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それでも土浦に、冬のオーバーセンチュリーライド! [雑談]

今更ですが、先週のブルベはどうやら走る前から風邪をひいていて、それも微熱くらいはあったのかもしれません(オイオイ!)。
まあ、体力があって、栄養もガッチリ付けていたので症状がはっきりと出なかったんでしょうね。
どうりでいくらイベントでペースを上げて走っていたとは言え、平地でもHRが150から落なかったというのは、いくらなんでもおかしいとは思ったんですよ(苦笑)。
結局先週1週間は体がだるく、気分も優れず「どよーん」とした毎日を送っていて、それでも「なんでだろうなぁ?」とのんきに構えていたのですが、先日就寝したら物凄い汗をかいて、布団がオネショしたように(オネショじゃ有りませんよ!)湯気が立ち上るくらい濡れていてびっくりしました。

それでも3:00に起床して(コラッ!)食欲がないのでホットミルクにメイプルシロップをぶち込んで流し込み、煎餅と栄養ゼリーでカロリーを取って、4:10くらいには自宅を出発しました。
今日はオーバーセンチュリーライドを計画していたのでこのくらいの時間に出ないと余裕がありません。
それと昨日地図を使えるようになったEDGE520のナイトランの実用試験もしたかったので。

EDGEはあえてバックライトをつけずに、ヘルメットに付けた小型のヘットライトでコースが判別できるか?が課題でしたがご覧のとおりです。
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小型LEDの照度でも、走行中に十分コースが判読できますので、イベント終盤日が落ちてしまっても十分使えます。

さて何時もの鬼怒川自転車道を南下しましたが、あれれ?HRが全く上がりません。
追い風基調だったこともありますが、130にもなかなか届かないというのは前回と大違いです。
どうやら昨夜の就寝時の大汗は、抵抗力が回復して体内の風邪のウィルスを掃討していた時に熱が出たようで、完全とはいかないまでもかなり回復してきたようです。
本日は基本的にHRゾーンのZ3(燃焼領域)までに抑えて、いわいるLSDトレーニングに徹しようと軽いギアでクルクル回して速度を載せる方向で行きますが、いつも以上にスルスル回転が上がって走ってくれています。
実はホイールをフルクラムレーシングゼロに履き替えているのですが、実はちょっと細工を施してあり、その効果が出ているようなのですが、何をしたかは後述します。

流石に曇の空はなかなか明るくならず、岩瀬に着くまで結局ナイトライドとなってしまいました。
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このような暗い時にきた記憶はあまりなく、人気のない駅のホームの照明がなんとなく寂しげであります。
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ここからは筑波登山道入口で、コンビニで買ったパンと牛乳を流し込んで休憩した以外はノンストップで、約2時間かけて土浦に向かいます。
土浦では暖かいところで休憩したいと、これまた定番の「コメダ」に入ります。
土浦手前でペースを上げたので、シャカリキにペダル回したら、後はアイスクリーム!・・・・ではなく(笑)、ソフトクリームの乗った「シロノワール」でエネルギー補給です。
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あっ、実は今更レンタルDVDで、「ろんぐらいだーす!」のアニメを見始めました(笑)。
オタクな話で恐縮ですが、「なんだかガルパンみたいな絵柄だなぁ」と思ったら制作会社が同じでした(笑)。

帰路は完全に北寄りの向かい風で、まあ計画通りなのですが、EDGEとにらめっこしながらHRが130代以上出ないように調整して、それでもHRが上がったら「腹式呼吸」で、腹筋を使って呼吸をサポートして、酸素を体内に取り込むと3~5程度HRが落ちるという技を使います。
これは中学校の時に陸上をやっていたので(そこでコケない!)、ランニング時の呼吸法を教わったものをアレンジして使っています。
ちなみに種目は「砲丸投げ」でしたが、これなら納得できますかね(笑)。

さていつものように岩瀬経由で益子に入り、美味しいランチをいただきます。
何が楽しいって、これですよコレ!。
美味しいものが目の前にぶら下がっているから、ぜぇぜぇ言いながら夜明け前から走っているんです!
本日は、お正月のツーリングでお茶とスイーツを頂いた、益子の城内坂にある「壺々炉(こころ)」さんです。
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僕が着くと、もう2人ほどサイクリスタがいましたが、結構自転車で訪れる人が多いそうです。
で、お目当ては前回隣の人が食べていて、いい匂いを漂わせていた(笑)、チキンステーキです。
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衣をつけてこんがり焼きあがったチキンに、玉ねぎ醤油ベースの酸味のあるタレをかけて食べますが、わざわざ食べに来ただけのことはありました!。
他のお客さんも、これと、リーズナブルなハンバーグやパスタセットを頼んでいた方が多かったです。
もちろん前回のようにお茶だけでもスイーツが美味しいですから選択肢に十分入ると思います。

お店に展示してある陶器に、どうしても目がいってしまいますが、最近歳をとったせいなのか、益子焼きや笠間焼など、おしゃれな焼き物を見るとつい欲しくなってしまいます。
自転車の場合は陶器類を持ち帰るのは難しいですね(苦笑)
僕の場合、「いい仕事ですねぇ」と恍惚と眺めたり、理財目的は微塵もなく、自分が使う日常品の食器用として、生活に「彩を加えたい」という程度ではあります。

この辺りまで来ると地図などは必要ありませんが、EDGEはコースを表示したままにしてあります。
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昼までバックライト無しでしたが、十分判別できますね。
ちなみにユピテルATLASも、最初に出した型は、同じ反射型液晶を使用していたので、十分な視認性が有ったのですが、次の型から普通の液晶で見ずらくなっていました。
問い合わせたところ「液晶のメーカーとの契約云々・・・」と歯切れの悪い答えてで、何かあったのでしょうね。

さて、このあと自宅に向かい、168.8kmを9時間50分で走破しました。
当然EDGEで細かいデータが取れていますが、ガーミンコネクトでまとめる方法とかをまだ勉強中で、ブログの載せ方も含めて工夫して、今後は載せていきたいと思います。
HRのゾーンを見ると、ほとんどZ3の領域に収まっていて、まあ伊達に今まで走っていたわけではないので、概ね感覚と計測データは相関性が取れるようにはなっています。

さてレーシングゼロですが、実はハブベアリングを、カンパやフルクラムの高級機種に搭載されている「CALTベアリング」に交換してあります。
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レーシングゼロはもともとセラミックベアリングの「USBベアリング」で十分軽いのですが、CALTベアリングは、セラミックベアリングを受けるアウター、インナーレースの材質を、特殊処理を施した磨耗しにくい鋼材で作られていて、表面が滑らかなのと、事実上グリスが不要であるこで「グリスレス」を実現して、摺動抵抗を低減させたとのことです。
まあ個人的には「眉ツバ」程度かなとも思いましたが、レーシングゼロにも入れられるという話を聞いてショップに依頼して打ち返してもらいました。

効果のほどは「これは狡いよ!」というくらい、ただでさえ回りたがるレーゼロが、また一段と回るようになったのは間違いがありません。
おそらく回るのに気をよくして、一段重いギアを回してしまう感じとなりますから、調子に乗ると確かに速度は出せますが、あっという間に脚が売り切れてしまうのでは?とも思いました。
これは回る特性を踏まえて、軽いギアで、綺麗なペダリングでケイデンスを上げる方向で速度を載せるような走り方をしないと、長距離は「ヤバイよヤバイよ」ということになってしまいそうです。

あと、これを「普段使い」するのは、攻めるトレーニングをする人ならいざ知らず、僕のように一定の強度で距離を乗るような走り方をすると、明らかに機材の性能頼りの走りになってしまい、絶対に「人間」のパフォーマンスが落ちてしまうのは目に見えています。
これはFELTから、マドンCにバイクチェンジした時に、痛いほど実感したことです。
という事で、このホイールはそもそもターマック用の決戦ホイールですから、FELTからはすぐに外してしまいます。
WH9000 C24も普段使いすると損耗が激しいので、FELTには普段使い用のミドルレンジのホイールを投入する予定です。
まあWH6800もありますし、キシリエキップもありますからどちらでも良いかもしれません・・・というか、その状態でも十分ロングライドイベントに出るだけのパフォーマンスがあるわけで、本当に「ホイール道楽」もいい加減にしなさい!というところですよね(苦笑)

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大型中年

SORANEKOさん

ソネブロのRSSが調子が悪く、とんでもない時にコメント入れて申し訳ありません。真冬のオーバーセンチュリーご苦労様です。
本当にSORANEKOさんの機材インプレは参考になります。 ガーミンのGPSサイコンと、ギアの11速化並びにホイールのアップグレードが一番気になっているアイテムです。
GPSサイコンについては、私のデータの整理方法がツーリング全体を平均しているという点が本当に雑だと思っています。
GPSの場合、その場その場をキチンと記録しているので、全く新しいデータ整理が可能にしてくれます。 
また、ホイールについてはフレームの材質より重要視しており、現在使っているアルテグラ6700よりステップアップできないか、NETや雑誌を見ていますが、簡単に手が入るシロモノではないようですが、頑張って蓄財します。 でもどちらを選ぶと聞かれれば・・・やはり11速化とホイールでしょうか? 
でもその贅沢(?)を言っている間に、どんどん走り込んで、そのレベルに達しなければ、まさに無用な長物となりそうなのが・・・怖いところではあります。(笑)
by 大型中年 (2017-01-29 19:45) 

soraneko

大型中年さんへ

確かになにか動きがおかしいですね。記事の習性とか受け付けなくなっていました。

機材のグレードアップは、その機材が本当に効果があり、自分に合っていて、コストに見合ったモノであるかどうかを見極めるのは、本当に難しいと思います。
多少なりとも参考に成るのであれば幸いです。

さて11速化ですが、電動化する場合は必然と11速になってしまいますが、機械式の場合段数が増えるメリットは、ロードレースならともかく、自分の周りのロングライトのベテラン方の意見は「?」でした。
段数というよりは、5700、6700、7900シリーズより、変速の確実性や特に操作荷重の低減が図られているので、その点の評価は高いです。

ホイール選びで自分的に悩ましいなぁと思う事は、ホイールのリムやスポークは「消耗品」であり、せっかく高いホイールを買っても、使い込んで行くと破損や損耗による寿命が有る事です。
せっかく使う為に買って、勿体ないので決選用・・・・・これでは意味がありませんよね。
そうなるとハブだけは良く回る良いモノ(GOKISOは無理としてもデュラエースとか)を選んで、熟練工に自分に合った物を「手組」してもらい、消耗品の交換とかメンテナンスしてもらうとかが、行き付く先のようにも思いますよね。
シマノの場合補修部品が直ぐに手に入り、メーカでもオーバーホール(部品交換)を受け付けているので、結局敷居が低いように思います。
by soraneko (2017-01-30 09:31) 

喫茶こじろう

やはり体調はライド時の好調不調に大きく影響しますよね。日頃の疲れや風邪などのマイナス要素が抜け切った時にライドが重なるのが一番ですし、シロノワールにチキンステーキ…食事も一層美味しくなりますね!

フルクラムのハブ、特にCALTは評価が高いですね。脚を止めた時の進みが良いと、エンデューロ等でも強力な武器になりますので、興味津々です。
by 喫茶こじろう (2017-01-30 22:49) 

soraneko

喫茶こじろうさんへ

おっしゃる通りで、イベントなどはその日程に合わせて以下にコンディションのピークを持っていけるかという「セルフコントロール」に、成否がかかっていると言えるでしょう。
最近はコンディションが悪くともそれなりにまとめてしまうスキルが身についてきたおかげで、多少の無理も聞きますが、限界は有りますよね。

ハブもこうなるとCALTを凌駕するというハブの、TOKENのカーボンディープリムホイールや、プロアマ問わず最高峰を認めるGOKISOのハブも試してみたい誘惑にかられますが、CALTでさえコスパに見合っていないと自覚しているので、お遊びとしてはここが限界です。
プロがバラして再研磨とバランスを取って、低抵抗オイルを仕込んで精密に組み上げたデュラエースのハブは信じられないほど回るそうです。
by soraneko (2017-01-31 11:49) 

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