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アイオロスとアルテグラのホイール乗り比べ [自転車部品]

今週末は距離を走るぞ!と意気込んでいたのですが、思ったほど気温が上がらなかったのと風向きがよろしくないのに加えて、仕事がお疲れ気味でしたので出来るだけ仕事の疲れを週明けに残したくないなどと、ええぃ!言い訳が見苦しいわい!(苦笑)。

まあ、後先考えずに走りに没頭できるのならいいのですが、無理が効かない所は致し方ありません。
というわけで、先日と本日に分けて、何時もより距離と時間を少なくするぶん、温かくなってきた事も考慮に入れて、すこし攻めた走りをすることにしました。
また、今回は同じコースを同じ天候の中走れるという事もあり、アルテグラWH6800と、ボンドレガーアイオロス5.0ACCのホイールの乗り比べをしてみることにしました。
タイヤやスプロケも同じものを使っているので、純粋にホイールの違いがはっきりすると思います。

まず昨日はアイオロスのホイールを入れて走行します。
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実はハンドルの角度を変えてあります。
具体的にはブラケットを寝かせる方向にして、ハンドルの上面が水平になるようにしてあります。
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変更角度はわずかで、まだまだハンドルの位置が高めなのですが、先にステムを伸ばした事と合わせて効果は抜群で、格段にペダルを「回しこめる」ようになりました。
感覚的には、ようやく昨年イベントで乗れていたころに近づいた感じで、パナチタンのセッテイングもようやく方向性が決まって来たようです。

何時ものように鬼怒川自転車道を南下しますが、この日は南風の逆風で速度が乗らない状況なのなか、なんとか28~30km/h程度で巡航できます。
こういう状態で速度を上げていくと、アイオロスの空力効果が効いてくるようで、体全体で空気の壁を付き進んで行く感じの中、ホイールは軽く回っている感じがします。
無論「これはディープリムホイールだから」という思い込み、つまりフラシボー効果も否定はできません。

何時もだと二宮から岩瀬に行くのですが、ショートカットして真岡市をかすめて益子に向かいます。
進路を北に向けて走り出すと、追い風を受けて軽やかに走れます。
しかしこんなに軽快に走れると感じたのは何か月ぶりでしょう!。
バイクのセットが決まった事もありますが、気温も上がって多少汗ばんでも大丈夫と心拍数を上げて走れるようになったのが大きいのかもしれません。

調子に乗って走っていたのでお腹が空いたこともありますが、益子に到着してランチは「また」トンカツです!
益子の「吉川」という、結構繁盛しているお店です。
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定番の「ロースかつ定食」を頂きましたが、かなりボリュームがあります。
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ついでにご飯のおかわりもしてしまうなんて、「おまえ本当に体重落とす気が有るのか?」と言われると、またまた返す言葉はございません(苦笑)。

この日は結局79kmをAV25.2km/hで走り2035kcal消費しました。
大した速度ではありませんが、AVが25km/h台に乗ったのは久しぶりです。

さあ本日の走行ですが、ホイールをアルテグラに入れ替えました。
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さすが見た目がグッと地味になるのは止むをえませんね
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とはいえ、アイオロスは「スポーク破断」という不安が付きまとうので「普段履き」として酷使するわけにも行きませんから、こちがパナチタンのレギュラーの姿になります。

走行した感じですが、まず乗り始めて直ぐにホイールの剛性感を感じます。
アイオロスと比べると、パリッとスポークが貼られている感じがして、しっかり感がまったく違います。
同じ空気圧だと振動や突き上げなどは、アイオロスが格段に乗り心地は良いようで、アルテグラだとガチガチ感が有ったのでやや空気圧を下げると乗り易く成りました。

鬼怒川自転車道を南下すると気温や風向きはほとんど昨日と同じで、向かい風だったのですが、ペース自体は昨日とほとんど同じように走れます。
あれれ?これはホイールの違いは無いという事になるのでしょうか?。

詳細に見比べると、同じ速度を維持しようとすると、気のせいではなくアルテグラの方が周りが重い感じがします。
それを打ち消す為、ギアを一枚軽くしてケイデンスを上げて走ると、リムの軽さが効いてくるのか高回転の維持が結構容易であることに気が付きました。
どちらが楽なのかという観点ではアイオロスの方なのですが、ホイールの性格の違いを考慮に入れた走り方を変えれば修正可能な範囲でアリ、これは体調の違いなどを考えると「誤差範囲」なのかもしれません。

アイオロスが楽と感じた要素は、ホイールの剛性とのバランスもあるようで、もはや10年前のフレームで、現代風の剛性が云々と言われる前のパナチタンの剛性の場合、アイオロスが丁度良いのかもしれません。
アルテグラもマビック並みにとは言いませんが、スポーキングが以前と変わってかなり横剛性が強くなっていますから、ひょっとするとこのフレームには固すぎるのかもしれません。

実はアイオロスの代わりのディープリムホイールを考えていて、マビックのコスミックカーボンSLEが最有力候補でしたが考え直した方が良いかもしれません。
あるいはリーズナブルなアルミのセミディープリムホイールで、フルクラムのレーシングクワトロなんかも興味が有ったのですが、同レベル品のカンパニョーロのシロッコの方が相性が良いかもしれません。
以前ピナレロFP2にカンパのカムシンというローエンドのホイールを入れた時は、カンパのG3組の剛性感がオンダのコンフォート重視のカーボンバックとバランスが良く、乗り易かったという事が有ります。
ただこれらの話は平地の巡航に限ったお話で、山岳路を含めて走ればまた違った印象が有るはずです。

さて本日のランチは真岡の西田井という、益子よりにある「tetto grande」という古民家風の南欧風料理の食堂です。
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内装は古い木造建築の良さを最大限に生かしたオシャレな作りになっています。
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なんでもこれを設計したデザイナーの方が自らオーナーになって開店したお店だそうです。

ランチは5品限定という事で、パスタを頼みました。
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地粉や手作りベーコンなどを謳っているだけに、素朴な味わいのパスタでした。
地粉の手作りパンは小麦の味が良く出ていて美味しかったですね。

結局本日は78.3kmをAV25.4km/h、2008Kcalと、ほとんど昨日と同じような強度で走った事になります。
こう見るとホイールの差は無いに等しいという事になってしまいますね(苦笑)。
ただ今日の方が向かい風で走っている時間が長かったので、気のせいでなく心拍数を上げてエネルギーを使って走っていたと思います。
カロリーはケイデンスとHRを連動させていないのでこういう数字になってしまうわけです。

ま、ホイールに関してはアルテグラでイベントに使って困ることは無いという結論に達したので、ポジションも含めてパナチタンはこの形で出撃準備が整ったようです。
ただディープリムホイールに関しては、平地巡航に魅力が大きいので、フレームとのバランス、値段などを考えて検討を続けたいと思います。
何よりようやく走っていて「気持ちいい!」というレベルまでパフォーマンスが回復しつつあるのが嬉しいですね。
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イシム

見た目の違いも大きいですが
それ以上の違いがありそうですね!
しかしド迫力です!(≧∇≦)

by イシム (2014-03-24 20:27) 

soraneko

イシムさんへ

このアイオロスは既に旧型のモデルなのですが、当時カラーバリエーションのロゴをあしらったデザインの特別モデルでした。
現行型のアイオロスは、カーボン地に白いボンドレガーのロゴが入るだけで、性能はともかくエラク地味な外観のホイールになっています。

とにかくホイールの場合単独性能だけで判断するのは意味が無いようで、フレームやタイヤとのバランスでパフォーマンスや印象が変わってしまうようです。
by soraneko (2014-03-24 21:14) 

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