマり出しているような気がします。
つくづく、峠でコンビニコーヒーが飲めれば最高と、わけのわからないことを考えつつ、少し、本気になってカップコーヒーを物色しています。
by 大型中年 (2015-11-29 15:16) 

soraneko

大型中年さんへ

長かった秋も、12月の声が聞こえてくる頃にようやく終わったようですね。
栃木県も日光から那須連山がうっすらと白くなっており、すっかり冬の風景に成ってしまいました。

昨日もレースに来ていた方の奥さんとお話しましたが「みんな何で苦しいだけなのに山に登りに行くんですか?」と聞かれて頭を掻くだけでした。
友人とも色々と話しましたが、彼の場合「登りきった時の達成感と解放感を味わうと、苦しというのを超越しちゃうんだよねー」という話になりました。

加えて僕の場合、設定してある山岳コースは、そこで練習すれば明確にパフォーマンスアップが見込める事が判っているので、目標を設定したうえで、「不承不承」足を運んでいるという感じですねぇ(笑)。
by soraneko (2015-11-29 16:49) 

わだち

写真クイズはすぐに答えがわかりました!

ポターリング益子、私もエントリーしてます。
晴天になることをお祈りしてます(先日開催された「サイクリングDEひたちなか」は終始雨だったので。。
by わだち (2015-11-29 22:26) 

soraneko

わだちさんへ

全くクイズに成っていませんですよね(笑)
結局のところ、如何なるバイクでもウェアを変えても、このように風景に違和感を与えるサイズですので、見つかりますよね。

ポターリングましこは、青のマドンAにSPDのビンディング仕様でノンビリと周りの子供たちをサポートしながら走っていると思いますので、「発見」したら気軽に声をかけてください。
by soraneko (2015-11-30 09:50) 

potere

soranekoさん、こんにちは。
わだちさん同様、わたくしめもすぐに答えが解りました ^^

エンデューロやヒルクライムなど、今ではほんとにたくさんのイベントが開催されるようになりましたね。
4、5年前はサイクルジャージで走っている人は6割ぐらいで、あとの人はポタ系ファッションやスポーティーな服装で走っていたと記憶していますが、今ではサイクルジャージ以外の格好で走っている人は数える程しか見かけなくなりました。
チームジャージを着て走るチームも多くなりましたよね。
「走る」以外にも、自転車のいろいろな楽しみ方が浸透してきたように感じる今日この頃です。
by potere (2015-12-02 20:22) 

soraneko

potereさんへ

目立ちますよねぇ、これだから日本全国どこに行っても絶対に悪い事は出来ないんですね(苦笑)。

僕がスポーツサイクリングと意識して乗り始めた10年前は、僕自身ロードバイクのみならず、サイクルジャージや派手なヘルメット等、「あれは競技をしている人のスタイル」という認識で、物凄く敷居が高かったですね。
それがいまやこんな「デブオジサン」でさえ、綺麗なおべべを着て、ちゃんとしたサーキットでレースを楽しめるように成ったのですから、隔世の感があります。

日本人の悪いところで、とにかく画一的に「究極」の方向に向かってしまいがちで、故に衰退してしまったジャンルが有った事を考えれば、「多様性」や「寛容性」をもってすそ野が広がることは、転車趣味にとって好ましい方向なのでは?と僕も思う所であります。
by soraneko (2015-12-03 02:33) 

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