SSブログ

2019セオフェスで2時間エンデユーロ参加で、今年は終了 [イベント]

しかし、自分は「エンデューロレース」というと、必ず天候が崩れます。
何をいまさらではありますが(苦笑)
今週末はやはり今年一年の天候を締めくくるように、なんと12月も近いというのに「台風27号」の間接的な影響を受けて、関東地方は土日とも大雨になりました。

普通の神経の人は「雨が振って寒い中自転車なんか乗りたくない!」が、当たり前なんですが、自分は口では「気が重いなぁ」とか「リスクがあるからDNSか」なんて弱気を吐いておきながら、嬉々として雨天走行の準備をしながら内心楽しみで仕方がないというのは、もはや「お医者様でも草津の湯でも」治らない類の人間になってしまいました(笑)。

さて自分はレースと名のつくものは久しぶりです。
自分のブログで調べたら、2016年の「霞ヶ浦エンデューロ」に参加したのが最後で、単独で2時間とはいえサーキットを走るのは本当に久しぶりです。
当然レース向きの練習・・・・心肺機能を鍛えるとか、連続の負荷に耐える脚質に仕立てるとかは一切していませんから、おそらく「ちょっとペースが速いツーリング」が関の山でしょう。

自宅を3:30に出かけて、役時間後に房総半島の千葉県館山市の東側内陸部にある、袖ヶ浦市のサーキット「袖ヶ浦フォレストウェイ」に6時ごろ到着です。
気温は11度からピクリとも上がりませんし、北寄りの冷たい風が横殴りの風雨になって体を冷やしていきます。
装備としては冬や初春の雨のブルべ並みのモノを用意してきましたから、特に寒くて走れないとかはありませんが、完全に戦意は下がりっぱなしになります。
流石に「DNS」が頭をよぎりますが、周りの参加者が臆せず会場に向かっているのを見ると、自分だけが怖気づくわけにはいきません。

今回単独の参加で、ピットの用意とかはしていませんから、出走手続きだけ早めに済ませて、あとはギリギリまで車にいて体を温めておきました。
とはいえ時間ですので準備をしてピットに向かいます。
DSC_0559.JPG


しかし、だんだん風が強くなってきて身体の芯から冷えてくることもアリ、主催者側の配慮で開会式や説明もピットの中で良いとのことで、8:20のギリギリまでコースインも延ばされました。
DSCPDC_0000_BURST20191123074709227.JPG


本日の相棒はターマックで、サーキット走行用にノーマルクランクと、11T‐25Tのスプロケにしてありますが、このサーキットの高低差程度なら問題はないでしょう。
また、雨天に備えてホイールセットを「フルクラムレーシングゼロ+23Cタイヤ」から「カンパニョーロシャマルミレ+25Cタイヤ」に急遽昨日変更しました。
シャマルミレの陽極酸化被膜リムの雨天ブレーキの効きの良さと、25Cタイヤの横方向のグリップの安定を見込んだという、パフォーマンスではなく、あくまで安全方向に振った変更です。
DSC_0560.JPG


さあここから画像が途絶えます(笑)
流石にレインウェアを着こんで滑りやすい路面でのガチンコ走行ですから、写真を撮るような余裕はありません。
2周のローリングをしてから3周目からどんどんペースが上がりますが、自分はというと、どんどん置いていかれます(笑)
冷えた上にアップもしていないので、いきなりHRを上げても体が順応しません。
調子が良ければ、一度HRをピークに上げておけば、あとは安定するはずですが、おそらく寒さもアリ体がついて行かなかったのでしょう。
コースは緩やかなアップダウンがありますが、ここは減量の成果が出て、ギア軽くして回せば足に負担もなく登って行くことができます。

本当は下りで自分の重量を使った本領発揮で、重いギアを回しこんでペースを上げる作戦でしたが、風も強く思ったより速度も乗らず、息も上ったままでしたので、下り坂はひたすら息を整えるために使ったので、川のように流れる水の抵抗もアリ、最高速度は40km/h程度でした。

一時間が過ぎたくらいの時に、完全にペースが落ちてきていろいろ限界になってきました。
一番我慢できないのが「小便」で(笑)、トイレに駆け込んで長い放水作業をこなして(笑)、ついでに給水と栄養補給をしながら一度息を整えました。

後半は身体がようやく順応してきたのと、レースとしての走り方・・・・たとえばペース配分やドラフィングのタイミング、ラインどりとかを思い出してきたので、休息とペースアップを交互に混ぜて、ペースアップの時は、流石に先頭集団は無理ですが、そこそこ他の参加者と同じペースで走れるようにまで成っていました。

ようやくレースらしいものが楽しめるようになったときに2時間が終了してしまいました。
ガーミンのデータは56km走行で、AV27.8kmと本当にレースというよりチョッとハイペースのロングライドくらいのペースでした。

しかし強度を上げて走っていたというのに体が完全に冷えてしまい、楽しみにしていたバイクなどのブースを見て回るどころではなく、フードコーナーで暖かいものを探します。
DSC_0561.JPG

DSCPDC_0000_BURST20191123102800483.JPG

実はベトナムの「フォー」を食べたのは今回が初めてでしたが、おかげで暖まりました。

本来レースですから順位を気にしなければいけないのでしょうが、気にするような成績ではないので(苦笑)、急いで着替えて帰宅しました。
しかし、本日は2:00に起きて、宇都宮から袖ヶ浦までの往復とレースもあり、帰路はだんだん気が遠くなってきてしまい(苦笑)、こりゃアカンと、途中で仮眠を取ったり、寝ぼけて道を間違えたりして、16:30頃何とか自宅に辿り着きました。

まあ、減量は進んだというもののパフォーマンスは「こんなもの」で、収穫としては足の負担がかなり軽減されて、途中で攣ったり、使い切ったりすることが無かったので、ある意味「負荷を下げて末永く走れる身体を維持したい」という目的には、一歩前進したといえそうです。

これにて今年の予定していたサイクルイベントはすべて終了で、自分は12月はある意味シーズンオフに入ります。
来週1日は趣味である飛行機イベントで、茨城県小美玉市の茨城空港で行われる「百里基地祭」で、イベントとしての「F4ファントムのラストフライト」を見に行きます。
再来週の7日は、最近恒例になっている「沖縄に行って泡盛を飲もう」・・・ではなく(笑)、は那覇空港で行われる「美ら海エアフェスティバル」で、今や最前線で緊張感あふれる任務をこなしている、F15イーグルの飛行を見てきます。

実はこの旅行のフライトとホテルのリザーブを取った翌日の朝に、TVをつけたら首里城が燃えているところが放映されてしまい、自分としては物凄い衝撃を受けてしまったので、是非現地に行って募金などを行ってきたいと思っています。


nice!(6)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 6

コメント 2

やっとこ

どうもです。
今年最後のイベントお疲れ様です。
無事に走れたのも、今年の調整が上手く行った事と、無理せずに走る余裕の気持ちがあったからですね。(そもそも天候が・・・と言うこともあるでしょうが)

そうそう、レースは天候が悪いと何時もよりもパフーマンスが上がっていない様に思うかもしれませんが、レースも全体のペースが落ちています。しかしながら危険性は高まっていますので運営側はヒヤヒヤしながら進行していると思います。サーキットでの開催と言うことで、オフィシャルも通常のレースオフィシャルが就いているのかと思いますが、クルマやバイクのレースよりも自転車レースの方が事故や転倒の際に血を見る頻度が多く、特に自転車の場合は顔面への怪我、前歯が折れる等の痛々しい怪我が多いようです。
最近は女性も多いので、躍起になって無理して走らず、レース後に疲れたなぁ、良く走ったなぁと、無事に家に帰る事を気を一番に考えて頂きたいところですが、血の気が多くヤル気満々の方々はなかなか難しいですよね~。
by やっとこ (2019-11-24 10:03) 

soraneko

やっとこさんへ

このセオフェスのイベントは、運営がしっかりしていて、「たまーに走りたい」程度のビギナーが参加しても安心に走れる良いイベントです。
雨で転倒を危惧していましたが、自分が見ている範囲では転倒で運ばれたケースはなかったようです。
家族連れや親子、夫婦、カップルも多く参加していて、「ガチンコ勝負一番」の人たちも含めて、お祭りを楽しめるのが好感が持てますが、どうもここの会長も「持っている」人のようで(苦笑)、参加者も解っていて、それでもイベントを楽しんでいました。

自分のパフォーマンスで言えば、やはり「転倒したくない」が最優先で、おまけに膝も庇っていたこともアリ、無意識にかなりセーブしていたようで、はっきり言って「古峰ヶ原練習」のほうが余程ダメージが大きくて、レースに出たという感じがしませんでした(苦笑)
でも、専用コースで思いっきり走れるのは楽しいですよね!
by soraneko (2019-11-24 11:04) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。