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一年の計は元日に、一筋の光を! [雑談]

明けましておめでとうございます。
またこの言葉を無事に言えるのは、本当にありがたい事だと思える年齢に成ってきましたね。
今年も恒例の御来光ツアーを行い、無事帰ってきました。
この行事は20歳のころから始めましたから、かれこれ35年目になりますが、流石に若い頃のような無理は効かなくなってきました。
もっとも夜明かしで車を飛ばしていた20代の頃と、夜明かしで氷点下の暗闇を自転車で動いている今とを比較すると、果たしてどちらが無茶なのかは何とも言えませんね(苦笑)

さて、今シーズンの冬は「暖冬」と言われていますが、結局年末に成って一気に本来の季節を取り戻してしまいました。
昨年末は記録的に寒い年末年始でしたが、今年も結局同じようになりました。
昨日の23:35に自宅を出て、芳賀の安住神社で初詣でを済ませてから大洗に向かいます。
神社の方にはすっかりこの珍妙なサイクリスタの姿を覚えられていて、「今年も大洗まで行くんですよね」と声をかけられました(笑)

この後の行程をしっかりレポートすべきなんですが、これが全く楽しいツーリングどころか、ほとんど「苦行」ともいえるほど辛いモノなので、写真も撮らず氷点下の暗闇を、新しく装備したスピーカから流れる宇宙戦艦の雄々しい音楽と、μ’sの歌声を励みに何とか海岸に辿り着きました。
しかし、毎年思いますがせっかくの御来光だというのに、集まってくる「有象無象」共の某弱無人ぶりは、怒るのを通り越して最近は哀れさえ感じます。
違法駐車、不法侵入、ゴミの投棄など、間違っても今自分たちが、地元の人々に迷惑をかけているなどとは、毛程も感じていない事が彼らの悲劇であり、いずれその「無意識の悪行」が自分に向けられるという事に、気が付くのは事が起きてのちの事となるのでしょう。
なんだか一昔前にこの地に集まっていた、見た目に凶悪ではあった「やんちゃな連中」より、善良な一般市民面して平気で人に迷惑をかけている、今目の前の連中のほうが、余程「性質」が悪いように思うのは自分だけでしょうか?

一筋の光明は、その場に居た一人の中学生と思しき少年が、それらの群衆に嫌悪感をあらわにして、何かを感じ取っていた事です。
なんといか、自分はそんな彼に何か感じるものがあり、「いいかい、こんな汚れた年寄りが言うのもなんだけど、あんな大人達に絶対になるなよ」と声をかけてしまいました(苦笑)。

さて肝心の御来光ですが、薄明るくなってきたら、何やら水平線付近に黒い雲が広がっていました。
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しかも海はうねっていて、波頭が白く湧き上がり、かなり荒れているようです。
暗闇で聞こえてきた轟音は、この波の音だったんですね。

案の定日の出時刻の6:45に成っても、光が全く見えてきません。
現金なもので、水平線から見られないと知ると、違法駐車をしていて、歩きタバコで迷惑だった家族連れの中年など、あっさり引き揚げてしまいました。
もっとも、同じような輩の大型ミニバンなどで、道路が渋滞で動かなくなっていたようですが(苦笑)

しかし、長年の経験から、この程度の雲なら、切れ目から一瞬見えることがあることを知っていましたから、諦めることなく20分ほど待ってようやく一瞬を切り取ることができました。
_IGP0723.JPG

快晴という天気予報を信じてはるばる海岸線まで出てみれば、目の前に黒雲が広がる状態にガッカリして諦めてしまう事は簡単なんですが、それまでの自分の努力を信じて障害があっても我慢して、一瞬でも光が差し込めばそれを逃さない「したたかさ」も必要であることを、今回は再確認しました。

しかし、なんだかこれらの出来事は、今年の自分の、また自分の周りに起きるであろう「先行き」を暗示しているような気がしますね。
一年の計は元日に有とは古来より言われていますが、その言葉を肝に念じて「信じ続けて耐え続けて一筋の光の逃さない」を今年の目標にしていきたいと思います。

とにかく頑張れば、このような綺麗な風景も拝めることができるんですものね!
_IGP0728.JPG

しかし、年々「ミッション」が厳しくなっているようだけど、歳のせいもあるのでしょうが、本当に疲れたなぁ(泣)
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