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使い難いディープリムホイール!、整備性の確保を図る [自転車部品]

機械ものはなんでもそうなんですが、高機能、高性能を追求していくと、もろくてメンテナンス等がやりにくくなるものです。
ロードバイクも日常使っているわけではないのですが、毎週のツーリングなどで使うのに、余計な手間や神経を使うのはできれば勘弁して欲しいというのが素人の本音だと思います。

まあ、そのあたりは理解した上でコスミックカーボンに手を出したわけですが、基本アルミリムでクリンチャーなので大丈夫かと思いきや、多少面倒なことがあります。
それが「空気入れ」で、なにせリムハイトが50mmありますから、当然チューブのバルブはロングバルブを使うとかと思いきや、このようなアダプターをかませて空気を入れます。
確かにこうすれば、バルブがリムから飛び出ないでも済みますよね。
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ところがこのアダプター、ヒラメのポンプ口金との相性はよく、セットで組み込まれていたMAVICのチューブにパッキンが被さった状態なら、特に神経を使わず空気を入れられるのですが、携帯ポンプやCo2インフレーターとの相性が非常によろしくなく、パンク修理に多大な労力を強いられました。

で、パンクした原因がこれです。
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組み込まれていたMAVICのイクシオンタイヤは、どうやらほとんど耐パンク性能は期待できないらしく、細かい砕石を弾いいただけで、いとも簡単に裂けてパンクしてしまいました。
この他にも2回パンクしたこともあり、このタイヤをツーリングに使うことを断念して破棄しました。

で、最近使っているパナレーサーのタイヤで、ロングライド用にサイドカットなどの対策を施しているというレースD EVO2というタイヤに換装しました。
自宅20140802 004.JPG

また携帯用のスペアタイヤは以前アイオロス用に買っておいた、80mmのロングバルブのチューブにして、パンク修理の作業の確実性を確保しました。

とはいえこのロングバルブのチューブは結構高く、あとやはりバルブが出っ張っているのはカッコが悪いということで、通常はショートバルブのチューブを使うことを考えました。
ですが、アダプターとの相性を理由にイクシオンの専用チューブ(形状や情報などからこれはヴィットリアからのOEM?)を買うのも不経済で、入手性が落ちるので、できればいろいろなチューブを使えるようにと考えたのがこれです。
自宅20140802 002.JPG

ゴムのOリングのパッキンも手に入るらしいのですが、いちいちハメるのも面倒なので、エアツールのジョイント部分に使うシーリングテープを巻いてみました。
これがドンピシャ!で、こんな100円位のテープを巻いただけで、いろいろなチューブを使ってもアダプターで空気を入れることができるようになりました。
これでようやくメンテナンス体制が確立されたことで、コスミックカーボンも安心して実戦投入できるようになったと考えています。

昨日はタイヤの慣らしを兼ねて出かけましたが、気温の上昇が凄まじく「運動厳禁」のレベルでしたので100kmほど流して帰ってきました。
自宅20140802 009.JPG

お昼近くはほとんど35℃を超える危険な状態だったので、攻めた走りは当然無理で、サイコンの心拍計とにらめっこしながら、頭に水をかけながらなんとか自宅に帰ってきました。
今日も昨日より更に気温が上昇しているようで、走行は断念して自宅で部屋を片つけたりしています。

さて、ダイエットの方は順調で、トータル10kgの減量に成功している効果は大きく、やはり走行していて気持ちよくペダルを回せるようになっているのは嬉しい限りです。
ただ体力は落ちているので、これからしばらくは朝早いうちに出かけて無理をしない範囲で減量と体調のバランスをとりながら、秋に向けてのんびり調整していくつもりです。
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わだち

私もMAVICタイヤは、2,3ヶ月に1回の頻度で交換してる状況です。
特に国道をそれなりの速度で走ると傷だらけになってきて、パンク
する前に毎度交換してしまっています。軽量でグリップ力はあると
いうことですが、走る場所のほとんどが砂利道が転がっている公道
なので、パナレーサー良さそうなら私も検討してみようかなぁと思
いました。

by わだち (2014-08-04 08:53) 

kanchi

”気温の上昇が凄まじく「運動厳禁」のなので流す” というレベルで100Km走る人は、周囲から”おかしな人”と、分類されてしまいますよ。

最近パンクは経験していないのですが、経年劣化によるチューブのバルブ廻りの接着部からのスローパンクチャが立て続けに発生して、チューブ交換をしましたが、涼しい家の中でやるとすぐに終わっちゃうんですよね。出先で出店を開いてやると悪戦苦闘なのですが。。
by kanchi (2014-08-04 13:02) 

soraneko

わだちさんへ

キシリウムSLRにセットできたイクシオンのタイヤは普通に使えているんですが、コスミックカーボンのは見た目にも別物のようです。

結局、我々の場合は普通に使えてパンクしないのが一番で、荒れた道を走ることが多いわけで、サイドカットのプロテクトの入った、雨天時のグリップが確保されているタイヤでないと使い物にならないんですよね。

個人的に実績があるのはヴットリアのルビノプロⅢTEACというタイヤで、これは頑丈なプロテクトとウエットグリップがあります。
パナレーサーも、レースAを8ヶ月使っていますがほとんどパンク知らずで実用的なウエットグリップがあります。
by soraneko (2014-08-04 19:38) 

soraneko

kanchiさんへ

間違いなくおかしな人ですよね(苦笑)。
当然普通の人は間違ってもなんの対策もなしで走ってはいけないと思いますし、命に関わります。
僕も無鉄砲に走っているわけではなく、相応の装備と対処法を実施した上で「リスク管理」をした上で、酷暑のイベントを想定した走り方はしています。
基本的には「臆病」ですから、すぐコンビニやサ店に逃げ込んでしまいますけど(笑)。

そうそう、チューブで言えば、そのバルブの接合部分の不良と思われる「初期不良品」を立て続けに掴まされました。
有名メーカーのチューブですが、御多分に漏れず製造は「中国本土」だったり東南アジア圏だったりで、品質管理は期待できないのですかね。
by soraneko (2014-08-04 19:49) 

やっとこ

少しハードな日々が続いたので、思うようにコメントできませんでしたが、タイヤは決戦タイヤだとあっという間にパンクしてしまうので
やはり、ロングライドではタフなタイヤが良いですね!
自分なんかは走行距離の問題もありますが、未だにRUBINOが大活躍してくれています。
もちろん後輪タイヤは楕円形です(笑)が、今まで一度もパンクしていませんので、凄いなぁ〜なんと思います。
by やっとこ (2014-08-06 21:26) 

teruteru

 ディープリムは適合した用途に対しては最大の性能を発揮するようですが、そこを外れると欠点が目立つようですね。
個人的には35~40mm程度が使いやすいのかなと思ってますが、購入資金の目処が立ちません(汗)

 MAVICタイヤは決戦用なのでしょうか。
気軽に使いつぶす感じではなさそうですね。

 貴重なインプレありがとうございます。
あぶく銭でも入ったらディープリムホイールほしいです。
by teruteru (2014-08-10 00:48) 

soraneko

やっとこさんへ

思うに、競技をするわけでもないのに、自動車なんかは「レーシングスリック」を履くことはありませんものね。
耐久性やコストなどを考えると消耗品である以上、バランスのとれたタイヤを選ぶべきなんだと思います。
by soraneko (2014-08-10 12:43) 

soraneko

teruteruさんへ

そもそもディープリムホイールなんかはレース用機材でしたものね。
それでも最近のものは、一般の人も使うことは想定されているはずですが、「解っている」事が前提になっているのだと思います。
ちなみに個人的には、減量が進んでようやく30km/h以上の巡航速度が維持できるようになってきてから、ようやくコスミックカーボンの恩恵が体感できるようになってきたところです。

確かにオールラウウンドに使用するのなら35mmハイトのホイールはバランスが取れていて使いやすいかもしれません。
by soraneko (2014-08-10 12:54) 

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