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歴史的被害を生む懸念の台風19号、自分の命は自分で守ろう [危機管理]

あらかじめお断りしておきますが、気象関連は「気象法」というものがあって、特に台風など社会的な影響が多いものは、勝手に「予報」を出してはいけないことになっています。

ただし、公式に発表されているデータや、気象予報士の見解、気象庁の見解などは、すでにこの台風によって関東地方から近畿地方まで「厳戒態勢」に入っている事を訴えています。
コースの予報はほぼ関東直撃を示しています。
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場合によると早ければ2日ほど前には「特別警報」が発令される場合があります。
特別警報とは、気象庁HPより転載すると「「伊勢湾台風」級(中心気圧930hPa以下又は最大風速50m/s以上)の台風や同程度の温帯低気圧が来襲する場合(ただし、沖縄地方、奄美地方及び小笠原諸島については、中心気圧910hPa以下又は最大風速60m/s以上)を発表指標としています」となります。

現時点は予報によるとかなり微妙な感じですが、おそらく関東地方に上陸すれば、観測史上最大の台風になる可能性が高いです。
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千葉県を中心に甚大な被害をもたらした先日の台風15号以上のレベルの台風が、最悪「首都直撃」というのは、もはや完全に非常事態であり、実は先週の早い段階から気象関係者ではかなりの緊張感を持って情報がやり取りされていて、今週に入り何時もならマスコミ発表しない、早い段階の台風進路の発表があったこと自体、異例中の異例の出来事だったんです。

しかし、会社で「伊勢湾台風並みの台風が来るからヤバいんだよ」という話をしたら「伊勢湾台風はそんなにすごかったんですか?」と聞かれてしまい、まあかなり昔の事ではありますから仕方がないのですが、ここで巨大台風が直撃するとどうなるのかということは、「ウキって」調べてもらえばわかるとは思います。
ちなみにそのウキペディアの記載を転載すると伊勢湾台風の被害は「ほぼ全国に及んだ経済的被害は莫大なものとなり、GDP比被害額は阪神・淡路大震災の数倍、関東大震災に匹敵し、東日本大震災との比較対象に達するものであった。人的・経済的被害の規模の大きさから、明治維新以後で最大級の自然災害のひとつである」
とあることから、どのくらい深刻化は想像がつくと思います。

最悪の場合首都機能がマヒして、長期間交通網や、電力などのインフラが寸断されてしまうと、経済活動も停止してしまいますから、被害を受けなかった地域も、例えば「加工食品」や日用品などが届かなくなったり、沿岸部の発電所や製油所などが今回懸念されていいる「高潮」という、台風によって発生する津波のような浸水被害で稼働が止まれば、電力やガソリンなどの供給にも影響が出ると想像すれば、「東日本大震災」を経験した方ならお分かり頂けると思います。

もちろんこれは「最悪の事態」ではありますが、防災の基本は「最悪の事態に備えて平静に生活する」ですから、最大級の警戒と準備を今のうちから怠ることの無いように皆さんにお願いします。

本音で言えば、いつもなら台風となると、関東地方は弱ってから来ることが多いので、「こちらに来ないかな」と不謹慎なことを言ったりしていましたが、今回ばかりは生まれて初めて「予報が外れて逸れてほしい」と心から祈っているところです。
で、このブログが「大げさなんだよ」と笑いものになってほしい限りです。

ちなみに現在予想されている風雨の強まる時間帯は各地この様になっています。
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またマスコミや地方自治体の情報発信を常に注意していて以下の警報が出たら、「レベル4」なら全員避難になりますので、早めに安全な場所に避難してください。
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とにかく、特に普段台風慣れしていない関東地方の(特に地元栃木の人間に警告しますが)人たちは、過去の経験から、「なに、今回も大丈夫だよ」とかなり甘く見ているふしがありますが、その「過去の経験にない歴史的な災害にまたも遭遇するかもしれない」という考え方に切り替えてもらって、最大限の警戒と、万全の準備、何より「自分の命は自分で守る」為に、河川の近く、裏に山や崖がある、古い木造建築に住んでいるなど方々は、真剣に避難することを今のうちからご検討していただくことを切に願うモノであります。
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コミュ障以前に、言葉が聞き取れない!? [危機管理]

どすこいライダーの自分は、それはそれは体が大きく目立つだけでなく、声も大きければ態度もデカいので(苦笑)、特に努力をする必要も無く「存在感」があるのは、両親に感謝すべきなんでしょうね。

周囲には「ニッポン語大変難しいから」とよく言っていますが、これは自分の勝手な理論なのですが、良く「話半分」といって、だいたい人の話は半分も理解できれば上等で、これまた話す方も半分も意味を伝えられれば上等と言う事になります。

これを単純計算すると、良く見積もって一回の会話では、話す方半分で聞く方半分とあれば、伝えたい話の内容は「25%」も伝われば上等という事になり、少なくとも4回の会話をしてようやく全容が伝えられたという事になります。
これは人間関係が成立していて、双方に意見を擦り合せようと考えてもこの有様という事は、どちらかが「表現力が無い」、もしくは「聴取力が無い」となれば、それは何度も何度も意見の交換が必要で、その上片方が相手をよく思わなければ、もしくは双方が相手に「悪意」等抱いていれば、結果は聞くまでも有りません(笑)。

と、面と向かって意見交換してもこの様なのに、相手の様子が判らない電話や、声も聞こえない手紙のやり取りになれば、本当に意見を伝えるのは大変で、更に「メール」や「つぶやき」程度で相手に意思が通じるはずがないというのが、実は世間的にビジネスの世界では、「常識」であり、世界的な有名な企業等、重要事項を部下に理解させるのに、メールのやり取りを禁止している所も有るくらいです。

さてここまでが前置きなのですが(苦笑)、若い世代で「コミュ障」などと言われる連中だけでなく、まあ、自分の意見をしっかり相手に主張して理解してもらう「能力」が無い人が多すぎるようです。
まあいい歳したジジィババァもそういうのは多いのですが(笑)、特に若い人で自分が「癇に障る」のが、サービス業関連で、「ボソボソ」と相手の目も見ず喋るアンちゃんや、ロレツが回らないのか、発音が不明瞭なのか、何を言っているのか判らないオネェチャンが、本当に増えてしまっています。

これは別問題なのですが、コンビニなど店員に外国人の方が多く成っていて、これはもうお互い最後には「「身振り手振り」でのコミュニケーションという事になってしまいます。
ただこれもあくまで自分の独善なのですが、会話能力や外国語の知識以前に、「相手に伝えよう」「相手の話を理解しよう」という「誠意」と「熱意」があれば、なんとか伝わってしまうのではないでしょうか。

恥ずかしながら英会話はまったくダメな自分ですが(苦笑)、沖縄で何回か外国人の方とお話した時は、焦って簡単な英単語すら出なかったのですが、こうなると人間自然に身振り手振りも加えた「出川イングリッシュ」に成ってしまう事を、自分は初めて知りました(笑)

しかるに、日本語を普通に話せる人間が、「何を言っているのか判らない」というのは、相手に自分の意見や内容をちゃんと伝える気が無い、誠意が無いという事なのではないでしょうか?
オマケにこういう人間は何か言っても相手の話を「聞く耳すら持たず」の事も多いので困ります。
それでも「相手が自分の事を判ってくれるのが当然」と生きていけているのですから大したものです!。
でもね、それで普通に生きてけるという事は、出来上がっている、確立されているコミュニティに「庇護」されているからに過ぎず、そんなものは、親とお金と同じで(笑)「何時までも有ると思うな」というのが、この世の厳しい現実なのではないでしょうか?

「自分を判ってもらう、理解してもらう」為に、色々な努力が必要という事ですが、まずは最低限の話として、ちゃんと相手が聞き取れる言葉で、ハッキリと話すことから始めてほしいと思いました。


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日常になった大規模自然災害の被災 [危機管理]

昨日未明に発生した北海道での最大震度7の地震「平成30年北海道胆振東部地震」で、被災された方々
にお見舞い申し上げます。
「災害は忘れた頃にやってくる」と言いますが、忘れるどころか、次から次へと起きる大規模自然災害の続発は、本当に「他人事ではない」と、多くの人びとに意識して欲しいと思います。

実は自分は先週の金曜日に、仙台で行われた「災害対策技術展」という催し物に参加してきたばかりでした。
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東北で行われるということで、「東日本大震災」での、地元での災害復興の取り組み関連のパネル展示や講演会、防災関連の新技術や商品の展示などが行われていました。

自分の場合「防災」が日常であり、「防災士」「防災管理士」としても取り組まなければいけないこともあり、常に最新の、できるだけリアルな防災関連の知識や「実態」を常に取り入れていますが、多くの人にとって、「被災」「防災」というものは日常生活の中では意識されることがないのが現実です。

例えば、日本を根底から揺さぶるような東日本大震災でさえ、残念ながら他の地域の方の場合は、それが明日自分の身の回りで起きる出来事とは捉えていなかったはずで、大変失礼ながら、昨年の「熊本地震」で被災された方等も例外ではなかったと推測されますし、その報道を見ていた大阪の方々は、「大阪北部地震」や「台風21号」の被害を受けるとは考えてみなかったでしょうし、関西空港でよもや「カンズメ」にされるとは夢にも考えていなかったと思います。
またその報道を見た翌日に北海道の方々は「道内全域停電」などという、未曾有の事態に自分たちが遭遇するとは夢にも考えてなかったと思います。

今や、「過去に前例のない規模の自然災害がいつ自分の身に起きるのかわからない」事が当たり前となってしまっいると言われていて、自然災害による被災という「非日常」を、日常として考えていかなければいけない時代のめぐり合わせに生きているのだとも言えると思います。
それが日常である以上、「怖くて平静を保てない」では、日常生活が立ち行かなくなります。
「怖い」というのは、その原因の多くが「解らない事の恐怖」だとも言えますので、であれば「解らない事は解るまで努力しましょう」が、防災のはじめの一歩 なのかもしれません。

「最悪の事態を想定して最大限の対策を施し平常心で日常を送る」が、これからの世の中を生きていくに当たっての最低限の心構えになって欲しいと思っています。
世の中に絶対はありませんから、これでも「想定以上の規模」の災害に遭遇することはあるでしょうけど、「人事を尽くして天命を待つ」の精神で、運命を呪う前に、人間として出来ることは最大限の努力を惜しまない事が、一筋の光明をもたらす心構えなのかもしれないと、自分は信じています。

まあこういうことを書くと、防災関連の商品を展開している企業の方々から怒られるとは思いますが(笑)、防災で一番やってはいけないことは「防災グッズを揃えて安心してしまう」ことで、肝心なのは「心構え」とそのグッズを使いこなす「防災知識」であるという事は、多くのお叱りを受けたとしても書かせていただきたいと思います。
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今季最悪の熱中症危険日に、考察と対策公開! [危機管理]

最近景色の変化による季節感と、空気の感じに違和感を感じることが多くなりました。
例えば日の短さや景色は既に秋で空も秋の空なのに空気は熱く蒸れていてい夏の空気が支配しているという、まさに昨日と本日はそんな感じの気候でした。
昨日大嫌いな(笑)草刈を、いよいよ追い込まれて行いましたが、1時間もしなううちに全身汗まみれで心拍が上がってきて・・・・要するに熱中症に成りかけました。
作業をするので長袖は仕方がないとして、全くの無風状態と湿度の凄まじさに「これは自転車に乗るのも危険だな」と感じました。

だから走るなって言うんですよ!(苦笑)。
というか本当に「命取り」に成りますから、こんな時は「走らない」が正解です。
と言っている本人が聞いていないんですから「馬鹿に付ける薬はありません」が、万全の備えをして、時間も早めに3:20には自宅を出発しました。
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ちょうど月がお隠れになる頃でしたが、早朝を通り越して未明に走っているというのに、全く「爽やかさ」のかけらもありません!
停止していると、それだけで全身にジワっと汗がにじんできて、本来なら走り出せば随分涼しくなるのですが、あまりそれも感じず、補給に寄ったコンビニもガラス一面が曇って水滴が付いていて、物凄い湿度があることがわかります。

冬場だと陽の光と温かみが本当に嬉しい日の出ですが、この時期は恨めしいだけです。
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山もボケていていますね
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というかこれだけ空気に湿度が含まれているのに、モヤっていない事が実は恐ろしく、それだけ気温が高いために「露点」に達していないんですね。

筑波山もこの湿度というのにクッキリ見えます。
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田んぼの黄金色の稲穂と、高い空の蒼さは完全に秋なんですがねぇ。

結局土浦まで行きましたが、もうかなりの暑さで参っていたので、霞ヶ浦にはいかず「コメダ」で補給と休憩をして折り返してきました。
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この時点で30℃は超えていて・・・というよりあまりの湿度に体温が下がらないため、とにかくサイコンのHRとニラメッコで、HRが130後半を超えないように、勾配や風向きに応じてケイデンスやギアを細かく選択して、強度を上げすぎないようにして走ります。
ちなみに同じ強度で走っているのに、心拍が上がっていくのは熱中症にかかっているサインですので、この時期は必ず心拍計をつけて、HRをモニターすることを強く勧めます!!

岩瀬に戻って水戸線の踏切を渡ろうとしたところ、ディーゼル機関車のヘットライトが見えたので「隠れ鉄」の血が騒ぎ、急ぎ駅の近くに行きます。
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ダイヤの合間を利用しての「単機回送」でしょうか、単線の交換待ちのようでした。
もう「絶滅危惧種」とも言えるDE10型機関車で、ディーゼルエンジンでその動力を自動車の「トルコンAT」と同じ原理で伝達している機関車ですか、後継機の「DD200」や、幹線用の「DF200」は、ディーゼルエンジンで発電機を回して、その電力でモーターを回す「ハイブリット」機関車で、このタイプの機関車は以後現れることはなく、またDE10型のこの姿をJRで見るのもあとわずかになってしまうでしょうね。

さていつも通過する桜川市の採石場ですが、最近発破用のダイナマイトの「爆発事故」がありました。
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なんか見たことのある風景だなと、ぼーっとニュースを見ていましたが驚きましたね。
まさかこの暑さで自然発火したなんてことはないとは思いますが・・・・
これまた「艦船ヲタク」ネタで恐縮ですが、ちなみに大昔の「戦艦」は、結構頻繁に火薬庫の「主砲弾」の弾薬が自然発火して大爆発を起こして停泊地で「轟沈」してしまったものなんです。
有名なところでは「ビックセブン」と言われた長門型2番艦の「陸奥」は、大戦中のことですが、停泊中に大爆発で沈んでいます。
あの横須賀の公園にある戦艦「三笠」も爆発事故を起こしていますね。
故に戦艦は弾薬を冷やすために大型の冷却器で常に冷やしていて、「大和型」など冷却能力が優れていたので、士官室などもあの時代で「クーラー」が効いていたそうです。
うーんこれ自転車ブログなんですがねぇ(苦笑)。

さて何時もなら益子でランチですが、もうノンビリ走っている場合でないと、コンビニで補給を繰り返して、最高気温に達する前に帰宅してしまいました。
これが唯一の楽しみですね。
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夏はコレに限ります!

さて、自宅に戻ったら、外気温系は37.4℃と、体温を完全に超える気温になっていましたが、熱中症になることもなく走り切れたのは、体力があるからでも「根性」があるからでもなく、ひたすら経験から学んだ「スキル」があるからであって、これを自分は「身体冷却管理能力」と勝手に読んでいます(笑)。
まあ、かつて何度も熱中症になりそうになりながら、ツーリングやイベントを10年以上走ってきたわけで、当然酷い目にあったこともありますが、その対策を立てて克服してきたので、たいていの気象条件の中を走れるのですが、今回それをまとめた一覧表を添付します。
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もっと解りやすく「パワーポイント」などで「紙芝居」でも作って説明したほうがわかりやすいとは思いますが、このブログに来られている方々の「文章読解能力」を信じて、文字だらけで載せてしまいます(笑)。

本当は5月頃載せようと思ったのですが、色々と忙しく今頃になってしまいましたが(苦笑)、来月も残暑が続くということですから、よろしかったら参考にしてみてください。

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頭を下げるだけマシ?必ず訪れる因果応報 [危機管理]

なんだかネットのニュースやTV等で、普段は豪華な椅子や黒塗りの高級車にふんぞり返っているような人たちが、やたらにペコペコ頭を下げている画像を目にしますね。
で、コメントを聞くと「あー、あいつら自分は悪くないし、会見で体裁だけ気にして誤ってますとか思っているんだろう」というのがミエミエの会見で、かえって胸糞悪い思いをしてしまいます。

これがまた、多くの事例が長年「組織的な隠ぺい」が恒常的に行われていて、それの何処が悪いというマトモな判断さえ出来ないような状態であったのが「内部通報」がきっかけで発覚したという話で、多くの組織では、モラルや法律より、「組織の論理と保身」が優先されて、既得権益の甘い汁をすすってきた連中に、組織内の人間が正義感というより、「個人的な恩讐」が動機での報復が目的で、「死なば諸共」と、覚悟を決めて内部通報に走るとも聞いています。

個人的な感想ですが、これは本当に「氷山の一角」であって、本当は頭を下げなければいけない企業、組織、経営陣は、世の中にウジャウジャ居るのではないでしょうか?
「やった者勝ち」や「逃げ切り」を考えて、それはそれは「隠ぺい」の努力を重ねているかもしれませんし、それで自分だけ無事ならばいいと思っているのかもしれませんが、残念ながら世の中そう甘いものでは無く、これは自分が言うのではなく、この世の真理として「因果応報」という冷徹な法則があることは、是非考えてほしいと思います。

どんなグループでも組織であっても、責任を持つ立場の人が判断を誤れば、因果応報を法則は、多くの部下や社員、職員達をも同じ目の合わせることになりますから、だからこその「責任者」なのであって、身分を与えられているという事を良く考えて、頭を下げるべきは、なるべく早いうちに、それも誠心誠意をこめて、全力で世の中に謝罪することは、「危機管理」の基本でもあります。

自分など身分や立場など無い人間ですし、だいいちくだらないプライドという物が欠片も持ち合わせていないので、悪いと思えば、相手が子供であっても躊躇せず「ごめんなさい」を言う事が出来ますが、どうも世の中それを言うのは尊厳を大きく傷つける事に成るらしく、まあ次から次へと自分が悪くないという「言い訳」だけは、アカデミー賞並みの演技でペラペラしゃべれる人が少なくありません。
それを見ていて、自分はそんなクダラナイ見栄や尊厳などは微塵なくて本当に良かったと思う事しきりです。


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ドライブレコーダー装着!自己防衛手段は絶対必要! [危機管理]

ほんとに嫌な世の中になったと思います。
ここ最近路上に出ても、それが自動車であれ自転車であれ「嫌な思い」をすることが多く、道交法がとかマナーとか以前の問題として、人の心が荒んでいくこの世の中が情けないというのか、仕方がないというべきなのか、一つ言えることは、自動車もロードバイクもそうなのですが、なにか勘違いして、気が大きくなってしまう方々が少なからず存在していて、世の中の人たちの眉をひそませる様な行いを繰り広げているようです。

で、自分も「自己防衛手段」として数年前にドライブレコーダーを取り付けました。
ところがこの映像を見ると、当時結構な値段で買ったものであるのに、相当情けない画像しか取れない代物で、何も撮影に使えるようなものを要求するわけではありませんが、例の「煽り行為」などに遭遇した時など、相手の車両を特定できなければ、警察に打ち上げても「門前払い」扱いされるのが落ちで、まあ、警察も暇ではないので、送検して犯罪を立証できなければ手も出しにくいことは理解できますので、せめて「ナンバー」が読み取れるものと考えて、ここ一年ほど鬱々としていました。

でもこの状況では一刻を争うなと判断して、これはいつもの「皆さんの為の人柱になるんだ」という意気込みで(苦笑)、Amazonで1万円以下程度の、いわいる「中華ドライブレコーダー」に手を出してみました。
一応条件としてそこそこの動画が撮影できて、場所と正確な時間を記録する為にGPSの装備や、できれば後方も移ればいいなと検索をかけたら、国産品だと3万円はしようかというスペックが本当に8000円位で購入できました。
その画像がこれです。

うーんなんとなく見覚えのある画質というか、実は起動音を聞いたとき「あれ?最近この音聞いたことがあるな」と、よくよく見れば、先に買ったアクションカムと同じメーカーのものではないですか(笑)。
この画像を見てもらえば判りますが、流石に値段が安いこところは光学系のレンズや画像処理エンジンなどの部分で差があるようで、画像の歪みやボケなども見られますし、逆光補正とかの機能もありませんが、まあなんとかナンバーが判別できる程度の画質は確保されているようです。

あとはこれが何ヶ月稼働してくれるかで8000円で元が取れるかどうかの評価が分かれるというところですが、自分自身としてはまる1年持ってくれれば十分だと思っています。
性能にこだわって高いものだからと装備するのをためらっている間に、どのような事に巻き込まれるかわからない事を考えれば、購入可能な予算で、とりあえず使えるものでもドライブレコーダーを装備して、自己防衛に務めることを、この記事を見ていただいている皆さんに強くおすすめします。

うーんとはいえ、もうチョット綺麗な画像のモノが欲しかったというのが本音の部分ではあります(苦笑)。
多分一年後はもっと性能が上がって、安くなっているかもしれませんね。
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Jアラート、72年ぶりの「空襲警報」にあなたは! [危機管理]

今朝多くの人は、携帯とかスマホの聞き慣れないアラームで目が覚めたと思います。

都市部ではほとんど見かけませんが、地方や郡部などにある「防災無線」には、自動接続システムで、聞き慣れない不気味なサイレンのような音が聞こえたとおもますが、これが「Jアラート」による北朝鮮のミサイルの飛来と避難を呼びかける、いわば「空襲警報」であって、国内においては前大戦の終戦日の1945年8月15日以来、実に72年ぶりの空襲警報が、飛来予想低域に鳴り響いたわけです。

自分は危機管理の観点から、政府広報のポータルサイトのミサイルが飛来した時の対処などの乗っているHPを(http://dwl.gov-online.go.jp/video/cao/dl/public_html/gov/kokuminhogo/index.html)を紹介したり、警戒を呼びかけましたが、多くの人の反応は「嘲笑」に近いモノでした。

いわゆる「正常バイアス」と言って、まさか自分がミサイルの着弾による被害など受けないと、安全方向に判断してしまう、危機管理上最も危険で戒められなければならない状態にあったという事です。
で、本当にこのJアラートが鳴り響くという事は、政府はミサイルの場合対象地域に被害が及ぶ可能性がある、または甚大な被害が予想される大地震や火山災害、武装勢力による破壊活動などが予想されるから、あくまで「自分の安全を守る行動をしてください」という自己責任ではあっても、避難を呼びかけているわけです。

所が現実的に某会社の現場で聞いた話だと、管理部門に問い合わせたところ「気にしないで業務を続行してくれ」という指示しかなかったそうです。
この事象をもってけしからんというのは簡単でしょうが、どれだけの国民が、実際の攻撃を受けた場合の「想像力」が働いて、適切に対処できるかという点に関しては、残念ながら怪しいのではと自分は思っています。

先の政府広報のポータルサイトの指示がほんとうに万全であるとは言い難いのも事実ですが、知っているのと知らないのでは、最悪の状態で生死を分けることがあるという事は知っていてほしいと思います。
地震の場合など、「何時大地震が来て自分が被害に巻き込まれても不思議ではない」という考えのもと、常に何かあった場合に避難や逃走する手段の「ケーススタディ」の心構えがあるだけで、初動の数秒の行動に大きな違いが出て、その数秒の行動の違いが生死を分けるとも言われています。

まあ自然災害もそうですが、国際情勢や、テロ、犯罪による生命の危機が現実的に成ったという事は「事実」であり、この「現実」をどう捉えて、自分は何をできるのか・・・・・・
そこまで考える事さえできれば、自ずと答えは出てきますので、他人を頼らず、自分の判断で自分の命を守らなければいけない世の中になっているという事は、頭の片隅に有っても、生きているうえで損は無いと自分は考えます。
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吉兆?凶兆?水平の虹(水平アーク)出現! [危機管理]

「自転車に乗れないsoranekoさんは、きっとブログの更新も滞るかな」と心配・・・・してませんよね(苦笑)。
まあ、まるで小学生のように呆れるほどの好奇心いっぱいの51歳ですから、ブログに書くネタには、たかが自転車に乗れないくらいでは(フン!、強がっているんだもん!)困ることはありません!。
実はこのタイトルのブログの前に、「萬世相ボヤキブログ」を開設していたんですが、このまま行くと「どすこいライダー」は開店休業でも、そちらのほうが「新装開店」しそうな勢いです(笑)。

さて今日も改めて恨めしいほどの(笑)、良い天気でしたが、ここ栃木県宇都宮市では、10:30頃、南東の方向の上空に、地平線に並行の水平の虹「水平アーク」が、かなり鮮明に発生していました。
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これはけして珍しい現象ではないのですが、気象的には翌日の天気の下り坂(雨が降る)予兆として捉えられているようですが、古来からの伝承の中には「凶兆」や「地震」、「火山災害」の前兆と捉えるものもあったりして、どちらにしても「昨日とは違う明日が訪れる予兆」という捉え方が出来るのかもしれませんね。

あっ、自分は連休後半で後3日お休みをいただけますが、連休最終日には自転車関係のネタで記事を投稿しますので、「何が出るかな?」とお楽しみに。
毎年恒例のまたも「アレ」ですよ!
懲りもせずに乗れもしないのに(苦笑)。

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避けられぬ事故による死と、生を求める努力 [危機管理]

重いテーマです

なぜこんな記事を書いたかというと、一般の方には全く流れていない情報ですが、自転車イベントで、過酷な長距離を走ることで、最近国内でも人気が急上昇中の「ブルベ」ですが、その界隈でオーソリティとも言われているブルベ界屈指の大ベテランの方が、海外遠征中にトラックにはねられて死亡してしまったとい事で、ブルベの関係者の間では強い衝撃が走っています。

一般道、それも車でも大変なような山間部等を、をそれこそ何日も昼夜を問わず走り続ける長距離ブルベの場合、そのための体力や技術と同じくらい、いや最も大切なのことが「無事に走りきるための危機管理と安全意識」であり、そのスキルと意識が高いからこそ、大きなリスクを認識してそれを克服できるわけです。
当然故人の方もそういった意味ではブルベライダーのお手本とも言える立派な方で、協会の重鎮でもあったわけですが、そんな人でも事故による「死」から逃れられなかったという「不都合な現実」が、各関係者に重い現実を認識しざるえない事態に追い込んでしまったのだと思います。

自分に振り返ってよくよく考えてみると、安全性に関するスキルは年々向上してきていて・・・・これは加齢とともに「臆病」になってきていることとも関係があるのですが、とくに安全性に関しては、危険に対しては過敏に反応するようになっていて、走行に当たり極力「交通事故のリスク」を減らす方向で進んできています。
「挑戦」とう意味と「自分試し」という意味では、攻めるという方向性で考えると、どうしてもある程度のリスクを覚悟せざる得ないのですが、であれば尚更リスク回避の方向で万全の準備や「撤退する勇気」の大切さが大きなウェイトを占めるようになってきました。

でもです、それでもです、いくら気をつけてもです、スキルがあってもです、意識が高くともです!
「不運」という名の死神は「運命」という名の鎌を振り落として、大切な命を刈り取っていってしまうのかもしれませんし、抗いようが無いのかもしれません。

こういう話をすると必ず聞くのが「人の生き死には運次第なのだから、努力なんで「続けて」も無駄なんだよ」という知った風な捨て台詞です。
でも僕は運命に全てを委ねて、「絶望」に身を委ねる人間が大嫌いです!
「絶望は死に至る病である」とはよく言いますが、たとえ抗えぬ運命であったとしても、その瞬間まで自分ので出来ることを、出来るだけ努力し続けなければいけないはずで、だからこその人生なのだと思います。

ちょっとキザで大げさな話ばかり書いてしまい、今PCの前で赤面しながらキーを叩いておりますが(苦笑)、結論はいつものようにシンプルで「それでも僕はペダルを回し続ける」という事だけです。
だってペダルを回すの事がイコール自分の人生であるのなら、自ら人生を放棄してしまうことなんかできないからだと思っているからです。

自分は公道に出るとき、正直いつも「今日が最後かもしれないな」と思いながら自宅を出ています。
だっていくら気をつけても、後ろから「暴走車両」、「前方不注意の車両」、横から「一時停止無視の車両」などと「遭遇」してしまったとき、事故に巻き込まれ「死亡」するリスクが非常に高くなるからです。
ただ、「KYT(危険予知トレーニング)」のスキルと経験から、本人の警戒レベルが落ちていなければ、正確な判断ができれば、かなり大き「不運」が訪れても、それを回避できる、もしくは被害を最小限に抑えられる公算が高くなることも否定しがたい一つの「現実」です。

とにかく天に召される、または不幸にもペダルを回せなくなるその日まで、生き延びるための努力をし続けようと思います。
交通安全の維持ととその達成は、一過性の「特効薬」で劇的に得られることはなく、毎日の、常にその瞬間の絶えまぬ努力でしかえられないという「否定しがたい真実」と、常に向き合っていなければいけない物なのかもしれませんね。
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変革と理性 [危機管理]

前回に引きつ続き、英国の国民投票でのEU離脱の結果より、更に桁違いに驚愕の結果が世界中を駆け巡っていますね。
「安らかにあれ」と、理性的に考えればあり得ない結末に成った・・・・というのが世間一般のというより、現時点までで安らかな生活を送れている、実は全世界的に見れば「恩恵に預かれる少数派」の人達の、実に根拠のない妄想だったという事がはっきりしてしまったのではないでしょうか。

「史上最低の大統領候補」と言われる女史と、「史上最悪の大統領候補」と呼ばれる放言社長の闘いは、世間的には驚愕の結果となりましたが、個人的な感想で言えばそう驚く結果ではないと冷静に捉えています。
我が国もそうですが、俗に「先進国」と称する国々は、色々な意味で恩恵を享受出来無い、その他多くの国々から羨望とある種の怒りをもって見られていて、その頂点であるはずのアメリカ合衆国の多くの国民が、実は恩恵から見放されたと強い怒りを持っていたという現実を、我々は冷静に見て行かなければ今後を見誤るのかもしれません。

世界で最も豊かな国の国民が、現状の境遇に不満を持って、血を流すかもしれない変革をもとめたのは、強い覚悟が有っての事か、理性が失われて熱病にかかっていたのかは、おいおい結果が出てくることでしょうが、翻って我々の今後を考えれば、かなり乱暴な意見であることは重々承知していますが、今回の出来事を「災害」の類と考えるのなら、危機管理という観点から「あらゆる被害を想定したうえで、冷静に日常生活を送る」しかないと思います。

こうなるとあらゆる事態が予想され、特に偉そうにふんぞり返っているマスメディアの「戯言」に惑わされないように、自分の意志と判断で冷静に生活していくしかないと思っています、
此処で皆さんを無意味に驚かすつもりは全くありませんが、危機管理の観点から、少なくとも大統領就任式の行われる来年の1月20日正午頃くらいまでは、事態を冷静にみて、あらゆる不測の事態に備えておいた方が良いように思います。

最後に一つ、僕は特別の情報チャンネルを持っているわけではない「普通の一般市民」ですが、今回の選挙戦では、実のところ終始トランプ氏が優勢であるという話は色々なところで聞こえてきました。
「サイレントマジョリティ(物言わぬ主流派)」と呼ばれる人たちは、表向きには自分の意向を表明していないのですが、実は密かに思う所があり、そういった人達が本音の部分でトランプ氏に共感していたという意見は、この結果をもって「当たらずとも遠からず」という事だったのでしょう。
実はこの「サイレントマジョリティ」という勢力は実に厄介な存在で、ある意味「風通しの悪い特定勢力が支配的な安定的組織」には必ず存在しており、表向きは従順に振る舞いながら、実のところ「ある種の恩讐を持った消極的な反抗」を心の中に仕舞い込んでおり、その組織の重大な局面、転換点に「突然牙を剥く」可能性が有りますので、十分存在を認知したうえでの慎重な対応が求められます。

僕個人の事で言えば、思った事は直ぐに口にでてしまう厄介な性格で、「口は災いの元」を地で行っているような人生を送っていますから(泣)、さしずめ「ノイジィマイノリティ(騒がしい反主流派)」というべき存在なので、鬱陶しいでしょうが必要以上に警戒される事は無いと思いますよ(笑)。
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