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久々の鬼怒川自転車道往復、視点を変えると見えないものが! [雑談]

今すごく眠いです。

本日は未明の1時頃にあった茨城県南部のM5.1の地震で起きてしまい(地震の起きる1分前には目が覚めた)、宇都宮市も震源に近く震度4だったので、すっかり目が覚めてしまいました。

この地震、高感度の事業用緊急地震速報でも猶予に3秒ほどしかなく、本当に震源が近かったです。

またそのあと随分長く揺れていましたよね。

まあ、避難するほどではありませんが、これで震災クラスで避難所に行かなければと思うと、この状況ではゾッとしますよね。


さて、これで天気でも良ければ嬉々として自転車で出かけてナイトライドを楽しんでしまうのですが、結局雨が9時頃まで振っていましたので、転寝をしたり、ツイートしていたりと時間を潰して、あとは普段できないホイールの整備を行いました。

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整備はMAVICのキシリウムSLR・・・まあこれはR-sysですが、この構造のハブは定期的に清掃して、専用オイルを塗布する必要があります。

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あとこの白い部分がゴムのシールなんですが、これが擦れるのですから、足を止めると結構なフリクションが有るのがMAVICホイールの難点とも言えます。
まあシマノのパーツもそうですが、耐候性を上げようとすると、どうしてもシールの摺動抵抗が無視できないレベルに成ります。
競技をする人はシールを剥がして使うそうですが、一般の人の場合、おそらく自分ではこういう部分はメンテナンスしませんから、こういう所がしっかりしたパーツを使う方が無難だとも言えます。
さてようやく10時頃路面も乾いてきたので、多少体をほぐす程度に乗ってこようと、久しぶりに鬼怒川自転車道の往復に出かけました。
早朝でないのでこの程度の気温なら、指切りのショートのグローブが使えますが、今年初めてですね。
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天気不安定ですが、何とか陽の光も出てきました。
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このポイントで撮影するのも久しぶりです。
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自分の他のバイクはこの場所ですべて撮影していますが、LOOKは初めてで、これでようやく自分のフリートに編入できた感じがします。
鬼怒川は自分が走り出す「柳田大橋」の南に、噂の「LRT(路面電車)」の橋梁が交差します。
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このLRTは単に既存の道路に線路を敷設するのではなく、渋滞緩和やその他諸々の事情により(苦笑)新線の割合が多いのが特徴です。
しかし陽が出ていないと気温が上がらず、途中で雨に降られるのも嫌なので、終点の二宮で終わりにして、アンチはリニューアルされた「道の駅にのみや」を覗いてみます。
しかし、結構な人出で、いくらマスクをしていても、ごった返している建物の中に入る勇気はなかったので、表にある屋台で販売しているピザを、離れた場所のベンチで食べて終わりにします。
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しかし、なんというか世の中のコロナ騒ぎが嘘のような、緊張感の無い、のほほんとした雰囲気があります。
ピザの店主によれば此処より北の地域に行くと、ほとんどマスクもしておらず、意識が高いとは言い難い雰囲気だそうでした。
どうもこのあたり、情報はいくらでもリアルタイムで手に入れられるのに、「危機感や感染防止の意識」に関しては、これは東京を離れれば離れるほど低くなっていると考えて間違いないでしょう。
この辺りは「ノンビリとした田舎」の良さが仇となっている・・・は好意的な言い方で、辛らつにいえば「田舎者は世界情勢も解らない鈍感な連中」と言われても、仕方がないのかもしれません。
田舎の良さはあれど、やはりその狭い世界で余所を考えずに普段の生活が十分成立してしまう「視野の狭さ」が、こういう時はチト辛い事に成りますね。
さて、そそくさと道の駅を離れて帰路に向きます。
で、来た道をそのまま帰るのが大嫌いな自分は(苦笑)悪い癖で走った事の無いルートを選びます。
通常鬼怒川は自転車道のある西岸を走りますが、帰路は東岸を北上することにしました。
鬼怒川自転車道は本当に何度走ったかわかりませんが、西岸は多くて3度目くらいしか走った事が無いという「レアなコース選択」となりました。
しかし、本当に同じ鬼怒川でも、西岸と東岸では本当に印象が異なります。
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この「宮岡大橋」の堰を渡って西岸に戻ります。
西岸は何時もの鬼怒川自転車道ですが、なにせ最近ここを走るときは夜か早朝と来ていますし(苦笑)、帰路にはここ数年使っていないので、「こんな風景だったんだ」と結構新鮮です。
面白いですよね、同じ所を走っても、方向や時間帯、季節がが変われば印象が本当に変わってしまいます。
しばらく走ると、堤防に菜の花の群生が広がっていました。
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ここは数時間前に走っているのに、こんなに菜の花が群生しているとは、本当に気がつかなくて、視界の隅にチラッと入る程度で「ああ菜の花が咲いているな」程度しか認識していなかったんですね。
おそらく視線は南下して左側の河川敷の方に向かっていたはずで、見えていなかったんですね。
これは大げさな話ではなく、例えば今回の新型コロナの話でも、「感染の蔓延」という起きている事象は同じでも、人により、立場により、国家により、また時間によっても、おそらく見えているものが別であって、したがって別の答えが出てきてしまうのかもしれません。
例えばこれが家庭でも、友人関係でも、職場の仲間でも、同じ会社でも、それぞれ違う物が見えていて、その上考え方のプロセスが違いますから、まあ各々勝手に考えれば違う答えが出てくるのが「当然」なのが大前提であって、立場が上の人で有れば有るほど、多くの人間を束ねれば束ねるほど、この「違う風景を見て別の事を考える部下達」を、一つの方向に向けて機能させなければならないのだと思います。
ただ、摩擦を発生させない様に「馴染ませる」のは「時間」がとても有効ではありますが、それは普段有効な話なのであって、危機管理の部分では、緊急事態の時は、コンセンサスよりトップの意思による「指示命令」が必要で、それも「感染」が絡めば「時間」はかけられないというのが難しいところで、何処まで「摩擦熱の火傷」を許容できるか・・・その決断にすべてがかかっているように思えます。

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