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河津桜を愛でる旅、初日は移動と下田で車中泊と美味しい朝ごはん [雑談]

2月も終盤に成り、体調も回復してきたこともあり、23日の天皇誕生日(祝日だと忘れていた)に、伊豆にこの時期に咲きそろう「河津桜」を見る計画のため、自宅を5:00頃出かけました。


前回都心を抜けるルートを開拓するため、国道16号線方向で、途中所沢辺りから南下するルートとり大失敗してしまい(苦笑)、道に迷うは渋滞に巻き込まれるはで、散々だった反省をもとに、素直に国道4号線を南下して、越谷市で越谷浦和バイパス経由で岩槻街道を南下して環状8号線を回って国道246号に抜けるという、シンプルなルートを選択しました。

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とはいえ、やけにスムーズに都心を抜けられましたが・・・・あっそうか!、この日は祝日で通勤渋滞が無かったからなんですね。

まあとりあえず休日ならこのルートは使えそうです。


さて246号線も比較的順調ですが、今度は休日の観光目的の車が増えて徐々に流れが滞ってくるようになりました。

周囲も次第に山の中に入り、峠を抜けて秦野市に向けたところで正面に富士山が見えます。

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絶好のドライブ日和ですね。
この時点で既に3時間40分くらい走行していますが、途中2回のトイレ休憩だけでしたが、長い渋滞もなかったので疲労感なく、ドライブを楽しむことが出来ました。
最近下道を延々と走る事が多いですが、かつては、どうしても休日のうちに帰還することが大前提で、高速道路を使う、新幹線を使う、飛行機を使うという「時間をお金で買う」スタイルであり、これは時間と労力を掛けないための「一つの回答」であはありました。
ただそれが「唯一の正解で、絶対正しい」と若い頃は思いましたし、それを推奨される方も多いのですが、世の中に絶対の正解が無いという事を学ぶのも「経験」と言う物で(笑)、「豊かな時間の使い方」を覚えてこそ、成熟した人生を送れるという物のようです。
また、移動中の「情報の蓄積と速度」には関係性があり、速度が上がれば移動中に取得できる情報量は減少し、反対に速度が下がれば情報量は増えていきます。
これは自転車のツーリングで学んだ事でもあります。
ロードバイクで遮二無二目的地に行くより、クロスバイクやミニベロでノンビリ走るほうが、経路に有った景観や店舗などの情報をよく記憶していました。
さて、とはいえ流石に疲れたので、長めの休憩を、駿東小山町にある「道の駅ふじおやま」で取ります。
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流石におひざ元まで来ると、富士山も見事ですね。
これを見ると、また富士山周遊の旅に路線変更したくなりますが、また後程という事で。
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この裾野で昼食を取り、国道414号線を南下して天城峠を目指します。
この間も、道の駅とか公共施設の駐車場とか、車中泊に利用できそうな場所は、必ず立ち寄って様子を確認して、後日の旅行の為に備えます
天城トンネルを超えて河津に下る途中に、有名な河津ループ橋が有ります。
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このループ橋の下の空間は駐車場に成っていて、一部は貯木場にも使われています。
ここも桜が咲き始めていて、見物客もチラホラ見かけます。
場合によっては此処も車中泊に・・・・と思ったのですが、結構走行する車の騒音がうるさいので止めました。
ちなみにこのループ橋は、優れた建築物であるという賞を幾つか受賞しているそうです。そういう賞もあったんですね(笑)
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こう言う建築技術は、日本が長い歴史で築いてきた貴重な「財産」であり、技術とはすなわち人そのものなのですが、蓄積されたデータを呼び出して計算させてハイ設計終わり・・・みたいな傾向が当たり前になっている現在、気が付いたら貴重な技術やその発展が阻害されて廃れていく事に成ってはいませんかね?
さて、この日の車中泊は、前回訪れた「道の駅開国下田みなと」の駐車場に決めてあります。
GooglMapの口コミでも此処で車中泊を紹介していましたし、大型キャンピングカーも数台、他にも車中泊狙いのような乗用車もいて、間違いない場所です。
それとは別に、ここで荷物を広げて朝食作り・・・という訳にもいかなそうなので、眺望が良い所を物色すると、河津から下田に行く間の道に「尾崎ウィング」という、眺望の良い無料駐車場を見つけました。
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東伊豆道路の断崖絶壁の上にある駐車場で、トイレもあるので此処で車中泊とも考えましたが、道沿いで煩そうですし、何か怖そうなので止めましたが、此処なら早朝は誰もいなさそうなので、朝食取るのには使えそうです。
自販機もありますが、何やら張り紙が?
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何と自転車とチューブが置いてありましたが、最近自転車のタイヤも多様化しているので、どれだけ需要があるのでしょうか?
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この伊豆東道路も、自転車走行の青い矢印があり、此処をツーリングしているロードなども見かけますが、アップダウンはともかく、とにかく車の往来が多く、狭い道を結構なスピードで走っている事と、此処だけの話では有りませんが、海岸線沿いの道は結構トンネルが多く、それも古いトンネルで自転車の通行は考えられていないので、その辺りが自分は結構精神的にネックに成っています。
さて、自分的に車中泊する場合、なにはともあれお風呂で体を解して、下着を取り換えてスッキリさせることが、質の良い睡眠に繋がるので、折角の伊豆ですし、温泉を探してこちらに伺いました。
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河津川沿いにある「踊り子温泉会館」さんで、ノンビリお湯に浸かりました。
まあ、相応の雰囲気のある温泉も良いのですが、どちらかと言うとこういう設備の整っている温泉の方が、こういうときは助かります。
ついでに「ランドリー」もあればいう事なしですね!
この後、移動して車中伯に入ります。
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道の駅も、出来た時期や周辺の産業環境等で、色々な種類がありますが、新しい所や近くに農産物の産地や個々のように漁港の近くなどは、車中泊の観光客や、物流のトラックの仮眠の配慮などで、車中泊を前提の駐車場を準備してくれているところが多いようです。
さて流石は南伊豆に来れば、寒いといっても氷点下まで下がる事もなく、快適に一晩過ごせましたが、5:00起床にて、朝食を取るべく、昨日調べておいた尾崎ウィングに移動します。
夜明け前で暗い上に、流石に寒いので若干準備に手間取りましたが、この日の朝食はカレーライスにチーズインハンバーグと言う、結構豪華なメニューです。
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さて、今回活躍したのが、この「山善コンパクトクッカー」という小型の電気鍋です。
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1.5合のご飯も炊けますが、これでお湯を沸かしてレトルトカレーやハンバーグを温めました。
自分の持っているバッテリーでは、500W以上の機器が使えず、熱源機器の場合ほぼ使えなかったのですが、これは200Wで十分作動して、複数のオカズの調理に十分使えました。
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ちなみにほとんどの道の駅や駐車場、またはRVパーク等は、屋外での火気厳禁で、キャンピングカーなら問題ないでしょうが、乗用車の中での火気使用も、火災の危険もあり躊躇していましたが、以前使用したアルコールランプクッカーも直火は表に出ない物でしたし、この電気のコンパクトクッカーなら安心して利用することが出来ますね。
ちなみにご飯に関しては、無洗米を1合真空パックした、しかもメスティンでの炊飯用に販売されたこの商品を利用しました。
カレーは、実は近くのスーパーで売っていたこの商品です。
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この無洗米は本当に便利で、これとペットボトルの水が有れば、メスティンで簡単にご飯が出来ますので本当に簡単に暖かいご飯がどこでも頂けます。
ちなみにこのメスティンは、固形燃料で炊飯するゴトクとセットなのですが、この固形燃料は、パッケージ開けておいておくと、気化が始まって劣化して、完全燃焼しなくなるので、注意が必要です。
レトルトカレーも、もとは350円くらいする「高級レトルトカレー」で、ビーフがゴロゴロ入っていて、コクのある美味しいビーフカレーでした。
実は売れ残りの格安品として値引きされて販売されていたのですが、勿体ない話です。
しっかり朝ごはんもいただいて、夜が明けて明るくなってきましたので、いよいよこの日はお目当ての「河津桜」ですが、今回は此処まで!
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