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雪道踏みしめて諏訪湖へ、-10℃の車中泊挑戦! [雑談]

あー、自転車乗ってません!(笑)

朝いつも通りに起きていますが、どうも外に出られません。


今年は寒いといいますが、以前の記録を見れば、気温そのものはそんなに低い訳ではなく、風が強いというのも単なる言い訳っぽいのが、こりゃ怠けておるなと(苦笑)

で、どうせ寒いなら寒いからこそ見られるものでも見に行こう!という事で、以前より興味があった、長野県の諏訪湖の全面凍結した湖面で、亀裂が盛り上がって伸びていく「御神渡り」を見に行きました。


現地では信仰の対象にもなっている自然現象で、加えてこれを目当てに観光客も集まるというので、寒くなると期待が膨らむそうですが、ここ数年は温暖化の影響なのか、諏訪湖の神様がお怒りに成ったのか、冬季の全面凍結もほとんどなく、お隠れに成っておるそうです。


さて、御神渡りが発生するためには、現地の最低気温が-10℃以下の朝が数日続かないと起きないそうで、現地の気温の予報などを見ると、かろうじて22日が-10℃に成る程度で、以後の予報では今月は其処まで下がりそうにないようでしたので、21日に現地に行って様子を見ることにします。

宿は取らず、今回は-10℃での車中泊の検証もかねて、前回の経験から追加した装備の確認もかねての旅行となります。


今回も基本は下道で行きますので、ルートからすれば都市部通過を、出来るだけ通勤時間帯を外しておきたいです。

4:00に自宅を出て国道4号を南下して、以下のルートで諏訪湖を目指します。

諏訪湖ルート_0.jpg
今回は今まで使った事の無いルートという事で、高崎から富岡、佐久を経由して山岳ルートで向かいます。
まあ、この時期ですから山岳路は全く問題ないとは思いませんでしたが、西に進み標高が上がるにしたがって、周囲の山々は段々白いものが増えてきています。
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富岡から国道254号線で下仁田を超えて県境に向かうと、路面の方もいよいよ怪しく成って来ました。
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外気温計の気温は-8℃と、この路面の濡れ具合はどう考えてみても水ではなく凍結したアイスバーンです。
車の方はスタットレスタイヤは履いていますが、3年経っていますし溝は減っていませんが柔軟性が落ちているので正直心配でしたが、今のところ問題なく走れます。
チェーンは布タイプの簡易的な物を車載していますが、今のところ出番が無いようです。
佐久市を超えて国道142号線で向かいますが、工事渋滞とかある表示だったので、車のナビは自動的に国道152号線を選んで白樺湖の方に向かいますが、もうこれはいけません。
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以前のようにフルタイム4WDのインプレッサだったら、嬉々としてパワーをかけてコーナーに突入していったものですが(苦笑)、FFで雪道に弱いという評判の某社のミニバンであるこの車では・・・・・あれっ?普通に走っています!。
まあ、こちらも雪道のドライビングに関しては、かつてけして安くない授業料を払って(泣)習得していますから、ラリードライバーのように華麗な連続ドリフトを決めてというより、より安全に安定して走行するためのスキルはあり、その基本に忠実に運転していますが、どうやら最近のスタットレスタイヤと、車の姿勢安定制御のシステムの進化をナメていたようです。
とにかく普通に運転していても、ピクたりとも姿勢が不意に乱れることもなく、ヘヤピンカーブの厳しい上り坂も、アクセルをラフに踏み込まなければVAS(ビークルスタビリティアシスト)が作動する事もなく・・・・というより、ドライバーに分からないくらい緻密に制御されているようで、この車は前輪の左右のブレーキバランスを変えて、まがった方向に向くような(ヨーイング)制御、アジャイルハンドリングアシスト制御も入ってい、片輪の空転もブレーキで防ぐように成っているので、LSD(リミテットスリップデフ)程では無いにせよ、姿勢が安定する様です。
まあ、あくまで「アシスト」であって、LSD装備のフルタイム4WDのように、ターボパワーをキッチリ路面に叩きつけるトラクションは有りませんので、力強く進んで行くわけでは無く当然無理は禁物ですが、普通に走る事に本当に驚きました
キチンと雪道を走るのは15年ぶりで、この車では初めての雪道でしたが何の不安もなく雪の峠道を通過することが出来ました。
しかし、此処まで普通に走るというのは実は危険な話であって、雪道走行の経験やスキルのないドライバーが、更に「危険感受性」が無い・・・要するに今自分が危険な道を走っているという自覚のないドライバーが、タイヤのグリップと、車の制御を超えた途端に「パニック!」となるのは目に見えていて、事故に至らずもそれで自走不能に至るドライバーは少なからず存在するのでは?と感じました。
何とか無事に平地に降りてきて、茅野市から北上して諏訪湖を目指します。
そういえば諏訪湖は中央自動車道で通過するときに、眼下に見える姿しか見たことが無く、初めて訪れました。
早速東岸の湖岸を走りますが、此処はしっかり凍結しています。
北岸にある「ハーモ美術館」近くの駐車場に車を止めて、早速湖岸で撮影です。
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湖は全面凍結していないようで、これだと「御神渡り」は難しそうですね。
でもこのポイントはちょうど山の間から富士山が見える場所で、これはこれで良い絵が撮れそうですね。
さて、お昼近くに成ったので、GoogleMapでお店を探して、近くの市街地にあるイタリアンのお店に行きます。
「リストランテ ボーノ」さんで、本格的なイタリアンですが、比較的リーズナブルにイタリアンとワインを楽しめるお店です。
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よくあるパスタ中心の家庭的な料理のお店(そういうのも好きなんですが)ではなく、本格的に調理された料理で、ランチとはいえこの値段で、この雰囲気でイタリアンを楽しめるのは有難いですね。
いやいや!、これはディナーでワインをボトルで頼んで仲間とはしゃぎたくなりますね!
とはいえ、オミクロン株の蔓延騒ぎで、このような個人経営の飲食店は再び影響を受けています。
この時期に県境超えて動き回る自分は批判を受けるかもしれませんが、ハッキリ言えば現時点でコロナ蔓延当初と同じような考え方で自分や他人や世間を縛る事には、個人的には大反対です。
無自覚に感染対策なしで、自分の欲求を満たすために、酒飲んで騒ぎまわるガキ共は論外ですが、コロナ被害を過大に喧伝して恐怖を増大させてしまい、以前の厳しい検疫体制のまま進んでいるから、医療体制がひっ迫するのであって、あきらかに論点が間違っているといえないでしょうか。
自分は些少であっても、こうやって困っている地方の飲食店にお金を落とす方が、適正では?と思うのですが?
と、おなかも膨れましたがこの後の予定は未定で、まあとりあえず諏訪湖拘りで、動いてみますか
で、アニメの聖地として有名になった「立石公園」に向かいます。
ちなみに自分はその有名になったアニメを知りません(苦笑)。
別に避けている訳ではないのですが、新海某氏が作ったアニメは、そういえば全く見た事が在りません。
まあ、自分の感性は普通の方とは違うようで、あっ!あくまでそれは自分方がマイノリティで異常だという意味なんですけどね(笑)。
自分は世間で有名なアニメや映画などまったく見ていない物が結構多くて、周囲に引かれる事も少なくは有りませんが、興味が無いものは無いので、別に気にもとめていませんけどね!
まあ、昭和49年からのアニメオタク歴46年は伊達では有りません!
何せ当時「アルプスの少女ハイジ」の裏番組で低視聴率だった「宇宙戦艦ヤマト」を初回から食い入るように見ていた小学生でしたから!
いや、どや顔する話では・・・(苦笑)
此処は山中というより、昔リゾート用の別荘地として分譲したと思われる人家の中をクネクネト、かなりの勾配の坂を上ったところにある公園で、見晴らしは最高で諏訪湖が一望できます。
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やはり一部は凍結しておらず、溶け出してしまったようです。
この後はさすがに疲れたので、お楽しみの温泉タイムです。
此処も聖地巡礼のような物で(笑)、ゆるキャン△でリンちゃんが訪れた「片倉館温泉」にしました。
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立派な洋式の意志作りの建物で、温泉は適温で気持ちの良いものでしたが、何より建物の雰囲気から、まるで「テルマエロマエ」の世界のようでした(笑)。
此処は美術館に併設された公衆浴場で、自治体が作ったものではなく、地元の実業家で、紡績で財を成した片倉家が地元の為にと設立したものです。
ん?片倉、絹、あれれ「片倉シルク」?
何となく記憶煮るこのワードの自転車が確かありましたよね?
何と、元々製紙工場からスタートした元の会社が、片倉製糸紡績と合弁し、自転車、オートバイの製造を得て自分の知っている片倉シルクに成ったそうです。
うん、一つ利口に成りました(笑)。
さて、お風呂も入って後は今夜の車中泊の場所を探さねば!
ちょっと気になったのは、諏訪湖畔の駐車場は軒並み「車中泊禁止」に成っていた事です。
飲食禁止や夜間の使用禁止など、まあ住宅地の近くの駐車場で、馬鹿な奴らが一体何をヤラカシテくれたかは想像がついて、怒りが湧き出してきます!
はあ、しかし困ったなー。
という訳で、色々探してみましたが、幾つか候補を確保して、安全性を考慮して道の駅を探してみました。
ところが近隣の道の駅の「道の駅 小坂田公園」はなんと改修中でNGで、近隣の公園の駐車場は、山間部であるためか雪に埋もれている始末で、うむむ、雪中車中泊は予定外だしなぁ・・・・
という事で、もう少し移動して、結局塩尻市を抜けて、松本空港近くの「水戸の駅 今井恵みの里」に目星をつけました。
道の駅 今井恵の駅.jpg
最近の道の駅も車中泊禁止が増えていますが、ここは浮ついた大バカ者が観光で訪れて使うというより、空港や農産物の物流や業者などのトラックが「仮眠」等で使っている雰囲気があり、大丈夫そうです。
此処で車中泊の準備を明るいうちに整えてから、お風呂とご飯です!
片倉館温泉では温まっただけですから、今度はキチンと体を洗って下着も変えたいです。
一番近い所の温泉で検索して、国道158号線「野麦街道」沿いにある、「竜島温泉せせらぎの湯」を目指しますが、ナビで現地についても該当施設が見つかりません??
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ナビの地図では此処まで細かく出ていないので、此処でGoogle先生のお世話になって、どうやら川の反対側に渡る橋があるので対岸に渡ってやっと見つけました。
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肌がヌルっとするアルカリ系の泉質で、露天風呂もありますから、天気が良い荷の昼間に来たかったですね。
しかし、何処の施設に行っても名前と電話番号を書かされるのには閉口しますが、これはたぶん県の指導なんだと思いますが、ここまで感染が蔓延している現状では、感染経路もあった物でなく、ハッキリ言って現場に余計な労力を強いているだけと断言しましょう。
しかし、何処の施設もキッチリ指導は守って実施している辺り、「日本人だなぁ」と思いますね。
身体の温まって、買っておいた地元のお酒を、コンビニのおでん肴にたしなんでから寝ようと思いましたが、猛烈にお腹がすいたので、途中にある「ご飯屋」さんでチキン南蛮定食を頂きます。
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この日はチキン尽くしでしたね(笑)
お腹も膨れたので、道の駅に戻ると既に営業は終了していて道路沿いには大型トラックが並んでいてエンジンをかけながら仮眠を取っているようです。
構内には「エンジンをかける車は道路沿いに」という看板が有り、そのほかにも営業車も何台か車中泊をしているようですので、その中に混じってお休みします。
今回は前回の車中泊で寒い思いをしたので、マットレスの上に毛布を牽いて、露出している頭が寒かったので、ツーリングて使うマスクをかぶって、毛糸の帽子もかぶり、寝袋の彼方此方に使い捨てカイロを張り付けて・・・・あれれ?、これって自転車で走る装備そのもので、自分はこれで-10℃の中を走っているので、これなら問題ないでしょう。
あと、今回は時間つぶしのアイテムとして、いつも使っている10インチのパットに色々とアニメを入れてきたので、これを見ながら地酒で晩酌して寛ぎます。
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リンちゃんも寒そうですね(笑)
3話ほど見ていたら晩酌も効いてきて、装備のおかげで十分暖かいので、眠気が襲ってきました。
まあトイレも近くにあるので、夜中に尿意を催しても安心で、明日の諏訪湖のイベントを期待して就寝しました。

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