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ロードバイクにハンドルカバーは邪道? [自転車部品]

えっ!もう年末なんですかというのが、僕の偽ざる心境です。
毎年騒々しい生活が繰り広げられるのは慣れっ子に成っていたはずですが、今年は久しぶりに更に騒々しい一年でしたので、本気で年の瀬という認識すら持ちえませんでした。
今年は29日まで仕事だったので尚更だったのですが、本日は慌てて最低限の掃除と買い物だけを済ませてました。
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さて、昨シーズン辺りから、真冬でも夜明け前に出かけるのが当たり前に成っていて、いや流石に北関東の真冬の夜明け前というと、氷点下8℃くらいまで下がることもあるので、なまかな装備では耐えられません。
自転車として一番困るのは、やはり「手」の防寒で、流石に最近はかなり防寒性能の良いグローブも出ていますが、単体では30分も走らないうちに指の先の感覚が無くなってきて、発熱素材のインナーグローブをはめて、場合によっては使い捨てカイロまで忍ばせれば何とかなるのですが、今度は手がゴワゴワしてカメラの操作やスマホの操作も出来ず、蒸れてくると気持ちが悪い限りです。

まあお金を出せば、今や自転車用でも「電熱グローブ」なるものがすでに出ていますが、そこに行き付く前に一つ思い当る方法があります。
それはグローブに風を当てないように、「ハンドルカバー」を付ける事です。
ハンドルカバーというと、ママチャリに付けているような物を想像される方も多いでしょうが、実は自分もその一人で、「いくらなんでもロードバイクにあんなものはなぁ」と思い、躊躇していました。

しかし、世の中色々あるもので、既に結構昔からロードバイク用の、「ドロップハンドル」の形状に合わせたハンドルカバーが有ったんですね。
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「バーミッツ」という所の物で、中に入っているパンフを見ると、色々な形状のハンドル、ドリンクホルダーカバーや、オートバイやスノーモービル用の物も有るようです。
実際ブルベで使用されている方の記事とかも見ていたので、メリット・デメリットもだいたい承知していましたので、あとは自分で使ってみようという事に成りました。

装着するのは「冬シーズンのメインバイク」であるパナチタンです。
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装着そのものは説明書を見るまでも無く簡単に出来ました。
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結構ゴツイ外観ですが、それはSTIレバー全体を覆って操作する為のようです。
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古い5600系のSTIでも大丈夫なように、シフトワイヤーが通せるようになっていますが、完全に密閉出来ないようで、多少の隙間風は入りそうです。
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とは言え、グローブに風邪が当たらないだけで随分違うはずで、これで少しは快適に成ってくれればいいと思いますし、雨などの時にも効果は有りそうですね。
インプレは天候さえよければ毎年恒例の「初日の出ツーリング」で試せると思いますので、来年最初の記事で紹介しようと思います。

さて、これにて今年最後の記事に成ります。
なんて書き出しをしたのが、ついこの間の事のようですが、本当に一年が早いですね。
今年は仕事の内容がガラッと変わったり、春先に大怪我をしたりと、自転車生活で言えば、ここ数年来で最も停滞してしまった一年に成りました。
元々イベントの参加数は減らそうかななどと昨年末のブログにも書いてありましたが、それどころの話ではなくなってしまい、なんとか参加したイベントですらマトモに走れたものは一つもなかったというザマでした。

まあ、これをして自転車に対する関心が薄れるどころか、今まで以上に自転車生活が自分の血肉に成っていく事を感じていまして、もはや自転車は「趣味」の段階を越えて、いよいよ「人生」の一部として「共にある」ものとして、来年は更に色々な意味で飛躍できるように、心身共に鍛錬していこうと思っています。
今年もブログ上だけでなく、色々な場所で皆さんとの関わり合いをして、多くの事を学ばせていただき、また励まされた事に深く感謝いたします。
来年も「どすこいライダー」は、更に「どすこいライダー」と成るべく走り続けますので、宜しくお願いします。

皆さん良いお年を!

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頭を下げるだけマシ?必ず訪れる因果応報 [危機管理]

なんだかネットのニュースやTV等で、普段は豪華な椅子や黒塗りの高級車にふんぞり返っているような人たちが、やたらにペコペコ頭を下げている画像を目にしますね。
で、コメントを聞くと「あー、あいつら自分は悪くないし、会見で体裁だけ気にして誤ってますとか思っているんだろう」というのがミエミエの会見で、かえって胸糞悪い思いをしてしまいます。

これがまた、多くの事例が長年「組織的な隠ぺい」が恒常的に行われていて、それの何処が悪いというマトモな判断さえ出来ないような状態であったのが「内部通報」がきっかけで発覚したという話で、多くの組織では、モラルや法律より、「組織の論理と保身」が優先されて、既得権益の甘い汁をすすってきた連中に、組織内の人間が正義感というより、「個人的な恩讐」が動機での報復が目的で、「死なば諸共」と、覚悟を決めて内部通報に走るとも聞いています。

個人的な感想ですが、これは本当に「氷山の一角」であって、本当は頭を下げなければいけない企業、組織、経営陣は、世の中にウジャウジャ居るのではないでしょうか?
「やった者勝ち」や「逃げ切り」を考えて、それはそれは「隠ぺい」の努力を重ねているかもしれませんし、それで自分だけ無事ならばいいと思っているのかもしれませんが、残念ながら世の中そう甘いものでは無く、これは自分が言うのではなく、この世の真理として「因果応報」という冷徹な法則があることは、是非考えてほしいと思います。

どんなグループでも組織であっても、責任を持つ立場の人が判断を誤れば、因果応報を法則は、多くの部下や社員、職員達をも同じ目の合わせることになりますから、だからこその「責任者」なのであって、身分を与えられているという事を良く考えて、頭を下げるべきは、なるべく早いうちに、それも誠心誠意をこめて、全力で世の中に謝罪することは、「危機管理」の基本でもあります。

自分など身分や立場など無い人間ですし、だいいちくだらないプライドという物が欠片も持ち合わせていないので、悪いと思えば、相手が子供であっても躊躇せず「ごめんなさい」を言う事が出来ますが、どうも世の中それを言うのは尊厳を大きく傷つける事に成るらしく、まあ次から次へと自分が悪くないという「言い訳」だけは、アカデミー賞並みの演技でペラペラしゃべれる人が少なくありません。
それを見ていて、自分はそんなクダラナイ見栄や尊厳などは微塵なくて本当に良かったと思う事しきりです。


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好きで黄色尽くしという訳では [雑談]

自分の同年代の方だとご存じだと思いますが、今も人気のある特撮番組の「戦隊シリーズ」の元祖である「秘密戦隊ゴレンジャー」は、5人の戦士にそれぞれのカラーが有るのですが、イエローというと「キレンジャー」で、「九州出身で柔道家で、カレーが大好きな大食漢で、気が優しくてドジで力持ち」という、以下のシリーズの基本的なキャラクターが設定されていました。
うーん、結構自分に当てはまっているなぁ(笑い)と頭を掻きつつ、自分の好きな色はブルー系ですので、自転車もウェア類も極力ブルーで揃えたりしています。
ご年配の方だと、黄色いキモノの美味しくないラーメン押しの落語家をイメージする事でしょうが(笑)、こちらは落語の世界では「与太郎物」という位置づけになっていて・・・・、あれ?これも自分のイメージに合っているのかもしれませんね(苦笑)

というわけではありませんが、冬季に突入して、装備品を黄色尽くしにしてみました。
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ヘルメットの「GIROエアアタック」は、もう2年前の「ツールド草津」で、ワゴンセールに出ていた特価品を衝動買いして保管しておいたものです。
トレイルザックも今まで使っているモノを失くしたと思い込みAmazonでポチッ!とした直後に見つかったのというドジな話でお蔵入りに成っていました。
シューズカバーは今季用で何か安いものと物色して購入した物で、イエローの反射ベストと合わせると、頭の上からつま先までまっ黄色で、別にイメージチェンジを図ったのではなく、とにかく夜間の被発見率を上げるための物でした。
これが夜間のみならず、昼間で有っても、色彩を失っている冬の景色の中では格段に目立っていて、結構遠くの自動車でも反応してくれているようです。

さて本日ですが、時間コース共に春先までのワンパターンの筑波周回コースですが、予報以上に内陸部は冷え込んでいて、雲も多いので日が上がってきても一向に温度が上がりません。
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一日中日陰の部分などは路面温度が低いので、所によっては雪がうっすら積もったように白い霜が広がっていて、ライトの光を浴びて路面がキラキラ光りだし、タイヤはシャリシャリという嫌な音を出しています。
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明るければ対応できますが、夜間で、しかも土地勘がないコースなどでいい気に成って飛ばしていて目の前にこれが現れたら、一発転倒でただでは済まなしでしょう。
冬季の夜間走行は同じコースしか走らないのは、安全性という理由も大きいです。

しかし、なかなかガーミンの気温計がプラスになってくれない底冷えのする日で、とにかくこういう時は汗をかいてしまうと体が冷えて体力を奪うので、ペースを慎重に抑えながらの走行になります。
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本日は風も弱く夜間に雨の予報も有るので、所々で「野焼き」を行っていて、その煙なのか山の麓がうっすら曇っています。

さて、まるで電車の時刻表並みの正確さで、各ポイント「定時」で通過して、時間に余裕があるので休憩を多めに取って、定刻通り11:00ころに益子に到着します。
ランチは最近お気に入りの「LeSiNa」さんで、ローストビーフ丼を頂きます。
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実物は良い方向で僕の予想を裏切っていて、和丼物をイメージしていたのですが、一言でいえば「ローストビーフ主体の本格洋食ハヤシライス」といったところで、風味豊かなデミソースとロースト玉ねぎ、ローストビーフのバランスが絶妙で、一口含んだ瞬間、顔中の筋肉が緩んでしまい、傍から見たらニコニコと間抜けな顔をしながら美味しそうに頬張っていたのでしょうね(笑)。

とりあえず130km程度をのんびり走りましたが、今月は通勤込で少しづつ走り込みが進んでいるので、歯がゆい位のノロノロとしたペースですが、徐々に走りが戻りつつあるのは、このところロクな事が無い公私の生活の中で、唯一の希望の光とも言えます。
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通勤自転車にもっと光を!通勤が危険すぎる! [自転車部品]

最近自転車通勤をしていて、本気で命の危険を感じています。
マスコミなどは自転車事故の増加とかマナーの悪さとかいう危険性を「面白がって」その場しのぎのネタとして良く使っていますが、ママチャリや学生通学自転車においては昔からたいして変わらんのでは?と思いますが、スポーツ自転車の増加が拍車をかけているのは事実です。

そのマナーの悪さや、危険運転をするのは何も自転車の専売特許では無く、自動車やオートバイも「同じ穴のムジナ」であって、どう考えてもここ数年急激にマナーが悪化しているように思います。
自動車メーカーは今や「企業の命運をかけて」自動運転に関しての競争に奔走していますが、あまりに企業の論理に偏り過ぎていて、交通安全という物の基本である、「交通マナー」や「道交法順守」という物を、あまりに疎かにし過ぎてはいないでしょうか?。

なーんて固い話をぐちぐち書きたかったのではなく、やはり日が短くなって出勤や退勤時も間違いなく暗い時の移動となっていますので、少しでも通勤の安全性を上げようという事で、ライト類を一新しました。
視認性が上がるのは良いのですが、自動車も右左折時にまったく巻き込み確認をしていない方があまりに多いのが現実で、実は春先の怪我もきっかけはそういう不埒な自動車でしたし、それ以後も何度も巻き込まれそうに成っている事に、いい加減に怒りが収まらないというのが本音の部分です。

さて、メインのフロントのLEDライトは、特別新しい物を購入したのではなく、ロード用に使用していた「キャッツアイVOLT700」をGT改+に移植しました。
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ブルベ用にとVOLT800と2本使用の為スペアで控えていましたが、しばらくナイトライドのブルベも無いので、日常の通勤で使う事にしました。
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VOLTシリーズも、とうとう1200や1600ルーメンを謳う商品が出ているようですね。

通勤時間は片道30分なので、MAXの明るさで使えば原付のライトより明るい位です。
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後方用のLEDもパナチタンにつけたのと同じものにしました。
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LEDに関しては本当に日進月歩で、次々と明るい物が出ています。
この商品はUSB充電ですので、イザとなればモバイルバッテリーの充電も出来ます。

これで随分前後が明るくなりました。
自分も視認性を上げようと、蛍光イエローのウィンドブレーカーを着たりしていますが、基本的に周囲を見ていない運転をされると、もうほとんどお手上げという所です。
まあ、自転車そのものも、もはや幼稚とさえ言える危険運転や、スポーツ自転車の危険性をまったく理解していないような、通勤であるのにレースまがいの暴走行為をする不埒物も絶えません。
実際自分が勤務している会社や関連企業なども自転車事故が増加していく一方なので、何とか安全喚起や啓蒙活動などを行っていければいいんですがね。
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あまり威張れない、脂肪は最高の防寒着 [雑談]

さて、今年は「寒い」というワードを春まで何回使う事になるのでしょうかね。
北関東の宇都宮市は、自宅の外気温計で-2℃まで下がりましたから、勤務先の鬼怒川の対岸の台地の上は、1~2℃は低いはずで、自分はこの季節、日の出前に鬼怒川を渡っていますから、気温が一番下がる状態で-4℃近くにはなっていたのではないでしょうか。
鬼怒川を渡っていると、この季節は「富士山」が見えますが、日の出前なのでシルエットでうっすら地平に見る事が出来ます。
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通勤の時は30分くらいのライドなので、何時ものツーリング程程の防寒装備はしていないのですが、どうも今年は通勤時に「寒い」と思った事が有りません。
何故だろうかと考えるまでも無く、今年は例年よりこの時期としては3~5kgちかくウェイトが増加していて、体脂肪率が上がっているので、天然の防寒着を着込んでいるからです。

「またまたそんな事で体感温度が違うわけありませんよ」と思われるかもしれませんが、ベスト体重を維持したまま冬季に突入した時は、過去自分の人生でこれまで寒さが堪えた事は無いというほど寒さが我慢出来ない状態になっていて、「脂肪は最高の防寒着」という事を、身をもって体験しています。

まあ、極端な話ですが、南極横断とか極寒地の冒険の場合はとにかく太らせて体脂肪率を上げるというのは本当の話のようで、おかげさまで今年はヌクヌクトした冬を送ることが・・・・・いやいや、それで喜んでどうするんだ!と、自分を叱咤激励して、久しぶりの「ダイエットモード突入」の宣言をします。

とにかく来年は久しぶりの「佐渡ロングライド」もスケジュールで復活させることにしていますので、遅くとも5月連休が始まるまでにベスト体重に落とすのが今回の目標になります。
やはり自分は自転車を中心として、そこに目標を置くことで健全な生活が送れることは間違いないので、来年はここ10年続いた「通常の生活パターン」に戻すことに専念します。

と自分の決意をあざ笑うように、厄介な運命が常に行く先を邪魔してくれて、自分の希望を打ち砕こうとしてくれるのは、これまた何時もの事でありがたい限りなのですが(苦笑)、「不都合な現実」と向き合って、なんとか乗り越えて行きたいですね。
ま、とりあえず目の前にある純米吟醸の美味しお酒は、目標達成のための「勝利の美酒」の為に封印して取っておくことにします(笑)
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天候、体調に大きく左右されるロングライドのコンディション [雑談]

本日はこの季節としては、望むべくもない絶好のコンディションで、流石に寒いものの風向きが自分のプランにはちょうど良いので、準備を万全にして、オーバーセンチュリーライドで霞ヶ浦に行ってきました。
先々週に北浦に泊まりがけのツーリングをしたときは、115kmの道のりであるのに、物凄く消耗してしまい、本当に今自分はオーバーセンチュリーライドがクリアできるのか?が本日の課題です。

このところ常に頭の芯が鈍く痛いような、風邪の症状が続いていたのですが、なんとか押さえ込んだようで、更に昨日は19:00には就寝して(早すぎ!)、十分睡眠も取れたので、体の調子そのものはベストとは言えませんが悪くはないです。
問題は天候で、最低気温は予報で‐3℃ですが、郊外は-5℃位は行くはずで、完全真冬装備で固めて4:00に出発しました。

ガーミンの温度計はみるみる下がっていき、-5℃付近に下がってピクリとも動きません。
走行ログだと、走行時間の半分は氷点下で、平均温度で言えば0.6℃とかなり厳しいライドでした。
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しかし、昨年購入した防寒ジャケットの性能が良いらしく、そのほかの防寒装備も長年の経験から試行錯誤で買い集めたものが十分機能しているようで、思ったより寒くありません。
先々週は逆に暑いくらいでビッショリ汗をかいてしまい、体力を消耗させ体が冷えてしまったのが反省点でしたので、こまめに強度を調整して、汗を必要以上にかかないように走ります。
こんなことは真冬のロングライドの基本中の基本だったのですが、すっかり忘れていたんですね(苦笑)。
暑いなと思ったら、ジャケットのファスナーを下げて寒気を入れて冷却したり、速度を落としたりと、こまめに調整すれば意外と大丈夫なものです。

この季節だと本当に日が上がるのが遅くなりますが、5:54でもこの程度しか明るくなりません。
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いつもの岩瀬についてもこの薄暗さです。
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さあリンリンロードを走ります。
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うわっ!、路面が半分濡れていてところどころ凍結して。ライトに照らされたところがキラキラしていて、走るとシャリシャリ音がします。
もう今年も終わろうというのに、またスッテンコロリンはイヤダー!と叫びながらノロノロ通過します。

6:40にガーミンの場面が黒背景から白背景に変わったので、日の出時間になったことがわかりますが、山に隠れているのでしばらく朝日は拝めません。

山の向こうの朝日が雲を赤く照らしています。
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本日はとにかく距離稼ぎが目的だったので、休憩や補給も最小限の時間で済ませて、8:30頃霞ヶ浦に到着です。
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朝日を浴びてパナチタンもようやく輝きましたねー
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日が昇ってくると雲も取れてきてようやく視界が開けます。
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しかし、いくら平地とは言え、この寒い中随分と距離を走っていますが、どう考えても本日の方が体が楽なのはなぜでしょう?
それなりに汗をかかないようにとか補給とかは気を使っていますが、やはり基本的な体調の違いが大きいのかもしれません。
あと慣れた道の方がペース配分がやりやすく、精神的に楽なのも効いているのかもしれませんね。

ということで、ポイントごとの到達時間もほぼ計算通りで、11:45には益子の城内坂にある「Lesina」さんに到着します。
最近ここに移動してきたばかりで、GoogleMapは、以前のお店の屋号のままでしたので、これは不親切と一応場所を記載します。
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定休日は月曜日で 10:00から17:00が営業時間です。
これはどうやったら変えられるのでしょうね?
一応情報の変更提案という項目をいじってみましたが、これはどのようなプロセスでGoogleは変更を実施しているのでしょうね?

本日はカジキマグロのソテーをいただきました。
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これはレモンバターソース?だと思うのですが、酸味が効いていてふくよかなソースですが、カジキマグロの味わいも楽しめるおいしいソテーでした。
調子に乗ってライスのおかわりをしてしまいましたが(苦笑)、お肉と違ってもたれないのがツーリングにはありがたいですね。

このあとお店の奥さんとお話が弾んでしまい、随分居座ってしまいましたが(ゴメンアサイ)、すっかり体も冷えてお腹も膨れると、ペースはガクッと下がります、。
若干脚に痛みがあるものの、疲労感はそれほどでもなく、この時期のこの距離のツーリングとしては、ペースは遅いながら、十分楽しめました。
本日のコースです。
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前回より寒い上に距離も長いのに、消費カロリーが低いのは、実際の疲労感に比例していますから間違っていはいないのでしょう。

走行ログです
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先に書きましたが、やはり相当寒ですね。
なんだかほとんど冷凍庫の中を走っていたような感じです。

最後にパナチタンとカンパニョーロZONDAの組み合わせの初ツーリングですが、結構軽快にペダルを回せる感じが具合がよく、以外に相性は悪くないような気がします。
おそらく速度領域がせいぜい28km/hまでしか出していませんから、エアロ効果も少なく、コスミックカーボンよりリムが軽いZONDAの印象が良かったのでしょう。

まあ基本この形で春先までメインバイクでお付き合いするわけですが、時間を見つけて出来る限り距離をのばしていきたいですねぇ・・・・と、この先いったいどうなりますやら。
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さあ出番だパナチタン!整備とささやかなお化粧直し [自転車本体]

今朝も宇都宮市の最低気温は氷点下に成りましたが、いよいよ冬本番の季節がやってまいりました。
毎年この時期となると「さて来年に向けてボチボチ走り始めるか」となりますが、今更ですが充当に肥えまくっている状態で(笑)、ひたすら平地を黙々走るという事で、暖かくなってイベントが始まるまでは、パナチタンの出番になります。
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先週に一応走れるように整備しておきましたが、他のバイクに比べて「なんだかなー、もう少し可愛がってあげなきゃなー」などという仏心を出してしまい、ささやかなお化粧直しをすることになりました。

まず組み立てた当社より付けていたボトルゲージに目が行きました。
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TOPEKの樹脂製で色々なボトルが入れられる便利な物ですが、樹脂故に劣化が目立って、メタルな雰囲気のパナチタンには正直有っているとは言えませんでした。

そこで軽合金製でそのまま金属地の出ているボトルゲージを選びました。
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ワンポイントカラーがオレンジしかなく、本当はブルーが欲しかったのですが、メタル感を優先してこれを選びました。

あと夜間走るのに明るめのリアLEDライトが欲しかったので、Amazonで売れているこの商品を選びました。
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真っ昼間でもこれだけ明るくて目立ちます。
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スマートで見栄も良いのですが、この手の商品の定番というか、ブラケットの樹脂の材質がイマイチで取り外しがやや硬いのは、正直長持ちするとは思えないのですが、やはり「経年劣化」の耐久性や使い勝手など、国産の「キャッツアイ」の商品が一番で、間違いのない選択だと思います。

あと2時間ほどの夜間走行に備えるべく、電池式のLEDライトもハブアダプターで取り付けます。
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ハンドル周りのブレケットが古いもので、複数のライトを取り付けられない対応です。

ボトルゲージを取り付けて見ました。
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本来ワンポイントは全てブルーにしたいのですが、まずこのフレームのロゴはイエローで、そこにブルーやオレンジとやや色味が煩くなってしまいましたかね?

取り付けボルト類もブルーのステンレス製などに変えてありす。
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あまり変わり映えはしていませんかね?
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あっ、泥除けも変えましたので、雰囲気は結構軽快な感じ成ったと、自己満足させてください(笑)

古いバイクではありますが、アクセサリーや小物類を工夫すれば、まだまだ見栄も変えられますし、走行性能に不足することも有りませんので、これから春先の4か月ほどは、このパナチタンで栃木県南部と茨城県南部の平野を走り回ります。
タグ:パナチタン
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2017ポターリングましこ、絶好の天気で仲間と楽しむ [イベント]

いよいよ今年最後のイベントとなりました「2017ポターリングましこ」に出場?・・・・いやいやそんな肩肘張って気合を入れてというイベントではなく、仲間とポタリングをゆっくりたのしむイベントですから、参加しという表現が適切でしょうか。

この大会も大一回からほぼ皆勤賞で参加している、毎年お馴染みのイベントですが、自転車仲間もシーズン中は、ほかの用事やイベント、仕事などでなかなか顔を合わせられないのですが、この時期ともなると出かけやすい時期でもありますので、自転車イベントというより、「自転車仲間の忘年会」という位置づけに自分はなっていて、もうほとんど宴会気分で(アルコールは当然なしですよ!)、リラックスした気分で、益子の里山やグルメを楽しんでいます。

このイベントの特徴は、参加費の中に「ランチチケット」が含まれていて、益子の城内坂付近を中心とした、最近ととみに充実している各種飲食店に用意されている専用メニューを楽しむこ事が出来るところです。
で、人気のお店は受付の早い時間に売り切れてしまうので、8:00受付前には必ず会場に行きます。
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本日は朝のうちは薄雲が出て氷点下付近まで落ちましたから流石に寒いですが、日中は風も弱く絶好のサイクリング日和になる予報です。

親友のM島君は相変わらず僕より先に来ていて、椅子や携帯ストーブ、魔法瓶などを出してのほほんとコーヒーなどを楽しみつつ時間を待ちます。
もうこの時点で、頭は「ランチはなにを食べようかな?」というこということしかなく、緊張感などは微塵もありませんが、なんだか心が解放されたようで心地よい感じです。

そのうち会社の同僚たちも集まって、今年も参加してくださっている「わだち」さん御夫婦と挨拶などをして時間を待ちます。そんな時にMTBマイスターのN木さんはなんと「ファットバイク」での参加で、周囲を驚かせています。
まあロードで目を三角にして走るイベントではないので、いろいろな自転車で楽しむというのは十分アリで、その「許容性」もこのイベントの魅力だと思います。
と、みんなで代わる代わる借りて乗り回して見たところ、望外に踏む込が軽く、しかもたっぷりエアボリュームのあるファットなタイヤが、いかなる振動も吸収してくれるので、なめらかな乗り心地も含めて大好評でした。
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さていい加減に時間なので会場に行かなければ!
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開会式も終わりいよいよスタートです。
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自分たちも出番を待ちますが、このくらいの参加人数の方が、「大混雑」などなくいいかもしれませんね。
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先を急ぐとあっという間に終わってしまうので(笑)、出来るだけ周囲に合わせてのんびり走ります。
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今年は混雑緩和と安全確保のため、先のブログで紹介した、中心街から小学校の横の長い坂を上るコースに変更されています。
確かに長い坂ですが、勾配自体はそんなにきついものではなく、なれない人でも一番軽いギアに入れて、出来るだけゆっくり回しながら登れば十分足を付かずに登れる坂です。
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が、目の前のグループを走るお嬢さんがたまらず脚をついてしまいました。
どうやらギアの選択がよくわからないようで、珍しくはないのですがアウターギアで頑張っていたようです。
ま、純粋参加者としては暖かく見送れば良いのですが、そこは「日本サイクリング協会インストラクター」としては、別に主催者に頼まれてはいませんが、「勝手に引率者」をしてしまいます(苦笑)。
グループを横に止めて、自転車のギアをインナーローにしていていたら、女性の同伴者の男の方から「〇〇君だよね?」と、いきなり本名で呼ばれたので驚いてしまいました!。
「どすこいさん」「soranekoさん」と呼ばれることはいつものこと(笑)ですが、本名で呼ばれると、指名手配中で逃亡中の犯罪者が刑事に呼び止められたようなインパクトがあり(苦笑)、なんと高校の同窓生ではありませんか!
で、サポートしてあげた女性も同窓生で、他にも走っているということで、忘年会ならぬ、いきなり高校の同窓会ライドに成ってしまいました。

このあとは坂を下って小貝川沿いの道を南下すれば、第一エイドステーションの「道の駅ましこ」です。
並んでエイドを頂きます。
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とにかく焦ってもしょうがないので、出来るだけこういうところものんびりします。
先ほどの同窓生チームも来て、この場でいろいろ話していて、自分のブログ名刺を渡したところ「なんだ、お前がどすこいライダーなのか?」、「ええっ!読者だったんだ」とか、会社で取引があってよく知っている会社だったとか次から次へと「どこかで何かが繋がっていた」とこが判明し、狭い地元ではありますが、更に自転車の世界も狭いもので、またまた「悪いことはできないなぁ」と覚悟を新たにしました(笑)。

さてこのあとは、このコース最大の難所の山本の坂上りに向かいます。
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短いポタリングではありますが、このくらいのスパイスはあっても良いのかな?という感じです。


ここを下って、また益子の中心街方向に向かい、最後のエイドステーションの「益子参考館」で最後の休憩を取ります。
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エイドがやたらに多かったこのポタリングでしたが、流石に20kmに総何度も休憩はいらないということで、今年は2箇所の設定でしたが、初心者やお子さんなどはやはり頻繁に休憩できたほうが良いのでしょう。

コースではここを出て一山越えて・・・・あれれ?会場方向に誘導されてしまいました。
どうやらポタリングとして強度を落としたほうが良いと、最後の最後にコースが変更になり、あっけなくゴールとなってしまいました。
走行としては物足らないとは言えますが、自分的にはリラックスできて十分ポタリングを楽しめました。
こういう雰囲気で仲間とのんびり走るのは本当に楽しいですね。

さあ!お楽しみのランチは、人気の「壺々炉」さんの鉄板焼きハンバーグセットです。
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ふっくらと優しい口当たりのおいしいハンバーグに和風ソースの風味がベストマッチで、イヤーご飯が進むんですよね(笑)
挙句にケーキセットまで追加してしまい、今回も消費を大幅に上回る補給で・・・・ええぃ!もう言い訳なんかしないぞ!、ああ美味しかった(苦笑)。

ということで今年最後のイベントは、十分楽しんで有終の美を飾りました。
といいつつ、やはり今年は自分を追い込むイベントの出場はなく(怪我の中で走った桜川、銚子は辛かったですが)そういった意味では、完全に不完全燃焼の一年でしたから、色々と思うところはあります。
来年のこのイベントも必ず参加して楽しむつもりですが、一年間思う存分走って充実した後の、最後のお楽しみポタリングという形での参加にしたいですね。


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シートポストの抜けないピナレロFP3の、長い道のり! [自転車本体]

歳をとると気が長くなると言いますが、ある意味それは的を得ているとも言えます。
自分なんかは自他ともに認める「短気」というか、何事も手っ取り早く白黒つけなくては気が済まない人間ですが、流石に半世紀以上生きていると、それなりに長い目でモノを見られるようになったようです。

で、タイトルの「ピナレロPF3」ですが、もう10年以上前の古いモデルですが、自分たちはこの頃のピナレロのバイクの方がなんとなく「華」あったように感じていて、実際中古市場やオークションなども結構同年代の同レベルのバイクに比較すると高めに取引されている人気のバイクです。

実は話は1年半以上前にさかのぼりますが、職場の自転車仲間から「誰か買い取ってくれませんか?」という相談を受けました。
その方は、自分より少し若い方ですが、プロのロードレースチームを抱える同好会に入り、本格的にロードレースを始めていたので、もっとレーシーなバイクが必要となっていたところでした。
しかもそのチームの方から別のバイクを譲っても良いという話も進んでいて、今すぐに軍資金が必要だということで、自分が「soranekoニコニコ買取システム」(笑)で、引き取ることにしましたが、これがこれから巻き起こるいくつもの厄介事の始まりに過ぎませんでした。
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FP3そのものは、ややくたびれていたのは事実でしたが、アルテグラSL6650シリーズのフルコンポで、MOSTのカーボンクランクや、カーボン一体の翼断面のハンドル、2世代前とは言え、レッドスポークのフルクラムレーシングゼロと、パーツだけでも個別に需要はあるはずと踏んでいました。

まずフルクラムレーシングゼロです
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これは同じレーシングゼロを使っている同僚と、交換して使おうと、オーバーホールをしたり、ハブを新しいシマノタイプのものに変えたりと、結構手間が掛かったのですが、これを装着した同僚は、あまりに極太のスポークの影響での横剛性に、持病の腰が悲鳴を上げて、これはとても使えないと「返品」ということになってしまいました。
実はこの影響で、一度自分も交換したレーシングゼロを使ってかなり印象が良かったのですが、結局それを返却する羽目になり、かといってレットスポークは自分の趣味ではないと、Wiggleで衝動的に別のレーシングゼロを買う羽目になったのでが、それが今使っているレーシングゼロの購入理由でした。

このレットスポークは別の同僚に貸出して活躍していますが、実は最大の問題は、このFP3は、シートポストが固着して動かないということでした。
まあ、これがネックでヤフオクや買取に出せなかったので自分のところに来た・・・というのが真相なのですが(笑)、実は自分としては結構簡単に外れるだろうとタカをくくっていたのです。
で、使えないシートポストや、シートポストクランプ、このバイクに合うホイールにと、カンパニョーロZONDAなどを用意していて、シートポストを抜く作業に入りましたが、これが全く抜けない抜けない!。

一応こういう物の作業知識はある方なので、高浸透性潤滑剤や、急速冷凍スプレー(ポストを収縮させる)などを使って、ハンマーで叩いたりしたのですが、回転方向には少しは動くのですが、垂直方向には1ミリたりともピタとも動きません。
半日かけてゴムハンマーで叩いたりと、そのうち手の方がいたくなってしまいながらいろいろ試しましたが、本当に全く動かないという有様でした。
最大のネックはフレームがカーボンだということで、これがクロモリやアルミならシートポスト周りを少しづつ温めながら叩いていくと、抜ける可能性も有るのですが、カーボンの場合はそういった無理が効きません。

これと同じ症状になった同僚のバイクの場合は、まずシートポストをフレームから30mm程度のところで切り飛ばして、パイプの内径の2箇所にヤスリなどで少しずつ切れ目を入れていき、最後万力でパイプを絞ってなんとか外したそうですが、ベテランのショップの店員さんが、ほかの作業そっちのけで3日かかったそうで、工賃として当たり前ですが、結構な値段を請求されたそうです。

自分としてはそんな大変な作業を顔見知りのショップの方に頼むには忍びなく、かといって自分でそんなことをやるのも真っ平御免と(苦笑)、完全にデットエンドになってしまいました。
そこで、偶然安く手に入れることができた、FELT F5のフレームに、FP3のコンポーネントと、購入しておいたZONDAを使うことにしてしまい、ある意味FP3は完全に「封印」ということに成ってしまいました。

さてそれから半年経ち、本人的にはすっかり忘れていた(苦笑)FP3ですが、ある日何気なくネットで色々と自転車のことを検索していて、そういえばと軽い気持ちで「抜けないシートポスト」で検索を入れて、いくつかのHPを見ていたところ、一つのブログに記事に目が釘付けになり「これだー!!」と叫んでしまいました。
そのブログん記事は、「抜けないシートポストをスライドハンマーを使って抜いたというものです。
スライドハンマー?と聞いて普通の人はピンと来ないでしょうが現物はこれです。
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長い金属の丸棒に、鉄の錘がスライドして左右するようになっていて、一方の端を鍵上のアームで噛み込んだり、ボルトで固定して、お守りを反対側のストッパーに打ち付ける反動で、ブレーキのドラムや、圧入したベラリングを抜くときに使うものです。
小さいものは凹んだボディの外販に溶接して、凹んだ部分を引っ張り出すのにも使います。
自分も仕事で何度か使ったことがあり、錆び付いたブレーキドラムや足回りの圧入部品を外すのには欠かせない工具であり、なんでこれが思い浮かばなかったのかと、我ながら頭の回転が鈍いのに苦笑いしました。

方法が分かればしシメタもので、思い立ったが吉日だとばかり、スライドハンマーを、業務用通販の「モノタロウ」で、一番安そうなものを選んで注文して、本日作業を実行しました。
本来なら自転車をしっかり固定したほうが良いのですが、自宅でそんなものは見当たらなかったので、自室の出口にフレームを引っ掛けて、当たる部分にはボロ毛布を巻いて破損防止をしてました。
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この状態でスライドハンマーの鍵手をシートポストの櫓の部分にかけて、外れないように番線でぐるぐる巻きにして、家中に響くよな「ガンガンガン!という」大音響を出して、作業を始めました。
最初の頃はピクリとも動かなかったのですが、何度か強くハンマーを動かしたところ、徐々にシートポーストが伸び始めて、ようやく抜くことができました!
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この瞬間、1年半振りになにか胸につかえていたものを飲み込んだような、すっきりとした気分になりました。

幸いフレームには異常がなく、なんとか使えそうだということで、洗剤で洗浄してから液体WAXで仕上げたところ、まあそれなりに見えるようにはなりました。
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さて組み付けるに当たり、シートポスト、シートポストクランプ、5700シリーズのコンポーネント一式、ステム、ハンドル等は既に用意してあり、クランクはついているので、ホイールセット、サドル、バーテープ、チェーン、ワイヤー類を揃えれば、新しい仲間を迎えることができそうです。
フレームサイズはトップチューブがホリゾンタル換算で500mmと、身長165~170cm位の方が乗るのにちょうど良いサイズで、エントリーロードとしては、年式が古くとももったいない感じで、ZONDA以上のスペックのホイールを組み合わせれば、十分レースイベントでも楽しめるバイクになりそうです。

レンタルバイクとして在庫が出払っていたので、小さいサイズのバイクを一台組もうと、別のフレームを探していても、どうしてもFP3のことが頭から離れず、購入や入札をためらっていた1年半でしたが、これですっきりして新年には新しいバイクを用意することができて、内心肩の荷が降りた感じです。
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