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BRM406宇都宮200km、今回は歯が立ちませんでした [イベント]

結論から言えば、PC2を通過したあと、体調不調でリタイヤしました。
この場を持ちまして、ご迷惑をおかけしました、主催されている「AJ宇都宮」関係者の皆様方にお詫びを申し上げます。

実は先月行われたBRM302とともにエントリーした今大会ですが、前回はインフルエンザでDNS、今回はDNFと2連敗になってしまいました。
正直なところ、山岳も含まれるロングライドは昨年6月の「魚沼ロングライド」以来、なんと10か月ぶりで、山岳トレーニングもしていませんでしたし、今年もちゃんと負荷をかけて走るようになったのは先週からで(付け焼刃過ぎる!)、今の自分のレベルでは困難かなとは思っていました。

このBRM406は宇都宮市の森林公園から南下して足利市に向かい、「渡良瀬川」沿いに遡上して銅山が有った足尾を経て日光に行き、西に向かい矢板市を回って森林公園に戻るというコースです。
ブルベとしては比較的難易度が低いコースとして設定されています。

一応リタイヤするまでのレポートです。
あー、「負け犬」の話なぞ面白くもないでしょうが(泣)。
スタートは8:00で、僕は3番目の集団でスタートです。
PC1の足利までは平地ですので、ここである程度ペースを上げて時間を稼ごうと思いますが、信号のストップ&ゴーで周囲に遅れることが多かったです。
これは重装備でママチャリ並みの重さになっているパナチタンの影響もありますが、やはり僕の脚力がブルベライダーの速さに付いていけないという事のようです。
おまけに真冬並みの寒波で気温が上がらず、1時間おきにトイレに駆け込んでいたのも効いていました。

群馬県の桐生市から国道122号に入り山岳ステージに突入ですが、以前のようにトルクをじんわりとかけてゆっくりまわしながら上るスタイルが、今の体もバイクの仕様も取れない状態ですから、いきおい低いギアでケイデンスを上げて上るしかないのですが、周りの集団から比べると明らかに僕のケイデンスガ早いことが解ります。
道路標識を見ると日光まで57kmと・・・・・・・、え!あと50km以上こんなことを続けるの!。
この時点で多分脚が持たないなぁとほぼ判断していました。

とはいえ、ここまで来たらとにかく進まないと戻れません。
最初は何とかノンビリペースで走る集団に付いていけましたが、だんだん脚の疲労が蓄積されていき、一段また一段とギアを軽くしなければ登らなくなってきました。
途中でショップのクラブの方々と合流一緒に走りましたが付いていけません。

と、途中でパナチタンのバイクに乗るライダーの方に「シクロ仕様ですか?」と声をかけられました。
確かに珍妙な組み合わせの仕様ではありますね(苦笑)。
その方もFCT9と同じグレードで、路上で滅多に出会う事は無いと仰っていました。

なんとかPC2に到着して補給、休憩をしましたが、此処から最高到達点の「日足トンネル」までは本当にひどいことになってしまいました。
小雪が(風花が舞っている!)ちらつき、路肩や山肌には残雪が残る「冬」の風景の中、気温も恐らく0度近くまで下がっていたのでしょうか?、手も悴み体全身に寒さが沁みる中、脚が動かないだけでなく、とうとう心拍が戻らなくなり、肩で息をするような感じでとうとう自転車を降りてしまいました!。
しかし、上り坂でこれだけやられてしまったのは、何年振りでしょう。

ようやくトンネルにたどり着き、トンネル内は徐々に下りになり温かかったのでホッとしたのもつかの間、トンネルを出るとブッワッと猛烈な冷気が襲ってきました。
下りなので体は動かさない事もありますが、手先から見る見る全身が凍っていくような感じになり、まるで先日かかったインフルエンザの高熱の時のように、ガチガチと歯の根が合わなくなり、平地に戻っても震えが止まらなくなってしまいました。

その後はチョットした登り坂も全くほぼ無抵抗状態になりお腹も痛くなったのでとりあえず日光市内のコンビニに不時着しました。
トイレを済まし、体を温めようとカップラーメンを食べながらぼやーっとした頭で色々な事をグルグル考えました。
此処までで最大の難所はクリアして150km走っているので、あと少し頑張ろうという考えと、冷静になってコンディションをみて、距離はともかく登坂セクションはほとんど無理だなという考えが交錯して、結局この時点でも震えが止まらなくなった居た事から後者を選択してしまいました。

とはいえサイクリングは「自己責任」で、他のサイクリングイベントのように回収等というケアは無いのがブルベの良いところですから(笑)、自力で戻らなければいけません。
日光までくればバスも鉄道もありますから宇都宮中心地までは行けますが、自家用車が置いてある森林公園までは行けません。
幸い、コース的にほぼ下りオンリーで「例幣使街道」で文挟という所から森林公園まで行けるルートはかくにんしていますから。ほとんど下りで惰性を使ってなんとか森林公園の自分の車まで戻ることが出来ました。
実のところ情けない話恐らく日光に行くのが精いっぱいだろうという判断も有ったので、「エスケープルート」は想定してあったのですが、出来る事なら使いたくなかったというのが本音の部分ではありました。

とにかくダラダラと見苦しいい言い訳をここまで書いておいてなんですが、これが自分の今の実力なのはハッキリしたわけで、言い訳のしようは無いですよね(苦笑)。
色々と反省点や課題がハッキリしていますから、おいおい何とかしていこうと思います。

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コメント 6

岳人

はじめまして、昨日は寒かったですね。。
PC2手前のローソンにおりました、黄色アンカーの
オッサンです。雪がチラついていたのには閉口しました。
早く暖かくなってほしいですね。
by 岳人 (2014-04-07 12:32) 

soraneko

岳人さんへ
コメントありがとうございます。

その節は図々しく話しかけたのに、色々とお話していただいてありがとうございました。
数日前から天気予報の推移を見て嫌な予感はあったのですが、ほとんど冬と言ってもいい位の天候でしたね。

まあ、寒いの暑いのは言い訳にならないのがブルベで、僕の場合お恥ずかしい結果ではありましたが、本音を言えばもう寒いのはこりごりで、早く温かくなってほしい物です。
by soraneko (2014-04-07 13:15) 

kazu

はじめまして、お疲れ様です。
私も今回のブルベに参加して、何とか完走しました。
(ちなみに黒のケルビムに乗ってました。)

今回は寒さもそうですが、向かい風が辛かったという印象です。
そのせいで、足尾の登りまでに大分体力を使ってしまいました。

次回ブルベでお会いしましたら、よろしくお願いします。
by kazu (2014-04-09 11:00) 

soraneko

kazuさんへ
コメントありがとうございます。
無事完走おめでとうございます。

黒のケルビム(kazuさんのブログを拝見しました)は当日見覚えがありますが、遭遇していたのだと思います。
僕の場合とにかくダラダラと長く続く上り坂というコースは「鬼門」で、今までも何度かひどい目に遭っています。
例年ですとそれも含めての練習で何とかこなしていたのですが、やはり自転車は「練習量は嘘をつかない」という事を改めて思い知りました。

今年はもうブルベの参加は予定が無いのですが、来年の200kmのブルベには出たいです。
今回のイベント責任者の方もこのコースはお気に入りだそうで、来年も設定したいとの事でしたから、でしたら是非「リベンジ」したいです!。
お会いしましたらこちらこそよろしくお願いします。
by soraneko (2014-04-09 19:03) 

kanchi

残念でしたね。来年はリベンジしてくださいまし!
by kanchi (2014-04-22 00:38) 

soraneko

kanchiさんへ

いろいろとリベンジすることが増えてくるのが情けないですが(苦笑)、頑張りたいです。
by soraneko (2014-04-22 19:15) 

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