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夏だスイカだ銚子センチュリーライド2014(後編) [イベント]

ええい!、今日は何としても完結させなければ(笑)。
疲れているのか時間が遅くなると、キーボードの前で「寝落ち」してしまうんですよ。

さてようやく坂を上りきり、第2CPの「地球の丸く見える丘展望館」に到着ですが、昨年までの場所でなく、さらに50mほど登った場所がCPになります。
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いよいよこの大会のメインデッシュである「スイカ」を堪能することが出来ます。
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この大会の開催日にあわせてハウスで栽培されたということもあり、味、甘さとも申し分の無いスイカですが、今日の「夏本番」の暑さには、本当にこのスイカの瑞々しさと甘さには助けられました。

先行していた仲間とも合流できましたが、一人は足がつってしまったとの事で、僕が夏のライドに必ず服用している「塩熱サプリ」という、ミネラルがバランスよく配合された、タブレットを二人に配りました。
熱くて汗をかいてしまうと、塩分などのミネラル分が放出されてしまい、「足が攣る」原因になってしまいますから、梅干などで塩分を多いと思えるほど補給する必要があります。

今回の場合、いきなり真夏の暑さになり、体の調整機能が追いついていかないので、とにかく体の「ダメージコントロール」は慎重に行う必要があります。
僕の場合、パフォーマンスはヘタレでも、少なくない経験がこういうときに役に立つようです(苦笑)。
とりあえず十分に休憩を取って、から出発しました。

さて丘を下り、「銚子電鉄」の犬吠崎駅を通過して・・・・あれれ?駅前にあったカフェに使われていた古い電車が撤去されています。
銚子電鉄も、とにかく経営が苦しいので、設備の維持が難しいのでしょうね。
東日本大震災の影響で観光客が激減した影響が大きかったそうですが、残念ですね。

この後は海岸線沿いに銚子市街地に向かいます。
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銚子市内を抜けて行くのですが、ここも毎年悩むポイントです。
ベテランの方々などは、とにかくここまで一心不乱に走って時間を作り、ここで「海鮮料理」を食べることを楽しみにされているんですね。
で、僕も見習おうといつも思うのですが、ここでおなかを膨らせると後に響くとか、生ものは何かあったらなぁとぼんやり考えていて通過してしまいます。
結局町外れの「いつものコンビニ」でコンビニ飯の侘しいランチになってしまうのは、まだまだ修行が足りませんねぇ(苦笑)。

コンビニに飛び込んだのはお腹がすいてしまっただけでなく、いよいよ気温が高くなり僕自身「熱中症」の兆候が現れ始めたからです。
ヘルメットのインナーをキャップで代用していたのもいけなかったのでしょう。
とにかく水分補給だけでなく、ミネラルウォーターを余計に買って、頭や首筋、背中にジャブジャブかけてとにかく体を冷やします。
ところがなにか首筋がヒリヒリするなとボトルを見ると「いろはすスパークリング」、えっ!!炭酸だったの(笑)
と、ソーダー水をかぶっていたのでした(苦笑)。
まあ、ノンシュガーでべた付かなかったし、すっきりしましたから結果オーライとしましょう!。
いい加減だなぁ(苦笑)。

この後はどちらかと言うと単調な農道を、第3CPの「多古、栗山川河川敷公園」まで続きます。
幸いここでも追い風に恵まれて、比較的速いペースで先に進むことができました。

第3PCで最後のチェックと補給を済ませて、ゴールを目指してラストスパートです。
多古の町を抜けて成田空港の東側にある山間部の県道を北上します。
不思議とスタミナは消耗した感じはありませんが、僕は膝周りの筋肉や筋がかなり張っていて、あまり無理が利かない感じなので、どうしても様子を見ながらのライドを強いられます。

一番元気なH戸氏は、エネルギーが余っているので、見る見る先に行ってしまいますが、所々で止まって待っていてくれています。
「だって道が判らないんだよ」だって!、だったら先に行くなよー(笑)。
もうお茶目なんだから(苦笑)というより、同級生の心遣いが心にしみます。

空港を抜けると見覚えのあるコンビニが。
あれれ?、朝通過したコンビには間違いで、こちらが去年トラブルがあったところでした!。
M島氏はここからが未体験ゾーン(試走はしていたけど)になります。
このイベントでで、このあたりはコースが判りづらいポイントで、あちこちで首をひねる参加者や、思いがけない方向から引き返してくる参加者をチラホラ見かけます。
このイベントは、他のセンチュリーライドのような親切な案内表示は一切無く、ブルべのように交差点などの要点を記した案内図「キューシート」を見ながら、「自分の判断でコースを探る」というお楽しみがあります。

さて成田市の北側まで来ると、進路を西向きにとってゴール地点の安食方面に向かいます。
そして最後に待ってました!恒例の最後の10%勾配上り坂になります。
僕はここが一番嫌いだい!
なんて、実は最近は最後のお楽しみで、最後の力をここですべて出し切る快楽があります。
恒例の「雄たけび」を上げて、ダンシングで一気に登り切り・・・・のはずでしたが、後少しというところで足が攣りかけたので、僕のチャレンジはここで終わってしまいました。
昨年は良い調子で最後までダンシングをかまして登りきれたのですがねぇ。

まあ、ここ数年「佐渡ロングライド」にあわせて体を作ってきて、6月の梅雨前が年間のピークを迎えるという感じだったのですが、今年の場合は昨年夏過ぎからの「潜伏期間」が祟っていて、いまだ満足のいく調整は出来ていません。
ええ、単なる言い訳シリーズですので無視してください(泣)。

とはいえ、攣りかけた足も回復して、結局ゴールまで走りきることが出来ました。
M島氏は去年の雪辱を果たしましたし、H戸氏は今年初の160kmイベント完走となりました。
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今回はATLASのログがバグっていましたので正確ではありませんが、走行距離162kmで走行AV27.1km/h、走行時間8時間ちょうど、消費カロリーは8500kcalくらいでした。
僕一人だけならおそらくもっとのんびり走っていたかもしれませんが、快速な仲間たちに引っ張られてある程度のペースで走りきることが出来ました。
気象条件などを考えると、条件が厳しいはずの一昨年の7時間45分というタイムと比べて、やはりまだまだの感じですね。

最後は用意してもらったノンアルコールビールで乾杯です!
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サイクルピクニックでビールをもらって、味をしめてしまいましたが、のどが渇いている以上に仲間と走りきれたという充実感が、ビールの味わいを昇華させていることは間違いが無いようです。

まあ何はともあれ、現時点のレベルとしては納得がいく走りが出来たのは個人的には満足しています。
足の不安を抱えているとか、心肺機能が低下しているとか、ウェイトがオーバーしているなどのネガティブな要素はありますが、とにかく今年は焦らず晩秋のイベントに向けて、少しずつ調整をしていこうという、当初の計画通りこの夏は「コツコツ」と走り続けたいです。

最後に、いつも暖かい声をかけてくださる読者の皆さん、暑い中頑張って運営してくれた千葉県サイクリング協会の皆さん、楽しく接していただいた司会の朝生つぐみさん、そして根性の無い僕を引っ張ってくれたH戸氏、M島氏、サポートしてくれたM島婦人。
皆さん本当にありがとうございました。
こういう自転車仲間の「和」が、今の自分を支えてくれているのですね。

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コメント 6

わだち

H戸選手素晴らしいです(笑)
それにしても160kmおつかれさまでした。
それから記事起こしもお疲れ様です。
先週末、私もキャップをインナー代わりに使って
頭が熱を持って大変でした。。やはりハイテク素材のインナーで使うか、何もかぶらないようにしないといけないのですね。

by わだち (2014-06-04 22:02) 

soraneko

わだちさんへ

いつもは単独行動が多くてワガママナ私ですが、やはり長年の気心が知れた仲間が一緒だと百人力です。
ありがたいですね。

インナーは夏用のクール素材のものを持っていいたんですが今回は油断しました。
結局「こんなこともあろうか」と、バックに忍ばせていた「日本手拭」をインナーにしたところ、一発解決してしまいました。
なかなか「和の素材」は侮れませんでした。
by soraneko (2014-06-04 22:49) 

のっぽさん

もう真夏並みの暑さですね。
頑張り過ぎて倒れないようにしてくださいね。
走った後の、スイカとビール旨そうです!(^_−)−☆
by のっぽさん (2014-06-05 08:43) 

soraneko

わだちさんへ

この暑さは一過性の「異常気象」のような気がします。
とにかく空気が乾いていたのがせめてもの救いで、これで湿度が高かったら確実にやられていたと思います。

ある意味このイベントの別名「スイカライド」にふさわしい気候でした。
それと完走後のビール(当然ノンアルコールですが)は癖になりそうです。
by soraneko (2014-06-05 23:12) 

ももんが

完走おめでとうございます。
暑そうですね。
スイカが美味しそうです。
いずれ私も出たいですね。
by ももんが (2014-06-09 23:02) 

soraneko

ももんがさんへ

じつは、現在相当のオーバーウェイト状態だという事が後で判明しまして・・・・・というより気が付いてはいたんですが(苦笑)、それでこれだけ走れるのは「奇跡」みたいなもので、今回は本当に親友たちに助けられました。

この場所に行って食べるスイカの味は格別で、是非参加してみてください。
by soraneko (2014-06-10 06:04) 

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