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たとえ今は暗闇の中でも、陽はまた昇る! [危機管理]

さて、この様子だと他のイベントも夏前は絶望的だと思っておいた方が良いでしょうね。

というか、自転車のイベントがどうのこうのというレベルでは無いですよね。


何処を見ても良い話は出てこないですが、それでも何とかして生きていくしか人ですよね!

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今更ツイート始めました。 [危機管理]

本当に今更ですよねー(苦笑)

意味はあるんですよ、本当に!


自分的に、SNSの世界を拡大させるつもりはなかったんですが、世の中公的な機関も、緊急連絡や告知などをツイートするに至り、やはりやらないわけにはいかなくなりました。

だから「危機管理」のカテゴリーになります。

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出先なんかでツイートすることもありそうです。
とはいえ、まだよく解っていないので(苦笑)ボチボチ慣れて行こうと思っていますので、ツイートの先輩のみなさん、いろいろとご教授宜しくお願いします。

タグ:ツイッター
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ジワリと地方にも影が [危機管理]

またも気象庁に・・・というフレーズで悪口を言うのも飽きてしまいましたが(苦笑)、晴れるというから無理して出かけてみれば、どんより曇ってま冬のような寒さともなれば、愚痴の一つも出ようというものですよね。
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さて先週フリートに編入されたLOOKですが、公試テスト航海で色々と不具合が見つかりました。
ものすごく恥ずかしい話ですが、チェーンの張り方を間違いました(泣)
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シマノのチェーン(CN6700)は表と裏があることをコロッと忘れて、これ知っている人ならわかるんですが見事に裏返しですよね。
何が問題かというと、変速の精度が違うそうです。

またしっかり長さを合わせたはずで、フロントアウターで、リアが一番大きいスプロケにして、ディレイラーのプーリーが地面から垂直に並ぶように長さを揃えるのですが、何を途中で血迷ったのか、かなり「ぶった切り」してこの有様です。
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これだとテンションが掛かってフリクションが強くなりますし、チェーンラインが斜めになると、同じくものすごい抵抗になります。
そりゃ漕いだら重いはずで、それはLOOKの性能とは全く関係がありません。

そのあたりを適正な長さにして、そもそもシマノの推奨外の組み合わせで、30Tのスプロケを、アームが長い「GS」ではない、「SS」レベルの短いRD6600で使用しているので、変速領域全域でキッチリ機能させるのは無理で、それなりの割り切りと工夫が必要になります。
今回メルカリでこのスプロケを販売した人に、「RD6600で使えますよ」とコメントしましたが、上手に調整できているでしょうかね、とても心配で出来れば自分が調整してあげたいくらいです(苦笑)

さて5:00に出かけていつもの「冬コース」に向かいます。
しかし寒い!、ガーミンの気温計は-3.5℃まで下がりましたし、風が冷たく陽も出ません。
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桜のつぼみもこの寒さで足踏みですね。
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とりあえず筑波山に行ってすぐに折り返しです。
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LOOKは回転のフリクションも取れて、変速もバッチリ節度のある手応えで、機械的な部分は問題はありません。
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最も、完成車で購入で、変速にキレがあるのは、前のオーナーか組んだショップの腕がよく、ワイヤリングが絶妙で、綺麗で丁寧な仕事がしてありました。
こういう仕事ができるショップや店員さんが、実は少なくなっているとのことで嘆かわしいですねぇ。

ただ、フィーリングとしては、相変わらず手応えというか脚応えがなんとも「不思議ちゃん」で、遅いわけではありませんが、よくわかりません。
これは各部の寸法を測定して、他のバイクと比べて「ポジション」を煮詰める必要があるかもしれませんね。

さてこのあと益子の城内坂の「Lesina」さんに行きましたが、お店の電気が消えていて、マスターが表で看板のペンキを塗っていました。
御呼ばれしてお茶お頂きていろいろ話しましたが、とうとう栃木県も感染者が出てきて、パートさんとか感染させるわけにはいかないし、人手やよそのお店の動向を見てから今後の営業を考えようということでした。
いや、身近にもとうとう「新型コロナウィルス」の影が迫ってきました。
冗談ではなく、こんな状況が1ヶ月も続けば、個人商店はたまったものでなく、「廃業」の二文字が避けて通れません。

とある経済ジャーナリストもコメントしていましたが、「そうなる前にサプライイズ的な経済対策で、副作用が強くとも、市場にお金を投入しなければ、完全に手遅れになる」は同感です。
ホント「無審査、無利子、返済無期限」で運転資金を公金で融資(日銀から銀行経由?)、期間限定で消費税廃止とか、当然強い薬は副作用も強いのですが、とにかく重篤になることを食い止めるのが先決で、このままでは取り返しのつかないことになる・・・・嫌だなぁこんな湿気た話題(泣)。
Lesinaさん!頑張って踏みとどまってくださいね!。

で、お昼をどうしようということで(笑)、坂を下って「絵里香」さんというレストランで、有名な「カツサンド」をいただきました。
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ヒレカツで柔らかいお肉で見た目よりあっさりして食べやすいですが、最近小食なので(苦笑)。

ここのママさんも「オイルショックより、今回の方が酷いことになりそうだね」と、幾多のクライシスを乗り越えてきた「歴戦の勇士」ほど、先行きに光が見えてこないのですが、お客さんで来られた、おそらく大学生くらいのグループには、微塵も危機感はなく、明るい笑い声が、かえって癇に触りましたが、別に彼らには罪はありませんよね(苦笑)

さて、気を取り直して自宅に戻り、LOOKの再セッティングです。
まあ、考えて悩んだところで、ダメなものはダメで、ダメな時は何をやってもダメなのであって、ここで暗い顔してふさぎ込んでも、何も解決はしないんですよね
自己流のポジション決めのためのジオメトリーを図ったのが以下の表です。
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驚くことに、ホイールベースが、他のバイクより25mm程長く、自分のバイクの中では一番長いです。

ヘットチューブも長いので、ハンドルの地上からの高さも一番高いのですが、おそらくBBの地上高も高いのか、サドルの地上高も一番高く、以外にハンドルとの高低差が取れています。
FELTのZ25とかは、フロントフォークに角度をつけて直進安定性を確保していますが、そのせいでかなり強いアンダーステアになるという、くせの強い操縦性になっていましたが、LOOK566は機敏ではないですがニュートラルな操縦特性でクセがないので、各種ジオメトリーを工夫して、長いホイールベースを利用して直進安定性を確保しているようです。

さて、乗っていて「脚応えが無い」ですが、抽象的な表現をお許しいただければ「なにか遠くの方で脚を放り投げてクランクを回しているようで、力強く踏み込めていない」というものでした。
そこで計測した結果を元に、755mmより2mm程高かったサドルを3mm下げて、前方に10mm出してみました。
ちょっと試乗した感じは、例えばハンドルのブラケットの角度とかを微妙に好みに合わせたりした結果も含めて、「しっくりくる」方向に向かってくれましたが、これもロングライドをしてみなければ結果はわかりません。

しばらくはこうやってポジションを変えたり、ホイールを変えたりして、色々と試した結果で改良を加えて、「使える道具」にしていくつもりです。
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恐怖と猜疑のコロナの炎、心の闇を焙り出す、 [危機管理]

日本人とは、人間とはこんなにも愚かで醜いものだったんですけねぇ。
デマを流してほくそ笑む輩、そのデマに「手もなく」騙されて・・・いやデマと知っていても「自分だけ良ければよい」と買占めを図る輩、それを転売して荒稼ぎする輩、よその国の陰謀だとうそぶく輩、自分は悪くなくむしろ感謝しろと居直る輩、何があっても人にケチをつけるしか出来ない輩、自分だけは大丈夫だと、何もしない撃、何も解らないと解ろうとする努力を放棄してパニックに陥る輩、それらを見ても何も感じず心を閉ざして何もなかったように振る舞う輩、自分が感染したら、腹いせに他人に感染させようとした輩・・・・・。
酷い!醜い!許しがたい!、そして・・・情けない情けない情けない!

新型コロナウィルス・・・・自分は専門家ではありませんが、過去に恐れられていた「ペスト」「黒死病」、「天然痘」、「スペインかぜ」など比べて、例えば死に至る「致死率」など、それほど恐ろしいものではないのではと思います。
おそらく予防法と治療法が確立され、要するににワクチンと治療薬ですが、これが見つかれば、「気管支系に重篤な疾患をもたらす風邪の一種」にそのうち成るのではないでしょうか?
それが見つかるまでの間が大問題なわけですが。

ただし、このウィルスの恐ろしいところは、疫学的な正しい観点から見たわけでなく、これはまったくあくまで個人的見解ですが以下の点です
1、潜伏期間が長く、その間にも感染力がある
2、感染しても発症しないケースがある
3、完治したと思ったら再発する
4、もしかしたら2度感染しているかもしれない(抗体の問題?、突然変異?、別種?)
5、不正確な情報から状況を甘く見て、必ず対処が遅れる

昨年の段階でこの情報を断片的に聞いたときに、それらすべてが正確な情報ではないとしても、「これは大変なこと成る」と確信しました。
何故なら、これらが事実であれば、おそらく感染の拡大を防ぐことが出来ないと思ったからです。
それは特別な知識や能力など必要が無く、以下の観点に気が付けば誰でも導き出せます。

1、感染しても症状が出なければ、自分が感染者だと知らず、周囲も解らず感染を広げてしまう。
2、症状が出なければ空港のスクリーニング(体温検査)など意味がなく、容易に国境を超える。
3、症状が軽ければほかの風邪と区別がつかず、検査もしないのでその患者は見過ごされる。
4、不正確な情報から状況を必ず「甘く見て」、必ず対処が遅れる
5、特に日本はオリンピック「忖度」で、開催有りきの間違った判断で、リスクは取れない。

ですから、昨年の12月の初めのころ中国の武漢で見つかっていた時点で武漢では相当感染が広がっていたはずで、隠ぺいなどで対処が遅れる間に湖北省に広がり、それがビジネスや観光で世界中にばらまかれたのですから、「気が付いたときにはもう遅い」で、水際で防ぐなど言い出したころには、「手遅れ」だったわけです。
この状況では、特に中国人観光客や帰国者が多いところから、同時多発的に「クラスタ―」で感染が比広がって行くのは明らかで、現にそのような経過をたどっています。

そして大変残念ながら、一般国民の危機感はおおむね薄く、対応が非常に鈍く、そして反応は極めてヒステリックであるという、これまた防災の観点から見れば最悪の状況と言えます。

本来、この状態が「非定常」な緊急事態であり、対策が遅れれば遅れるほど、「経済的なダメージ」が広がって行くものであって、それを「定常」を当たり前として、目の前のささやかな「日常」に拘るがゆえに・・・・たとえば甲子園やオリンピックを開きたいとか、自分だけ騒ぐのはミットモナイとか、一時的にでも売り上げを落としたくないとか、たわけたことに拘っていて、「痛みを伴う効果的な対策」を「大至急且つ徹底的に」実施できなければ、時間の経過とともに、個人の、地域の、企業の、国家の受けるダメージは甚大なものとなり、「取り返しがつかない」事に成りかねないと、自分はここで断言させていただきます。

しかし、今回の新型コロナウィルスの騒動は、色々な問題・・・政治や経済、教育、宗教、外交、人種問題など、もうすべてが「デットエンド」で煮詰まっていた問題ですが、それが一気に噴き出して暴発する「発火点」となりかねない状況です。
そんな大げさな話でなくとも、もしこの状況が1か月続いたら、「もう店を閉めるしかない」という話を本日色々なところで聞いてきました。
年配者の方は「オイルショックも酷かったけど、今回はそれ以上だから覚悟しておこう」とおっしゃっていました。

そういえばコロナウィルスの「コロナ」は太陽の周りに見える「自由電子」の光の炎のことで、ウィルスの形状からこう呼ばれていますが、そのコロナの炎は人の心の闇を焙り出して、あらゆる悪徳がこの世に跋扈してしまっているようですね。
偉そうなことを言える身分ではありませんが、こういう時だからこそ人の「本性」がむき出しになるとも言えますので、世間や自分に恥じる事の無い「本性」を保ち続ける努力を、英雄や勇者でない普通の人間として、頑張り続けて行きたいものですね。
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極寒の鬼怒川で、マジックアワーを堪能する [危機管理]

ホント、ようやく冬型らしい天気になったと思ったら、既に2月も節分の頃になってしまいました。
単に異常気象とか温暖化とかいうだけではないような気もします。
そういえば東京は昨年の28日以降土日はどこかで必ず雨が降っていたそうです。
こうなると真冬の朝のお楽しみである夜明けの黎明「マジックアワー」が拝めません。

ということで、本日は気圧配置から間違いがないという事で、マジックアワーをみる事を中心に5:15に自宅を出ました。

5:30頃ですが、既に地平付近は色が付き始めました。
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簡易三脚と、リモコンをレリーズ代わりにして撮りましたので、数秒の露光でも振れいません。

以後余計な御託は無しで、夜明けの変化をお楽しみください。
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何時もだと1時もかからない道のりを、ボトルのホットコーヒーで体を温めて、たっぷり2時間かけて撮影しながら移動しました。

しかし、本日はトースト1枚だけ食べて出かけてきたので、なんともお腹がすきます。
最低限の補給でなんとかいつもの岩瀬に到着です。
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さあ、毎年恒例の桜の蕾の観察記録です(笑)。
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さて、今年はどんな変化があるのでしょうね。

淡々と筑波山に到着です。
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今日は天気もよく、気温も上がってきたので、帰路はサイクリスタだけでなく家族連れで小さなお子さも一生懸命走っていましたね。

ランチはお馴染みの「Lesina」さんで、今日は・・・・・あれれっ!、おなかが空いていたので、写真も撮らず一心不乱にカジキマグロのソテーを平らげていました!(苦笑)
本日は好天に誘われたのか益子の城内坂も人手が多く、お店も繁盛されていました。

帰路で昨日富士山を撮影した場所に出ると、空が開けるのですが、青い空にクッキリとした白い雲の流れが出ていました。
この写真は東の方向で撮影しました。
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振り返って西の方向です。
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結構規模の大きな雲の流れで、東の方角は丁度地震の多い茨城県日立市付近ですので心配です。

昨日も千葉と茨城で大きな地震がありましたし、一般の方は気にしないかもしれませんが、このブログを書いているころに、山梨県東部・富士五湖付近の地下190㎞でM3.9の地震もあり(同時刻自宅がかすかに揺れました)、気になるところです。
自宅に帰って見ると、先ほどの雲はよりシャープになっていました。
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山梨の地震の後はあっという間に消えてしまいました。

まあ数ある地震をいちいち気にしていても仕方がないのですが、まあこれも自分の仕事に関係することですし、気にはしつつ備えを万全にして平常心で過ごしましょう。


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防災体験学習施設 そなエリア東京で震災体験! [危機管理]

本日はお休みを頂いて、東京有明に行ってきました。
なんだ趣味のアニメのイベントですかと聞かれましたが(苦笑)、有明といえば「東京ビックサイト」はオタクの聖地でもありますね。

自分の場合は有明駅そばの「防災体験学習施設 そなエリア東京」に行くことが目的です。
まあ仕事ではありませんが、防災士としての見識を深めるための勉強は欠かさないようにしているので、遊びではないですよね。

年末に購入した「青春18切符」の最後の日ということもあり、宇都宮からだと東京上野ラインで新橋で「ゆりかもめ」に乗り換えるか、「湘南新宿ライン」で大崎で「りんかい線」に乗り換えれば「有明駅」にいけます。
今回は久し振りに「ゆりかもめ」に乗って行きました。
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有明駅を出ると、今日は本当に良い天気です。
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駅を出て道路の反対側が「防災体験学習施設 そなエリア東京」になります。
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9:30開館ですが、どこかの企業が団体できていて、「震災後72時間体験」で集まっていました。
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一般は9:45からということで周辺を散歩して時間を潰します。
ワンがい沿いの広い公園がありますが、ここは災害時には防災拠点として機能する基地でもありますので、ここはヘリポートとして機能します。
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吹流しがあるのは、ヘリポートとして航空法で設置が定められているからです。

湾岸エリアは高層建築が多く、流石に都会に来た感じですね。
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さて時間になったので施設に入ります。
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これは街に買い物に出かけていて、夕方に震度6強の地震にあったという想定で、エレベーターに乗ったら突然揺れ出して、そこから震災体験が始まっているようです。

緊急停止したエレベーターで街に出るとこんな感じになっています。
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タブレットを渡されて、危険ポイントに行くと質問が起動して、そこの危険源の知識を得る「クイズ」をこなしながら進んでいくという、ゲーム感覚で、震災後の恐怖とその防災の学習ができるという内容になっています。

確かに、全くそんなこと眼中に無く、「正常バイアス」の赴くまま幸せに生きている一般の方々であれば、一定の「衝撃」は得る事ができると思います。
学習内容はしっかりしていて、内容が濃いものですので、「その気があれば」しっかり防災は学ぶことが出来ると思いますので、おそらく学校の行事や、企業の防災活動で活用され散るのだと思います。

自分はこちらに興味があります。
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うーん怪獣が出た時の政府の対策本部・・・・まんまそのままですね。
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本当に首都直下型災害等は発生したときは、まず総理官邸の危機管理対策室が活動を開始して、こちらの施設も一般の人はシャットアウトされて、政府関係者、警察、消防、自衛隊、地方自治体などの総合司令室として機能することになっています。

まあ、そんなことにならない方が良いわけで、そうならなければこれを作った予算は全く無駄になりますが、防災お供えとはそういうもので、その「無駄」を何処まで許容できるかが、どれだけ真剣に防災を考えているかに関係しているわけです。

というわけで、職場におみやげを買って午前中で帰路につきました。
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この「東京防災」の冊子は、発表された時に大きな話題になりましたが、必要なこ事が、要点良くまとまっていて、これ一冊手元にあれば、かなり「本番」で役に立つスグレモノです。
これが1冊143円は、本当にバーゲンプライスで、無論儲けるためでなく、本当に多くの人達の命を助けるために「商売抜き」で作られたものという「熱意」が分かります。
出来れば、自分の会社でも、少なくとも役員や管理職、拠点の責任者や各職場の防災担当者には渡しておきたいアイテムですね。
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嵐過ぎ去るも、爪痕は [危機管理]

昨日の台風19号は、栃木県宇都宮市の自宅付近はさしたる被害もなく、22時ごろがら2時間ほど猛烈に荒れて、そのあとは静かになってしまいました。
ただ、TVを見ていると各地で河川の決壊が報道され、宇都宮市も3河川で「避難水位」を越えて溢れ出してしまい、宇都宮駅前の田川は、正確な記録ではありませんが、大東亜戦争以前より駅前に住んでいた母によると、「カスリーン台風」の時に田川の「宮の橋」に流れてきた家屋が橋にかかり、そのせいで濁流があふれて冠水した時、1947年9月以来と言いますから、なんと72年ぶりに中心部が冠水したことになります。

その後台風が通過した東北地方やその前の長野、三重、言うまでもなく関東地方で広く被害が及んだ今回の台風は、未曽有の被害となりましたが、おそらく世間的には「大げさ」と映った政府の対応が無ければ、人的被害は更に拡大したと自分は思います。
無論その対応が「万全」であったわけではありませんし、課題も多く散見されましたが、今後の方向性は見えてきたのではないかと思います。

さて、本日はまず「後かたつけ」をしなければいけません。
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6:00頃からゴソゴソと初めて1時間ほどで完了!疾風のように準備して、疾風のように撤収と、まるで月光仮面ですな(笑)

朝食をとって本日は那須烏山市にある親戚から預かっている屋敷の確認をしなければいけないので、通勤用のエクスカリバー8で出撃です。
しかし、台風一過という言葉通りの快晴の空です。
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鬼怒川を渡りますが、そういえば上流のほうのダムの緊急放流がありましたが・・・・
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川幅いっぱいに濁流が流れますが、これは数年前の関東東北豪雨以来の溢れぶりで・・・と、単純に雨量で言えば栃木県各地は、軒並み「観測史上最高」を記録しています。
前回の豪雨は、秋雨前線の「線状降水帯」で局地的に振り続けましたが、今回は広い面で大量に降っていますから、水量の総数はかなりの事になっているはずです。

勤務している事業所を越えて東に進むと、昨夜やはり「氾濫水位」を越えた「五行川」を越えます。
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もう少しで溢れる感じでしたね。

家屋のある「那須烏山」で、目の前に流れている「荒川」も凄いことになっています。
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ここは1998年8月にあった「那須水害」の時に、あちこちの堤防が決壊しましたが、今回も数か所決壊したという事です。

家屋は少し高いところに登った所にありますが、目の前に「JR烏山線」が通っています。
しかし、この時点ではまだ不通のはずなのに、周囲に踏み切りの警報器の音が鳴り響いています。
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丁度駆けつけたJRの職員の方によると、この地域で停電あり、復帰した時にバックアップシステムの関係で作動しっぱなしになるということで、リセットの作業をしていました。

家屋の無事を確認して帰路につきます。
河川の堤防沿いに走りますが、恐ろしいほど濁流が流れています。
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この後南下して市貝にある道の駅「サシバの里」に向かいます。
山間部の里山沿いの道を走りますが、山のあちこちから水があふれ出していて、途中の道路もこんなことになっています。
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山林や稲刈りが終わった田んぼには、かなりの水がまだ溜まっていますから、これらが時間差をもって
下流に集まると、河口付近は大変なことになります。

と、本当にこの地域の川は「那珂川水系」で那珂川に集まりますが、やはり下流の那珂湊町や水戸市で那珂川の堤防が決壊して大変なことになっているようです。
やはり前回の那須水害の時以来の洪水だと記憶しています。

サシバの里では「麺蔵」さんで何時ものラーメンをいただきます。
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うーん昨日から動かないで食べてばかりですから、僕のウェイトも緊急事態です(笑)。

お腹も膨れて帰路につきますが、鬼怒川は水量が減った様子もなく濁流が荒れ狂っていました。
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なんかこんな時に、のんきに自転車乗ってランチ食べてる場合ではないのですが、こうやって現場行っていろいろと見て、聞いて歩くのも自分にとっては貴重な活動になります。
とにかく今回の台風は色々と自分的には得るものがありました。
熱帯低気圧の発生から、通過までしっかりと各種情報や、啓蒙活動などができましたので、今後の活動に生かしていきたいと思います。

タグ:台風19号
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命を守るために勇気をだして行動を! [危機管理]

台風19号ですが、ここ栃木県でも雨風が強くなってきましたが、本体が来る前に豪雨や突風、竜巻などで既に被害が出ているはずです。
とにかく今回前例にない未曾有の規模と威力で関東地方に台風が来ているのですが、残念なことに悲しいほどに「正常バイアス」に囚われる方々が多く、何もしなくとも無事に明日の朝日を浴びること出来ると思っておられるようで、まあだんだん現実が近づいて来れば分かると思うのですが、分かってからでは「手遅れ」になるので、少なくとも明るいうちに避難所に自分の食料と日用品を持参して避難してほしいと思います。

さて本日は5:30から自宅の対策を行いました。
6:00頃ですが、流石に空模様が怪しい限りですがまだ雨も降っておらず、風もそんなに強くありませんでした。
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近所を見たり、話を聞いたりしましたが、警戒して準備を心掛けているのは全体の2割未満というところで、残りの8割は何時もの日常を迎えているようです(苦笑)
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こちらのお宅はガラス窓に対策を施しておられますね。

さて自宅ですが、年老いた母がなにやら昨日自分の部屋の窓がどうのこうのと騒いでいましたが、これが対策ですか?
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これではモノが激突してもガラスの飛散をまったく防げない、「やってはいけない対策」の見本となっています。
たぶん危機感はあっても「瞬間風速60m/s」が想像できないんですよ

ここはサンルームで、室内には影響はないので無視して(笑)庭に出ている飛びそうなものを屋内や物置に入れて・・・物置も怪しい限りなのですが、原付バイクなどはカバーをかけて壁面にハンガーと一緒に固めて纏めておきました。
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さて自分の車が一番肝心なのですが(笑)、去年も台風の時に「ラッピング」して近所の話題になっていいた(白い目で見られていた)のですが、今回はもう一段対策を進めます。
方針としては、とにかく修理代がかかる部分を重点的に保護して、多少の侵害は目をつぶります。
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最近の車はフロント側にいろいろとセンサーが多く、フロントスクリーンなども交換するととんでもない値段になるので、ガラス面に緩衝材を載せて、更にその上に毛布をかぶせます。
ついでに、台風の風は主に東と南が強いので、車は北側に向けておきます。

南側になるリアゲートのガラスには低反発のマットレスを張りその上に毛布をかぶせて、あとは「プチプチ」の緩衝材を全面に張ります。
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昨年よりやや雑な感じがしますが・・・

それは厚手のボディカバーをその上にかぶせるからです。
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そのカバーをラッピングテープでグルグル巻きにして飛ばないようにして完成です。
これでも先ほど千葉県で発生したように「突風」でダウンバーストや竜巻が起きれば「ハイ!それまーでーよ」ですが、多少の飛来物からは守ってくれるはずです。
とはいえ「暴風圏」に入って、瞬間最大風速「50~60m/s」の風が吹けばまったく自信はありません。

と、この処理が終わったらいきなり雨が強くなってきました。
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朝食をとりながら「チコちゃんに叱られる」を見ていましたが、昨日の放送も本日も、画面には台風の情報が外枠に出ていましたね。
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本日はこの後昼食をとって、風呂に入って午後は寝てしまい、夕方からの台風本体の襲来に備えようと思っています。
場合によっては近隣の救助活動などを行わなければならない想定の判断です。

どうか皆様も、自分と大切な人の命を最優先に、勇気をもって行動してもらい、無事に明日の朝日が望めるようにお祈りいたします。
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台風19号、「首相官邸(@kannti)さん」のツイートを聞きましょう! [危機管理]

もはや多くを語る気力もないほど、いろいろと呆れています。
とはいえ、防災士として、会社の防災担当として、出来る範囲で被害を最小限に抑えなくては、一人でも犠牲者を出さないように、最大限の努力をしなければなりません。

まあこんな田舎の自転車道楽親父の戯言など、何の権威も権限もないわけで、それでも耳を傾けてくれる社員や近所の人がいますから、頑張らなければなりませんね。

というわけで「権威のある」所からの情報です(苦笑)
内閣官房の危機管理室というところがありますが、そこがまとめた今回の防災情報が「総理官邸ツイッター」で紹介されています。
「首相官邸(@kannti)さん(https://twitter.com/i/moments/1181831862454378497)」のつぶやきですが、これがかなり良くまとめられていて、台風の危険性や時間的な経緯、どのようにすれば良いのかが
これを見ればわかるようになっています。

まあ立場から言えば、自分がまるで上から目線で「良くできている」はあり得ないんですが(笑)、まさか権威は間違いなくありますから、巷の政治家の戯言は信じられなくとも、この「@kannteiさん」のつぶやきは、信じてもらって、自分の命を守る行動を直ちに起こしてください!
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台風19号、この危機感をどう伝える、どうあるべきか [危機管理]

今、危機管理とか防災対応とかのむずかしさ、特に「如何に危機的な状況であるか」と解ってもらうかについての難しさを日々感じています。
今回の台風19号ですが、これが「想定通りなら」どれだけ甚大な被害が出てしまうのかは、気象の知識があり、過去の災害事例をちょっとでも調べれば、理解するのにそんなに時間も労力もかかりません。

で、その「危機的状況」を、「自分だけは災害に会わないという、根拠のない自信」を持って平穏に暮らしている、更に言えば「都合の悪いことには目をそらして平穏であると思い込みたい」人たちに、どのように展開していくのかが、非常に難しいことだということが、最近良く実感できるようになりました。

もし、そのような人たちが、本当に自分の身が危ないと解ってしまうと、理性に振る舞うことができず、恐怖に支配されて激情的行動・・・いわゆる「パニック」に陥ってしまうんです。
多分に昨日の気象庁の台風19号に関する記者会見は、そういう事を最大限に考慮に入れたうえで、極めて平静に、断定的な表現を避けて、あえて曖昧な内容に終始したという印象を受けました。
これは最大限好意的な見方をすればという事です(苦笑)
反対に否定的な見方をすれば、「もし予報が外れた時の責任を回避するために、核心に迫らなかった」という見方もできる事も一つの側面ではあります。

しかし、先に書きましたがある程度「解っている人達」、特にそれを伝えなければいけないマスコミの人たちは「だからどうなるかを明確に発表してほしい」という、困惑と焦りがマスコミからの質問から垣間見えるんですよ。
彼らは大げさに危機を煽るたんではなく、本当に危険であることをいち早く伝えて、迫りくる危険から逃げ延びてほしいと考えていたはずです。
これも思いっきり好意的な見方ではありますが(笑)

ただ、本当に多くの人たちの生命や財産を守るために、強い使命感があるのであれば、批判や責任を恐れず、たとえ「空振り」や「オオカミ少年」とののしられようと、「権威が有って信用があるしかるべき人物」が、「生命の危機が迫っていますので、厳重に警戒してください」という、警戒宣言を出すべきではないでしょうか。

それを「一介の公務員」である気象庁の予報間に丸投げするべきではないと自分は思います。
つまりもうこの期に至っては、政府が、総理大臣がしかるべき警戒宣言を出すべきです。
当然影響は大きく、かなりの経済的な損失も伴いますから、「ハズレ」となれば多大な批判を受けることは必至ですが、反面政府がそれだけの決意をもって「危機管理」を断行するという姿勢を示すことができれば、来年の「東京オリンピック」に多くの国々の方々が、安心して訪れることができるようになるのではないでしょうか?
タグ:台風19号
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