若い女性を自転車イベントに呼び込む方法は? [雑談]
うーん、この課題はどすこいライダーにとって一番苦手なジャンルですねぇ(泣)。
だって、若い、眉目秀麗なお嬢さんに好かれるような方法がわかっていれば、そのための努力を惜しまずさえいれば、齢50で寂しい独身でいるはずがないじゃないですか(苦笑)。
まあいつものように「自虐る」のは虚しいのでここまでにしておいて、確かに問題ですなぁ・・・。
先に参加した「ツールドおやま」ですが、会場に行ってみると、まあむさ苦しいオヤジばかりで華がないこと夥しいかぎりじゃワイと、自分をさておいて思ったりしておりました。
と、関係者のお話では、やはりその辺が課題になっておられるようで、アンケートにも「どうすれば若い女性が参加できるでしょうか」などという項目がありました。
でもね、まず聞いている対象を間違ってはいませんか?と正直思いました。
正直運営主体の「宇都宮ブリッツェン」自体も、もともと「ガチガチの体育会系」のプロロードチームですから、例えば地域振興で、観光メインのイベントで若い女性を呼び込むには?という事に長けているとも思えません。
というか、そもそもこれはターゲットである「自転車と旅に興味がある若い女性達」に聞いて回るのが筋というものじゃないでしょうか?
まあ、筋論はともかく、オヤジはオヤジなりに「これじゃお嬢さんたちは惹かれないわなぁ」と思う点をまとめてみました。
1、用意されているグルメは、若い世代が喜ぶの?
どこの大会でもそうですが、まず地元の特産品をなんとかアピールしようと一生懸命なのは分かるのですが、我々以上の世代ならともかく、「和のテイスト満載の地味な食材や加工品」で、果たして今の人たちが惹かれるでしょうかね?
地元素材は活かすのが前提とは言え、もう少し趣向を考慮した、商品や調理法があると思うんです。
例えば今回も地元のうどんをアピールしていましたが、いっそのことうどんを使ったイタリアンテイストのパスタ風にしてみるとか・・・・・
2、着替えとトイレに気を使いましょう
現地に車で来る、さあ着替えましょうで我々オヤジは平気で車の横で「スッポンポン」になったりしてしまいますが(うーん、これもセクハラか?)、女性は困るんじゃないでしょうか?
開催場所にもよりますが、施設が利用できるのなら「女性専用更衣室」や「化粧室」を設けたり、確か仮設でおしゃれなテントの着替え室なんかもありますから、そういう配慮は必要ですよね。
あとトイレも少なくとも女性用トイレは、男性の目から見えない工夫や手洗いの確保は最低限必要ですよね。
3、走行中のサポートライダーを増やしたら?
これは、女性向けだけというわけでなく、そもそも自転車という機械ものが苦手であったり、体力に自信がない女性や初心者の場合、少なくとも「不安な気持ちを察してあげて、話を聞いてくれて、応援してくれる」存在があると、大変喜んでくれるという経験が多くあります。
どこの大会も、サポートライダーというと、地元の脚自慢や、ロードの選手などが多いのですが、競技系の 彼らは、女性や初心者がどれだけの不安を抱えて走っているかということに、案外無頓着だったりするんですよね。
特に交通量の多い交差点などの危険な場所や、坂道などの辛い場所、終盤の体力的に厳しい場所などに、サポートして応援してくれる「サイクリングサポートコンシェルジュ」なんてネーミングで、一緒に走るサポートライダーを増やすと、随分イベントの印象がよくなると思いますよ。
これが「ジャニーズ系」みたいな若い男の子の集団だったら、それだけで集客できそうですよね(笑)。
4、イベントデザインアドバイザーを設けたら?
どういうことかと言いますと、例えば募集のHPやポスター、グッツなど全体に言えるのですが、失礼ですがなんだか「ダサイ」んですよねぇ(苦笑)。
この応募のHPみて、女性が本当にときめくの?と疑問に思うことはありませんか。
その点、「ポターリング益子」などは、綺麗なイラストや洒落たデザインのピンバッジなど、例えばこのイメージでグッツ展開しても十分通用するクォリティだったと記憶しているのですが、そういう配慮と努力は惜しまない方が良いのではと思います。
ここで、お役所指導で行うイベントなどの悪いところは、すぐにお金に物を言わせて、「権威と実績のある」デザイナーや事務所に仕事を依頼してしまうのですが、例えばデザインや美術系の学校とかとコラボして、自転車に興味がある、才能のある若い人のデザインを採用するとか、そもそもイベントの企画段階から参加しもらうとかのアイデアはあってもいいような気はします。
5、ストーリー性が欲しい!?
まあ、僕なんかはただ走るだけで楽しいというお気楽なサイクリスタなので問題はないんですし、例えばセンチュリーライドあたりになってくると、そこに参加して完走すること自体が「ドラマ」であり、刺激と非日常性を満喫できてしまうと思うんですよね。
でも、最近多い100km未満の、地域振興型のサイクルイベントどうでしょうね?。
その土地そのものに観光資源が豊富で、「風光明媚」であったり名所が散在していれば苦労はないのですが、「普通の田舎」を走る場合は難しいところがあると思います。
で、多くのイベントがドラマ性を持たせようと、「過酷な山登りが味わえる山岳コース」を設定しているのですが、この発想そのものが、あまりに「汗臭い」競技系のサイクリスタの貧困な発想だとは思いませんか?
ま、個人的には、デブのくせにヒィヒィ言いながら喜んで山に挑んでいる「体育会系の汗臭いオヤジ」の方なので、何も言える立場ではありませんが(苦笑)。
でも若い女性はどうでしょうね?
で、一つの例として上げれば、例えば「アニメの聖地巡礼」的なモノとのコラボなんていう手もあります。
これも今や定番で陳腐な方法とも言えますが・・・・・。
でも、特に大手のアニメ会社や出版社、マスコミなどに頼らなくとも、そこの地元にまつわるストリーを構築してノベルズや漫画などを企画して、イベントとコラボするなんていうのもアリだと思いますよ。
何も有名ドコロでなくとも、才能のあるシナリオライターや漫画家はたくさんいるのですから、あとはいかにその才能を発掘して、地域で一緒にストリーを作り上げていくだけだと思います。
「歴史ロマン」「ミステリー」「オカルト」「萌え」などの要素と肝心なのが「恋愛」であり、「乙女心」満たす事のできるストーリーとともにその足跡を自転車で回る・・・・うーん萌えるかもしれませんよ!
とまあ、とりとめもなく、おやじの妄想を書き連ねてしまいました。
ホントにアホらしい話ではありますが、恐らく「まともな正当なサイクリスタ」の方々からは間違っても出てこないであろうというアイデアをあえて披露させていただきました。
だって、若い、眉目秀麗なお嬢さんに好かれるような方法がわかっていれば、そのための努力を惜しまずさえいれば、齢50で寂しい独身でいるはずがないじゃないですか(苦笑)。
まあいつものように「自虐る」のは虚しいのでここまでにしておいて、確かに問題ですなぁ・・・。
先に参加した「ツールドおやま」ですが、会場に行ってみると、まあむさ苦しいオヤジばかりで華がないこと夥しいかぎりじゃワイと、自分をさておいて思ったりしておりました。
と、関係者のお話では、やはりその辺が課題になっておられるようで、アンケートにも「どうすれば若い女性が参加できるでしょうか」などという項目がありました。
でもね、まず聞いている対象を間違ってはいませんか?と正直思いました。
正直運営主体の「宇都宮ブリッツェン」自体も、もともと「ガチガチの体育会系」のプロロードチームですから、例えば地域振興で、観光メインのイベントで若い女性を呼び込むには?という事に長けているとも思えません。
というか、そもそもこれはターゲットである「自転車と旅に興味がある若い女性達」に聞いて回るのが筋というものじゃないでしょうか?
まあ、筋論はともかく、オヤジはオヤジなりに「これじゃお嬢さんたちは惹かれないわなぁ」と思う点をまとめてみました。
1、用意されているグルメは、若い世代が喜ぶの?
どこの大会でもそうですが、まず地元の特産品をなんとかアピールしようと一生懸命なのは分かるのですが、我々以上の世代ならともかく、「和のテイスト満載の地味な食材や加工品」で、果たして今の人たちが惹かれるでしょうかね?
地元素材は活かすのが前提とは言え、もう少し趣向を考慮した、商品や調理法があると思うんです。
例えば今回も地元のうどんをアピールしていましたが、いっそのことうどんを使ったイタリアンテイストのパスタ風にしてみるとか・・・・・
2、着替えとトイレに気を使いましょう
現地に車で来る、さあ着替えましょうで我々オヤジは平気で車の横で「スッポンポン」になったりしてしまいますが(うーん、これもセクハラか?)、女性は困るんじゃないでしょうか?
開催場所にもよりますが、施設が利用できるのなら「女性専用更衣室」や「化粧室」を設けたり、確か仮設でおしゃれなテントの着替え室なんかもありますから、そういう配慮は必要ですよね。
あとトイレも少なくとも女性用トイレは、男性の目から見えない工夫や手洗いの確保は最低限必要ですよね。
3、走行中のサポートライダーを増やしたら?
これは、女性向けだけというわけでなく、そもそも自転車という機械ものが苦手であったり、体力に自信がない女性や初心者の場合、少なくとも「不安な気持ちを察してあげて、話を聞いてくれて、応援してくれる」存在があると、大変喜んでくれるという経験が多くあります。
どこの大会も、サポートライダーというと、地元の脚自慢や、ロードの選手などが多いのですが、競技系の 彼らは、女性や初心者がどれだけの不安を抱えて走っているかということに、案外無頓着だったりするんですよね。
特に交通量の多い交差点などの危険な場所や、坂道などの辛い場所、終盤の体力的に厳しい場所などに、サポートして応援してくれる「サイクリングサポートコンシェルジュ」なんてネーミングで、一緒に走るサポートライダーを増やすと、随分イベントの印象がよくなると思いますよ。
これが「ジャニーズ系」みたいな若い男の子の集団だったら、それだけで集客できそうですよね(笑)。
4、イベントデザインアドバイザーを設けたら?
どういうことかと言いますと、例えば募集のHPやポスター、グッツなど全体に言えるのですが、失礼ですがなんだか「ダサイ」んですよねぇ(苦笑)。
この応募のHPみて、女性が本当にときめくの?と疑問に思うことはありませんか。
その点、「ポターリング益子」などは、綺麗なイラストや洒落たデザインのピンバッジなど、例えばこのイメージでグッツ展開しても十分通用するクォリティだったと記憶しているのですが、そういう配慮と努力は惜しまない方が良いのではと思います。
ここで、お役所指導で行うイベントなどの悪いところは、すぐにお金に物を言わせて、「権威と実績のある」デザイナーや事務所に仕事を依頼してしまうのですが、例えばデザインや美術系の学校とかとコラボして、自転車に興味がある、才能のある若い人のデザインを採用するとか、そもそもイベントの企画段階から参加しもらうとかのアイデアはあってもいいような気はします。
5、ストーリー性が欲しい!?
まあ、僕なんかはただ走るだけで楽しいというお気楽なサイクリスタなので問題はないんですし、例えばセンチュリーライドあたりになってくると、そこに参加して完走すること自体が「ドラマ」であり、刺激と非日常性を満喫できてしまうと思うんですよね。
でも、最近多い100km未満の、地域振興型のサイクルイベントどうでしょうね?。
その土地そのものに観光資源が豊富で、「風光明媚」であったり名所が散在していれば苦労はないのですが、「普通の田舎」を走る場合は難しいところがあると思います。
で、多くのイベントがドラマ性を持たせようと、「過酷な山登りが味わえる山岳コース」を設定しているのですが、この発想そのものが、あまりに「汗臭い」競技系のサイクリスタの貧困な発想だとは思いませんか?
ま、個人的には、デブのくせにヒィヒィ言いながら喜んで山に挑んでいる「体育会系の汗臭いオヤジ」の方なので、何も言える立場ではありませんが(苦笑)。
でも若い女性はどうでしょうね?
で、一つの例として上げれば、例えば「アニメの聖地巡礼」的なモノとのコラボなんていう手もあります。
これも今や定番で陳腐な方法とも言えますが・・・・・。
でも、特に大手のアニメ会社や出版社、マスコミなどに頼らなくとも、そこの地元にまつわるストリーを構築してノベルズや漫画などを企画して、イベントとコラボするなんていうのもアリだと思いますよ。
何も有名ドコロでなくとも、才能のあるシナリオライターや漫画家はたくさんいるのですから、あとはいかにその才能を発掘して、地域で一緒にストリーを作り上げていくだけだと思います。
「歴史ロマン」「ミステリー」「オカルト」「萌え」などの要素と肝心なのが「恋愛」であり、「乙女心」満たす事のできるストーリーとともにその足跡を自転車で回る・・・・うーん萌えるかもしれませんよ!
とまあ、とりとめもなく、おやじの妄想を書き連ねてしまいました。
ホントにアホらしい話ではありますが、恐らく「まともな正当なサイクリスタ」の方々からは間違っても出てこないであろうというアイデアをあえて披露させていただきました。
2015-11-13 22:15
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初めて書き込みします。いつも楽しく読ませてもらっている、県南の住人です。
わたしの職場の女性スタッフも、健康や美容の為にスポーツジムに通っていたり、夜間のジョギングをしているものが何名かいるのですが、脚も引き締まるし脂肪も落ちるよといって自転車を薦めたのですが、日焼けするからイヤとの答えでした。
肌の白さが女性の美しさにつながっている現状では、女性を自転車趣味に引き込むのは難しいかと。
自転車ウェアメーカーや化粧品メーカーとコラボして、炎天下でも日焼けしませんといった感じの製品がでてくると、また変わってくるのかもしれませんが。
by Shuryou (2015-11-14 01:42)
Shuryouさんへ
コメントありがとうございました
これは全く考えもしなかった発想で「アウトドア系の全否定じゃないか!」と言ってしまえなそれまですが、まさにこういう部分なのでしょうね。
ウェア類は、UV対策の、ファッショナブルな物が増えてはきましたが、やはり問題は「顔」の部分なんでしょうかね。
そういえば路上で、顔をスポーツ用防塵マスクや「ターバン」で巻いて隠して走っている女性サイクリストも多く見かけますが、やはり見た目が「異様」で、このあたりを「カワィー!」という感じにできれれば、また随分印象が違ってくると思います。
夜走る「ナイトライド」系のライダーもいるそうですが、女性の場合安全上問題もありますし、紫外線が少なくなるこれからの季節に暖かいカッコでのポタリングなどもいいかもしれませんね。
by soraneko (2015-11-14 16:47)
SORANEKOさま
この2日間は降雨で、走れそうもありませんね。
横浜でもう5年間走っていますが、このアウトドア系スポーツで、男性と女性の比率は、50対1といったぐらいでしょうか?
女性にとって、ロードバイクは完全にマイナーな存在です。
過去に、ロードバイクに乗っていて、若い女の人と話したのは1回しかありません。この時は、パンク修理の手伝いで偶然です。
会社も広しとはいえロードバイクに乗っている女性は、今のところ聞いたことがなく、完全に男性向けの世界です。
その理由は、上にコメントされていた方が仰っていたように、とにかく日焼けを女性は、男性が思う以上に敬遠しているのが実情です。 例えば、夏場に私がツーリングに行くときに、奥さんは、UVクリーム使用法の講釈が始まるぐらいです。
それでも、顔を完全にシャットアウトして走っている女性は居ますが、「異様」と思う以上に、最近は少し「かわいそう」と思ったりしています。
ダイエットには完璧なツールで、この素晴らしさをどんどん広めたいのですが、女性には、なかなか受け入れられてもらえないのが実情で、まず、生理的な問題を解消しなければならないという意味では、非常に難しいデス。
by 大型中年 (2015-11-14 17:55)
大型中年さまへ
そうですね、以前ですとご主人や彼氏に誘われて渋々始めましたという感じの女性ライダーが多かったと混じています。
最近は漫画やアニメの影響で、高校生や大学生などが自転車に興味を抱いて始める人が増えましたね。
「山ガール」や「鉄子」など、以前では考えられなかったアウトドア系の趣味に女性が出てくるようになりましたが、流石に自転車は確かにまだまだマイナー系ですよね。
男性でも自動車やオートバイを嗜んでいた人たちは、「機材管理」という概念があるので、バイクを自分でなんとかできる人が多いのですが、女性の場合そこがかなりのハードルのようで、まずそもそも機械類に全く興味がありませんし「触るのも怖いし汚いし嫌!」という方が多いです。
例えば「写真撮影」が、カメラ機材を扱う特別な技量や知識が必要だった時代は「男の趣味」だったのが、「コンパクトカメラ」をへて、デジタルカメラが出現し、今やスマホで誰でも「なんと技術もなく」気軽に撮影できることから、自転車も僕からすれば「邪道」なんですが(笑)、操作の電動化や、ノーパンクタイヤ、もしくはチェーン無しのベルトやシャフトドライブで、メカ部分を「ブラックボックス」化して、気軽にメンテナンスフリーで、スポーツ自転車が楽しめるようになると、状況が変わってくるのかもしれません。
個人的には過度な「美白信仰」に囚われる女性には、正直嫌悪感さえ感じるますし、アウトドア系やアスリート系の女性に魅力を感じる方なのですが、当事者にとっては「命懸け」なわけで、それは理解しなければいけないかなとも思います。
コスプレ感覚で身につけられる、可愛い「フェイスマスク」やヘアスタイルを気にしないで済む「ヘッドガード」、とか、このあたりは女性の感覚で従来の常識にとらわれないウェア類などを開発していく必要があるのかもしれません。
by soraneko (2015-11-14 20:51)
身近なところにサイクリングロードがなく、汚い排ガスを出すクルマなどと一緒に公道を走ると言うこと事態、選択肢に入らないのではないでしょうか。
自分も荒サイや多摩サイから離れたところに居住したとたんに乗る機械が激減しました。
by kanchi (2015-11-15 23:12)
Kanchiさんへ
こちらの郊外に出れば、自動車を気にすることなく走れる場所がありますが、都市部や都市近郊の道路状況では仰るとおりだと思います。
駐車場、綺麗なトイレ、更衣室、休憩所などを備えた拠点をベースに走れるサイクリングロードをの普及が無ければ、これ以上裾野を広げるのは難しいと思います。
地方に「サイクルセンター」とかあるのですが、サイクリングロードとつながっていないケースがほとんどで、有効利用されていないケースが多すぎます
。
また、都市部は本気で自動車の流入規制や、車線減少による歩道、自転車道の拡張を本気で考えてほしいです。
by soraneko (2015-11-16 10:04)