2015佐渡ロングライド、佐渡よ私は帰ってきた！

お前はマッカーサーかガトーかというクサイ題名のタイトルですが（笑）、今回の「第10回2015佐渡ロングライド210ｋｍ」に参加するために佐渡を訪れた時に、何の気負いもなく正直に口から出たセリフでした。

佐渡ロングライドは、自分が自転車生活を送るうえで、一つの目標にしていた大会でした。
一昨年の挑戦では、ウェイトを落としたり走りこんだりして、ある程度勝算があったにも関わらず、体調を崩し走り出すのがやっとで、おまけにスポーク破断でリタイヤという、最悪の結果となってしまいました。
そのせいというわけではないでしょうが、以後その年は徐々に自転車に対するモチベーションまで下がる始末で、ようやく年末あたりに精神的に立ち直ったと思ったら、昨年は膝の故障や天候不良で走れない上に、ウエイトが相当リバウンドしてしまい、ダイエットと基本的な走り込みで、一年かけてようやく普通に走れる程度まで回復させていました。
よって昨年は佐渡には不参加で、今年は２年越しの「リベンジ」となったわけで、感慨もひとしおだったのです。

一応結果を先に言うと、佐渡ロングライド210ｋｍAコースを８時間４０分、AV25.8ｋｍ、獲得標高2450ｍで無事完走いたしました・・・・・・と書きましたが、ひと晩寝て冷静にデータを見ると９時間３８分、AV26.43ｋｍ/ｈ、獲得標高2627ｍでした。
まあ、時間は休憩時間もありますから何とも言えませんが、同じコースを走っている一昨年の途中の記録を見ると、通過時間は７分ほど早く、AVは1ｋｍ/ｈ早かったことがわかります。
今回今までにない強風の中を走ったことを考えれば、自分を甘やかすようで心苦しいのですが、上出来ではなかったでしょうか。

とにかく体力が回復しだい、のんびり続きを書いていきます。

タグ：2015佐渡ロングライド

コメント 10

ども、チースケです。

一番の難所でお会いできました。
なにげに今日は大佐渡を再び回り、これから乗船です。

またどこかで！
by チースケ (2015-05-18 15:18) 

チースケさんへ

お疲れ様でした。
僕ものんびり佐渡を回ってみたいと思っていますが、「日常」がそうはさせてくれませんねぇ（泣）。
一番苦しいところでお会いしたのもやはり「縁」ですね。
by soraneko (2015-05-18 15:54) 

SORANEKOさま

佐渡210kmご苦労様です。
私と同じ50歳台とのことですが、何処からそのバイタリティーが生まれてくるのか本当に感服します。

BLOGで皆さんの記事を読んだり、色々なコメントを貰うと、いかに自分が狭い世界で走っていたと実感します。　これを意識して辛いルートを走り込み、BLOGネタにしていた事実も確認しつつ、6月からは自分のペースに戻りたいと少し思っています。
5月は、SORANEKOさんがノルマにしている月間700kmを達成しそうな勢いです。　さすがに、この距離は長いです。・・・・といいつつ、5月末の150kmをどのルートから攻めるか、ルートラボで楽しく検討しています。
by 大型中年 (2015-05-18 20:36) 

完走おめでとうございます。
たまたまここに辿り着いて拝見して気がついたのですが
私、２年前スポークが切れた時に居合わせた人っぽいです。
年度と距離が記憶と一致してるので驚きました。
私も２年振りに参加して友人をひたすら牽引してました。
by 通りすがり (2015-05-18 21:05) 

大型中年さんへ

実がこのイベントが「満５０歳」と成っての初めてのイベントとなりました。
なんとも忙しく苦しいながらも、確かな一歩を踏み出した感のある５０代のスタートとなりました。

僕もブログや出会った多くのサイクリスタの皆様型に多くの刺激を頂いて励みにしています。
と同時に、誰と比べるというのではなく、これは自分自身の、認めたくないダメな自分に対する挑戦なのかなとも思う時があります。

今回もそれは多くのサイクリスタに軽快に抜かれていき（苦笑）、また、「えっ！こんなお年寄りや婦女子より僕のほうが遅いの！」という場面がたくさんありましたが、そんなことより「諦めてしまう自分」、「解ったつもりになっている利巧馬鹿な自分」に対する悔しさと怒りをバネに、自分なりに歯を食いしばって走ってきました。

今回はそんなか、自分なりに「力を出し切った」という点で清々しい満足感はあります。
ま、ここが僕の悪いところで、これで満足していると、また「怠け病」が顔を出しますから、コツコツと練習していこうと思います。
by soraneko (2015-05-18 21:06) 

通りすがりさんへ

あの時の方ですね！、あっ、一昨年は大変お騒がせいたしました。
実は一昨年、は前夜から風邪で発熱と頭痛が酷く一睡もできない中、走行しながらコンディションを戻していくという厳しいライドで、せっかく完走が見えていた時に、お聞き頂いたと思う「キィーン！」という甲高い破断音で希望が潰えた瞬間だったんですね。

しかしそのリベンジにまるまる２年もかかるとは思いませんでした（苦笑）
佐渡はスタートラインに立つまでも大変で、それだからこそまた来てみたいと思うんでしょうね。

今後は単独で走るスタイルでは多分こ来ないとは思いますが、気の合う仲間たちと再び佐渡を目指してみたいなぁなどと、思うようになりました。
by soraneko (2015-05-18 21:20) 

お疲れ様でした。
時間をかけての調整もご苦労様です。
この、時間が私も含めての年代となると大切なのですよね。そして楽しかったり、苦しかったりと、まるで人生の縮図。楽しみながら苦しみたいものですね！
by yPhonist (2015-05-19 11:21) 

yphonistさんへ

仰るとおり、本当にこのスタートラインに立つまでの２年間という時間は長くて辛くもありますが、「また佐渡を走るんだ」というモチベーションが自分を支えてくれたのだと思います。
多分イベント自体の結果はさして重要ではなく、本当にその過程が有ればこそ、毎日を健やかに過ごせたのだと思います。

で、「ロスト佐渡」が怖いのですが（笑）、今年は落ち込む暇がないほど定期的にイベントを入れてあるので、まあ秋くらいまでは余計なことを考えずにこのままいけると思います。
by soraneko (2015-05-19 17:49) 

完走お疲れ様でした。
soranekoさんのブログで佐渡ロングライドの記事をハラハラ、ワクワクしながら読んだのは2年も前でしたか…今回、リベンジできたのは何よりでした。
前回より条件が厳しい中での好記録。ずっとパフォーマンスを維持しておられるのは本当に素晴らしいと思います。
by とも (2015-05-20 22:41) 

ともさんへ

今回完走したことで「借りた貸しは必ず返す」というポリシーは、なんとか通すことができたようです（笑）。
欲を言えばもう少し記録を伸ばしたいという欲求も無くはないのですが、そのために走っているわけでもないですし、現状では上出来だったと思っています。

でもこうやって全開で走ってみると自分の「課題」がはっきり浮き彫りになってくるのが痛し痒しといったところで（笑）、今後パフォーマンスの維持や向上を目指すのなら、何をやらなければいけないかを覚悟できるというのも、この手の大型イベントに出場する大きな意味だと思っています。

まあ、年内いっぱいの「減量」と「山登り」は、好き嫌い以前にやっていかなければいけないようで、ゴールのアーリをくぐった時から、来年以降の佐渡はまた始まってしまったようです（笑）。
by soraneko (2015-05-21 17:06)