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聖地巡礼と富士山周遊の旅、河口湖での車中泊と朝の富士山 [雑談]

ようやく河口湖までの話に移れます。なかなか進みませんね。


御前崎灯台を見た後、国道153号線で富士宮市に向かいます。

この後国道139号線を北上して、朝霧高原経由で河口湖に向かいますが、この日は河口湖で車中泊の予定ですので、何処かで晩酌のオツマミと、朝食の食材を調達しなければ。


と、富士宮市を走っていると、富士山に傘雲が掛かっています。

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この日は強い西風が吹いていましたが、駿河湾の湿った風が西側から吹き付けて、富士山上空で雲を形成したようです。

傘雲は天候の変化の兆候という気象現象ですが、自分は子供のころ見た「帰ってきたウルトラマン」第42話で、晴れた日に傘雲が出ると事件が起きて、まあ順当にこの後怪獣が出てくるのですが(笑)、どうもこれが脳裏にこびりついていて、TVニュースで富士山の傘雲見ると、怪獣が出るのではと反射的に考えてしまいます(苦笑)


「三つ子の魂百までも」とはよく言ったもので、なにせ子供の頃にウルトラマンや仮面ライダー等の特撮ブームやマジンガー等のスーパーロボットブームの渦中にいた世代で、TVを付けると毎日必ず地球が侵略されていて、必ず事件が起きていた印象がDNAに刻まれていた(笑)影響で、「緊急事態大好き危機管理オヤジ」に成っていたのかもしれないですね。


そういえば富士の麓と言えば、防衛軍の基地が一番誘致されている(苦笑)特異地域ですが、富士山をバックに浄水池が割れてマジンガーが出現したり、山が割れてウルトラホーク1号が飛び出す・・・は無いですね(笑)


さて、「道の駅朝霧高原」に寄って、おつまみと朝食の食材を仕込んで、河口湖に向かいます。

前回車中泊したときは、宿泊地に着いたときにはもう日が暮れていたので、準備が面倒だったこともあり、明るいうちに河口湖に赴いて、現地のロケハンを行い、宿泊地を決めます

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色々検索して、トイレがある駐車場という事で「道の駅かつやま」を予定していましたが、あれれ!ここは富士山が直接見えないんだ!


今回は「河口湖で黎明の富士山」を眺めて朝焼けと同時に朝食を取ろう!なので、対岸にある「大石公園駐車場」で車中泊することにしました。

此処で車中泊の準備をして、何時でも寝られるようにしましたが、まだ日没前で時間があるので、温泉に行きます。


温泉は此処から一番近い所という事で西湖畔にある。「富士西温泉 いずみの湯」に行きます。

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登山者やキャンパーの方が利用している温泉で、気持ちの良いお風呂でした。
ここで、お会いしたご主人と意気投合して、お風呂の中や食堂でいろいろな事をたくさん話したので、思いのほか時間が過ぎてしまいました。
この度の最大の収穫は、色々な方々との出会いだったように思います。
コロナ禍のなか、会話する事すら憚れる月日があまりにも長く、人の繋がりが希薄になってしまいましたが、これからどんどん取り戻していきたいですね。
さて宿泊場所に戻って早めに就寝します。
この日は「ふたご座流星群」が見えるという事で、夜が明ける随分前の4時頃起きて・・・と言うよりさっさと目が覚めてしまい、暗い中、星空を鑑賞することにしました。
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この画像は就寝前に取りましたが、たぶん富士宮や沼津市街地、御殿場市街地の明るさで、晴れていれば富士山の輪郭は薄っすら見えます
しかし、日本の「光害」は凄まじいもので、栃木県でも奥日光の戦場ヶ原まで行っても、南東の空は明るさがあり、自分が子供のころのような「砂糖を散りばめたような眩い星空」を見ることは、最近ついぞありません。
とはいえ、ノンビリ夜空を眺めていれば、時々流れ星が横切るというのもなかなか良いものです。
徐々に明るく成って来ます。
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いや、本当に此処まで近い距離で、くっきりと富士山の朝の姿を見るのは初めてで、いやこれを見れただけでも今回の旅に来たかいがあるという物です。
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しかし、夜中はそうでもなかったのですが、流石に朝方に成ると猛烈に寒くなってきました。
気温でいうと、初日に宿泊した山梨県の富士見町の方が寒かったのですが、流石に屋外で座っていると寒さが沁みてきます。
そこで、いよいよ用意してきた装備品の出番です!
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アウトドア用というより、防災用として用意してあった折り畳みのテーブルや調理台等、全く出番が無かった装備ですがようやく出番が来ました。
ちなみにガスストーブの「イワタニジュニアバーナー」ですが、これは随分前に購入した物で、それこそ自転車でも持ち運べるものとして選んだもので、火力は殆ど期待していなかったのですが、この寒い中でもこの鍋のお湯を沸かすだけの火力がある事が確認できたのは収穫でした。
沸かしたお湯は、ステンレスのボトルに入れておき、コーヒーやココアを飲みましたが、助かりました。
しかしいよいよ寒さが厳しく成って来ましたので、なにか防寒対策を・・・・そうだ!毛布を頭から被ってしまえば暖かくなるっ!て、これ「怪人ブランケット」ですね
これで自分も「秘密結社ブランケット団」入隊決定です(笑)。
さて朝食ですが、ロールパンと牛乳、それにカップスープをお湯で溶かして、メインデッシュはこれです。
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これは前日道の駅で購入しておいた、朝霧高原牧場のソーセージです。
最初痛めようと思ったのですが、こういう生タイプはボイルするに限るという事で、沸かしてあったお湯にぶち込みました。
しっかり弾力があるものの、中から肉汁が弾き飛んでくる程ジューシーで、いや美味しいのなんの!
こういう所で食べるからという「ロケーション」というスパイスは、何物にも代えがたい恩恵ですね!
さて、隣にも軽バンで車中泊をしているご主人がいましたが、色々とお話しさせていただきました。
この旅の中、同年代や若い方とはお話ししましたが、このご主人は一回り年上の方で、アウトドアの経験も豊富でしたので、車中泊や電源確保の事、またこの世の色々な事についてご教授いただけました。
この歳になると、経験豊かなご年配の方のお話を聞ける機会は貴重で、下手な経験が「耳を傾ける」姿勢を維持し続ける事が難しくするので、良い時間を頂きました。
おっと、日も高くなってきたので、装備を撤収して、帰路に向けて走りだしますかね。
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