SSブログ

ガソリンは大災害時に供給が不安 [防災]



このニュースを見て、昨年の震災直後の事を思い出しました。
停電と電話網の不通でラジオしか情報を得られませんでしたが、「これは確実にガソリンが手に入らなくなる」という確信が有ったので、騒然としていた周囲が流石に収まってきた夜半に、被害が少ないと推定いしていた西に向かって空いているガソリンスタンドを探して、やっと隣町で給油出来たんですよね。
その後やはり製油所が被害を受けたり、インフラが途絶したりとかでガソリンスタンドには長蛇の列ができていて、供給が再開されるまで数週間はほとんど車は使わず、MTBで動いていました。

日本の場合、在庫を持たない「ジャストインタイム」が進み過ぎたせいで、生活に必要な物資でさえ「備蓄」されていないので、インフラが途絶した途端この有様になってしみましたが、アメリカもそうなんですかね。
まあ、史上最大級のタイフーンが直撃したという事で「想定外」だったんでしょうが、温暖化が進んでタイフーンや台風の威力が増していますから地震や噴火と並んでこちらも深刻ですよね。

ガソリンは自宅で大量に備蓄できないので、乗用車用を個人で何とかするというのは難しいですよね。
EVとかPHV(プラグインハイブリット)で、緊急時は自宅のソーラー発電で賄うという話もありますが、まだまだ普及しそうにもないですし、ここはやはり「人間」本体を鍛えておいて、自分の脚で何とかするようにしますかね。
nice!(5)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 5

コメント 8

ももんが

なにせ「車輪の上の国」ですからガソリンの供給は死活問題なんでしょうね。
アメリカでも人口の多い地域ですから大変なのでしょう。
整備されたインフラに頼り切った生活をしているとこういう時困るんですね。
参考になります。
by ももんが (2012-11-05 20:05) 

soraneko

ももんがさんへ

たしかにあのスケールの国土ですから、自動車が使えないと生死に関わりますものね。
だからこそ「防災」を考えるべきなんでしょうが、我々が考える以上に「貧困層」が厚いですから、日々の生活が精いっぱいなのかもしれません。

しかし、こう災害が多いと自動車ものんきに車高を下げたスポーツカーなどではなく、本気で車高の高い「水陸両用」のRV車でも考えるようですね。
防塵フィルター内臓の「シュノーケル」を付けたジムニーが本気で欲しいと思っています。
by soraneko (2012-11-05 21:03) 

kanchi

事前に政府からも警報が出ていましたし、北米の大手マスコミは取り上げて報道していましたから、まともにニュース報道などを見ていない人たち以外は所有車のガソリン満タンにしたりと事前準備はしていたらしのですが、日々の生活にいっぱいいっぱいでそれらに目を向けられなかった方たちも少なくなかったのでしょうね。
by kanchi (2012-11-05 23:17) 

soraneko

kanchiさんへ

そうですね、アメリカは「連邦政府」がちゃんと警告や避難指示を出して、住民丸ごと避難なんてこともありますよね。
現地の様子はCNNのライブをモニターしていましたが、やはり「想定外」で逃げ遅れてマンションに取り残された家族などが出演していました。
by soraneko (2012-11-06 07:08) 

potere

"自分の脚で何とかする"  に一票!
誰しもそうだったかも知れませんが、東日本大震災の時に"災害"と言う二文字を思い知らされました。
あの時程、普段 身体を動かしておいて良かったと思った瞬間はありません。 そして、自転車に乗っていて良かったとも。
非常時の備えは食料だけではなく、身体もなんだなーと。
そう言った意味でも悪路に耐えるマウンテンバイクなんかが1台あるといいのかもしれませんね。
…なんかMTB欲しくなってきちゃいました、非常時の為にも。。
by potere (2012-11-06 19:47) 

soraneko

potereさんへ

実は僕が自転車を再開させた最大の理由は、医者に「このままの体重だと50代で歩けなくなりますよ」という一言でした。
災害の時に自分の脚で逃げられないのは生死に関わると思っていましたから、もはやダイエットやトレーニングをためらう理由は有りませんでした。

今使っているMTBのGTも、「ロードだと災害時の荒れた路面で不安だなぁ」と、友人から譲ってもらったバイクをレストアしておいたのですが、本当に震災翌日から大活躍してくれて、色々と「備え有れば憂いなし」という諺を実感してしまいました。
by soraneko (2012-11-06 20:41) 

とも

あれだけ大変な思いをしたのに喉元過ぎれば何とやら…知らぬ間にすっかり平和ボケの生活に戻ってしまいました。いや、むしろ安定した暮らしが約束されていない日々のほうが不安で不安で。
by とも (2012-11-09 22:14) 

soraneko

ともさんへ

むしろともさんの様な方のほうが「正常」なのだと思います。
人間は強い緊張に長期間耐えられないので、もしまた「大震災」や自分の生活基盤が覆る事が有るかもしれないと、真剣に考えれば考えるほど「ノイローゼ」に成ってしまいますよね。

その辺りが難しいですよね。
完全に「無かったもの」として、まったく頭から消してしまって平静を装えば結果は目に見えていますし、さりとて真剣に考えすぎても心が持た無いことに成ってしまうし・・・・。

冷静に出来る範囲で災害に備えて、後は「天命を待つ」と言うように悠然と構えられれば「大物」ですよね(苦笑)。
by soraneko (2012-11-10 16:10) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。