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防災体験学習施設 そなエリア東京で震災体験! [危機管理]

本日はお休みを頂いて、東京有明に行ってきました。
なんだ趣味のアニメのイベントですかと聞かれましたが(苦笑)、有明といえば「東京ビックサイト」はオタクの聖地でもありますね。

自分の場合は有明駅そばの「防災体験学習施設 そなエリア東京」に行くことが目的です。
まあ仕事ではありませんが、防災士としての見識を深めるための勉強は欠かさないようにしているので、遊びではないですよね。

年末に購入した「青春18切符」の最後の日ということもあり、宇都宮からだと東京上野ラインで新橋で「ゆりかもめ」に乗り換えるか、「湘南新宿ライン」で大崎で「りんかい線」に乗り換えれば「有明駅」にいけます。
今回は久し振りに「ゆりかもめ」に乗って行きました。
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有明駅を出ると、今日は本当に良い天気です。
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駅を出て道路の反対側が「防災体験学習施設 そなエリア東京」になります。
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9:30開館ですが、どこかの企業が団体できていて、「震災後72時間体験」で集まっていました。
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一般は9:45からということで周辺を散歩して時間を潰します。
ワンがい沿いの広い公園がありますが、ここは災害時には防災拠点として機能する基地でもありますので、ここはヘリポートとして機能します。
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吹流しがあるのは、ヘリポートとして航空法で設置が定められているからです。

湾岸エリアは高層建築が多く、流石に都会に来た感じですね。
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さて時間になったので施設に入ります。
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これは街に買い物に出かけていて、夕方に震度6強の地震にあったという想定で、エレベーターに乗ったら突然揺れ出して、そこから震災体験が始まっているようです。

緊急停止したエレベーターで街に出るとこんな感じになっています。
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タブレットを渡されて、危険ポイントに行くと質問が起動して、そこの危険源の知識を得る「クイズ」をこなしながら進んでいくという、ゲーム感覚で、震災後の恐怖とその防災の学習ができるという内容になっています。

確かに、全くそんなこと眼中に無く、「正常バイアス」の赴くまま幸せに生きている一般の方々であれば、一定の「衝撃」は得る事ができると思います。
学習内容はしっかりしていて、内容が濃いものですので、「その気があれば」しっかり防災は学ぶことが出来ると思いますので、おそらく学校の行事や、企業の防災活動で活用され散るのだと思います。

自分はこちらに興味があります。
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うーん怪獣が出た時の政府の対策本部・・・・まんまそのままですね。
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本当に首都直下型災害等は発生したときは、まず総理官邸の危機管理対策室が活動を開始して、こちらの施設も一般の人はシャットアウトされて、政府関係者、警察、消防、自衛隊、地方自治体などの総合司令室として機能することになっています。

まあ、そんなことにならない方が良いわけで、そうならなければこれを作った予算は全く無駄になりますが、防災お供えとはそういうもので、その「無駄」を何処まで許容できるかが、どれだけ真剣に防災を考えているかに関係しているわけです。

というわけで、職場におみやげを買って午前中で帰路につきました。
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この「東京防災」の冊子は、発表された時に大きな話題になりましたが、必要なこ事が、要点良くまとまっていて、これ一冊手元にあれば、かなり「本番」で役に立つスグレモノです。
これが1冊143円は、本当にバーゲンプライスで、無論儲けるためでなく、本当に多くの人達の命を助けるために「商売抜き」で作られたものという「熱意」が分かります。
出来れば、自分の会社でも、少なくとも役員や管理職、拠点の責任者や各職場の防災担当者には渡しておきたいアイテムですね。
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