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E‐バイクもいいけど、今は馴染んだパナチタンで [雑談]

14日の日曜日ですが、久しぶりに霞ヶ浦を目指しました。

何時もより早いこの時期に、冬のメインバイクであるパナチタンを使用しますが、再整備とリセッティングは終了していて、購入以来一番良いパフォーマンスを発揮できています。

と、今までなら、このままの状態で春まで乗り続けたでしょうが、それは限られた時間や資材、何より自転車に向ける意識が限定されている中の「妥協」として、「まあこのくらいならいいだろう」というレベルでの話です。


パフォーマンスはともかく、このところ拘っている「操縦安定性」については、やはり不安定な部分が有ったのも事実で、ここは拘ってリセットを試みます。


前回の8AVIOのセッティングの方向性と同じで、ハンドルの角度やブラケットの位置等、高めにセットしたのが原因なのは分かっていましたが、根本的に解決するには、ステムの「ネック角度」を大きめの物にして、バイクにセットしたときに水平に近づけるしかありません。

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ただ、単純にそれだの問題ではなく、ハンドルの形状「突き出し量」が大きく、他のバイクと比べてもステムのセンターから若干遠い位置にブラケットがあり、上半身の前傾姿勢がきつくなる感触が有ったので、高さを下げるのなら、ステムを短いものに変える必要がありました。


まあ、新しいステムを購入するのが正解ですが、仮に購入しようとしても、今から注文しても最近の自転車業界の現状を見ると、何時手に入るか見当もつきませんし、手元にそんな都合の良い在庫が・・・在りました(笑)

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Shimano PROのステムで、以前使用していたもので、画像の上の物が130㎜で下が120㎜です。

かつて色々とセッティングを試したときに購入した物で、その時世のセッティングにより変更をかけて在庫になった物ですが、捨てたり売却したりしないで保管して置いて役に立ちました。


せっかくステムを交換するのなら、ヘッドパーツのベアリングのオーバーホールもしてしまいましょう。

開けてみると、泥の入り込みや錆などは無かったものの、真っ黒になって、粘度が落ちたグリスがかろうじて残っている状態で、奇麗に洗浄して新たにシマノの定番グリスをタップリと仕込みました。

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前回整備したのは3年前?くらいで、グリスが切れて錆が出ていました。

購入時から4年くらいでそうなりましたから、やはりグリスアップには良いタイミングだったようです。


さて、ステムを交換してハンドルの角度を再度調整して、ハンドル上面を出来るだけ水平にしてみました。

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これ以上ハンドルを寝かせると前傾姿勢が厳しくなり、重心位置が前進しすぎるようで、安定性とのバランスでギリギリの位置で固定しました。
見た目ではたいして変化はありませんが、効果は絶大でこのバイクとしては納得のいく安定性とパフォーマンスのバランスがとれたと思います。
話は14日の朝に戻りますが、4:15に自宅を出て霞ヶ浦に向かいます。
この日は最低気温が3.3℃まで下がりましたが、ウェア類の装備は秋基準のままですので、ウィンドゥブレーカーを着て寒さをしのぎます。
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これ以上寒くなると冬用の厚手のロングジャージとシューズカバー、それと冬のパナチタン定番のハンドルカバーが必要になってくるでしょう。
この日は夜間から上空に薄雲が広がって、なかなか陽が出ないので暖かく成りません。
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遠くが「もわっ」とした感じですね。
小貝川の橋梁付近ですが、まだ陽が出て来ません
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ここは上野沼という所にあるキャンプ場ですが、以前なら晩秋過ぎると誰も利用していませんでしたが、いまや満員御礼状態で、これは明らかに「ゆるキャンΔ」の影響でしょうね。
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岩瀬駅に到着すると、車から自転車をおろしているサイクリスタがいましたので、お声をかけさせてもらいました。
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これはGAIANTのeバイクで、パワートレインはYAMAHAの物を使っているそうです。
eバイクは自分も興味が有ったので、色々とお話をさせていただきましたが、この方もロード乗りだったのですが、他のロード乗りの方から聞いた話と同じで、やはりアシストが25㎞/hまでしか効かない事がもどかしいそうで、特にロードバイクとのグループライドが難しい事を指摘されていました。
この日は筑波山脈の峰沿いの縦走ツーリングを予定されているとのことで、こういう場面では電動アシストが絶大な効果を発揮するでしょう。
お仲間のバイクも見せていただきましたが、おおっ!これは高価なバイクですね。
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最近のeバイクは100㎞程の航続距離があり、コースの選定(獲得標高)によっては違いは出るでしょうけど、宇都宮に住んでいる自分の場合、近隣の山岳ツーリングをして戻ってくのであれば80㎞~100㎞程度なので、個人的には今後の選択肢の一つに成っています。
ただ、相応のバイクを手に入れようとすると50万円程度は必要で、本当にそれだけの「必要」があるかは疑問であり、まして無職の自分には手が出ないというのが現実です。
まあ、今は自分の「脚」で走れるうちは出来るだけ自前のエネルギーで頑張ろうとは思います。
8:00頃筑波山休憩所を出て、何時ものようにりんりんロードを南下していきます。
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この時期に成ると、時間と場所を選ぶと奇麗な「ダイヤモンド筑波山」が拝めます。
奇麗な写真を撮って掲載しているサイトもありますが、自分も今年は挑戦してみますかね?
この後筑波山休憩所で休憩を取ります。
順調に走って霞ヶ浦に到着です。
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この日は撮影や休憩等を入れて、ノンビリと5時間かけて到着しましたが、基本的にパナチタンは特に違和感もなく快調に走ってくれました。
このあとコメダでコーヒー休憩を入れて、帰路につきます。
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時間的にランチは筑波の「四川厨房ふう」さんて中華ランチを頂きます。
このサイクリスタの方は、自分よりは高齢な女性の方ですが、非常に明るく元気が良い「姉御」という感じの方で、東京在住で主に千葉県の林道などの山間部を走っている方で、非常に前向きで明るい姿勢は、サイクリスタとして見習いたい自転車の楽しみ方だと思いました。
結局11:30開店時間から一時間近くお邪魔して12:30ごろ出て、自宅には15:30頃に帰宅しました。
この日は風も弱く、このコースなら高低差もほとんどないので、Eバイクの必要性は感じることなく、パナチタンでバイクの感触を楽しみながら175㎞の道のりを十分楽しむことが出来ました。

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