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台風19号、「首相官邸(@kannti)さん」のツイートを聞きましょう! [危機管理]

もはや多くを語る気力もないほど、いろいろと呆れています。
とはいえ、防災士として、会社の防災担当として、出来る範囲で被害を最小限に抑えなくては、一人でも犠牲者を出さないように、最大限の努力をしなければなりません。

まあこんな田舎の自転車道楽親父の戯言など、何の権威も権限もないわけで、それでも耳を傾けてくれる社員や近所の人がいますから、頑張らなければなりませんね。

というわけで「権威のある」所からの情報です(苦笑)
内閣官房の危機管理室というところがありますが、そこがまとめた今回の防災情報が「総理官邸ツイッター」で紹介されています。
「首相官邸(@kannti)さん(https://twitter.com/i/moments/1181831862454378497)」のつぶやきですが、これがかなり良くまとめられていて、台風の危険性や時間的な経緯、どのようにすれば良いのかが
これを見ればわかるようになっています。

まあ立場から言えば、自分がまるで上から目線で「良くできている」はあり得ないんですが(笑)、まさか権威は間違いなくありますから、巷の政治家の戯言は信じられなくとも、この「@kannteiさん」のつぶやきは、信じてもらって、自分の命を守る行動を直ちに起こしてください!
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台風19号、この危機感をどう伝える、どうあるべきか [危機管理]

今、危機管理とか防災対応とかのむずかしさ、特に「如何に危機的な状況であるか」と解ってもらうかについての難しさを日々感じています。
今回の台風19号ですが、これが「想定通りなら」どれだけ甚大な被害が出てしまうのかは、気象の知識があり、過去の災害事例をちょっとでも調べれば、理解するのにそんなに時間も労力もかかりません。

で、その「危機的状況」を、「自分だけは災害に会わないという、根拠のない自信」を持って平穏に暮らしている、更に言えば「都合の悪いことには目をそらして平穏であると思い込みたい」人たちに、どのように展開していくのかが、非常に難しいことだということが、最近良く実感できるようになりました。

もし、そのような人たちが、本当に自分の身が危ないと解ってしまうと、理性に振る舞うことができず、恐怖に支配されて激情的行動・・・いわゆる「パニック」に陥ってしまうんです。
多分に昨日の気象庁の台風19号に関する記者会見は、そういう事を最大限に考慮に入れたうえで、極めて平静に、断定的な表現を避けて、あえて曖昧な内容に終始したという印象を受けました。
これは最大限好意的な見方をすればという事です(苦笑)
反対に否定的な見方をすれば、「もし予報が外れた時の責任を回避するために、核心に迫らなかった」という見方もできる事も一つの側面ではあります。

しかし、先に書きましたがある程度「解っている人達」、特にそれを伝えなければいけないマスコミの人たちは「だからどうなるかを明確に発表してほしい」という、困惑と焦りがマスコミからの質問から垣間見えるんですよ。
彼らは大げさに危機を煽るたんではなく、本当に危険であることをいち早く伝えて、迫りくる危険から逃げ延びてほしいと考えていたはずです。
これも思いっきり好意的な見方ではありますが(笑)

ただ、本当に多くの人たちの生命や財産を守るために、強い使命感があるのであれば、批判や責任を恐れず、たとえ「空振り」や「オオカミ少年」とののしられようと、「権威が有って信用があるしかるべき人物」が、「生命の危機が迫っていますので、厳重に警戒してください」という、警戒宣言を出すべきではないでしょうか。

それを「一介の公務員」である気象庁の予報間に丸投げするべきではないと自分は思います。
つまりもうこの期に至っては、政府が、総理大臣がしかるべき警戒宣言を出すべきです。
当然影響は大きく、かなりの経済的な損失も伴いますから、「ハズレ」となれば多大な批判を受けることは必至ですが、反面政府がそれだけの決意をもって「危機管理」を断行するという姿勢を示すことができれば、来年の「東京オリンピック」に多くの国々の方々が、安心して訪れることができるようになるのではないでしょうか?
タグ:台風19号
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