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新車のMTB29er人生初購入!、TREKエクスキャリバー8 [自転車本体]

昨年イベントとかで、顔見知り似合うと「soranekoさんは来年どんなバイクを買うんですか?」と、半分冷やかしもあるのでしょが(笑)何度か聞かれて、「いやいや毎年買えませんし、来年はロードバイクは今の処購入予定はありませんよ」と、意味深な返答をしていました。
今も、新車で自分用のロードバイクを買う予定は現時点ではありませんが、実はMTBそれも29erは数年前から購入を考えていました。

現在通勤で使用している26インチの古いMTBの「GT改+」は、度重なる装備改装(「艦これ」みたい表現ですね(苦笑))を経て、通勤用+αの使用に問題があるわけではありませんが、やはり基本的にサイズが自分には合ってはいません。
実はMTB購入の最大の動機はロードバイクの「ディスクブレーキの普及」で、ツーリングのグループやイベントの参加者のバイクも、見かけることが珍しくない感じで、個人的には否定的でしたが一定のマスは普及してしまう情勢であることは否定できません。

自分自身で楽しんでいるのなら、以前も書きましたがロードバイクはシンプルが一番と考えているので見向きもしなかったでしょうが、いろいろな機会で引率やスタッフとして関わる機会が増えていくことが予想されているので、もし参加者の中でディスクブレーキがトラブルを起こして救難を持ち込まれた時に、全く「お手上げ」というわけにはいかないだろうと思い、少なくとも「オイルでディスクブレーキの日常の仕様やメンテナンスは習得したい」ということで、ロードでディスクブレーキというと、それなりの予算が必要になってしまうので、当初は中古やヤフオクで出来るだけ安くMTB、それもせっかくだから自分の体格なら「29er」を購入しようということになりました。

と具体的にスタートしたのが昨年の12月頃からで、いろいろ物色したのですがなかなか思うような個体にめぐり合うことができません。
条件として考えたのは
1、通勤+αの使用なら、あまり高いものはいらない。
2、破損が怖いのでアルミフレームにしたい
3、あまり重くしたくないのでハードテイルのXCに絞る
4、オイルディスクブレーキ
5、出来るだけシマノコンポーネントで、耐久性を考えると最低でもディオーレ
という条件で探していたところ、ヤフオクで条件に合うモノが14万円位で出ていました。

予算は備品込みで15万円以内でしたので、一時は決めかけていたのですが、さて新車で買うとどれくらいの
値段でどのようなものがあるのかな?と調べたら、あれれ?新車で12万円くらいで買えるんじゃないのという事が判明しました!
なんだ最新のコンポーネントでしかも新品ならそちらに越したことはなく、なにせこちらはMTB初心者で、最新事情は「浦島太郎」ですから、勉強も兼ねてお世話になっているショップのO出さんに相談したところ、「TREKエクスキャリバー8」に話が行き着きました。
実は自分がネットで調べていた範囲でも、最有力候補だったことから、それなら間違いないということで、今年のお正月明けに注文して本日納車となりました。
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このクラスになるとカラーバリエーションが限られますが、幸いにも自分のパーソナルカラーのブルーが選べました。

しかし、GT改+と並べてみましたが、自分用のサイズで29erともなると相当大きく、26インチのGT改+がまるで子供用自転車に見えてしまいます(笑)
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しかし、エントリークラスとは言え、最新のMTBの機構は本当にいろいろあって驚きました。
まずFrのサスペンションフォークですが、バネレートを空気圧で調整できるエアサスペンションでした。
キャップを開ると米シュレッターバルブが現れて、ポンプで、空気圧を調整できます。
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反対側にはレバーがあって、踏ん張る時などや坂道を登る時など、ストロークをロックすることができます。
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フォークの下側にも調整ノブがあって、ダンパーのオリフェイスの大きさを変えて、減衰力を調整できるようになっています。
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なんだか書いていてオートバイや自動車のダンパーのような話で、自転車の事を書いているようには到底思えませんね。

このエクスキャリバー8の2018モデルは、リアのエンド幅が最新の「ブースト141」という企画になって、今のところホイールを全く選べません。
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ダウンヒル用の148というエンド幅や、それにクイックレバー、と「Eスルーシャフト」の各種口径の規格が乱立状態だそうで、自分は全く覚えられません。
ここらあたりは、ロードでもディスクブレーキの普及で同じようになるのでしょうかね。

あと、シマノのディオーレXTですフロントディレイラーはこれも見慣れないレイアウトをしています。
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なんとワイヤーがダウンチューブの内装式で、今までならBBの下部を回り込んで、したからワイヤーで引くレイアウトになっていましたが、前方から引くようになっていて、しかもフレームに直接取り付けになっています。
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これも遠からずロードに波及しそうですね。

さて自転車としては自分は初のオイルディスクブレーキになります。
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ただ、自動車のブレーキは何度もメンテナンスや交換、修理などをしていたので基本的な構造や機構は理解できていますので、別に戸惑うことはなく、あとは変なことをして壊さないように(笑)、慎重にマニュアル見てメンテナンスしようと思います。

とりあえず本日は細かいセッティングは後回しにして、通勤やツーリングに必要な装備品を付けます。
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マットガード(SNS製)や予備のチューブ、ポンプ、ドリンクホルダーなどは新品を用意しておいて、ライトアダプター、ガーミンアダプター、延長ブラケット、サドルバック、工具、パンク修理キット、前後のライト、SPDペダルなどは、倉庫をゴソゴソあさったら一通り揃ってしまいました(笑)

ハンドルまわりはライト2本とサイコン、GPS、カメラなどを装着できるような、長距離ツーリング(ナイトライド込み)もこなせる装備を装着出来るようにしてあります。
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O出さんは、「なんならこれでブルベにでも出たら」と冷やかされましたが(笑)、うーんその気にならないように気をつけましょう(苦笑)。

泥除けとSPDペダルを取り付けて、なんとか形になりました。
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しかし、ロードバイクを見慣れている目で見ると、なんだか同じ自転車という感じではなく「重戦車」という単語が浮かんできます。
近所を軽く流してみましたが、迫力満点のぶっといタイヤから「ゴーゴー」唸りを上げて走る感じは、まだ正直馴染めませんが、ゴツイ見栄えと同じで嫌いではないのかもしれません。

実際通勤で使うときには、もう1セット用意するホイールに、ロード用のタイヤである「グラベルキング」の32Cのタイヤを履かせて(ご存知だと思いますが、29erには700cのタイヤが履かせられる)も少し軽快にして使用する予定ですが、こちらのタイヤも活躍してもらいたいですし、いよいよ「スノースパイクタイヤ」を履かせる長年の計画を実行に移そうと思っています。

変なお話で恐縮ですが、実はGTを友人から頂いて、実働状態にしたのが2010年の年末で、深い意味はなく「地震災害などで荒れた道ではロードが走れないこともあるのでMTBを実働体制にしておこう」と考えていたのですが、3ヶ月後の2011年3月11日に、個人的妄想が本当の事になってしまいました。
GTはクロスバイク寄りの改造を施してあって、MTB本来の悪路機動性は無くなっているので、エクスキャリバー8は、悪条件の路面状態でも長距離を移動できる事を、これも深い意味はなく期待しているのですが、非常事態に自分を守る「聖剣」として活躍するような事は出来れば来て欲しくないのが本音の話で、通勤の頼もしい相棒として、静かな日常を共に出来る事を希望しています。
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