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恐怖と猜疑のコロナの炎、心の闇を焙り出す、 [危機管理]

日本人とは、人間とはこんなにも愚かで醜いものだったんですけねぇ。
デマを流してほくそ笑む輩、そのデマに「手もなく」騙されて・・・いやデマと知っていても「自分だけ良ければよい」と買占めを図る輩、それを転売して荒稼ぎする輩、よその国の陰謀だとうそぶく輩、自分は悪くなくむしろ感謝しろと居直る輩、何があっても人にケチをつけるしか出来ない輩、自分だけは大丈夫だと、何もしない撃、何も解らないと解ろうとする努力を放棄してパニックに陥る輩、それらを見ても何も感じず心を閉ざして何もなかったように振る舞う輩、自分が感染したら、腹いせに他人に感染させようとした輩・・・・・。
酷い!醜い!許しがたい!、そして・・・情けない情けない情けない!

新型コロナウィルス・・・・自分は専門家ではありませんが、過去に恐れられていた「ペスト」「黒死病」、「天然痘」、「スペインかぜ」など比べて、例えば死に至る「致死率」など、それほど恐ろしいものではないのではと思います。
おそらく予防法と治療法が確立され、要するににワクチンと治療薬ですが、これが見つかれば、「気管支系に重篤な疾患をもたらす風邪の一種」にそのうち成るのではないでしょうか?
それが見つかるまでの間が大問題なわけですが。

ただし、このウィルスの恐ろしいところは、疫学的な正しい観点から見たわけでなく、これはまったくあくまで個人的見解ですが以下の点です
1、潜伏期間が長く、その間にも感染力がある
2、感染しても発症しないケースがある
3、完治したと思ったら再発する
4、もしかしたら2度感染しているかもしれない(抗体の問題?、突然変異?、別種?)
5、不正確な情報から状況を甘く見て、必ず対処が遅れる

昨年の段階でこの情報を断片的に聞いたときに、それらすべてが正確な情報ではないとしても、「これは大変なこと成る」と確信しました。
何故なら、これらが事実であれば、おそらく感染の拡大を防ぐことが出来ないと思ったからです。
それは特別な知識や能力など必要が無く、以下の観点に気が付けば誰でも導き出せます。

1、感染しても症状が出なければ、自分が感染者だと知らず、周囲も解らず感染を広げてしまう。
2、症状が出なければ空港のスクリーニング(体温検査)など意味がなく、容易に国境を超える。
3、症状が軽ければほかの風邪と区別がつかず、検査もしないのでその患者は見過ごされる。
4、不正確な情報から状況を必ず「甘く見て」、必ず対処が遅れる
5、特に日本はオリンピック「忖度」で、開催有りきの間違った判断で、リスクは取れない。

ですから、昨年の12月の初めのころ中国の武漢で見つかっていた時点で武漢では相当感染が広がっていたはずで、隠ぺいなどで対処が遅れる間に湖北省に広がり、それがビジネスや観光で世界中にばらまかれたのですから、「気が付いたときにはもう遅い」で、水際で防ぐなど言い出したころには、「手遅れ」だったわけです。
この状況では、特に中国人観光客や帰国者が多いところから、同時多発的に「クラスタ―」で感染が比広がって行くのは明らかで、現にそのような経過をたどっています。

そして大変残念ながら、一般国民の危機感はおおむね薄く、対応が非常に鈍く、そして反応は極めてヒステリックであるという、これまた防災の観点から見れば最悪の状況と言えます。

本来、この状態が「非定常」な緊急事態であり、対策が遅れれば遅れるほど、「経済的なダメージ」が広がって行くものであって、それを「定常」を当たり前として、目の前のささやかな「日常」に拘るがゆえに・・・・たとえば甲子園やオリンピックを開きたいとか、自分だけ騒ぐのはミットモナイとか、一時的にでも売り上げを落としたくないとか、たわけたことに拘っていて、「痛みを伴う効果的な対策」を「大至急且つ徹底的に」実施できなければ、時間の経過とともに、個人の、地域の、企業の、国家の受けるダメージは甚大なものとなり、「取り返しがつかない」事に成りかねないと、自分はここで断言させていただきます。

しかし、今回の新型コロナウィルスの騒動は、色々な問題・・・政治や経済、教育、宗教、外交、人種問題など、もうすべてが「デットエンド」で煮詰まっていた問題ですが、それが一気に噴き出して暴発する「発火点」となりかねない状況です。
そんな大げさな話でなくとも、もしこの状況が1か月続いたら、「もう店を閉めるしかない」という話を本日色々なところで聞いてきました。
年配者の方は「オイルショックも酷かったけど、今回はそれ以上だから覚悟しておこう」とおっしゃっていました。

そういえばコロナウィルスの「コロナ」は太陽の周りに見える「自由電子」の光の炎のことで、ウィルスの形状からこう呼ばれていますが、そのコロナの炎は人の心の闇を焙り出して、あらゆる悪徳がこの世に跋扈してしまっているようですね。
偉そうなことを言える身分ではありませんが、こういう時だからこそ人の「本性」がむき出しになるとも言えますので、世間や自分に恥じる事の無い「本性」を保ち続ける努力を、英雄や勇者でない普通の人間として、頑張り続けて行きたいものですね。
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