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夏のサイクリングの必需品!熱中症予防に心拍計を [危機管理]

さていよいよ夏本番が近づいてまいりましたね。
実は子供の頃からどすこいライダーだったデブのベテラン(苦笑)の僕にとって、夏ほど苦手な季節はなく、毎年「涼しい北海道に住みたい!」等と喚いておりました。
本格的な自転車生活が始まった10年ほど前より、体脂肪率が下がり保温効果抜群の毛皮のコートのような「脂肪のスーツ」を一枚脱ぎ捨てた結果、かなりの高温になっても耐えられるようになり、夏場のツーリングなどを繰り返していたら、運動で自律神経も鍛えられたのか、不思議と暑さが苦手ではなくなりました。

とはいえ、温暖化が進む昨今の夏の暑さは尋常ではなく、平気で外気温が体温を超えることも珍しくなくなってきました。
正直体温を超えると、身体の調整機能の範囲を超えてしまっていて、生命の危機ですらありますし、炎天下で舗装道路上の温度は、ゆうに40℃を超える温度になってしまいますから、「自転車に乗るのも命懸け」となります。

正直「僕は根性がないから暑い日には自転車に乗らない」という情けない心がけの方がこの場合正解であって、無理は禁物になります。
しかし困ったことに自転車で何かに挑んでいたり、何かと戦っておられる方々の中には、精神力が身体機能をはるかに凌駕してしまっておられている方々が少なくなく、「努力と根性と汗と涙」で、自分の限界を簡単に突破してしまうらしいのです(苦笑)。
まあ、見上げた根性と僕のように根性がないことに関しては胸を張って誇れる(笑)軟弱モノから見れば羨ましい精神力ではありますが、これが死んでしまっては元も子もありませんわね。
僕の場合少なくない夏のツーリングの経験から、「これはやばい!」というような熱射病の初期症状を自覚することができるので、速走行を停止させて日陰に入り水分やミネラルを補給して、場合によっては公園の水道の蛇口に頭からじゃぶじゃぶ水をかけたりして、冷却して回復を測ったりします。

しかし、まだ経験が浅く熱中症の初期症状を自覚できない方や、走り出すと一生懸命になって他に気が回らない方などは、心拍計(ハートレート、以下HR略)を活用することを強く勧めます。
まあ、トレーニングの場合、自動車の回転数や出力に相当するのがHRであり、状況によるHRのモニターと記録による後の考察は非常に大切なものですので、多くのライダーはHRを装着されているとは思います。
で、HRが熱中症対策の何の役に立つということですが、そもそも熱中症とは、あまりの暑さに自律神経の調整能力が追いつかなくなり、体温が上昇し続けてしまう事をいいます。
具体的には頭がフラフラしてきて体中の力が入らなくなり、歩くことも辛くなってそのうち意識がなくなります。
また同じ運動強度で動いていても、体温を下げようと血液の循環を活発にさせるので心臓がフル回転・・・・つまりHRがどんどん上がってくるのですね。

これは恥ずかしながら何度も経験していますが、平地で無風状態の中を巡航してるのに、何故か自分の意識に反して速度が落ちてきて、もしくは速度を維持しようと心がけると今度はどんどんHRが上がってきます。
負荷を上げないのにHRが上がってくる=熱中症と判断できるんですね。
ですから僕は、外気温が30℃で湿度が高い(湿度が高いと発汗作用の冷却能力が落ちる)時は必ずHRモニターを装着することにしています。
まあ、普段使用しているサイコン「ユピテルATLAS CM31」にはHR機能があるのですから、センサーを付ければいいだけなんですがね(苦笑)。
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普段はこのバンド型のセンサーをつけるのがどうしても面倒で、またセンサーログ機能を増やすとサイコンの電池消費量も増えるので使っていないのですが、夏場の場合「命が掛かっている」のでは面倒など悠長なことを言っている場合ではありません!

と、自分の無精を諌めついでに、サイコンのセンサーの設定も久々に(苦笑)行います。
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このATLASのトレーニング機能は、最新のガーミンや他の高級なサイコンのような複雑なコトは出来ないものですが、一応安静時のHRの設定と、計算上の最大心拍数を設定した年齢から割り出しているようです。
これは220-年齢という簡単な敷から出ているもので、あくまで目安にしか過ぎませんが、ロングライドイベントなどで「攻めない走り」で体力温存の山岳走行をした場合、10%程度の勾配を突破したあとにHRの記録を見てみると、不思議と172程度でしたから、あながち間違ってはいないようです。
一応アラート機能もあるので、165に達したらアラームが鳴るように設定しておきますので、仮に間違って男気全開で走りに夢中になっていても(苦笑)、気が付くようにしておきました。

あと使っていないセンサーの電池(CR2032)を交換して、電池切れに備えます。
RIMG1851.JPG

このセンサーはATLAS付属のHRセンサーですが、ボンドレガーのサイコンを購入してきた時についてきたセンサーも全く同じ形状をしていました。
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このANT+通信のセンサーは何処かの(恐らく台湾製)メーカーのOEM品と推察されますね。
ちなみに同じANT+の規格なら結構互換性があるようで、他の商品でも繋がるものもあるようです。
もっとも最近はBluetooth規格のセンサーが主流になりつつあり、iPhoneやAndroidスマホなどがBluetoothでデータを読み出して、サイコンのアプリで使うのが広がってきていますから、独自規格よりこちら流れがこれからどんどん広がって主流になっていくのでしょうね。
余談ですがXPERIAのシリーズの中にはANT+通信に対応の物も有り、読み込み用のアプリもあるので、ANT+センサーの資産を無駄にしないで済むかもしれません。

とまあ、何はともあれこれで夏のツーリングの準備はこれですべて完了しましたから、今年の夏は出来るだけ距離を稼いで走り込みたいです。
公私にわたり「何もなく平和」であればという条件付きではありますが(苦笑)。

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MSのWindows10押し売り悪徳商法は、もはや「テロリスト」! [危機管理]

PCでWindows7や8をお使いの方ならこの画像は反吐が出るほど見ているでしょう。
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そもそも、個人的には世の中「タダより怖いものはない」と思っていますので、無料アップグレードなるものにミジンコ程の興味もなく、OSは今でもXPで十分だと思っているくらいで(現に未だXPのOSシェアは増えているとか)全く無視していたのですが、本当にこれが毎回出るとPCをバックドロップで叩き壊したいほど腹が立ちます。
おまけにどうやらMSは強硬手段に出たようで、勝手に自動アップグレード「させて」、気に入らなければ元に戻してやるという強硬手段に出て、世界中から大ひんしゅくを買っています。

昨日僕も急ぎで購入する物ができてノートPCで通販で購入しようしとしたら、「確定」ボタンを押す寸前に突然アップグレードが自動的に開始されてしまって、購入できませんでした。
頭にきて有無を言わさず電源からカットして阻止しましたが、これは企業エゴを通り越して「テロ」行為とも呼べる暴挙で完全に「反社会的行動」です。
もはや「人類にとっての公益性」のあるWindowsOSを、このようなテロリストモドキの、一企業の醜い欲望のために野ざらしにしてしまって良いものでしょうか?

OSはもはや電気や水と同じ社会インフラであり、一企業の欲望を満たす産物として野放しにしておくのではなく、例えばXP等を全世界の同意を得た国際機関で管理運営(当然各国が組織運営の資金は提供する)して、脆弱性を排除して、「公益OS」としてオープンソースで使えるとかしても良いのではないでしょうか。

僕自身これ以上MSに余計なお金を落として、何処ぞの「タックスヘブン」経由でビル・ゲイツを儲けさせる趣味はないので、「iOS」か「Andoroid」に完全に乗り換えても良いかなと本気で考えました。
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もう現地から全住民一時避難するべきでは? [危機管理]

勿論御叱りを受けることを覚悟でのタイトルです。
正直「自転車ブログ」にこういう事を書くことに本当に抵抗がありました。

一応災害に関してまったくの「素人」ではない立場ですので、うかつな発言や軽はずみな意見は慎もうという「自己保身」の感情が強くなっていたことは恥じ入るべきだとは思っています。
また、楽しそうに自転車の話を進めるのにも、「偽善者」とののしられようとも、強い抵抗感が有りました。

だけどもうここにきて黙っていられなくなりました。
勿論「地震学」「や「防災関係」のエキスパートではなく、学術的な裏付けが有っての話ではない事はお断りしておきますが、「熊本地震」で、四六時中「震度3以上」の地震に曝されて生活することが「尋常ではない」事は異論がないと思います。
被災者ではなくとも、正直今回この映像を見たり、「緊急地震速報」のアラームを聞いて「東日本大震災」の被災者が、当時うけた衝撃が「フラッシュバック」して、精神が不安定になったり体調が崩れている人も少なくないと聞きます。
まして、正直「地震に耐性のない」熊本の住民が、一週間近くこれだけの地震の中で避難生活をしていることは、それがいかなる理由が有ろうとも、「これ以上心身が持たない」のは明白ではないでしょうか!
この規模での「全住民避難」を命ずることの困難さは重々承知したうえで提案しています。
考えれば考えるほど「不可能」とか「困難」とか「前例がない」という文字が浮かびます。

ただ、今回の地震は「尋常ではない」地震災害であり、これから先何が起きるのか判らないのです。
表向きの「復旧」や「復興」を慌てれ取り繕うより、今は現地の住民の安全と生命を守るのが先決ではないぢょうか。
無論行政が、裏付けのない「最悪の事態」を想定して実行に移すことが出来ない事も不承不承理解はしていますが、ここで具体例は書きませんが、考えるのも恐ろしい「凶悪な最悪の事態」が想定されているという事は、多くの人達に知ってほしいと思っています。
タグ:熊本地震
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特殊詐欺被害の影響で、固定電話の番号を変更する! [危機管理]

しかし本当に「不幸な時代」だと思います。
古来我が国は「性善説」で成り立っていたはずだと認識していますが、いまや「他人を見たら詐欺師と思え」と言いきれるような「性悪説」がまかり通る世の中に成っています。

特に「黒電話」たる固定回線も電話は、「かかってくるのはインチキ商売か詐欺師ばかり」という感じで、特に最近目立つのはネット関係の「通信回線」業者の、詐欺まがいの勧誘電話で、本当に辟易してしまいます。
一時「ヤ〇フ〇B〇」の代理店が「NTTから委託を受けて」とか「回線スピードが変更されてルーターの交換が必要」云々で、ほぼ「騙して」契約させようという電話が「わんさか」かかってきましたが、最近は「s〇‐n〇t」系の代理店辺りが同じ手口で仕掛けてきます。

僕はこの業界の内情に詳しくないのですが、実は企業の名前は変っていても代理店契約をして現場で詐欺まがい行為の回線押し売りをしている連中は、同じ連中なのでは?とも思ってしまいます。

話は変りますが、真にお恥ずかしいお話なのですが、実は我が家も「特殊詐欺被害」を昨年受けました。
被害額は思いだしても気を失うような金額を詐欺師に差し出してしまったのですが、これをもって僕は新型のTREKエモンダSLRを買う事はほとんど不可能になってしまいました(苦笑)。
おかげさまで「節約生活」を送る羽目になり、ある一面これからの経済減速に備える事も出来ていると、極めて前向きに考えることにしていますが、返す返すも「腸が煮えくり返る」思いです。

で、被害者は困ったことにまた被害に遭うという話も実は「真実」であり、巧妙にまた「罠」を仕掛けるべく、犯人グループか、裏世界に流れた「おれおれ詐欺に引っかかった馬鹿な老人リスト」を見た別グループから、固定電話を通じて接触を図ってきました。

ここまで書いていて、まるで他人事の様な、まるでドラマのようなことが本当に自分の身に起きるものなのだなと、改めて驚いています。
いやいや!、呑気に驚いていては、新しい自転車を買うどころか、資産を根こそぎ持って行かれる羽目になってしまうので、気を取り直して対策を施しました。
と言っても、固定電話の「電話番号」を変更しただけなのですが、実は30年以上使っている電話番号であり、当然のように色々な申込みや登録をしているわけで、それを変更する手間が面倒でためらっていましたが、詐欺師の見え透いた「猿芝居」に再び疑う事もなく「コロッと」」引っかかる、我が家の認知症老人の姿を見て、問答無用で警察に連絡して、電話番号の変更手続きを取りました。

実は、以前の電話番号ですが、なんとネット上で検索をかけるとご丁寧に実名と住所が出ていたのです!
色々調べたら、なんと昔発行された「タウンページ」を集めて、そこに掲載されている電話場番号をネット上に公開している輩がいることが解りました!
もはやこの世の中、その秘密を知ろうとする輩に隠し通せる「個人情報」は無いのかもしれません。

ま、何はともあれ電話番号を変更して我が家は静けさを取り戻しました(苦笑)。
やむ得ず変更手続きが必要なカード系や一部業者以外には知りうるはずのない固定電話に「見ず知らず」の詐欺師から電話がかかってくれば、情報漏えいのルートはかなり絞り込まれると思います。

とはいえ、変更申し込みの件数の多さと、関係者への連絡の手間に本当にうんざりしています。
これで無駄な時間と手間がかかること自体、これも「特殊詐欺被害」の一つなのかもしれませんね!。
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ケルビムの職人技が教えてくれた、自動運転の危うさ [危機管理]

NHKの番組で「凄ワザ!」という、番組が出した課題を、経験と勘の職人ワザのチームと、科学的、学術的に検証するチームとが対決するという番組が有ります。
本日なんとなく見ていましたら、今回の課題は自転車で、手放しおよび惰性で狭い幅のコースから脱落しないで50m走れる、安定した自転車をどちらが作れるかという対決内容で、先の「職人ワザ」チームは、我々自転車の世界では知らない人がいないという、有名なフレームビルダーの「ケルビム」を主宰する今野さんが出演されていてびっくりしました。

片や科学で解決するチームは、ジャイロを搭載してセンサーで車体の動きをセンシングして、電子制御で補正して姿勢を制御するというもので、番組冒頭では手放しで自立して立っている自転車が出来上がっていたので、当然こちらのチームの自転車の方が安定して50m走りきれるだろうと思わせました。
所が、結局はジオメトリーやフォークオフセットで直進性を高め、軽量化で安定性と持たせたうえ、「腰」の部分でバランスを取った動きを膝でニーパットを付けたトップチューブに伝えて制御して、視線を遠くに持っていく工夫で姿勢を安定させる仕組みのケルビムのバイクが50m完走してしまったのです。

ジャイロ制御の自転車は10m程度しか走ることが出来ず、意外な結末・・・・・という演出が成されていましたが、僕はおそらくこの自転車では完走できないだろうという確信が持って観ていました。
その自転車は確かに自立して安定する性能は確保できたのですが、ライダーが乗り込んでライダーの意識的な姿勢制御を加えると、電子制御のシステムと人間の制御のマッチングが取れてない・・・・というかどうもそういうロジックでソフトが組まれている形跡がなかったので、お互いの制御がぶつかって、人間が「不意な制御に不安を感じて」バランスを崩してしまうだろうと確信していました。
ライダーはおそらくバランス感覚の優れた競技系の方のようでしたが、反対にヨロヨロと危なく走る「近所のおばちゃん」レベルの制御能力に乏しい人に乗せた方が、自転車のシステムの方が優勢になり、最後まで走りきれるのではないかなと推察されました。
まあ僕の様な昭和の古い人間はハイテク最新制御のバイクより、「ケルビム」のビルダーの勘と経験で作られたバイクが勝利する方が面白かったのですが、この話は「人間と機械の関係」という部分で、特に最近流行の「自動運転」というう分で考えさせられる内容でもありました。

話が飛行機になりますが、昔名古屋空港で墜落事故が有りましたが、これは「オートパイロット」のシステムが人間の操作とぶつかってしまい、この機体のシステムは「人間は間違いを起こすので、システムの制御を優先する」という思想で作られたオートパイロットのシステムが原因で、パイロットの操縦を受け付けなくなり、制御不能状態になり墜落してしまったという事故でした。
この機体はヨーロッパの国際共同企業体の「エアバス」社製の機体で、実は同社の当時の電子制御の操縦システムを搭載していた機体は、同様のトラブルで墜落や重大アクシデントになった例がほかにもかなりあったそうです。

旅客機といえば世界最大のメーカーはアメリカの「ボーイング」社で、こちらの機体は実は操縦系統の電子制御はエアバス社に遅れていたのですが、それは技術的に劣っていたわけではなく、民間機としての安全運用を考慮して、電子制御に慎重だったからだと言われています。
実際完全電子制御の機体は、1979年に初飛行した、アメリカのロッキード(旧ジェネラルダイナミックス製)F16ファイティングファルコン戦闘機(電子制御に機体の実機配備はイスラエルのIAIクフィール戦闘機の方が早かった?)が世界で最初に実用化されていて、アメリカが先行していた技術でした。

ボーイング社の自動制御の思想はエアバス社とは違い「操縦はあくまで人間が主体性をもって行うもので、システムは人間のエラーをとらえてアシストする物」というものでした。
この「人間の主体性」という部分は大変重要で、あくまで主導権と判断は人間が行い、システムや制御は操縦のエラーを補正したり、危険を認識させる「裏方」であるというのが、本当の意味での安全につながるという重要な認識であり、航空機の世界では、多くの犠牲者をもって得られた「真実」だったわけです。

実際、オートパイロットが原因で、システムが間違った制御をし機種を上げてドンドン垂直に上昇してしまい、、最後に速度が落ちてあわや墜落!となった事例が有り、その時元戦闘機の操縦経験のあるパイロットが瞬時にオートパイロットを切って、「インメルマンターン」という戦闘機の機動テクニックで操縦して反転降下させて、辛くも墜落を免れたという事例もあるのです。

さてこの「自動運転」というもは、もはや我々の身近にも浸透してきていて、最近の自動車は軽自動車であっても「自動停止ブレーキ」とかいうものが搭載されるようになってきました。
確かにコンビニなどでよくある「ブレーキの踏み間違い」とか、自動車事故で一番多いとされる衝突事故をかなり防いでくれる優れものであって、その他、車線制御や自動パーキンググや色々な自動運転技術は、我々の安全を守ってくれるものと言えます。

所がこのシステム、実はメーカーや車種によって、システムの内容はそれぞれ違う物で、正直な話その機能の有効性や精度は「ピンからキリまである」というのが残念ながら現実であります。
何処のメーカのどの車種のシステムが「良い悪い」というお話は、「大人の世界」のレベルで何時ものようにお話しできないのですが(笑)、一つだけお教えさせられることがあるとすれば、「新しくて高くて複雑な物だから優れモノとは限らない」という事です。

まあ高いシステムは、たとえば複数の種類の高価なセンサーを備えて、恐らく計算速度の高い「CPU」を使用して複雑な制御をこなして、車体の多くのシステム「エンジン、ミッション、ミッション、ステアリング、ナビ」を複雑に連動させているため、どうしても高価なものに成っているのだと思います。
所が少ないセンサーで簡単なシステムでありながら、基本的なシステム構成の適正さと、綿密でリアルなテストの積み重ねによる制御の地道なアップデートで、人間の感性に合った自然な制御で正確な実現しているシステムも有るのです。

ここで最初の「凄ワザ!」の番組の内容の話につながると思うのですが、人間をアシストするシステムの有効性に関わる要素は、高い複雑化機械や、机の上で考えた高尚な理論よりも、如何に人間の有りようを正直に見つめて、寄り添っていくシステムを構築して、それを丹念に築き上げていくのが重要だという事を、ケルビムのバイクが教えてくれたのではないかと、僕個人は思います。

あっ、でもこのブログとしての結論は、此処まで壮大なお話を展開させておきながら、機会が有れば是非ケルビムさんにフレームオーダーしてみたいなという、番組の内容とは全く関係ない僕の勝手な希望と都合を書いて、終わらさせていただきます。
だって、此処は自転車ブログなんだもーん!(笑)。

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此処は雪国?、白い悪魔を乗り越えて今日も仕事 [危機管理]

今更ですが、このブログは自転車関係のブログです。
一応ソネブロのジャンルは「スポーツ」に定義してありますが、最近ジャンルでのアクセスランクは落ちる一方で、まあ自転車がらみの記事が少ない状態ですので「しょうがないかなぁ」という所です。
特別自転車のモチベーションが落ちているとかではなく、過去の自分の記事を見ると、1月の末から2月の上旬は天候不良で自転車に乗れない状態が続くことが多い事が読み取れます。

僕自身アスリートというわけではないですが、ふだんから体を動かしている人間の性とも言えるのですが、何時も運動量を確保できないと精神的にも不安定になってきてイライラしたり、体調の方もなんとなくスッキリしない感じが、ますます気分を萎えさせています。

で、やはり通勤も含めて自転車に乗れない最大の原因がこれです。
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昨日の深夜の通勤途中の画像ですが、栃木県宇都宮市は、道路のアスファルトが完全に見えなくなるほど雪が降っていました。

夜勤の為この時間に御出勤というのは仕方が無い事ですが、もはやこれでは仕事になりません。
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案の定職場に到着したら、多くの部署は危険だからと、状況を逐次確認しているマネージャーが判断して撤退、および「出社には及ばず」という事に成っていましたが、自分の職場は特別何の状況確認も指示もなかったので(???)、同僚と少ない人数で「粛々と」残務処理を進めていました。
まあ、それだけ我々現場の人間の判断を信頼していただいていて、自己責任で進めてくれることを認めてくださっているという事なんだと、好意的に受け取っています(苦笑)

しかし、この有様では明日も走れるとは思えないので、これは何とかしなければならないようですね。
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防災にアマチュア無線は有効か自分で確かめる! [危機管理]

昔からなんですが、アンケートや履歴書のようなものに書く「趣味」の項目を書くのにいつも困ります。
無趣味どころか多趣味な上に、一般的な人があまり興味のないジャンルばかりの趣味を持っていたので、世間を憚っていたからです(苦笑)、
最近は別の意味で困っていて、既に周囲が「soranekoさんの趣味は自転車だよね」と認識してくれているのは良いのですが、当の本人は自転車は趣味という領域を既に超えていると勝手に思っているので、個人的には「生活の一部」と認識しています。
これが生業で生活の糧を得ている訳ではありませんから「仕事」ではありませんが、自分の人生に大きなウェイトを占めているのは事実で、「片手間に楽しむ」という意味が趣味というものであるのなら「そうじゃないなぁ」ということになります。
まあ、その辺を説明するのが面倒くさいので、当たり障りなく自転車と撮影(カメラ・ビデオ)等と答えたり書いたりはしています。

さて、趣味の世界というのは奥が深いもので、とても片手間とは言えない領域に踏み込んでいらっしゃる方々も少なくはないのですが、そんないろいろな趣味の中でもある意味「最終到達点」と言われていて、「これに手を出すのは相当凝り性で、かつ奥が深い領域に足を踏み込んだね」とされているのが「無線」関係の趣味だそうです。
昔なら使用する機材から手作りで、尚且つ関連機器の値段も相当な物で、よほどの資金と手間と「執念」がなければ続かないという側面があるようで、その筋の人に言わせれば、「高級でレベルの高い人たちの嗜み」なのだそうです。

自分は航空機撮影等で、所謂「エアバンド」という航空無線の受信機を買ったことがあり、飛行場などで離着陸する機体とタワーとのやり取りなどは聞いたことはありますが、本格的に手を出すにはいたりませんでしたし、普段は連絡方法としてスマホやPCがあれば事足りるので、わざわざ免許を取ってお金をかけて無線機を購入して無線局を開局することに躊躇がありました。
事実携帯電話が普及すると、無線でコミニュケーションをとる必要性は一気に低下してしまい、一時流行った「パーソナル無線」などもほぼ壊滅状態ですし、無線を楽しんでおられる方々は、どのくらい遠くの局を受信するのかというような、別の意味の楽しみ方をされているようです。

ですが、インターネット環境や、携帯電話というものは、インフラが正常に機能していなければ簡単に途絶してしまうものということは、大きな災害の度に指摘されていることです。
国家レベルでは、非常時に電源や通信インフラが途絶した時の情報伝達網を構築しようという試みが既にかなり進んでいるのですが、さて個人レベルの場合どうでしょう?
仮に災害の真っ只中に置かれてしまい、電源も喪失し、携帯電話も中継局がダウンして繋がらないということなったら、一体どうやって自分たちの窮状を周囲に伝えて、救援を頼むことができるのでしょうか?

そのひとつの答えが「無線」であり、機器や免許の保有、送受信環境等で、必ず間違いなく情報が伝達できるという保証はないのですが、実際多くの災害でアマチュア無線が利用されて、役立ったこともありますし、実際防災の最前線では、アマチュア無線を有効に活用しようという取り組みをしている団体や地方自治体も少しづつ増えてきているのだそうです。

と、今回はここまでが前置きです!
いやー、自分でも嫌になるくらいくどくて長い前置きですなぁ(苦笑)
で、こんな感じで長年色々と考えたり調べたりしていましたが、結論は「自分でやってみなければ解らない」という当たり前の結論に達して、この度「第4級アマチュア無線技士」の資格を取得して、無線機を購入して無線局を開局するに至りました。
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話が元に戻れば、自分は趣味の領域で無線をしようとは思ってなく(今のところは)、とりあえず免許を取りましたというレベルで、じつはまだ無線機の電源すら入れていません(笑)。
正直まだ分からないことだらけで、じっくり時間をかけて交信の決め事や、機器の操作方法等を習得したいのですが、親の看護や家事、自転車の方が忙しく手が付かないというのが現状です。
でもこうやってブログに掲載してしまった以上、進めなければ「有言実行」というこのブログの趣旨に反しますから、なんとか頑張ってまず「ファーストコンタクト」を目指してみたいと思います。

まあツーリングに持ち出せば使えるかな?という自転車絡みの目論見もありますし、いざという時に役に立つという事が起きない方が良いに決まっているので、本来の目的を外れていき、自分の趣味の項目に「アマチュア無線交信」という文字が入るような世の中であった欲しいなぁと願いたいものですよね。
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封書が開封されて戻ってくる怪奇? [危機管理]

最近のことなのですが、とある申請のため封書を郵便で出だしました。
ここが僕の粗忽なところで、本来「簡易書留」とあるので、郵便局の窓口で必要な料金を払って出すべきところなのを、普通の封書の82円切手を貼ってポストに投函してしまいました。
もう、僕のバカバカバカ(苦笑)。

と、ここまでは自分のミスで言い訳はできない話なのですが、当然料金不足で戻ってきたわけですが、自分のポストから出して見てビックリ!なんと封書が開封されているではないですか!。
それも切られているとかではなく「ノリ剥がし剤」を塗布した形跡が有り、これは気持ち悪いと近くの郵便局で確かめてもらいましたが、まず郵便局として開封する理由は見当たらないとのことで、本局に連絡してもらって確認してもらっても、返事は「そんなはずはない」の一点張りでした。
幸いなことに僕は現金を入れていない簡易書留でしたし、書類も揃っていたので実質被害はないのですが、ひたすら気持ちが悪く、かつ不愉快な思いをしてしまいました。

ちなみに郵便局員はその職務上必要とされるもの以外の封書を開封すると以下の法律に反します。
(郵便物を開く事の罪) 第77条 会社の取扱中に係る郵便物を正当の事由なく開き、き損し、隠匿し、放棄し、又は受取人でない者に交付した者は、これを3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。ただし、刑法の罪に触れるときは、その行為者は、同法の罪と比較して、重きに従つて処断する。

結構重い罪ですよね。
ところがネットで「郵便物開封」で検索してみると、まあ出るは出るは(苦笑)。
どうも日常的とまでは言えないにせよ、結構頻繁に法律違反が行われているようで、正直郵便局がそれに対して真摯に反省して対策を講じているようには、感じることができませんでした。

ここでお断りをしておきますが、窓口の方や配達の方など、身近に接している多くの郵便局の皆さんは、額に汗してまじめに仕事に取り組んでいらっしゃることは、日頃のお付き合いで十分理解しているつもりですが、どうやら一部の「不心得者」がいることは確かで、それが市民の郵便事業に対する不信を増長させてしまっていることは間違いがなく、関係者の方々におきましては、「蟻の一穴」ともなりかねないこの手の不祥事に対して、真摯に反省して、改善に取り組んでいただきたいと切に願います。
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未成年が「競技」で体を壊す愚行に「喝」 [危機管理]

何気なくニュースを見ていましたが、どこかの大学の駅伝の選手が、一年間に2度も「疲労骨折」したという話をしていました。

個人的なイメージだと、例えばいま話題のラグビーの選手など、「筋骨隆々」で逞しく健康的なイメージがありますが、この日本国民が大好きな「駅伝」に関しては不健康なイメージしかありません。
箱根駅伝などで、フラフラになって走っていて、棄権している選手の映像がTV番組に流れますが、だいたいギリギリまで減量していて脱水症状になっていたり、多分ハンガーノックになっていて意識を失う選手などがいるようです。
おまけにまだ未成年で体ができていないのにもかかわらづ、体脂肪率を極限に落としていて、先の疲労骨折も栄養学や運動生理学などを無視した過激なダイエットの産物とは言えないでしょうか?

まあ、成人がプロの競技で、「職業」としてメシを食うために、または栄光を勝ち取るために自分の責任において極限まで体を追い込んで、その結果故障や引退に至ってしまったところで、それは自分の責任ですから「どうぞおやりなさい」ということだと思います。
しかし、未成年でこれか心身を作っていかなければいけない青少年に、親や学校の「エゴ」のために、その成長を歪めてあまつさえ壊してしまう事に「そそのかす」権利など、親や学校マスコミに有るはずがありません!

まあ、「清濁併せ呑む」という観点から、百歩譲って「栄光と栄華」の追求に、スポーツを通じて未成年を使うことに目を瞑ったとしても、例えば野球で小学生の投手の体のために「変化球」を禁止しているように、他のスポーツも、未成年者のスポーツに、身体の成長を阻害するような要因には何らかの制限を加えた「レギュレーション」を設けなければいけないのではないでしょうか。

個人的には難しいことや専門的なことをこの紙面で論じる知識はないのですが、やはり「育ち盛り」の子供に体を作るために必要な栄養の摂取を阻害させる「必要以上の不健康な減量」は禁止させるべきではないでしょうか。
モノが「ナマモノ」である体のことなので、ましてや未成年は同年齢であっても発育状況が著しく違っているので「統一基準」を儲けるのは難しいことだと思いますが、例えば「体重量の変化」、「体脂肪率」や「骨密度」などを、ある程度のゾーンで定めて、選手の健康を保つ努力はあっても良いはずです。

もしくはアマチュアでも「公式戦」であれば、大会前の「健康診断」を義務化して、参加の条件にさせたり、明らかに健康状態がおかしい選手には、事前に医師による問診や、「ドクターストップ」による出場停止、明らかに過激な減量や非科学的なトレーニングが意図的に行われていて、選手の健康状態に問題があるようなら、そのチームや指導者、学校に対するペナルティなどがあってもいいのではと思います。

まあ、明らかに子供たちをダシにして得られる名誉や金に目がくらんでいる連中には「馬の耳に念仏」なのでしょうが、親御さんであれば自分の子供の未来のために、本当に何が必要であるかということについては、お子さんの立場になって、自分の欲目を抑えてでも真剣に考えて欲しいと切に願います。
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栃木県に大雨特別警報、戦後最悪の水害か? [危機管理]

個人的に今まで知っている限りにおいて、栃木県としては過去最大の水害に見舞われています、
昭和22年の「カスリーン台風」の時も、かなりの被害があったそうですが、あの時は戦後まもない時でしたし、その後の堤防や、河川改修など水防が整備されてからでは、ここまでの被害が出た水害はありませんでした。

昨日に遡りますが、定期的に「雨雲レーダー」で監視していると、太平洋から関東地方に南北に延びる強い雨雲が伸びていて、同じところに一時間に50mm以上降り続くような雨が降り続いているのが不安でした。
勤務中もときおり車のラジオで情報を聞いていると次から次へと被害が拡大していることが分かりました。

結局ほとんど同じところ、県の西部に凄まじい雨が降り続いていました。
雨雲栃木150910.jpg

恐らくこの時点(9月10日午前10時)でも雨が降り続いていることから、被害はもっと拡大していく事が予想されます。

まあ、幸いというべきなのは、ここ数年の異常気象による激甚災害の対策で、避難指示がかなり早い時期に出されるようになった事で、少なくとも「人的被害」は最小限に抑えるこ事ができるようになってきました。
ただ。個人一人ひとりが、どの程度の「危機感」を持っているかという点は怪しいもので、なにせ栃木県は「て天災が少ないところ」という、間違った認識を持った世代がいますので、甘く見ているようだと本当に命が奪われるようなことになります。

被害に遭われた方々には本当にお見舞い申し上げるとともに、被害が拡大していく状態ですので、「自分だけは大丈夫」という、根拠のない自信は戒めて、最大限の警戒をして欲しいと思います。

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