マドンのハンドルバーあれこれと地震の憂鬱 [自転車部品]
いい加減に仕様を固めて乗り込んでいかなければならないマドンですが、もう一つだけ懸案が有って試してみることにしました。
それは「ハンドルバー」で、実は今回購入にあたって選んだものは、コンパクトタイプで、リーチもドロップも浅いものを「敢えて」選んでみました。
これはこれで大変乗りやすいので、別に「間違い」というわけではないのですが、ロードバイクのドロップハンドルらしい、「状況に合わせてポジションを変える」乗り方がしづらいので、どうしたものかと思案していました。
しかし、大枚はいてセミオーダーでせっかく買ったバイクで、僕は何をしているのでしょうね(苦笑)。
我ながらあきれています。
さて、いろいろ探して一時「EASTON EA70エアロ」というハンドルが、リーチ85mm、ドロップ145mmと、良さそうだったので注文しましたが、敢え無く「在庫切れ」で購入に至りませんでした。
あっ、言い忘れましたが、実は今回ハンドルの幅も縮めて見ることにしました。
昨年山岳イベント対策で、ダンシングを有効に使えるように幅を420mm→440mmに変えて使っていましたが、交換直後から「どうも平地の速度が乗らないなぁ」と感じていました。
たかが20mm程度とはいえ、本当にそんなに違うものなのかな?という検証をしたいというのも今回ハンドルバーを替えて見たいという動機の一つでした。
さてどうしたものかと年が明けてしまいましたが、そういえば以前使っていたニットーのSTIレバー対応ハンドルが後輩のところに行っていたのを思い出し「使っている?」と聞いたら「まだ付けていません」との事だったので、申し訳ないのですが戻してもらって、そのハンドルをマドンに付けて見ました。
この際なので、バーテープも白にしてしまいました。
実は最初についていた黒のバーテープは壁で擦れて擦り切れが出来てしまい、変えるつもりだったのですが、このバイクを検討していた時から「本当は白の方がカッコいいんだけどなぁー」という希望を今回は正直に実現してみました。
普通「汚れるから」と敬遠してしまいますが、今回そんなことは考えないことにしました(笑)。
今までの事を考えると、結構バーテープは頻繁に交換していたので、エイヤ!で白に決定です。
肝心のハンドルですが比べてみると、幅が狭く、リーチとドロップが一回り大きいのが良くわかります。
これで幅を窄めて、より前傾したポジションが取れるようになりますから、空気抵抗は減るはずです。
反面ダンシングはまたし辛くなるのでしょうか?。
さて何時ものコースに乗り出します・・・・が、なんだか右足のアキレス腱あたりに今まで感じたことのないような刺すような痛みが出てきました。
なんだか危ないので、あまりペースを上げないで軽く流します。
なんだか今日はうす雲が出ていて、太陽の周りに虹色の光環が掛かっています。
これとっても嫌な感じの現象で、昨年の3月7日に、ショップのイベントでツーリングしていた時にも出ていて、「地震が来るかなー」と警戒していたら、「3.11」が来てしまいました。
昨日あった福島沖のM5.8、震度4の地震の3日程前も目撃していて、同僚に「地震気を付けなければね」などと話していました。
別に恐怖を煽っているわけではなく、科学的根拠もない話なので鵜呑みにしないでほしいのですが、頭の片隅に入れておいても損はないと思います。
地震といえば、この写真を撮って休憩しているところで散歩していたご老人と会話を交わしたのですが、この方は福島からの避難者の方で、なんと「浪江町」から、ここ栃木県に避難しているそうです。
ご自宅はなんと福島第一原発から7kmの場所で、「戻りたいけどもう戻れないかなぁ」と寂しそうにお話してくれました。
原発に近い場所は、思ったほど残留放射能は強くないそうで、これ以上汚染が進まなければ期待もできるとの話でしたが、正直難しいのでは?とご本人は感じているようです。
浪江町は、自然が豊かで、河川には豊富な天然ものの鮎や、鮭も遡上してくるそうで、日本TV系列の「鉄腕DASH]のDASH村の通りのいい場所なのだそうですが、よりによって、こんなところが放射能に汚染されて、故郷を追い出された挙句に、何の保証もケアも行き届いていない地元住民の方々の怒りと悲しみは、何時になったら癒えるこ事があるのでしょうね。
気を取り直して目的地に向かいます。
ああ久しぶりに岩瀬駅の休憩所に来ました。
ここで、痛かった右足が我慢ならないくらいズキズキしてきました。
しょうがないのでドラックストアで湿布を購入して、お昼休みは近くの「ガスト」で、お昼がてら治療を試みることにしました。
さて席についてシューズカバーを外して、ウエアをめくろうとしてびっくり!
なんとロングタイツの裾のジッパーのカラビナが、アキレス腱に食い込んでいました。
これじゃぁ痛いはずだよなぁ(苦笑)。
ジッパーを外したらケロッと治ってしまいました。
補給も済まして、帰路は鬼怒川自転車道で「追い風」になったので、久々に休憩無で高速巡航してみることにしました。
ようやくここでハンドル替えた効果が試せます。
追い風とはいえ、31~34km/h程度で走り続けてみると、結構走れます。
今日はハートレートは付けていなかったのですが、おそらく150台後半の心拍を、1時間ほど続けて走りきる事は出来ました。
途中の坂でダンシングを試すと、確かにやり辛いのですが、フォームの変更で結構カバーできるのと、クランクの長さとQファクター延長の効果のおかげか、そんなに苦ではありませんでした。
とりあえず、春先のイベント関係は厳しい「山岳コース」は無いので、この形で進めてみようと思います。
外したハンドルバーも使い道は色々と考えているので、無駄になることはないでしょう。
それは「ハンドルバー」で、実は今回購入にあたって選んだものは、コンパクトタイプで、リーチもドロップも浅いものを「敢えて」選んでみました。
これはこれで大変乗りやすいので、別に「間違い」というわけではないのですが、ロードバイクのドロップハンドルらしい、「状況に合わせてポジションを変える」乗り方がしづらいので、どうしたものかと思案していました。
しかし、大枚はいてセミオーダーでせっかく買ったバイクで、僕は何をしているのでしょうね(苦笑)。
我ながらあきれています。
さて、いろいろ探して一時「EASTON EA70エアロ」というハンドルが、リーチ85mm、ドロップ145mmと、良さそうだったので注文しましたが、敢え無く「在庫切れ」で購入に至りませんでした。
あっ、言い忘れましたが、実は今回ハンドルの幅も縮めて見ることにしました。
昨年山岳イベント対策で、ダンシングを有効に使えるように幅を420mm→440mmに変えて使っていましたが、交換直後から「どうも平地の速度が乗らないなぁ」と感じていました。
たかが20mm程度とはいえ、本当にそんなに違うものなのかな?という検証をしたいというのも今回ハンドルバーを替えて見たいという動機の一つでした。
さてどうしたものかと年が明けてしまいましたが、そういえば以前使っていたニットーのSTIレバー対応ハンドルが後輩のところに行っていたのを思い出し「使っている?」と聞いたら「まだ付けていません」との事だったので、申し訳ないのですが戻してもらって、そのハンドルをマドンに付けて見ました。
この際なので、バーテープも白にしてしまいました。
実は最初についていた黒のバーテープは壁で擦れて擦り切れが出来てしまい、変えるつもりだったのですが、このバイクを検討していた時から「本当は白の方がカッコいいんだけどなぁー」という希望を今回は正直に実現してみました。
普通「汚れるから」と敬遠してしまいますが、今回そんなことは考えないことにしました(笑)。
今までの事を考えると、結構バーテープは頻繁に交換していたので、エイヤ!で白に決定です。
肝心のハンドルですが比べてみると、幅が狭く、リーチとドロップが一回り大きいのが良くわかります。
これで幅を窄めて、より前傾したポジションが取れるようになりますから、空気抵抗は減るはずです。
反面ダンシングはまたし辛くなるのでしょうか?。
さて何時ものコースに乗り出します・・・・が、なんだか右足のアキレス腱あたりに今まで感じたことのないような刺すような痛みが出てきました。
なんだか危ないので、あまりペースを上げないで軽く流します。
なんだか今日はうす雲が出ていて、太陽の周りに虹色の光環が掛かっています。
これとっても嫌な感じの現象で、昨年の3月7日に、ショップのイベントでツーリングしていた時にも出ていて、「地震が来るかなー」と警戒していたら、「3.11」が来てしまいました。
昨日あった福島沖のM5.8、震度4の地震の3日程前も目撃していて、同僚に「地震気を付けなければね」などと話していました。
別に恐怖を煽っているわけではなく、科学的根拠もない話なので鵜呑みにしないでほしいのですが、頭の片隅に入れておいても損はないと思います。
地震といえば、この写真を撮って休憩しているところで散歩していたご老人と会話を交わしたのですが、この方は福島からの避難者の方で、なんと「浪江町」から、ここ栃木県に避難しているそうです。
ご自宅はなんと福島第一原発から7kmの場所で、「戻りたいけどもう戻れないかなぁ」と寂しそうにお話してくれました。
原発に近い場所は、思ったほど残留放射能は強くないそうで、これ以上汚染が進まなければ期待もできるとの話でしたが、正直難しいのでは?とご本人は感じているようです。
浪江町は、自然が豊かで、河川には豊富な天然ものの鮎や、鮭も遡上してくるそうで、日本TV系列の「鉄腕DASH]のDASH村の通りのいい場所なのだそうですが、よりによって、こんなところが放射能に汚染されて、故郷を追い出された挙句に、何の保証もケアも行き届いていない地元住民の方々の怒りと悲しみは、何時になったら癒えるこ事があるのでしょうね。
気を取り直して目的地に向かいます。
ああ久しぶりに岩瀬駅の休憩所に来ました。
ここで、痛かった右足が我慢ならないくらいズキズキしてきました。
しょうがないのでドラックストアで湿布を購入して、お昼休みは近くの「ガスト」で、お昼がてら治療を試みることにしました。
さて席についてシューズカバーを外して、ウエアをめくろうとしてびっくり!
なんとロングタイツの裾のジッパーのカラビナが、アキレス腱に食い込んでいました。
これじゃぁ痛いはずだよなぁ(苦笑)。
ジッパーを外したらケロッと治ってしまいました。
補給も済まして、帰路は鬼怒川自転車道で「追い風」になったので、久々に休憩無で高速巡航してみることにしました。
ようやくここでハンドル替えた効果が試せます。
追い風とはいえ、31~34km/h程度で走り続けてみると、結構走れます。
今日はハートレートは付けていなかったのですが、おそらく150台後半の心拍を、1時間ほど続けて走りきる事は出来ました。
途中の坂でダンシングを試すと、確かにやり辛いのですが、フォームの変更で結構カバーできるのと、クランクの長さとQファクター延長の効果のおかげか、そんなに苦ではありませんでした。
とりあえず、春先のイベント関係は厳しい「山岳コース」は無いので、この形で進めてみようと思います。
外したハンドルバーも使い道は色々と考えているので、無駄になることはないでしょう。
ハンドルの幅でそんなに変わるもんなんですね。
今まで完成車のそのままのものを使い続けてるので気にしたこともありません^^;
勉強になります!
この太陽は確かにイヤな感じですね。 オイラもちょっと前に不気味な月を見ましたが今のところ東海地方には何も起こってないようです。
by nabe (2012-01-16 10:58)
地震収束しませんね。
DASH村を毎週楽しみに観ていた者としては浪江町は早く何とかしてあげたいですね。
とはいっても妙案は思いつかずで歯がゆいばかりです。
ハンドルとバーテープは常に触っている所ですから自分に合ったものを選びたいですね。
白いバーテープ恰好良いです。
by ももんが (2012-01-16 19:35)
nabeさんへ
気のせいでは無いレベルで、かなり変わると思います。
とはいっても、通常ハンドルバーは買った状態のままで乗り続けている方が多いとは思います。
このハンドルバーも、実際現物を握ってみないと何とも言えないのが悩ましいところですが、アルミのハンドルバーなら比較的リーズナブルですし、個人的にはホイール変えるくらいならこちらの方が効果があるように思っています。
まあ、こういった自然現象で「何時何処でどのくらい」の地震が予想できるという根拠はありませんが、何度か「経験則」として地震を体験しているので、嫌な気分は十分味わっています。
会社には、防災用品をカバンに入れて、出来るだけ自転車で行くようにはしています。
by soraneko (2012-01-16 22:00)
ももんがさんへ
お話していただいた浪江町の方も、DASH村から車で30分くらいのところに住んでいて、近くの酒造会社や河川で、何度も「鉄腕DASH」の撮影の現場を見ていたそうです。
とにかく「あんなに自然が豊かで住みやすい所は無い」と故郷の誇りと強い郷愁を語っていたのが、とても痛ましかったです。
最悪のケースでは150km圏内も強制避難の対象だったそうで、そうなれば僕も故郷と職場を失っているわけですから他人事ではありません。
自動車もそうですが、やはり体に触れる部分のフィーリングはとても重要であると思います。
自転車の場合、直接パフォーマンスに係わりますから尚更神経を使うべきだとは思います。
まあ、バーテープの色合いは完全に「見た目」で選んでしまいました(笑)。
by soraneko (2012-01-16 22:13)