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陽気良くても人出が無い!LOOK566初ライドでインプレ [自転車本体]

まあ、世の中ディスクだの電動シフトだのパワーメーターだのエアロだのカーボンディープリムだのチューブレスだの・・・・はあ、疲れた(笑)。
そんなモノが「普通に」トレンドとして、特に普通に流通していますが、自分の後輩曰く「とにかく最近の自転車は高すぎて、普通の勤め人では手が出ないのですが、それがブームの終焉にダメ押ししたのではないですか?」と言っていましたが、自分も全く同意見です。で、順当にというより、「まるで計ったように最悪のタイミングで最悪の事案」が発生してしまったことにより、本当にリーマンショック以後最大の経済危機が訪れてしまいました。
おそらく自転車業界も、広く大きなダメージを受けるはずで、こうなってはメーカーが自分の都合で勝手に高級品を売りつけても、マーケットはもう騙されませんし、「笛吹けど踊らず」でしょう。

さて、この「パンデミック寸前の戒厳令」のなか、のんきにロードバイク買いましただの、梅を眺めたり雛人形を見に行って、グルメを堪能しましたの記事を書くのは、あまりに空気を読んでいないとも言えますが、当ブログは何時もの事なので(苦笑)

本日は昨日組み上げた「LOOK566」の初ライドを行いました。
今回買い換えたFELT F5から、何故LOOK566566に買い換えたかというと、最大の懸案は、F5のコンフォート性能が低かったからです。
そもそもこの時代のFELTのFシリーズは、「値段の割に軽く剛性が高い」が売り物で、抜群のコストパフォーマンスを誇っていましたが、コンフォートバイクとして「Zシリーズ」を明確に性格を分けて割り切ったので、はっきり言えば硬くて振動が強いバイクでした。

もともと自分の場合、当時の普段乗りのFELT Z25と、イベント用のTREK マドン6とスペシャライズドターマックS-WORKSの性能差がありすぎて、いくらトレーニングでも支障があるだろうと、性能差が少ないバイクという事でF5を購入しました、
その目的は果たしたのですが、今度は自分がだんだん衰えてきて、昔は気に成らなかったバイクの振動による身体の疲労がをはっきり自覚するようになり、カーボンハンドルやステム、衝撃吸収ジェルなどをハンドルに巻くなど、なんとか「我慢できる」レベルには仕上げましたが、これからの事を考えると、「もっと快適なバイクが良いなぁ」と、前から狙っていたピナレロを探していました。

で、最近「ピナレロクワロト」辺りがかなりリーズナブルな値段で、結構頻繁に出回るようになったので、本格的に探していたころに出会ったのがこのLOOK566でした。
クワトロも魅力的ですが、流石に人気ブランドの売れ筋バイクで個体も多いですし、何より何時でも買えると思うと、これが自分の悪い癖で、圧倒的にマイノリティな方向に気が向かってしまいました。
LOOKで大きなサイズはなかなか出ないので「千載一遇のチャンス」と覚悟を決めました(笑)。

さて何時ものように無駄に長い前置きはともかく、本日は4:00に自宅を出て、久しぶりのオーバーセンチュリーライドに向かいます。
LOOK566ですが、まず最初の印象は「重い!」でした。
持ち上げてもズシッときますし、走り出してもやはり重さを感じます。
おそらく自分の持っているカーボンバイクの中では一番重いのではないでしょうか。
いろいろ見ると8.4㎏くらいとのことですが、そんな感じはします。

ここ最近は日の出も早くなって、6:10頃になりましたが、流石にこの時間だとかなり暗闇を走るようになります。
二宮から岩瀬に向かう途中でようやく明るくなってきました。
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岩瀬駅でようやく日の出です
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山の上から陽が出ると、ようやく明るくなってきます。
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筑波山口では早咲きの桜が綺麗です。
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この後一心不乱に走って土浦の「コメダ」でモーニングです。
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この餡子を付けたトースト(モーニングCセット)が、疲れた体に効いてきます。

9:00折り返しで帰路につきます。
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この筑波山のアングルは、今年初めて拝みました。

さて、本日の目的での一つである「真壁雛祭り」ですが。
予想以上に人手がありません。
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政府のお達しで「不要不急の外出は控えるように」ですから、こうなりますわな。

何時もの「村井酒造」の蔵元に行きます。
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やはり人が少ないですね。

雛人形を見てここの名物の「甘酒」を頂いて、酒蔵ならではの「ぐい飲み」を買いました。
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やはりこの人手の少なさ予想されていたのか出店も少なく、まあ誰に文句も言えない(言いたいけど!)という雰囲気で、そそくさと撤収いたしました。
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お昼は、なんだか人ごみのところで食べたくないので、道の駅で惣菜を買ってベンチで頂きました。
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まあ、自転車走っているだけなら感染しませんが、補給とかもありますしこれ以上感染が蔓延するようなら、補給食もすべて持参で、何処にも立ち寄らないようにしなければいけないのかもしれません。
この何とも陰鬱な雰囲気も含めて、こういう感じは放射能の塵を吸い込まないように、スポーツ用のマスクをして走っていた「東日本大震災」直後以来かもしれません。

さて肝心のLOOK566のインプレですが、第一印象は「なんだか良く解らない?」です(苦笑)
何と表現して良いのか、今まで乗ったどのバイクにも当てはまらない、始めてのタイプのバイクであることだけは確かなようです。
少なくとも軽快に走るわけではないのですが、気が付くと結構速度が乗っていたり、特に操縦性に癖があるわけでもなく、直進安定性はピナレロ程の座りがあるわけでは無いのですが、速度が乗るほど安定してきます。
振動特性などの乗り心地に関しては、前評判通りパナチタンより優秀で、垂直の突き上げや振動を徹底的に減衰して伝えてくれるので、これは本当に体が疲れません。
そのあたりはへ横方向に扁平で薄いシートステーや、やはり縦に潰れているチェーンステーの効果が大きいのだと思います。
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坂道でダンシングしてみましたが、これは前評判ほど頼りなくはなく、しっかりと進みます。
これはボリュームのあるBB周りの形状が聞いていますね。
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あと全体的に構造がしっかりしていて、秀逸なのが下りの安定性で、岩のような安定性があります。
因みにヘットチューブが長く高さを稼いでいるのですが、長いと変形しやすく同じような長さのFELT Z25は、頻繁にヘッドパーツが緩んでがたつきましたが、おそらくヘットチューブの剛性が足らなかったのだと思います。
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LOOKの中では一番やわらかいフレームで、剛性が一番低く協議には向かないという評判ですが、要点はしっかり押さえて強固な構造にしたるのは、カーボンフレームのパイオニアであるLOOKならではなのでしょうね。

あとはバイクの問題というより自分の組み方の問題なのかもしれませんが、クランクを回すと強いフリクション感があり(シャリシャリ音がするの解る)重く感じるのですが、これはチェーンの長さの設定を間違えて短くしてしまったので、チェーンラインが斜めになるとフリクションが強くなっているようでしたので、後でチェーンを付け足すようですトホホ(泣)
駆動系は基本ノーマルですので、自分の他のバイクのようにセラミックBBや、リアディレイラ―のガイドプーリーをシールドベアリング入りのものに変えたりすれば、随分変わってくると思います。

さて、うーんなんて表現すればよいのでしょう?
初めての「フランス製」バイクですが、合理的にパフォーマンスを誇るアメリカ製でも、情緒的なイタリア製でもなく、ウエットかドライかといえば、ドライな感じはします。
そうですね、萌え系アニメで言えば、「ツンデレ系の委員長タイプ」とでもいうのでしょうか?
実力は高いですから、μ’sの絵里ちゃんか、Aqoursのダイヤさんという所でしょうか?
マスマス解らないですね(苦笑)
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やっとこ

どうもです。
政府のお達しがあっても出回っているのは
私も変わりません。
サメかマグロかと言う事は置いといて、
ひな祭り時期ですね。
はなさかじいさんは居ましたか?

LOOKは、高級車と派手なカラーリングのイメージしかなく、
到底手の届く物ではないと思いました。
最近は中古市場も選べば良いものが沢山あって、思わすポチりますね。
その前に私の場合は資金がありませんが、
やはり、soranekoさん程の財力があると、止まりませんね(笑)。
冗談はさておき、なかなかの乗り味と思いますので、乗り込むほどに味が出てくるのでしょうね。
by やっとこ (2020-03-03 06:45) 

soraneko

やっとこさんへ

まあ走っているだけなら問題ないだろうという人間は、他にもたくさんいましたので心強かったですが(笑)、イベント関連で生計を立てている人は、「コロナじゃなくて政府に日干しにされて死んでしまうわ!」とぼやいておりました。
花咲かじいさんも季節が狂いまくって飛び回っていますよ(笑)

確かに「LOOK」と言えば不二家のチョコレートくらいしか思い浮かばない「庶民」ではありますが(苦笑)10年経つと高級品もハイエンド機種も手が届くのが自転車の良いところですね。
まあ財力にモノを言わせて(苦笑)買い漁った「アイテム」が、今回本当に予算に化けてくれたので高級品が手に入りました!
しばらくは仕立てるのに楽しめそうです。
by soraneko (2020-03-03 20:35) 

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