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「赤いきつね」が不味くなった!元に戻して! [雑談]

僕はインスタント麺は、本物の「ラーメン」や「うどん」とは、別のジャンルの食べ物だと思っています。
カップめんはあくまで「カップめん」としての味でよいのであって、本物に近づけようとすればするほど「ニセモノ」感が増して、惨めになります。

僕はラーメンは世間の人様ほど好きな食べ物ではないので、大きなことは言えませんが、つまらないラーメンを食べるくらいなら、お腹がすいたときの「カップラーメン」の方が余程美味しいと思っています。
カップラーメンも、これが「ラーメン」だと思って食べると、けして美味しい物ではありません。

日本のカップめんとして長い歴史を持つカップうどんの「赤いきつね」ですが、これも「赤いきつね」というジャンルの食べ物であって、あくまで「うどんモドキ」であり、うどんだとは思っていませんでした。
それでも僕は赤いきつねの歯ごたえの無い麺と、人工的な味付けの汁が好きで、ドライブ先などでお湯を沸かして、海岸で「日の出」などを見ながら食べる赤いきつねが大好きでした。

ところが、最近食べた赤いきつねは、妙に麺の感触と汁の味が違っていました。
TVのCMで、リニューアルして麺を滑らかにして、コダワリの汁にかつおの風味を増した・・・・、つまり「より本物のうどんの感じを出しました」というような話をしていました。
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だけど、僕個人の感触では、麺は確かに「ぬめっ」としてますが、ただ歯切れが悪くなっただけで、汁も出汁が効いているとは言いがたく、味付けのバランスが崩れただけとしかいえません。

とかくこの手の「定番商品」は、長年のリピーターが多く、本物の味を求めているのではなく、商品そのものの味や食感を求めている物で、チョッとでも味を変えるとブーイングを受けて、結局元に戻すという事がめづらしくはありません。

赤いきつねもツマラナイ色気など出して、「本物感」を出そうなどと余計な事をする物だから、ただ不味いだけの「うどんもどき」に成り下がってしまったのだと思っています。

美味しいうどんを食べたければ赤いきつねなどは選びません。
「赤いきつね」を食べたいからわざわざ購買するのです!。

「マルちゃん」は、早急に赤いきつねを元に戻すべきです。
販売促進を図るのなら、味や食感はそのままで、揚げを大きくするとか、本当に香りのよい「七味」を用意するとか、生の「刻みねぎ」を用意するとか、さもなくば「値下げ」するとか他の方法があるはずです。

このまま不味い赤いきつねのままなら、僕は2度と赤いきつねは買わないでしょう。


タグ:赤いきつね
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イシム

わたしも赤いきつねが
5年ほど前、仕事がきついときに
徹夜あけの朝方に
朝日を眺めながらたべた日々を思い出します。
味変わってしまったのですか・・。
ちょっとさびしい気がします。
by イシム (2009-09-27 01:27) 

soraneko

たとえば、お菓子の定番商品の「カール」などは、基本的な味や食感を継承しつつ、時代のニーズに合わせていくのが大変だという話を聞いたことがあります。

食べ物は、「味」で評判を落とすのは命取りなんですがねぇ。
by soraneko (2009-09-27 16:55) 

とも

最近はほとんど食べる機会がなかったのですが、私も「赤いきつね」は好きなカップめんの1~2位にあげられます。今は味が変わってしまったのですか?
私も赤いきつね独特の味が好きで選んでいるのであって、決して本物のうどんの味は求めていなかったんですね。ですので、soranekoさんの主張には120%同意します。マルちゃん殿、次に食べるときに失望しないで済むよう、早く元の味に戻しておいて下さい!
by とも (2009-09-27 22:21) 

kanchi

「赤いきつね」は私も好きですが関西バージョンの方が好きです。関東では一部の co-op が関西バージョンの赤いきつねを co-op 仕様で売っています。

最近ご無沙汰していますが、変わってしまったのですね? 近いうちに確かめたいと思います。

日清のカップヌードルは定期的に新製品を出しますが、これは定番のカップヌードルの販促効果を狙ったものだと聞きます。慣れない新製品の味に触れた消費者が、定番商品の味を確認すべく買うのでしょうかねぇ

たまに関東でも見かけますが、北海道の焼きそば弁当というのもイケます。ただし焼きそばと思って食べなければですけど。。
by kanchi (2009-09-28 20:08) 

soraneko

ともさんへ

パッケージに「滑らか麺仕上げ」と「こだわりのつゆ」とありますが、なんだか自己満足みたいで、本当にユーザーの趣向を「取り入れるつもり」があるのか疑ってしまいます。
by soraneko (2009-09-28 20:16) 

soraneko

kanchiさんへ

ナルホド!、たまに「変り種」を食べさせて、改めて「本家」のよさを実感してもらうという考え方は、十分「あり」ですね!。

じつは「本家」も微妙に変わっているけど、「変り種」と比較してしまうと「やっぱりこの味なんだよなぁ」なんて事になるでしょうかね。

カップ焼きそばの定番「ペヤングソース焼きそば」は、今風の好みに少しずつ変えながら、「リピーター」の舌も満足させるべく、かなり苦労して開発しているという話を聞いたこともあります。


by soraneko (2009-09-28 20:23) 

kanchi

soraneko さんの記事を見て買ってきて食べました。

まず汁がしょっぱい! そしてグルタミン酸的ウマミが感じられないのですけど、以前とは違うのではと感じました。

また麺も時間が経ってふやけたような柔らかを食べ始めから感じておいしく食べられませんでした。

お湯を入れて5分と表記がありましたが、以前から5分でしたかねぇ。3分だったような。。。
by kanchi (2009-09-29 20:36) 

soraneko

そうなんです!。まさにkanchiさんの表記そのもので。

汁の方は、以前はおそらく化学調味料で味付けを調整していたのでしょう。
良かれと思ったか、健康、環境に配慮してか、天然素材に変更した結果のようにも思えます。

麺も、以前は油で揚げてあったものだったような気がします。
いわいる「ノンフライ」になって、軟化する時間が多く必要になったのでしょうか?

この変更が、本当にユーザーの趣向を反映した営業的な戦略による物なのか?、環境問題やコストダウンなどの会社側の都合を押し付けただけの物なのか?。

いずれにせよ「後者」であれば、長年親しんできたユーザーを謀ってコケにしているわけで、その代償はけして小さな物にはならないのではと思います。
by soraneko (2009-09-29 21:13) 

ロックシップ

今夜は久々に(…10年ぶりくらい?に)「赤いきつね」を食べてみました。

実は自分は「どん兵衛」派だったので、シンプルな「赤いきつね」のオリジナルの味覚をあんまり良く覚えていないのでありました。

待ち時間5分はどん兵衛と一緒ですね。面が太いだけに時間がかかるようですな。うわ。お揚げがでかくて厚い。

ふ~ん…つるつるぞぞぞ・・・つるつるぞぞぞ・・・
言われてみれば、あの従来フニフニしていた麺にクニクニした歯応えが出てきた感じがします。でも「うどん」を四国で食いつけた自分にとって、あの汁は濃すぎますね…

確かに昔の味から遠のいた感じは無くもないです。
いろいろな技術革新で、保存食を美味しく食べられるようにしよう!という気概は感じられますがねえ。
定番の味を変えるというのもまた大変な決断ですなあ。
(あのどん兵衛も天ぷらを後載せサクサク食感に改良しておりました)

こういった(まがい物)食品においてはどこまで本気で探求するか、ということが商品作りに反映されてしまうのですが、自分の見解としては残念ながらそれほど「不味くなった!」という実感を感じられなかったのです。

あぁ、オリジナルと食べ比べてみたかったなあ…
思いだそうとしても、あの能天気なCMが浮かぶばかり…「中居君のあほ~!!」
by ロックシップ (2009-10-02 22:13) 

soraneko

一般的な味覚の基準から言えば、美味しい方にシフトさせたのだとは思います。
要するに「一般受け」する方向を狙ったのでは。

想像するに、特定のリピーターがいて、安定した販売量はあるものの、長期低落傾向で、リニューアル路線に活路を見出そうとしたのではないでしょうか?。

これで販売量が(一時的)に増加すればマルちゃんは万々歳なのでしょうが、長年応援してきたファンの立場は微妙ですよね。

僕はどうも、大企業の論理に切り捨てられる方の少数派のようですが・・・。

もし、この赤いきつねを夜食として愛用していた「ルパン三世」が食べたら何と言うのか、聞いてみたいような気がしますねぇ(笑)。
by soraneko (2009-10-03 06:46) 

同士

本日ブログを見て、私と同じ感じを思っている人がいて嬉しく思います。

私は、メーカにメールを送りました。
soranekoさんが書いている内容が私の送ったないように凄く似ているのでまたびっくりでした。

30年近く食べてきて、こんなに変ったとわかるリニューアルは、あまりにも許せなく、抗議のメールを思わず送ってしまいました。

最後に、復刻版を期待しますとお願いしておきました。


4,5年前にカップスターもリニューアルし麺が太くなった事がありました。
食べた瞬間、他社製とかわらず、独特の麺の触感が変ってしまい2度と買わないと誓い、2年位前だったか忘れましたが、久しぶりにカップスターを見つけたので2度と買わないと誓いましたが、パッケージが昔のデザインだったので思わず買って食べたら昔の麺に戻っていました。今は、見かけるたびに買っています。たぶん、リニューアルは、失敗したのでしょう。

soranekoさんが書いているように(この内容は、実はわたしも思ったのでメールでメーカに送っています。)「カップめんはカップめんの味でよい」、これは、正解ですね。生めんで一世風靡した「ラ王」は、どこにいったのでしょうか?
メーカーは、カップめんでしか出来ない麺の触感があることを理解していないように思います。(生めんでは、出来ないカップめん独特の触感)
カップめんとラーメン屋で売っているラーメンどちらが多く食べられているか考えれば分かるとおもいますが、カップめんの麺に慣れていると思います。
特に、昔からの定番商品は、何億食と食べられています。
わたしは、チキンラーメンの世代でないのでなぜあのインスタント麺がうれるのかわかりません。でもあの味になれているひとは、あれがうまいんです。わたしも、他の食品(魚肉ソーセージ、赤ウインナー、赤ハム)で、まずいけれどもやっぱりこれだなと感じています。おふくろの味的なもんなのでしょうか?

赤いきつねに関しては、生のうどんで、あのちじれをだしているものに出会った事がありません。ということは、あの触感はカップめんがオンリーワンのはずなのに。他社が変えたから似たようなキャッチでまねするとは、とほほほほです。


by 同士 (2009-11-08 02:29) 

同士

             ↑ ↑

すみません。食感が触感になっていました。
by 同士 (2009-11-08 02:32) 

soraneko

by同士さんへ
はじめまして、コメントありがとうございます。

自分も企業人なので、競争力や合理化などから、一番パイの大きいところをターゲットに、製品を投入していく「企業の理屈」は、わかるんです。

だけど、そのために、今まで応援してきた、けして少なくないユーザーを、いとも簡単に切り捨てる姿勢が残念でなりません。

厳しい企業間競争や資本の原理の前に、僕のような「浪花節」など通用しないよと冷笑されているでしょうが、本当にそうなのでしょうか?。

収益の為、市場を食い荒らし、節操も無く渡り歩くのが正義だとは思えません。
企業も、ユーザーも、共に喜びを分かち合えてこその繁栄だと思うんです。

堅い話で恐縮ですが、本当に今まで慣れ親しんでいた「赤いきつね」が復活してくれる事を願って止まないですね。
by soraneko (2009-11-08 14:31) 

リョウ

ほんとうに麺が変わって 違和感を覚えました。 しかし 東洋水産の きつねうどんは セブンでも100円ローソンでもイトーヨーカドーでも 赤いきより 安く売っています。 麺は昔の赤いきつねのままです。 4種類以上あります。昔の赤いきつね 東洋水産(マルちゃん)を食したいのであれば 是非、お試し下さい。[ほっとした顔]
by リョウ (2016-12-01 16:40) 

soraneko

リョウさんへ
コメントありがとうございます

某ホームセンターでも無印品として販売されていたのが東洋水産製造で、「昔の赤いきつね」でした。
お話だとどうやらPB(プライベートブランド)品とし昔の赤いきつねをそのまま製造させて販売しているようですね。
「美味しい」本物に近い風味のカップうどんもあるのですが、慣れた舌というのは悲しいもので、この限りなくインスタントでチープな味が「美味しい」と感じてしまいます。
by soraneko (2016-12-03 16:04) 

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