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TREK エクスカリバーに合う街乗りタイヤは? [雑談]

主に通勤とポタリングに使用しているTREKエクスカリバー8ですが、もともと幅広のイボイボタイヤが付いていましたが、ドロドロの山の中には入らないし、もう少し抵抗の少ないタイヤをと、Panaracerの「グラベルキング」の35Cのタイヤをつけていましたが、「なんだか見栄えが貧弱だなー」と思うのと、外径が随分小さくなって軽くなるのは良いのですが速度を出すのに支障が出ていました。

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そこで実は1年前にいろいろ物色して、同じグラベルキングでも38Cのタイヤを買って交換しようと思いましたが、まだ使えるタイヤを交換するのもなんだかなーと思いまして今まで躊躇していました。


ところが最近2度続けてパンクしてしましい、タイヤの劣化も進んでいたようなので、今回のパンク修理のさいに、交換してしまうことにしました。

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さあて交換しましょう!
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と、あれれ!チューブが「米バルブ」じゃないですか!
まあ使えないわけではないですが、空気入れとか面倒だなー、という事で、歩いていけるほど近くに有るショップに行って仏バルブのチューブを買ってきました。
700Cで仏バルブで、40Cまで使える太いチューブは、あまり品揃えがないんですが、幸いにもここには、一種類だけありました。
交換して見ると、やはりこのくらい太いほうがバランスが良いようです。
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乗ってみると確かに転がり出しは重くなりましたが、エアボリュームがある分だけ乗り心地がよく、安定性も良好でこちらのほうが安心して走れると思います。
さて本日はもう一つ、ガーミンのマウントにワイヤレスのスピカーを付けて音楽を楽しみながら走っていますが、最近電池が劣化して6時間は聴けるものでしたが2時間しか持たなくなっていました。
自宅を出て、二宮を通過して五行川を越えて50号線に出るあたりで聴けなくなるという感じです(苦笑)
そこで新しいスピカーをつけることにしました。
前回使用したガーミン用のマウントを両面テープで付けるアダプターが2つあったので、残りの一つを使います。
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またスピカーの表面はザラザラしていたのでつけやすかったので、3Mの両面テープをドライヤーで入念に温めてやわらくしてから貼り付けます。
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この一手間で、粘着性能が段違いに向上しますので、みなさんもお試しを。
念の為に「クールガン」という樹脂を温めてよか仕込むもので周りを固めて完成です。
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見栄は悪くなりますが、実用重視で、転げ落ちることを防ぐほうが優先になります。
結構良い音で鳴りますのでこのスピーカーは当たりのようです。
あとは耐久性の問題で、これは当たり外れがあるので、使ってみないとわからないと思います。
このあとお昼頃から2時間ほど軽く走りましたが、良い天気で気持ちが良いですね。
明日は用事があって乗れませんので、ロードで使ってみるのは来週のお楽しみというところです。

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コメントを頂いたのに!ごめんなさいゴメンナサイ御免なさい! [雑談]

なんか、最近コメントが無いなぁなんて、晩秋の寂しさを覚えて・・・・じゃなくて、自分でコメントを「許可」にしていた事すら忘れていました!

本日、やっとこさんに指摘されて、「あっ!」と驚くタメ五郎で、コメントを頂いた方々にはひたすら頭を下げてお詫びさせていただきます。

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頂いたコメントはこれから返事を書いていきますので、しばしお待ちください。
しかし、たしかに色々あって腐っていた時期でしたが、たしか海外の販売目的のコメントが止まらなくてイラついて「許可」有りにしたのかなーっと(苦笑)
本当に良く覚えていないんですが、言い訳にはなりませんよね。

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いよいよこの季節がやってきた!ヴィットリアコルサコントロールG2.0試乗 [雑談]

あー、世間的には紅葉とか秋真っ盛りの話なんですが、個人的にはもう「冬のトレーニングモード」突入です。

やっとですよ!やっと「乾いた大地」を踏みしめながら、2:15出発です。

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北の空を見ると、北極星を中心にカシオペア座や北斗七星が輝き、振り向けばオリオン座も見えるという完全に冬の夜空です。
という事は、物凄く冷えているという事で、10月末とはいえこの気温です。
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これ以上寒くなると普通の長袖のジャージでは無理で、シューズカバーやそれなりの防寒装備が、北関東の場合ガッチリ必要に成ってきます。
あと10度は確実に冷えますからね!
岩瀬駅に着いたあたりでようやく地平付近の色が変わってきます。
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りんりんロードを南下すると左手が山脈で日の出は遅いのですが、山の稜線がはっきり見えますね。
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ようやく明るくなってきました。
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このあ感じはまさしく真冬の空気が乾燥した綺麗な朝の空です。
筑波山をバックに撮影です。
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今回8AVIOには、飴色のサイドのタイヤが入っています。
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コンチネンタルのGP5000に比べると、回転はややもっさりしていますが、しっかりとセンター付近が路面をつかんでいる感じで、真っ直ぐグイグイ進みます。
空気圧は何時もより0.5bar高くしても、そでもしっとりとした柔らかい乗り心地は、CORSAの伝統で、自分はこの感じが大好きです。
バイク的にもどうやらこのイタリア娘は、ドイツ製の高性能シューズはお気に召さなかったようで、ホイールともども「同郷」のモノでご機嫌に成ってくれたようです(笑)
ようやく日が出てきました。
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霞ヶ浦も、本日はひたすら「蒼い」です。
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自分は元々ややレトロテイストの「飴サイド」のビジュアルに興味は無かったのですが、これがなかなか8AVIOのグラマラスな、今となってはやや古めかしいフレームに良く合うようです。
筑波山も本当に綺麗ですね。
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11:22には、益子町の城内坂の「Lesina」さんに到着で、本日はボリューム満点のビーフ山盛りの、ローストビーフ丼です。
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益子道の駅の4周年という事で混雑していましたが、益子町の中も人手が戻ってきたようで何よりです。
本日はタイヤの皮むきも兼ねて8AVIO出来ましたが、普段ならLOOKで、12月からはパナチタンにチェンジして、4月までの長い冬の期間、此処を筑波山までの往復で走ります。
今年の冬はエルニーニョの影響で強い寒波が来て、かなり寒くなるとのことですが、お手柔らかにお願いしてほしいですよね。

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久々に上京して2020危機管理産業展へ [危機管理]

もしかすると昨年12月に沖縄に旅行するのに羽田空港に行って以来、実に10か月ぶりに電車に乗りました。

たぶん?、いや記憶が定かでなくて(笑)、いやこの後コロナ禍が本格化していましたから、意識的に公共交通機関は使っていませんでした。


本日は自分の仕事や「防災士」として最近の情報や知識を得るために、東京お台場の「東京ビックサイト青海展示場」で開催されていた。「2020危機管理産業展」に行ってきました。


JR宇都宮駅7:01発の熱海行「東京上野ライン」に乗ってまず新橋まで行き、そこで「ゆりかごめ」に乗り換えて「青海」駅に降りたのが9:30頃でした。

港が近いので、こういった光景が見られます。

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船型からすると自動車運搬船でしょうか?


これは港湾の浮いているゴミを集める船だと思います。

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本日は関東地方は大荒れで、雨の中会場に駆け込んで、10:00会場を待ちます。

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今回はコロナ対策で当日券はなく、あらかじめwEBで予約をして入場数を制限しています。
そこいらにある画像処理を使った検温システムや消毒液や、シールドを付けた係員など、これかからはこれがこういった展示会のスタンダードに成るのでしょう。
おかげで会場内の過密は無く、展示をゆっくり見る事が出来ます。
何件か自分の業務と関連が有る企業のブースで係員の説明を受け資料をもらったりして、当初の目的がクリアできましたので、あとは個人的な趣味に走ります。
これは東京消防庁の展示ですが、メルセデスベンツの有名な不整地走行能力の高い作業者である「ウニグモ」を使った消防車ですね。
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もうこいつが行けないところは、あとは軍用の無限軌道付き車両でなければ入れないという、逸品です
これは海外で販売されている4輪バギーを、消防車の特装の老舗の「モリタ」さんが改造してナンバーを取得した車両ですね。
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オリジナルは国産のバギーですが国内販売は無く、基本日本では公道は走れませんが、こういう小型でどこでも入っていける車両が日本の場合必要に成ります。
とにかく災害時に平らな道を普通に走れるわけがないので、こういう車両の需要は本来もっとるハズだとは思いますが、あとは「予算」の壁が高いですかね。
今回の個人的なこの会場の大本命は、陸上自衛隊が展示していた「野外入浴セット2型」ですね。
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現実的には作戦展開で野営で宿営拠点を設営するときの「移動式入浴設備」ですが、一般には災害派遣の時の住民サービルの為に使われて有名になりました。
おそらくこんな災害救助サービスが出来るのは、陸の上では(派遣艦船の入浴サービスは除いて)陸上自衛隊ぐらいしかないのではないでしょうか?
いろいろ見ていたらポンプシステムのエンジンは「HONDA」製の汎用エンジン(GXシリーズ?)が使われているのが新鮮でした。
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自衛隊装備の小型動力というと、SUBARU(富士重工)の「富士ロビンエンジン」が定番の汎用エンジンであったのですが、SUBARUが汎用エンジンから撤退してダイワ精機やヤマハにパテントや製造販売が移されたと聞いていましたが、やはりそうなると「防衛装備品」としては、問題が有るのでしょうね。
HONDAの汎用エンジンも歴史が古く、特に4サイクルエンジンで音が静かで環境性能が良いと、そこそこの需要が有りますが、戦闘車両ではないにせよ、所謂「ミリタリースペック」は、民生品より厳しい使用条件での耐久性が要求されていますから、結構「要件」をクリアして正規に採用されるるまでは、大変だったのではないでしょうか?
さて目的も果たして、せっかくのお台場だから「ニジガク」の聖地でも・・・・と言っても皆さん解らないでしょうが、有名な「ラブライブ」の第3期アニメは「ラブライブ!虹が咲学園スクールアイドル同好会」として、その学園が有るのがお台場という設定(学校などほとんど形がビックサイト!)で、もう昨年から活動していましたが、アニメとしてはようやく「秋アニメ」として10月から放映が開始されました。
という事で、一般的にはまだ盛り上がっているという感じではないような・・・・・。
という事でお昼でも食べて帰ろうという事で、何故か新橋駅近くの雑居ビルの食堂に行きます。
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ここで頼んだのは「懐かしの昭和のカレー」というモノです。
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この鮮やかな黄色のカレーは、市販のカレールーを使用せず、まず小麦粉を焦がさないように炒めて、「S&Bカレー粉」のような、カレーパウダーでカレールーを自家製で作り、バラ肉や玉ねぎを炒めたものに、大衆食堂などでは「鶏がらスープ」や「カツオ出汁」などのスープを入れて完成で、まさに「昭和の大衆食堂のカレー」の、懐かしい味を堪能できました!
しかし、こうやって電車に乗ってる気回ると、自転車に乗るのとは全く別のスタミナが必要なようで、本当にヘロヘロに成ってしまいました。
やはり「コロナ太り」もそうですが、基本的な体力も明らかに去年より落ちているようですね。
しかし、驚いたというか感心したというべきか、本日一日中、本当にマスクをしていない人を誰一人見る事はありませんでした。
なんのかんのと文句は言いつつ、それでも言われたことを守るっているのか、本当に感染防止の意識が高いのか、日本人は大したものだと思ってしまいました。
まあ、東京の感染者数は多く、そもそも人口と人の流れの桁が違うので、感染の確率が高いのも事実ですが、例の「感染対策アプリ」も作動させていましたが、幸い感染者との接触もアプリの上では無かったようで、自分もマスクと手洗いと、アルコールでの備品の消毒は執拗に行っていますから、まず本日の上京で感染することは無かったと思います。

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筑波りんりんロード、濡れた路面で転倒者続出の現実! [雑談]

なんか、日本中が一気に「冬」に向かっていくようですね。

やはりこの国は古式豊かな四季という意味の春と秋が無くなってしまったようです。

これが本来自然に起きる「気候変動」なのか、人為的に作られた「温暖化」なのか自分には解りません。


さて、これが冬というモノであれば、北関東は平地部は基本完走した晴天が続くはずですが、先週の土曜日は一日中冷たい雨が降っていて、日曜日の朝は路面が冷たくしたたかに濡れていました。

まあこの辺りは諦めるとして(苦笑)、3:00に自宅を出て何時ものコースを走ります。

夜明け前に岩瀬駅に到着です。

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ここから何時もの筑波りんりんロードですが、これまた何時ものように濡れているので、慎重に速度を抑えて走るので何とも先に進みません。

この日は体調も思わしく無く、どうも力が出てきません。


筑波山は濃い霧に包まれていましたが少しづずつ山頂が見えてきました。

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しかしこの日は本当に寒く、ガーミンの温度計は5.6℃まで下がり、これでは真冬の昼間の気温とたいして変わり有りません。
この日はウェア類も冬装備に改編して、防寒のロンググローブをはめていましたが、正解でした。
こういう日は、弱くとも陽の光が有りがたいもので、ようやく明るくなってきました。
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しかし案の定というべきか、濡れた路面を走っていてタイヤにゴミが張り付いていて、筑波山付近のコンビニで休憩していたら後輪がスローパンクしていました。
これで走る気がそがれて、本日は早々に引き揚げました。
帰路に北西を見ると、なんと男体山が初冠雪してるようでした。
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地元の山なのに、わざわざ筑波山付近で見る事に成るとは!
筑波山はというと、振り向くと雲が筑波山から放射状に噴き出しているような感じの雲が出ていました。
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しかし、こうなると体調も良く無い出すが気分的にも急いで走る気にはなれません。
何時もなら筑波山から岩瀬までの20kmは一気に走り抜けますが、この日は真壁で休憩を入れました。
真壁の休憩所で先客のサイクリストと挨拶を交わしてお話しましたが、なんとその御主人は岩瀬から来る途中に、滑って転倒してしまったとのことでした。
しかも、既に転倒して頭から血を流して倒れているサイクリスタに気を取られて、振り向きざまに転倒してしまったともことでした。
なんでも走り始めてから日が浅く、初めて転倒して落ち込んでいたところという事でした。
その方は何とか自走できるようでしたが、倒れていた方は結局救急車で運ばれたとのことです。
良く考えれば、7月に自分が転倒した時も血だらけで、強度の打撲とねん挫で本来なら動くべきでは無かったので、救急車のお世話に成っても良い事故でした。
それでも応急処置を自分で施して、何とか自走で帰還してしまうのは、サイクリスタの意地で、まあある意味必要なスキルですが、決して誉められるモノでは無いですよね(苦笑)
何回か此処でも書いていますが、特に筑波以北のルートに残っている「カラー舗装」は本当に危険です!
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この黒ずんだところは、粒子の細かい泥がへばりついた汚れで、雨で洗い流されることなく、水に溶けるとまるでワックスのように成り、結果として歩くのも困難な位に滑るので、知らずして突入すると、それがどんな自転車で有ろうとも、不意に転倒して悲劇が訪れてしまうのです。
筑波りんりんロードは、最終的にはコースが再舗装されるそうですが、それまで何人のサイクリスタがこの路面の餌食に成らなければならないのでしょうか?
再舗装は最善の策ですが、予算をかけずともこの汚れだけでも落とす手段は有ると思います。
まあ「嫌なら走らなければ良いだけで、行政に文句を言うだけでなく自分たちでも努力したら」という声も聴きますが、デッキブラシでゴシゴシでは埒が明かないので、ケルヒャーの高圧洗浄機でも皆で抱えて「清掃ボランティア」でもやりますかね!
しかし、サイクリングロードに限らず、最近多くの道が荒れ放題で改修され無かったり、工事中の道の工事が全く進んでなかったりと、問題に成っている「インフラの老朽化」問題は、地方行政の財政難も手伝って深刻に成っているように感じます。
日本もヨーロッパの古道のような「石畳の荒れた道」を走るようなイメージで、バイクやタイヤの選定を考えなければいけないようですね。

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富士山が拝めてこそ価値のある「富士山一周サイクリング」 [イベント]

これが今年最後のイベントの記事です。

というより結局2月の房総サイクリングと合わせて2つしかイベントには出ていません。

今回も全く出る予定はなかったですし、なんの用意もしていませんでしたが、自分に喝を入れるために急遽エントリーして11日開催の通称「富士一」に参加してきまし。


心配されていた台風も逸れて、イベント自体は開催されますが、流石に天候は影響食らうだろうと雨天準備をして、2:00に宇都宮を出ました。


現地に着いたらなんと星が見えます!

明るくなってきて富士山もはっきりそのシルエットを確認できました。

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うん、これで前回雨の影響でほどんど雲の中を走らされて、何しに来たのかわからなかった悔しさを味わったこのイベントの無念をはらせました!
イベントそのものは台風の影響もあり、時間別に組まれていた班分けなどもなく、とにかく17:30までに帰着すれば完走という形になっていました。
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7:20ころ自分はほぼ先頭集団でスタートします。
しかし、この一年全く山岳の練習すらしていませんでしたら、果たして何処まで持つのやら・・・・・
前半は地味に国道138号線を登っていくだけで、まあこのくらいの勾配なら特に集団に遅れることな順調に走れます。道の駅須走で休憩です。
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このあと国道をさらに登ります。
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ここら山中湖へ向かう峠道あたりからそろそろ雲行きが怪しくなります。
河口湖え向かう途中に雨が完全に本降りになってきましたが、これは予報通りで想定内の降雨ですから特に慌てても仕方がありませんし、皆さん準備も万端にレインウェアを着込んでいます。
山中湖を越えた辺りから本格に降ってきました。
個人的には7月の転倒以来、雨天時の走行は以前に増して神経質に成っていて、神経をすり減らします。
河口湖のエイドでは「ほうとう」が振る舞われて冷えた体にはありがたかったですね。
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此処からは参加者もばらけていて、基本自分はひとりで走る方が多くなります。
しかし、天気が悪いとそこの景観を撮影しようという気力が無くなり、画像が途絶えます。
西湖を抜けて山を登って行きます。
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此処からは路面の状態が良くないので、特に下りで速度が乗ってくると緊張感が増してきますね。
参加者の皆さんは減速もせず恐ろしい速度で下って行きますが、もはや自分にはそのような「度胸」は微塵も有りません。
したがって登りでも下りでもひたすら遅いという情けない状態に成ります(苦笑)  
国号138号線に再び合流するとことの「森の駅、風穴」というお店の前がエイドに成っています。
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そういえばここの売店の「トウモロコシソフトクリーム」を前回食べ損なっていました。
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当然ゲットです(笑)
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此処からは県道71号線を南下して「青木が原樹海」の中を南下していきますが、ひたすら緩いアップダウンが続いていく感じで、あまり快適ではありません。
場所柄か、どうも立ち止まって撮影や休憩をする気にもなれず、黙々と走り抜けます。
樹海を抜けて富士宮市に入るころにはようやく太陽が顔を出してきました。
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県道72号線に入り、富士山の南側をひたすら御殿場を目指して行くのですが、此処からがこのコースの本番で、「富士サファリパーク」付近まで、ほぼひたすら登って行く感じに成ります。
正直元気な時なら、そんなに過酷というほどでもありませんが、自分はこの時点で既に脚がほぼ終わった感じで消耗しています。
これで悪天候なら本当に地獄で(苦笑)。前回出た時がまさにそうでしたが、今回はようやく天候も回復して、景色を楽しむことが出来ました。
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しかし、この大会がまだ春先だったら、減量して体重も下がっていましたし、ある程度走りこんでいたのでもう少し楽に走れたでしょうけど、怪我以降は距離はともかく足を庇っての走行で強度は落としていたのでパフォーマンスは落ちていましたし、イベントが無い虚脱感でウェイトコントロールをしていなかった反動で「コロナ太り」してしまっていたので、走るのが精いっぱいという感じです。
たぶんこれが経験が浅かったら、両足とも既に攣っていて激しい痛みが出ていましたから完全に「DNF」有ったでしょうが、残念ながら(笑)、この程度の障害では走行不能には成らず。ポジションとペダリングを適宜変更しながら脚を庇って、攣った部分の筋肉を解しながら別の筋肉を使ってペダルを回すを繰り返して、何とか走り切ってしまいました。
最後のエイドステーションの「富士山こどもの国」に到着します。
ここで約100kmの距離で、あとは下り基調に成りますから、まずはホッとします。
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前回はこの時点でも完全に「雲の中」で何も見えなかったのですが、へーこんな所だったんですね(笑)
この後淡々と走って、15:25頃無事完走いたしました。
116kmで獲得標高1760m程度のコースを、8時間15分程度と、まあ随分ノンビリ走ってしまいました。
しかし、こういうイベントはやはり天候次第でイメージが天と地の差が有り、最後に富士山が拝めればそれでよしという感じでした。
このあと車に戻りダメージを受けた脚のケアで、まずは冷やして炎症止めの薬を塗りたくり、冷シップをべたべた貼って、着替えが終わったところで自分のイベントは終了いたしました。
なにが「半額」でしょう(苦笑)。山岳というツイートのタイトルを打ち間違えたほど、完全に疲れ切っていました(苦笑)
翌日も休暇を取りましたが、遠征の片付けをするのが精いっぱいで、ブログを細切れに書いていたので、ようやく本日アップできました。
身体の方は、特に脚の調子はアフターケアをしっかり行ったおかげで走行前より調子が良くなりました。
うん!、これだけ走っていれば怪我の後遺症で「いや膝の調子が悪くて」は言い訳に成りませんね。
何というかもう10月も半ばに至ってようやくいろいろとスタートを切れたという感じです。
世の中もコロナ禍であっても、いろいろと動き出そうという事で、ようやく自転車関係のイベントも再開し始めましたので、自分もまた新しい目標を設定して「七転び八起き」で、再び走り始めます。

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山には山のポジションを、マドンのポジションを変える [雑談]

いや、自分のバイクのポジションを真剣に変えるのは何年振りでしょう。

細かい調整やデータを記録してあるので、5台使っているロードバイクは、違和感なくロングライドをこなせるように成っています。

そう、ある意味すべてのバイクを平地中心のロングライドで、最後まで脚が持つようなコンセプトに合わせてあるので、例えばレースを前提とした高強度でパワーを出せるようにとか、山岳の登坂でパフォーマンスが出せるポジションでは無く、そこは「妥協」したセッティングをしてありました。


しかし、良く考えると、5台あるバイクは、たとえば冬場平地をノンビリ走る「パナチタン」、シーズンに入りもう少し強度を上げるための「LOOK566」、全天候のロングライドイベント用の「ボテッキア8AVIO」、平地の高速走行、サーキット走行も視野に入れた「スペシャライズドターマックSL3」、そして山岳主体のロングライドイベント対応用の「TREKマドン6」と用途を分けてあります。

此処まで読んでいて「なんか腹立つな!」と思われる方も少なく無いでしょうね(笑)


してみると、特に山岳用に特化してあるマドン6を、なにもロンブライド用のポジションに合わせておく理由は無いという事で、このバイクとしてはほぼ5年ぶりに山岳用に大胆にポジションを変えてみる事にしました。


もともと自分のポジションは、「後ろの乗り」つまりサドルを後退させて、脚の後ろ側の「ハムストリング」を中心に動かして、かつロングライドで負担に成らないようにするのが主体の物でした。

当然ダッシュをかけるとか、登坂区間でペースを上げるとかは、サドルの座る位置を前にしたり、スタンディングを混ぜて対応しています。


もし、コースの主体が上り坂の場合、普段あまり使わない特に大腿筋の前側の「速筋」をもう少し使えるように、した方が良いという事に成ります。

イメージとしては短距離ランナーがダッシュをかけるように前傾して「踏み込んで後ろに蹴りこむ」というものになり、ペダリングの回転面を時計に例えれば15時から19時足の間をパワーゾーンにする感じです。

うーん。文章にすると解りにくいなぁ(苦笑)


ポジションの変更は、ステムやハンドル、サドルなどの「体に触れるパーツ」の変更も伴いますが、今回はサドルと位置で調整してみます。


まずサドルを外してメンテナンスします。

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TREKのロードは「シートマストキャップ」という上からキャップを被せる特殊な構造をしています。
カーボンだからと言って遠慮してクランプを閉めると緩んで下がってくるというシロモノです。
流石に最近のは改善されているのかな?
という事で、一旦はずして綺麗に清掃して、「ファイバーグリップ」という、シリコンの微粒子の入っているジュェルを塗りこんで、緩まないようにします。
シリコン砂の粒子は、滑り止めの最後の手段に使う、一部では「魔法の粉」と呼んでいます、
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今回は他のバイクとの相関も併せて考察して、サドルを10㎜上げて、25㎜前進させました。
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サドルの高さ10㎜は結構な変更に成ります。
25㎜前進はそれ以上ですが、元々他のバイクよりかなり後ろ寄りにセットしてあったので、8AVIOに比べれば5㎜の前進でしかありません。
あわせてハンドルのブラケットの角度を若干「上げ」にしてバランスを取って完成です。
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またがった感じは不思議と違和感が有りません。
実は最近「定番ポジション」に違和感が有ったので、それを解消してみようと考察していたポジションでもありますから、そういった意味では成功しています。
しかし、ポジションの怖いところは「違和感が無い事が正解では無い」という現実です。
要するに体が馴染んでいるのが正解では無く、「有るべきポジションに体を合わせる」必要があります。
そのあたりは週末に嫌な山登りのコースを予定しているので、そこで確かめてみたいと思います。
当然膝は治っていませんし、悲しい事に世間の流行に自分乗ってしまい「コロナ太り」してしまっているので(泣)無理は禁物ですが、自分のペースでノンビリ登ってみます。
あとそれに合わせてSPD-SLのクリートも交換です
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すり減ったクリートのままではトラブルのもとに成りますからね。
更にトラブルを未然に防止します。
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交換したの結果、緩んでしまってクリートがペダルから外れなくなるというトラブルを防止する為、トルクレンチでキッチリ閉めこみます。
やはり「アーレンキー」ではどうしても閉めが弱い場合があるんですよね。
さてこれだけ用事深く用意していますが、何せ「持っている」どすこいライダーですから、なんと台風を呼び込んでしまっているかもしれません。
しかし、ここっまで来ると、我ながら自分の「呼び込む力」に感心するしかないですねぇ(苦笑)

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蕎麦の花に彼岸花を拝んでキンモクセイの香りに包まれる [雑談]

まあ、秋ですよという季語を並べただけで(苦笑)


関東地方は北と南の低気圧に挟まれて、所々で雨雲が湧いていましたが、路面がぬれる事は無い程度のパラパラ雨だったのがせめてもの救いという所です。

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りんりんロードで岩瀬から出た所で開けたところで毎年蕎麦を植えています。

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なんだか各地で段々規模が大きく成っていますね。
北関東自動車道との交差する手前で、これまた毎年「曼珠沙華」の群生が見られます。
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天気が良ければ工夫していろいろと撮影するのですが、贅沢は言ってられないですね。
そういえば本日は何やら変な気配があり、暗いうちはタヌキ、明るくなってからカナヘビやシマヘビ、低空を飛んで横切るキジ等、動物たちが何やら騒がしいです。
空の様子も異様です。
本日も土浦まで行きコメダでモーニングを取って引き返します。
筑波登山道入り口ではたまに見る野良ネコが休憩中のサイクリスタに餌をねだっていました。
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良くなついて可愛いのですが、誰かが可愛さ余りに餌を与えたのでしょうが、どんなもんでしょうね。
自分は面倒を見る事が出来ない以上は手を出さにようにしています。
でも、くぁわイイんだよなぁ(泣)
しかし、民家のある里の街道を走っていますので、終始「キンモクセイ」香りが漂っています。
この香りに包まれると、時期的に以前参加していた「笠間センチュリーライド」が思い出されますが、まあ無い物ねだりをしても仕方が有りませんね。
さて真壁を出て雨引きという所で、何やら再舗装された路面に亀裂が入っています。
まだロードの細いタイヤでも取られることは無いレベルですが、どうも路面の中央が盛り上がっているようにも見えます。
この辺りは理由は知りませんが結構地殻が変動しているようです。
確か「東日本大震災」も、2日後に来たときは、この付近と県道付近は大きな亀裂が出来ていました。
田んぼを埋めて盛り土したなら解りますが、此処は古い鉄道路線の後ですし、それも有りません。
地殻変動なのか、それとも今年は雨が多かったので、地下水位が上がっているのか???
まあ、これをすべて補修していてはキリが無いので、関連先に連絡などがしませんが、いきなり割れ目が開くこともあるかもしれないので、皆さんお気を付け下さい。
サイクリスタは自己責任なのですが、そう言えるレベルで有ればともかく、初心者や小さなお子さんこそ、「サイクリングデビュー」の場にサイクリングロードを使いますので、行政だけでなく使用する皆で見守ってあげたいと思うのは、自分の独善でしょうか?
まあ、この「筑波霞ヶ浦りんりんロード」は茨城県がサイクルツーリズムを打ち上げて多額の予算をかけて整備してくれていますが、まあ地元の悪口で恐縮ですが、栃木県の場合、行政は「サイクリング」に興味が無いらしく、県管轄のサイクリングロードはこんな感じが多いです。
酷いところなど、行く先が河川敷のやぶの中に消えていくサイクリングロードも有るくらいです。
しかし、多くのサイクリングロードは、かつて「レクレーションスポーツ振興」が地方で盛んに成ったとき、おそらく補助金などで作られたものが多く、多くの地方自治体はその使い方などに興味は無く、朽ち果てるだけであったり、勘違いしているところも少なくありません。
また、自転車ブームと言われて久しいですが、自転車を地元の振興に役立てようとイベントを誘致したりいろいろと動きはありましたが、その多くは結果を出せず「屍累々」というのが実態のようです。
まあ、元々「自活自営、自己責任、自己完結」がサイクリングの醍醐味で、嵌って行く人ほど「勝手に何処でも走って行く」方向に行きますから、最初は珍しさで来てくれても「リピートして滞在して観光する」のでなければ地元は潤わないですよね。
ツイッターで「e-bike」との親和性が高いという記事を見ましたが、より裾野を広げるためには、高齢化も有りますし、自分も大きな可能性があると思います。
と、色々と考えつつ、本日は益子の「Lesina」さんで牛煮込み丼でお腹を満たします。
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そういえば最近時間が早すぎたり、雨でジャージがドロドロに成ったり、途中で顔見知りのお店に寄ったりとご無沙汰していました。
益子と言えば「道の駅」は満員御礼状態で、益子の町の中も人通りが多く、県外ナンバーの車も多かったです。
まあ賑わいが戻ってくれないと困りますが、さて冬場に日本の場合「第三波」が来ないという保証がりませんから、はてさてどうなりますやら・・・・・

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