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五里霧中の鬼怒川自転車道で、ブルベ装備の確認! [雑談]

季節だから仕方が無いとは思いますが、ブログの記事の内容も添付されている写真も、いくら季節感を出したいとはいえあまりに寒々しい物で、ほとんどモノトーンで色が無いのは、書いていてウンザリもします。
まあ、あと1か月くらいは我慢しなければなりませんが、もう少しの我慢とも言えます。

先の記事の通り、栃木県宇都宮市はかなりの積雪が有りましたが、気温があまり高くなかったことも有り、道路の雪はだいたい溶けてしまいました。
とはいえ、まだ日陰や路肩は雪が残り、朝の寒いうちは間違いなく凍結しているでしょうから、基本的にロードバイクで走るような状況ではないかもしれませんが、少しでも走れるのならローラーを回しているよりは気分もほぐれるだろうと、ある程度気温が上がって路面凍結の危険性の少ない9:00ごろから出かけました。

しかし市街地を抜けて鬼怒川沿岸沿いの田園地帯に出ると途端に濃霧で真っ白になっています。
鬼怒川自転車道160131 001.JPG


田んぼには雪がしっかり残っていますから、濃霧に淡い陽光がさして司会は「ホワイトアウト」です
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自転車道に上がっても、霧というか、路面や堤防から湯気が湧き出していて結局前が見えません。
鬼怒川自転車道160131 006.JPG


結局終点までまったく霧が晴れず、まさしく「五里霧中」の状態でした。
鬼怒川自転車道160131 011.JPG


これでは風景も色彩も減ったくれもないので、こうなったらヤケで、画像処理で写真を「モノトーン」にしてしまいます(笑)。
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うわー!余計に寒さが滲みてくるような風景になりますね。

さて本日はこの調子なので何時ものように距離を走れるわけもなく、休日とはいえ家の雑用が山のようにあるので、鬼怒川自転車道を往復して丁度60kmだけ走りました。
全くは走らないよりはマシで、深夜勤務で体調がかなり悪かったのですが、走り終わる頃に「血が巡ってくる」感じで、ようやく調子が回復しつつあります。

あと無理して出かけたのは、来週のブルベ「BRM206宇都宮200km栃木路」が有るので、少しでも走っておきたかったのと、ブルベ用の機材やウェアの確認をしたかったからです。

まず、冬用の防寒ビブタイツを新規で購入しました。
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「GORA BIKE WERA」というブランドで、Wiggleで購入しましたが、本当は定番の「パールイズミ」の商品を購入しようと思いましたが、足回りに余裕が欲しかったので大き目のサイズが欲しかった事と、高い防寒、防湿性能があるというふれこみを信じてこの商品を購入しました。
今までは同じWiggleのPBである「dhb」の防寒パンツを使用していましたが、パールイズミの物の半額という値段の割に使えるものでコスパは抜群なのですが、やや素材の反力が強く長時間履いていると脚に負担が大きいのと、この時期のブルベの様な過酷な環境下では防寒性能がやや物足らないという事も有り、冬のイベント用という事で、意を決して購入しました。
本日程度の気象状態や距離では能書き通りの性能があるかどうかは判断できませんが、本番に備えて一度履いたうえで洗濯をして馴染ませておきます。

同じく購入したのがこの「Sportful」というブランドのウィンドブレーカーです。
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現在はやはり「dhb」の軽量な物を使っていますが、軽いのは良いのですが薄手で防風性能が物足らなかったので、夜間の使用も考慮して目も覚めるようなイエローでリフレクターがプリントされているこの商品を選びました。
やはりこれも「サイズ」が決め手で、防寒装備を着込んでもきつくなく、かつダブついて風でばたついて空気抵抗を増やさない様なサイズを探していましたが、この「XLL」というサイズは僕にはジャストフィットでした。
後は昨年使い残した防水スプレーをタップリかけておき、にわか雨程度なら雨を弾くようにしておきました。

次にバイクですが、ブルベとあって山岳路も有り「FELT」を使用します。
後は昨年購入した「モンベル」のフロントバックを装着して装備品の増加に備えます。
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装備品ではスマホ用の充電用バッテリーで、防水・耐衝撃性のあるものを新規で購入して、ユピテルATLASに接続します。
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ATLAS自体11時間程度は内臓バッテリーでもつのですが、バックライトの使用頻度や外気温などで、特に冬季は9時間程度しか持たない事がおおく、最後の頃に「電池切れ」という事も有ったので、念のための処置であります。
まあ外部バッテリーは9000mAhもあるので、これならかなり使えるだろうと、バックライトを常時点灯モードにして、視認性を上げることにしました。
サイコンに関しては、このマップを頼りに土地勘のない場所で夜間走行するので、リスク回避でもう一台同じものを持っていくようにしています。

とまあ、60km走るのには少々大げさな装備で走っていましたが、休憩していたコンビニに来ていたライダーの方に「あれ?今日はブルベですか?」と勘違いされてしまいました(笑)。
その方も自分の出るブルベにエントリーしようとしたら、既に「満員御礼」で断念したそうです。
そんな感じで、最近盛況のブルベですが、ある意味「過酷さを克服する悦楽」を求めて多くのライダーが参加するようになりましたが、なかには経験不足のライダーが「リスク認識」を持たずに参加してくる傾向が有り、「この人大丈夫かなぁ」という参加者を見かける事も少なくありません。
まあ偉そうに言えるほどブルベの経験があるわけではないのですが、大事にならなければと思います。

で、来週のブルベも、一度走ったコースで難易度は理解しているのですが、陽気がよければ何とか完走できる自信はあるのですが、栃木県の北部で、那須高原とかを回るコースで有るので、山間部とかは相当の積雪があることから、これが来週であっても路肩や日陰の残雪などで路面凍結が有るはずで、あまりにリスクが高いと判断して、今のところ正直参加を見合わせる方向で考えています。
ブルベのベテランの方から見れば「そういうリスクを克服するのがブルベの神髄で、随分臆病者だな」となるのかもしれませんが、「臆病者にも3分の理」という所で、ご勘弁ください(笑)



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喫茶こじろう

私も退屈なローラーが苦手で余程のタフコンディションでなければ外を走りたいタイプなのですが、見るからに凍えそうな雪景色には気持ちが負けてしまいそうです。そう考えると神奈川南部は恵まれていますね。この週末も雪は結局降りませんでした。

ブルベは私も興味を持っています。自身の最長走行距離は180kmチョイですので、いつかチャレンジしてみたいイベントの一つです。でも辛いだろうなぁ等と考えてしまうと、何だか深刻な心境になってしまう心の弱さを何とかしないといけない今日この頃です。
by 喫茶こじろう (2016-01-31 18:35) 

soraneko

喫茶こじろうさんへ

毎年の事なのでもう仕方が無いと諦めていますが、イベントが控えているとなんとかならないかとも思います。
一度積もったら春までロードでは走れない豪雪地帯の方々の事を考えればぜいたくは言えないかな?とも思います。
ローラーは夜勤の場合帰宅してからだと深夜になってしまい、今ある場所だと騒音で「近所迷惑」に成ってしまうので、場所を変えようと思っています。

ブルベは面白い?と聞かれると、正直走っている間は苦しいだけでちっとも楽しくは無いのですが(苦笑)、完走するとまた出てみようという気になるのが不思議です。
今のところ200km限定で出ていますが、300km以上のブルベは、土地勘のないコースでのナイトライドは、あまりにリスクが大きいので躊躇しています。
本日会ったライダーの方も、疲れて眠い目を擦りながら走るナイトライドの危険性と、装備品を揃えるのに結構予算が必要なので、200km止まりだとおっしゃっていました。
by soraneko (2016-01-31 21:00) 

大型中年

SORANEKOさま

喫茶こじろうさんと同じコメントで、とにかく見る以上に辛そうな雪景色にも関わらず走られたことで、本当にお疲れ様です。 また、来週もBRM200のこと。読んでいるだけで、神奈川県南部のライダーには、ヒシヒシと緊張感が伝わってきます。

私も性格は雑な方ですが、自転車は臆病者が丁度良いメンタリティーだと信じています。 やはり体がエンジンですので、十分に準備してもそれが十分だったことは、結果から言うと、本当に数えることしかないような気がします。

一方、趣味としてこれだけ長く続けられていることは、準備→実行→反省→カイゼンのPDACサイクルが、キチンとハマるからなのかな~と思っています。 これは、この趣味以外ではありえないことだとも思っています。 
私もセーフティービブスを買いましたので、あとはヘッドライトをダブルにすれば、ブルべの出場資格が得られそうですが、もう少し200kmに対して身構えないように、距離を積み上げていきたいと思っています。
by 大型中年 (2016-01-31 21:06) 

soraneko

大型中年様へ

本当はこんな状況でももっと走りたかったのですが、家事の雑用や、バイクの整備、体調などを考えて泣く泣く切り上げてきました。
変な話で、走る事なら多少条件が悪くとも辛くは無いのですが、走れない方がはるかに辛い事で、恐らく後先を考えなければ夕方まで走っていて、結局それが後々悪影響を与えていたと思います。

ブルベに限らず、ロングライドに関してですが、確かに若い人たちで体力に任せて、あとは「努力と根性」の精神論で勢いで走りきってしまう方々もおられますよね。
ある意味そんな若さが今となっては眩しい限りですが、そんな溢れる体力や体育会系の根性論が無くとも、ミッションに対するPDACをコツコツ積み上げて行けば、十分成果が上がるところが醍醐味だと思います。
走行している間も、めまぐるしく変化していく天候や交通状況、自分のスタミナや足の消耗等を総合的に考えてマネジメントしながら完走を目指していくもので、「知的な大人の嗜み」だと僕は思っています。

ブルベは「完全自己責任で行う自転車旅の小冒険」というモノだと僕は思っています。
僕は基本臆病者ですので、絶対に完走できる準備と自信が無い限り参加しない方針です。
失礼な言い方かもしれませんが大型中年さんも、「臆病な勇者」であると御見受けしていますので、完璧な「ミッションレディ」状態に成ったと判断されましたら、是非ブルベに参加してみてください。
by soraneko (2016-02-01 10:40) 

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