SSブログ

山桜ライドのお手伝い、皆で走ろう筑波霞ヶ浦りんりんロード! [イベント]

4月も後半というのに、今月はこれで3回目の投稿で、2週間ぶりのご無沙汰です。
書く事がないわけではなく、いや有り過ぎてブログをのんびり書く暇もなく、中途半端に投稿するくらいならと投稿できませんでした。
基本的に自分の周辺整理も忙しいというのに、ホイホイ色々と頼まれごとを引き受けてしまっているので、まあこれは「自業自得」ではあります。
先週末はほぼ夏のような暑さで、とはいえ絶好のサイクリング日和でしたが、自分のトレーニングとかイベントの準備ではなく、まず21日土曜日は、会社の健康増進のための活動の一環として開催されたサイクリング大会のお手伝い、22日日曜日は。「JR東日本」主催の「山桜ライド」イベントで、サポートしている茨城県サイクリング協会のお手伝いで、サポートライダーを勤めてきました。
で、ぐったりして本日は「本業」をお休みという「罰当たりもの」ですが(苦笑)今日は今日で朝から「分単位」でスケジュールがギッシリで周辺整理の「家事都合」をこなしています。

さて会社の、安全衛生部門主催のサイクリングですが、初心者からやや距離を走ろうという方向性の趣旨でしたので、サポートチームの提案で「つくば霞ヶ浦リンリンロード」で、岩瀬から筑波登山道入口の往復で、約50kmを走ろうという企画でした。
で、翌日の「山桜ライド」ですが、これは東京の上野駅集合で列車で土浦まで輪行し、りんりんロードで真壁まで行くという、まあなんたる偶然か、自分のホームコースでの連日のサイクリングイベントの開催で、どちらもサポート役としてお手伝いすることになりました。

まず21日ですが、8:30岩瀬集合ですが、例によって気が早い自分は6:40頃には現地到着です。
これはバイクの準備などが全くできなかったので、前日に必要備品などを車に放り込んだだけで、セッティングや装備が間に合わなかったので、現地でのんびり準備しながら参加者を待ちます。
と、自分より気が早かったR本木さんは、宇都宮北部の自宅から自走ですでに現地に着いていたようで、全くサイクリスタの気が早いのは(笑)。
RIMG1769.JPG


集まった仲間でも我が社の自転車関係では「師匠」レベルのT河原さんが、なんと「竹」素材のフレームで組んだロードを持ち込んできました。
RIMG1770.JPG

いやこれはかなりのレアアイテムです。

8:30にはほぼ全員集まったので、主催者側の会社の管理職の方々の挨拶やイベント責任者のN木さんより簡単な注意事項の説明と、自分も生意気にも日本サイクリング協会のインストラクターとして「テクニカルディレクター」として追加の注意事項を説明します。
と、いうよりなにせ10年以上走りつづけてているホームコースですから、この任にはうってつけということで、自らかってでました。

21日は絶好のサイクリング日和で、気温が高めであることや、真夏並みに強い日差しでの日焼けの注意などをして9:00に岩瀬駅を出発します。
RIMG1771.JPG


目的地は筑波山麓の北条というところにある、「大池公園」と「平沢官衙遺跡」で、ロードバイクなら1時間で余裕で行ける距離を、たっぷり2時間使ってのんびり走ります。

筑波山ももはや春を通り越して夏の表情を見せていますね。
RIMG1772.JPG


お昼は平沢官衙遺跡の駐車場付近で、いただきます。
いや、実は自分初めてここは来たのですが、いや素晴らしいところですね。
RIMG1774.JPG

RIMG1775.JPG

RIMG1777.JPG

RIMG1778.JPG

国の指定史跡になっていて、詳しくはここでは書きませんが一見の価値はありますし、なによりロケーションが雄大で気持ちが良いですよね。

ここでいただくお弁当は、ご当地のブランド米である「小田米」を使用したおにぎりを販売している「縁むすび」
さんで予約しておいたおにぎりセットです。
RIMG1776.JPG

こんな広々としたところで頂けるランチは最高ですね!
というより、栃木県人のくせに、よくもまあいろ色々と筑波ご当地ネタを仕込めるねと、周囲から呆れられることになりました(苦笑)
このリンリンロード沿いは、他にもたくさんの観光施設が有り、美味しいものも沢山あるので、今後もそれらをご紹介していきたいですね。
いつもは黙々走り抜けているだけだものなぁ(苦笑)。

さて帰りは強い追い風で順調に岩瀬に戻り、ケガやトラブルもなく会社のイベントを終了させることができてほっとしました。
RIMG1783.JPG

健康増進のための運動習慣をつけてもらうために開いているイベントですが、多くの対象者を「引っ張り出す」には、色々と工夫が必要で、今後の課題として検討が必要なようです。

さて翌日はイベント会場は土浦で、もう宇都宮に戻っても仕方がないので、土浦で宿泊します。
流石にトンボ帰りの距離の移動と、連日の早朝スタートは、ただでさえ疲労が溜まっていて休む暇もないというのに、これはまずいということで、少々贅沢をさせていただきました。

翌日おかげでグッスリ眠れてかなり疲労感も取れたので、22日のイベントに集中できます。
もともとこのイベントはJR東日本の企画で、土浦駅に新しくできた日本最大級の体験型サイクリングリゾート「PLAYatréhttp://www.perch-tsuchiura.com/playatre/)」を起点に行うイベントです。
自分は土浦駅は久しぶりで、以前リンリンロードの終点として行った時は、あっけなく終点で自転車道が途切れて、普通の駅前のロータリーに放り出されたような感じで(苦笑)えらく拍子抜けしたことを覚えています。

で、ここ数年の再開発で駅も含めてがらっと変わり、なんと市役所や図書館などの官庁機能が駅近隣に集約されており、驚いたことに土浦駅のビル(5F)が、まんま自転車専用のリゾートで、1Fのフロアにサイクルショップやレンタサイクル、カフエ、コンビニがあり、自転車のまま入って利用できるようになっていて、駐輪所、コインロッカー、シャワー室、フードコートやホテルまで開業する予定になっていて、輪行などで土浦駅を拠点にサイクルレジャーを展開できるようになるそうです。

なんというか、自分も全国いろいろなところ見てきて、例えば「しまなみ海道」なども行政が積極的で色々と整備されてきましたが、ここ土浦は、茨木県として、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の再整備も含めて、その規模と「本気度」の熱に圧倒された感じはします。
これらにくらべれば、「自転車先進県」として自転車振興では比較的有名であった我が栃木県の取り組みなど、内容はともかくその規模は大人と子供の違いがるとも言えます。
実際各イベントでブース展示などできている行政担当の皆様のお話からも、本気度と情熱を感じていましたので、それが確実に形になってきたようです。

さて、イベントそのものは上野駅集合で専用列車で土浦まで「輪行」するグループと、地元土浦集合のグループが合流して、リンリンロードで真壁まで行って帰ってくるという往復60km程度のサイクリングイベントです。
今回テクニカルとセーフティの面での協力で、茨城県サイクリング協会がお手伝いしていて、当協会に片足を突っ込んで抜けなくなりつつある自分も(苦笑)、も参加することになりました。

現場設営などのスタートは7:00時からですが、我々の出番は「車検」からですので9:00集合でしたが、これまた気が早い自分は8:00前には現地に到着します。
RIMG1786.JPG


さて今回のイベント、内容などを見ると輪行で来るサイクリスタは別として、レンタサイクルの参加もあるということで、なんとなく嫌な予感がします(笑)。
最近のイベントは、やはり参加人数を増やすためなのですが「門戸」を広げるのは良いのですが、そのイベントのレベルに合わない、「ビギナー」などの参加が増える傾向にあります。
であればそういう想定で、万全の危機管理とケアを用意していれば良いのですが、いくつもの歴史のある「老舗のイベントは、長年の経験から素晴らしい運営をしておられるところが少なくないのですが、最近始められた民間のイベント会社がメインのイベントだと、結構笑えるならともかく、「お仕置き」レベルの危なっかしい運営をしているイベントも少なくありません。
そうなるとその結果は、参加者の不満が多くてリピーターがも込めない程度ならまだいいのですが、その参加者の安全が担保できないとくれば、間違いなく「次回」はありません。

という事で、どうも今回100人程度のイベントですが、10人いる茨城県サイクリング協会の使命は結構重いのでは?という雰囲気が漂ってきました。
無論主催者側も伴走者としてサポートライダーを用意されていましたが、やはり実際数多くの大会を主催してこなして来た「コンバットプルーブン(戦闘証明済)」の協会側のノウハウには敵いません。

参加者もぼちぼち集まってきました。
RIMG1787.JPG

RIMG1788.JPG


ここで我々の任務は「車検」からなのですが、一向に主催者側より指示がなく、とにかくこちらか働きかけて参加者を手招きして車検を始めます。
ここで困ったこのは、かなり多くの参加者が、前照灯、ベル、後方反射板必須の道交法による自転車の車両規定を、全く知らなかったという事で、車両のメカニカルなトラブル以前のレベルであり、茨城県サイクリング協会主催のイベントであれば半分以上が「出走を認めず」となりますが、「お客様」としてきているサイクリスタの方々には、理由を丁重に説明してご理解いただくしかありません。
基本例のPLAYatréのショップで購入していただく意思を確認できた参加者はOKということにします。

なんだかこの段階で、我々はアウェイ全開という感じで、まるで完全に「悪役」決定状態です(苦笑)。
とはいえ自分も日本サイクリング協会のインストラクターの看板背負っている以上、「ダメなものは原則ダメです」と言うしかないので、憎まれ役買って出るしかないですよね。
最近会社でもそういう役回りが多いのですが、いくら見栄えが恐ろしそうで適任とは言え(苦笑)、つくづく損な役回りではありますね。

輪講で来ていきなりチェーンが切れていたという参加者の面倒を見たりして(苦笑)、それでもなんとか無事に時間が来てスタートできました。
今回はきちんと先頭で引率するのではなく、グループ内を適当に混じって走って、各々の立哨地点まで行って、交差点での案内や誘導を行いながら全コースを移動するという感じでイベントのサポートに入ります。
RIMG1789.JPG
RIMG1790.JPG


一応最初に決めてあった立哨ポイントは「必須」で誘導しますが、このコース上の危険ポイントは、ある意味自分が一番詳しいかもしれませんので、要所要所は集団を見つけると先に先行してその場所での誘導などを「勝手」に進めます(笑)。
自分個人としては、自分のホームコースたる、このリンリンロードのイベントで、最低でも事故怪我等は起こして欲しくはなく、皆に「良い思い出」を持って帰って欲しいという一念でサポートさせていただきました。
帰路はかなり強い迎え風で、やはりどうしても難儀している参加者には、声かけを行ったり、自分の得意技のの「風よけ」を志願して(笑)、なんとか自分の任務は果たすことができたようです。

終了後主催者さんより、事故や転倒などはなく、数件のパンクなどのトラブル程度であったという報告があり(我々の仲間はパンクしてパンク修理講義を現地開催していましたが)、協会としての役割は十分に果たせたようで、自分も微力ながらご協力できてホッとしました。

まああまり生意気な事を書くと、またまた嫌われてしまいそうですが、土浦駅の「PLAYatré」も今回のイベントも「発展途上」という感じで、ハードは整ったけれどというところと、本当にリンリンロードとその沿線の良さとか特徴などを生かしたイベントになっているか、十分にPRできているかというソフトの部分に関しては、これからという印象もありました。
それは主催者側や県の関係者も十分承知しておられるとのことですので、今後楽しみであると同時に、「何故か栃木県人で勝手にリンリンロード応援番長」を自認する(笑)自分も、どんどん協力していきたいと思っています。


nice!(9)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 9

コメント 2

やっとこ

どうもです。
二日間お疲れさまでした。
自転車三昧、りんりん三昧の二日間でしたね[るんるん]
しっかりとサポート頂きましたので、怪我は基よりトラブルもほぼ無く
イベントが終了出来ました。
今度は心旅宜しくお願い致します[exclamation]
楽しみです[exclamation]
by やっとこ (2018-04-24 21:03) 

soraneko

やっとこさんへ

こちらこそお世話様でした。
自分にとっては、りんりんロードは完全にホームで有って、そこで皆さんに楽しんでいただければ嬉しい限りです。
一般にはまだ自転車を運んでまでサイクリングロードに行くという行為自体がハードルが高いので、そのあたりも含めてサポートできるようにしたいですね。
「心旅」、タップリ心の洗濯をしてきましょう!
by soraneko (2018-04-25 05:25) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。