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今年は無事に終了、もてぎエンデューロ2010 [イベント]

昨年は完走一歩手前で転倒して頭を打ち、前後の記憶は無くすは、全身に擦過傷や打撲、肋骨のひびなど、酷い目にあってしまった秋の「もてぎエンデユーロ」ですが、今年も性懲りも無く出場しました。

でも、さすがに2年連続で事故でも起こして怪我をしてしまってはお話にならないので、今年は「必ず無事に帰還すること」を絶対条件に出場しました。
一応、テーマとしては「最後まで脚が攣らないで走りきる」と言う事を目指しました。
このところ何時も最後は「脚が攣った」と言うお話ばかりで、本人が痛い思いをする事間勿論、ウンザリしていたからです。

対策として施したのは
1、クエン酸を採るのに、グリコの「BCAA」を使い、エネルギー補給の為に果物の糖分「果糖」を配合する。
2、マッサージオイルの「スポーツバルム、レット3」という、一番暖かくなる物を使う。
3、コンプレッション効果で、脚をマッサージして決行を良くする、ワコールの「CWX」のパンツをはく。
更に今回は、
4、何時も後半攣りが発生する箇所に、「素肌に貼るオンパックス」つまりカイロを貼って暖める。
5、体が温まるまで、最初の30分ペースを押さえ、足の負担を減らす。
を実行しました。

さて、「台風14号」の直撃が懸念された今回のレースですが、日頃の行いがよい性なのか(嘘です!)、うまい事それて雨も止んで開催となりました。
今回も「4時間ソロ」出場なのですが、会社の同僚の7時間出場チームとの「合同」なので、「やっとこ」氏と同伴で、机やポンプ、工具などを搬入しました。

5時少し前に到着しました。
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まだ真っ暗です。

それでも出場者は続々と集まってきます
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ようやく夜が明けてきましたが、どんよりしていますね。
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試走でまだ濡れた路面を走りますが、路面温度も低いので、まるでグリップしている手ごたえがありません。
この時点で僕は「ビビリ」が入って、まったく攻める気力がなくなりました。

気が付いたら、隣に「メイドさん」のシルエットを描いたジャージの一団が居ます。
バイクにも今流行の「萌え」のホイールが入っています。
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可愛いとは思うのですが、さすがにおじさんには理解できない領域ですね(笑)。

8時過ぎからコースに集まり、8:30にまず7時間がスタートです。
今年は2日に分けられたせいなのか、エンデューロの出場者は少ないようです。
8:33、4時間もスタートします。
相変わらず路面はセミウエットで、後方からスタートしたので、最初の1周は流すように走ります。
ようやく2周のめの下り辺りから集団がバラケテ前に出ようとしますが、うまい事ペースのあった列車に乗ることが出来ません。
どうやら、今回は「本格的レース出場者」と、その他大勢と言った2極分化が進んだ感じで、先頭集団は長い列を作ってかなりの人数が付いていきますが、それ以外はバラバラといった感じでした。

結局、列車に乗っている時よりも、単独で先行グループを追いかけていた感じが強かったです。
おまけに上り坂も、無理は禁物と、アウターローでノタノタ登っていたので、レースと言うか、何時ものツーリングをしているような感じです。
ぼくはどうもこのような走り方が身に染み付いてしまったようです(笑)。
気温が低かった事もあり、スタミナの心配はまったく無かったのですが、脚が心配だった事もあり、どうしても追い込む気にはなれません。
心拍数も平地は135程度以上には上がらず、これでは本当にロングランツーリングです(笑)。

今回は「1ピット」作戦で、2時間きっかりでピットインをして、トイレと補給を済まします。
今日の寒さではボトルは1本で十分で、、後半は1本に減らしました。
結局最後最後まで脚が持ったので、ラスト1週だけスパートをかけて、セカンド集団をオーバルでぶち抜いて、ゴール前での追い込みも成功しました。
うーん、確かにこれは気持ちいいかもしれません(笑)。

これで僕のレースは終了です。
ポラールの記録は
走行距離    128.4km
最高速度    59.3km/h
AV速度     32.0km/h
最大HR    155
平均HR    137
最大Cad    115
平均Cad    84
消費Kcal    3247
これ、何時ものツーリングにきまし程度のペースで、とてもレースといえない物ですね。
リザルトでは33km/h後半の速度が記録されていました。

前半かなり抑えて安全第一で走り、ピットインもしているので、脚も攣らなかったので結果は納得しています。
まあ、これが偽らざる今の実力なので仕方が無いですね。
ただ、走行後はまだかなりスタミナが残っており・・・つまりあまり疲れていなかったので、もっと追い込むことは出来たのだとは思います。

さて此処からは7時間チームの応援です。
僕も応援していただきましたから、。最後までお付き合いして応援しなくては。
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午後になると雲が厚くなり、時折霧雨が降り、コースのところどころが濡れています。
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他所様のチームなのですが、おおっ!08小隊の隊員が居ますね(笑)。
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応援していたら隣のチームのバイクが「星条旗カラー」なのに気が付きました。
この「BMC」はなんと本国に行って購入してきたと言う筋金入りの「アメリカマニア」の方々でした!。
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7時間もいよいよフィナーレで、チームエースがラストスパートの力走を見せます。
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彼の力走は、その努力と根性が天に届いたのか、幸運の女神が彼に舞い降りて、表彰式の「お楽しみ抽選会」で、なんとチーム5人分のオーダージャージ無料の商品をゲットしました。

これは一回別のチームに当選した物の、不在再抽選で、なんと1番違いで当選をゲットしたと言う、まるで「マンガ」のような話でした。
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プレゼンテーターはゲストの「新城選手」です。
彼は、壇上でかなり長いこと抽選に付き合って、当選者と握手したり、カメラマンの要望にこたえたりと、大活躍でした。
こういったところも手を抜かないでキッチリ仕事をする、彼の「プロ根性」はさすがです。

そして、大物商品の抽選が続きますが、「ビアンキ」のクロスバイクの抽選で、またしてもエースが幸運を引き寄せてしまいました!
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もうチームは大盛り上がりで、「来年も必ず出場しよう!」と言う事に成ったようです。
僕自身も今回のレースはは無事に済んで、堂々チームも皆さん大いに楽しんだので、今回のイベントは非常に満足の行く、楽しいいイベントでした。

これにて予定していた今年のイベントは全て終了して、気分は完全に「シーズンオフ」です。
ツーリングなどはまだ行く予定はありますが、強度の高いトレーニングなどはしばらくお休みということになり、冬季は地道にLSDトレーニングなどを続けるつもりです。

ま、冬季は冬季で、電車による輪行旅行や、バイクいじりなど、このブログに書く自転車ネタは山のように有りますし、たっぷり用意してありますので(笑)、お付き合いの程をよろしくお願いします。

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コメント 18

beki

始めましてベキと申します
自分もぼちぼち自転車に乗っておりましてモテギのレースには出てみたいのですが、平日休みなのでなかなか出られていません。
新城選手も来ていたんですね。
いいなぁ~
by beki (2010-11-01 05:19) 

イシム

お疲れ様でした。
去年のあの大事故から
もう一年経ったのですね~。
無事に生還できてほんと良かったです。
by イシム (2010-11-01 13:22) 

やっとこ

どうも!やっとこです。
昨日は大変お世話になりました。
4時間ソロは体力的に厳しいかと思われますが、まだまだスタミナが残っているとはさすが!
脚の攣り対策はかなりの効果があった様で良かったですね。
私もアドバイスをもらったCWXを装着して走行した結果、筋肉痛による苦痛もなく走行することが出来ました。
ありがとうございます!冬季トレーニングについても後ほどアドバイスを頂きたいと思います。
by やっとこ (2010-11-01 16:57) 

soraneko

bekiさんはじめまして
コメントありがとう御座います。

私も平日定休の仕事をしていた時には、イベントの参加は難儀しました。
最近は各種サイクルイベントもかなり増えてきましたから、ネットなどで小まめに検索すれば、日程の合うイベントがあるかもしれません。
by soraneko (2010-11-01 20:09) 

soraneko

イシムさんへ

本当に1年は早い物です。年寄りには(苦笑)。

今年も、昨年事故を起こした(推定)、下りの一番速度の乗るコーナーで、慣れないライダーが被ってきて、あわや接触!という場面もありましたが、僕自身かなり余裕を持って走行していたので、冷静に回避する事が出来ました。

まあ、スピードは速くなってはいませんが、その辺りの危険回避が出来るようになったのは、1年間色々なイベントに出場して培った経験の賜物で、今年1年間の活動の成果だったのかもしれません。
by soraneko (2010-11-01 20:16) 

soraneko

やっとこさんへ

こちらこそお世話になりました。

4時間走行して体力も脚の消耗も余裕があるということは・・・・・。
要するに「攻めていない」、攻め切れていないという証拠で、レースイベントとしてはあまり褒められた話ではないのかもしれません。
今回もハイペースの、ロングランイベントの予行練習のようなものになってしまいました。
それでも、危険回避や、声援に応えるだけの余裕は出てきたようです。

「どうしてもこの勝負に勝ちたい」という、強いモチベーションが無いと、なかなかリスクを覚悟の上で攻めきるという所には行かないですね(苦笑)。
by soraneko (2010-11-01 20:40) 

nabe

楽しく走るのが一番いいと思います^^
無理しないで自分のペースも大切な要素ですね。
自転車版”痛車”もあるんですねえ。 連れが見たら真似しそうな感じです^^;
しかし、エース。 超強運じゃないですか!
来年はCIELOで走ってみてわ?
きっとギアが足りないでしょうね^^
by nabe (2010-11-01 21:10) 

ももんが

お疲れ様でした。
完走おめでとうございます。
やっぱり寒かったのですねー。

痛車は結構好きです(見るだけなら)。
新城選手来ていたのですか。
ラリージャパンでも思いましたがプロ選手のファンサービスって頭が下がりますよね。
by ももんが (2010-11-01 21:38) 

豆頭

お疲れ様でした。(初めてのコメントです。やっとこさんの後輩です。)
昨日は大変お世話になりました。
皆さんには、良くしていただき感謝しております。
そらねこさんの走りには、感動しております。
貨物機関車の様に、12~3人を引き連れて走っている姿!!凄い!!
チャッカリ自分も、タダ乗りしてしまいました。すいませんでした。

今回、自分も無事完走出来、皆さんのお陰と思っております。
また、お会い出来ることを願っております。
その時は宜しくお願い申し上げます。
(自分、超初心者の自転車乗りです。)
by 豆頭 (2010-11-02 01:21) 

soraneko

nabeさんへ

ホント、そう思うんです。
競技で「完全燃焼」する醍醐味も良いのですが、自分を追い込むモチベーションの持続は大変だと思います。

自分は、今のところ、望みの速度領域で長時間無理せず走行できるパフォーマンスは有りそうなので、その点では満足しています。
ただ、少しづつでも良いので、コツコツとレベルアップして行こうとする「姿勢」は出来るだけ持ち続けて行きたいです。

「エース」は、今年体の故障で自転車に乗れない時期があったそうで、その後努力してここまで回復したので、やはり人生山あり谷ありで、頑張り続ける人には御褒美があるのだなとシミジミ思いました。
by soraneko (2010-11-02 20:10) 

soraneko

ももんがさんへ

ぼくの体型と体脂肪率だと、走っている分にはちょうど良い「寒さ」でした。
とにかく無事に完走できてよかったです。

「痛自転車」は、急速に増加中だそうです。
もしかするとこのジャンルだけで自転車イベントが組まれそうですね。

新城選手は、結構お疲れだったようにお見受けしましたが、一生懸命参加者に対応してくれて、そういった真摯な姿勢を見て、僕は彼の大ファンになりました。
by soraneko (2010-11-02 20:23) 

soraneko

豆頭さんコメントありがとう御座います。
こちらこそお世話になりました。お会いできて嬉しかったです。

えー、たまたま数少ない良い所をお見せできたようで、幸運でした(笑)。
いえいえレースではドラフティングは立派な作戦ですから、利用できる物はドンドン利用しましょう。

ぼくはサイクリングイベントなどでは極力ドラフティングは使わない主義なので、そういった走り方が身に付いて、今回はなんとかドラフティングに食いつこうと思っていても、いつの間にかラインを外して単独で走っている始末で、
ガッカリでした(笑)。

また、何かのいべんとでご一緒できるとよいですね。
その時はよろしくお願いいたします。
by soraneko (2010-11-02 20:38) 

キキ

おっと、エンデュローにまで痛チャリ!しかも・・・・・っと、言うのはやめよう(笑)
解ってしまう私もなんですが。
とにかく、お疲れさまです。
by キキ (2010-11-02 23:02) 

soraneko

キキさんへ

えっ!、ぼくは全然なんだか解からなかったです(笑)。

もてぎのエンデューロも、入門偏としてレースの楽しさにはじめて触れる「イベントとしての性格は薄まり、実業団登録をしているような方々が、激しいぶつかり合いをしているような雰囲気が強まりましたね。

高い自転車も当たり前のようにいて、カーボンディープリムのホイールが普通に周囲にあるというような状況には、タメイキがでました(苦笑)。
by soraneko (2010-11-03 09:48) 

とも

完走おめでとうございます!
公約通り無事の帰還、何より安心しました。
まだ暗いパドックが緊張を伝えてきますね。
補給食は当然ですが、特にこの時期は体を温める事にも気を遣わなくてはいけませんね。走り始めの注意点とともに参考にさせていただきます。
大勢が色んな思いで走っている中、ご自分のペースで走り切られたのは何よりでした。もっと追い込みができましたかぁ…まぁ、次に繋げる課題があったほうがいいかもしれませんよ!
チームの方とも盛り上がったようで、最高の1日でしたね(^O^)/
by とも (2010-11-04 00:32) 

soraneko

ともさんへ

ありがとう御座います。ゴールラインを通過しても、ピットに戻って降車するまで「コケ無いでくれー!」と緊張していました(苦笑)。

脚を暖めるのは攣り対策としては効果が絶大で、僕は以前から就寝中にイキナリ脚が攣ることが多かったのですが、対策として保温機能の高い「モモシキ」を履いて就寝するようになってから、一度も攣らなくなりました。
水分補給やミネラル補給、クエン酸による乳酸対策など、今シーズンは「脚攣り対策」に明け暮れたシーズンでしたね。

まあ、今回のレースも、自分のペースで楽しめたので良しとする自分と、「遅さ」や「不完全燃焼」にダメ出しをしている自分が居て、「40にして迷わず」どころか、精神的な葛藤が益々悩ましいですね(苦笑)。

うーん、「老い」や「社会での立場」の中でもがき苦しむ「中年」の悲哀というところなのでしょうが(笑)、「悩む暇があったら走れ!」というのが、現実的かつ健康的な解決法のようです。



by soraneko (2010-11-04 04:42) 

ロックシップ

無事のご帰還、おめでとうございます。
今回はエマージェンシーコールをする事も無く、余力が残る程度のパワーで走破出来て良かったですね。不完全燃焼かもしれませんが、限界走行で不測の事態を招くようなことを考えたらそらもう…

しかしモテギは画像付きで見せられると、本当に凄いイベントなんですな。
これはもうサンデーサイクリストの足を向けるような場所ではありませんね。
この競技者の皆さんと一緒になって走れるというのは凄い事なんですね。すごいなあ…
by ロックシップ (2010-11-04 22:00) 

soraneko

ロックシップさんへ

ご存知のように、僕の性格からして「限界に挑む」のが嫌いなわけはないのですが(苦笑)、ホビーである以上、日常生活に支障をきたすような事は出来ないわけで、今の自分としてはこの辺りが妥当なところのようです。
おそらく、20代中盤から始めていたら、もっとのめり込んで、3回くらいは病院送りになっていたかもしれませんね(苦笑)。

これをして「老化」と取るか、「分別が付いた」と取るかは個人の裁量なんでしょうね。

もてぎエンデューロも、先頭集団の「レースと成績に拘る」人達のレベルは別格ですが、全体の参加者で言えば、普通のサンデーサイクリスタの人たちが圧倒的に多いと思います。
レースである以上危険は伴いますが、普通のオトーサンたちが一生懸命走って十分楽しめるイベントだとは思います。

by soraneko (2010-11-05 20:08) 

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