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FX組み立て、地道に進む [自転車本体]

おさんどん介護者が続く日々、まあこれでもかという分量の家事が有り・・・というより、これが実母が何もやってなかったツケの尻拭きに追われて、台所や風呂場とのバトルが続いている訳です(笑)


という訳で、あはは、こりゃ暫く長距離は走れませんはねぇ!

まあ、ようやく梅雨らしい天気に成って来ましたし、これで走りに行くという選択が消滅してしまうので、FXの組み立てが進みます。


まあ、一気呵成に進めて早く乗りたいというのが正直なところですが、新品の規格品を組み付ければハイそれまでよ・・・とはいかないのが、中古品の車体を、更に中古品やジャンクパーツの再生・調整などを施して組み付けているので、「あれっ?この部品合わないぞ」なんでことは当たり前で、在庫品を掘り起こしていろいろ組み合わせたり、加工したりするので、結構時間がかかります


これを自転車屋さん、プロショップに依頼しても良い顔をされなかったり門前払いされるのは当然のことで、彼らはこれを生業に飯を食っているわけですから、当然手間と時間に比例して工賃の設定し要求します


下手をすると完成車買った方が良い値段に成ってしまい、挙句の果てに「なんでこんなに工賃高いんだ」というような、日本の甘やかされ未成熟な消費者に、謂れの無いイチャモンつけられるとあれば、快く引き受ける道理がありません


ちなみに、最近某オークションなどを見て思うのですが、当然人気銘柄の方が引き合いも多く落札価格も高価格成りますが、だからと言って購入して直ぐに乗れる状態とは言えない車体が少なくありません。


自分で全部修理・整備が出来ればさして問題も無いでしょうが、物によってはやはりプロに整備を依頼した方が安全である場合も少なくなく、まったく整備は人任せのユーザーが安心して手を出さない方が良い場合もあります。


また反対のケースで、あまり人気が無く引き合いが少なくとも、前オーナーが良心的に整備を済ませて出品している物や、良心的な中古自転車業者が、きちんと整備を施してある自転車等であれば、手間や追加費用もなく安全に乗り出せる出品も少なからずあります。


この辺りは大きな企業が品質やサービスを保証している製品でないので、あくまで自己責任というのがこういうユーズド品の取引の基本であって、ある程度の目利きに成るには、相応の経験と授業料が必要ですよね(笑)


こういう「世間の荒波」は基本経験値ですから、IT環境やゲームの世界で一人前になったつもりの若造がイキガッた挙句の果てに、我こそ正義と騒いで相手を罵倒しまくるのは、「見苦しい」と知ってほしいですな(苦笑)


あっ、今日は毒が強いな(苦笑)
とにかくコツコツと作業を進めます。
クランクは、オクタリンク用の工具が届きましたので、あっけなく外れました。
RIMG5711.JPG
これがオクタリンクの厳合(がんごう)部です。
これが4角だと、入力が強いと歪んでクランクに回転力としての伝達効率が落ちますが、8角でしっかり嵌め込めば、効率が落ちにくいという訳です。
RIMG5712.JPG
なんですが、この後シャフトレスベアリングのホローテックシステムや、そもそもベアリングそのものをフレームに直接圧入するBB30などが主流になってしまいましたね。
ちなみに圧入方式は、ようやく終焉を迎えたようで(笑)、構造的にメーカーの製造が楽になるだけしかメリットの無い、ユーザーに利益の無い方式が消え去ることは、非常に喜ばしい事ですね(笑)
取り外したBBやクランクは、経年の割には状態が良く、勿体ないのでクリーニングして、再利用しましょう。
RIMG5714.JPG
古いとはいえ、往年の高額品ですので、そこはしっかり作られています。
RIMG5713.JPG
お次はハンドルバーで、元のボンドレガーのハンドルバーもかなり良い品物で、そのまま使っても良かったのですが、幅を調整するのに切り刻むのには勿体ないので、別のジャンク品から取り出したスペシャライズドのハンドルバーが有ったので、これを使います。
RIMG5718.JPG
幅が600㎜と道交法既定の範囲内でしたが、自分の肩幅や使い方から片側30㎜ずつ狭めます。
通常「パイプカッター」等を使いますが、切り口が汚くなり、斜めに切れてしまう事もあり、最近は画像のソーカットガイドをつかい、ハンドソーを使って切ります
RIMG5716.JPG
これを使えば切り口も奇麗ですし、角度もしっかり垂直に切れますので、特にカーボンを切る場合は此方の方法を取ります
RIMG5717.JPG
こんな感じでひたすらハンドソーを動かしてギコギコ切っていくだけですので、特に難しい事はありません。
切った切り口は、バリが出ているので主にけが防止のため、ヤスリで端面を軽く削っておきます。
こんな一つ一つの作業は地味なものですが、こういう工夫の積み重ねが、使える道具としての確実性を保証していくわけで、そう思えば身も入ろうという物です。
面倒なのは間違いないんですがねぇ(笑)

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