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りんりんロード整備進むも? [雑談]

本日は今シーズン一番の寒さになりそうだという事で、一番寒い想定の防寒装備でオーバーセンチュリーライドに挑みました。
買ったばかりの防寒ジャケットなどの慣らしも有りますが、防寒性能と、大幅に増える負荷でどの位のダメージがあるのかを今のうちに把握しておく必要があるからです。
ハッキリ言って「全然楽しくないよー」というツーリングになるのが憂鬱な限りです(苦笑)

朝は少し早めに4:20に出発します。
これで内陸部の一番寒いところを夜明け前の気温が一番下がるときに通過しますから、防寒性能の真価が判るでしょう。
6:20ごろようやく夜が明けてきます。
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恐らく日の出後1時間くらいは氷点下でしょうから、3時間くらい冷凍庫の中にいるようなもので、本日の最低気温は-5℃でしたが、多少汗ばむ位で、手も悴まなかったので、これなら-8℃くらいまでの最低気温ならなんとか行けそうです。

しかし晴天の予報が今日は筑波方面は薄い変な雲が出続けていました。
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こうなるとあまり気温が上がらないのが悩ましいです。

さて今回は特に見所もグルメも無いツーリングでしたので、記事としてはこれだけになってしまうのですが、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を土浦まで行きましたのでその様子をレポートします。
以前サイクルモードに出ていた茨城県のブースで、「自転車が走り易いように改修中です」との話を聞いて、その後一斉に交差点を中心に工事が始まりました。

今回走ったところ、路面の舗装の改修や交差点の路面部分など8割方終了していたように思います。
茨城県の土木課の方は「自転車を止めるのではなく自動車を止める方向で検討しています」とのことでしたが、実際はどうなっているのでしょう?
まず、これは仕方が無いのですが、交通量が多い道や2車線の県道などは、やはり自転車側が一時停止する形になっています。
当然と言えば当然ですが、個人的にチョット残念だったのは自転車側の「止め方」です。
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結局たがい違いにフェンスを立てて、素通りできないようになっていますが、じつは個人的にこの方法だけはしてほしくなかった方法でした。

一時停止は当然なのですが、フェンスの立て方から2台がすれ違うのがギリギリか難しいクリアランスに成っており・・・・・というよりそれが目的で、速度を落として止めるように設置してあるのですが、車で言えば2車線道路がいきなり1車線になって交互通行になってしまうようなもので、お互いが譲り合うか交通整理するとかでなければ、実際休日など家族やグループが結構な台数ですれ違うので、慣れない当初は自転車同士の接触事故が多発するのではないかと考えています。
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当然止める事を目的に設置したのでしょうが、あまり実際通行している、安全走行の意識とスキルのあるライダーの意見が取り入れられたとは思えないんです。
とはいえ、他の自転車道や河川敷にある自転車止めのフェンスに比べれば間隔は余裕がある方である程度の考慮はされていたとは思いますが、「KYT(危険予知トレーニング)」的に考えれば、あれこれ危険は想定できるので、やはり「使い方」をしっかり啓蒙するソフトの部分はしっかりしなければいけないと思います。

あと気になったのは自転車の止め方に統一性が無い事です。
ちなみに土浦市ではこのように交差点の手前で狭くして速度を落とさせる方法を取っています。
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交通量の少ない交差点は交差側に停止標識があります。
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これがつくば市の中に入るとどんな小さな交差点でも自転車道側に停止標識があり停止させられます。
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これは桜川市に入っても同じですが、真壁付近に来ると、交差側に停止標識を準備しているのが解ります
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走っていて何が何だかわからなくなってしまいましたが、同じ自転車道でこうも違いがあると危ないのではないかとも思います。
これは市町村別で対応が違うのでしょうか?、それとも同じ茨城県警でも、各警察署の管轄別で対応が違うのでしょうか?
道路標識の設置などは、地元の警察署の所轄の管轄になりますが、はっきりとしたことは断言できませんが、各所轄の判断の違いというより、許認可のタイムラグの問題なのかもしれません。
この辺りは霞ヶ浦の部分を見たわけでもありませんし、完全に完成してみなければ何とも言えないようですね。

とこんなことを見ながら走っていましたが、やはり重装備・・・特にパンツを薄いインナーも含めて2枚はいていると寒さは防げても生地の伸縮に使うエネルギーが馬鹿にならず、ノタノタ走っているのにHRがどんどん上がってくる始末で、疲れただけでなく各関節も悲鳴を上げていて、しっかりケアをしておかなければいけないようです。
タグ:防寒装備
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大型中年

SORANEKOさんへ

激寒のセンチュリーライドお疲れ様です。
土木事務所の設計担当者にスポーツバイクの走り方を知っている方は当然皆無だし、完成した設計を経験者にレビューしてもらうこともほとんど考えられません。

恐らく自転車のスピードに驚いた地元クレーマー氏が、役所に文句を言いそれに対して予算が付いた。 中身がないものでも、何かやらないとクレーマーの文句を受けるので、やっと対策をしたという
ところでしょう。
どうしたらスピードを落とすことができるか考えるだけで中身は何もありません。写真を拝見すると、たしかに走り難くなってしまいましたね。写真が無くて申し訳ありませんが、神奈川も似たような状況です。

30日に東京の荒川サイクリングロードを走りましたが、下流域は本当はサイクリングロードでなく河川緊急道路であり、くだんのバリケードで自転車を5~6回止めさせられましたが、もう情けない話・・慣れました。(笑)

by 大型中年 (2016-12-31 05:04) 

soraneko

大型中年さんへ

りんりんロードは、もともと交差点手前で「スピードブレーカー」のような路面を設けて速度を落とさせて、「道交法」とモラルに従って止まってもらうように設計されていましたが、結果としてサイクリスタのモラルの無さで事故が多発して、震災の被害で復旧のときに普通の路面に(走るづらいと評判は悪かった)変えられてしまっていました。
今回の整備は「つくば霞ヶ浦りんりんロード」としての全線整備の一環として行われているもので、他の自転車道に比べれば遥かに行政側の理解と協力と「予算」は確保できているのですが、「行政主導」として計画、推進されている形としては、これが限界なのかもしれません。

一般的に行政の施策で「住民の声を反映させる」という認識は基本的に無く、「パブリックコメント」なんかも「話は聞いて上げますけど、貴方達の指図はうけません」という、あくまで「お上」の意識で進めてしまいますから、出来上がったものが使う立場の住民からは「?」な物しかできないというのが現実ですよね。
今回も、ほんの少しフェンスのレイアウトを変えるだけで、劇的に走りやすく、且つ安全が確保できたはずで、その点は残念です。

まあ、今回の整備、進行を進めている茨城県の肩を持つわけではありませんが(苦笑)、個人的には各市町村や警察、地元住民等との調整の上、ここまで計画をまとめて実現させるのは大変だったろうと推察されますので、あとは使う立場のサイクリスタが率先して、有効利用や安全モラルの向上などを、協力して啓蒙させていく必要があると感じています。
でも、自転車関係者は、結構個性的な人や団体が多く、話をまとめたり、協力するという形が、なかなか取れない物なんですよね(苦笑)。



by soraneko (2016-12-31 10:33) 

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