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ロード用チューブを薄型パッチで修理 [雑談]

ロードバイクでそこそこ距離を乗る場合、パンクはどうしても避けられません。

自分のように長距離を乗る人間は出先の修理が「必須」となるので、「チューブラータイヤ」は選択できません。

また、「チューブレス」タイヤの場合も、軽度のピンポイントのパンクなら、「シーラント」を充填しておけば相当防げますし、出先でチューブを入れるという手段で修理をすると聞きますが、出先のパンクは実は精神的なダメージが結構大きく(笑)、また作業環境がきちんと確保できるとは限らないので、自分は「クリチャータイヤ」一択で利用しています。


で、なにせ現在無職無収入の「浪人」ですので(笑)、今までのようにホイホイ高いチューブを考えもなしに買うことは出来ないですよねー!

今までは出先のパンクはチューブ交換で、またイベントの前とかは念のために新品のチューブを入れていたので・・・・いやいや今を思えば贅沢な話ですが、特にイベント中は出来るだけリスクを回避したいので、コスト度外視していたのですが、「コスト度外視・・・」ああっ、もうこんな事は言えねぇよなぁ。


と、いう事で今家中の掃除や物品の整理を行っている中で、「未修理」状態のチューブが10本程見つかりましたので、機会があるたびにパンク修理をしています。



しかし、今まで修理に使っている「フィルム型パッチ」では、応急処置の範囲を出るものではなく、出来れば本格的に修理したという事で、パッチのりとロード用の薄型パッチを購入しました。

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パッチはよくホームセンターで売っているような安物だと厚みが在りすぎて振動が出るので、この薄いパッチが必要になりました。

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まずチューブの穴の開いている位置を、バケツに水を張って鎮めることで泡の出る位置で確かめる最もオーソドックスな方法をとります。
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ただ、これだけ盛大に泡が出ることのほうが少ないのが、ロード用のチューブの「些細なことで発生する小さな穴」であって、何度か試して慎重に見極める必要があります。
穴が見つかればそこを紙やすりなどで擦って表面を「荒く」して、パッチが張り付きやすいようにして、キチンと「脱脂」を行えば準備完了です。
パンク修理用の「ゴムのり」は、接着面にまんべんなく「出来るだけ薄く引き伸ばす」のがコツで、初心者が良くやる「間違いあるある」は、べったりとのりを盛りすぎて、パッチを貼ってもすぐに乾かないことにより、ズレたりはがれたりして、失敗してしまうというものです。
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自分は先の細い、薄い金属のへらを使ってのりを薄く引き伸ばしています。
粘度が低いノリの場合、自転車屋さんの場合「筆」のようなもので塗っているのを見た事が在ります。
あとはパッチを貼ったら、出来れば強い力で最低30秒は押し付けておけば、まず失敗することはありません。
自分はボール紙に挟んで「全体重」をかけてプレスします。
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出来上がりはこの通りで、このパッチは薄くて伸縮性も高いので、チューブに良く馴染んできれいに張りあがりました。
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この後もう一度バケツに入れて他の場所の空気漏れも併せて確認して、問題がなければ使用可能となります。
自分の場合一度空気を入れてしばらく放置して空気漏れがないことを確認しています。
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まあこれだけストックがあれば、通年通りの走行距離でもなんとかしのげるでしょう。
あと家中の整理のおかげで、自分でもびっくりするくらいの自転車部品や装備品が埋もれていましたので(笑)、しばらくはこれらを有効活用して、自転車生活を続けて行けそうです。

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56回目の春の日に無職転生! [雑談]

私事で恐縮ですが、昨日4月30日付を持ちまして、30年2か月勤務した会社を依願退職しました。

一般的には「定年にあと4年控えて、なんで辞めるの?」という反応です。

要するに4年「我慢」すれば安定した身分や収入は保障されているのに、あえてそれを投げ捨てるのが理解できないというもので、そう思うのは自分も当然のことと思います。

就業中は。言いたいことをズケズケ言う性格から、会社や上司からけして良く思われていない「不良中年」で、評価も常に低空飛行を余儀なくされていましたが(苦笑)、かなり前に移動に成った職場の有志が一席設けてくれて、餞別としてこのようなものを送ってくれました。

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彼らとのお付き合いで自分は特別な事をしたつもりは無く、自分の出来る範囲でできる事をしていただけですが、こうやって評価してくれて暖かく送り出してくれたことで、自分の30年は報われたと心底思いました。

皆さん本当にお世話に成りました!


まあ、色々言いたいことは銀河系程あるのですが(苦笑)自分にとっては「過ぎ去った事」である以上、ぐたぐた言ってもしょうがないので、これからも未来の事だけを見て考えて行動して日々を過ごしています。

しかし、ある意味「自分の意志に反する規則正しい生活」・・・つまり義務教育や専門学校も加えると49年の修学・就業。成人してからは36年の就業生活が途切れて、「自由人のプータロウ」として収入と勤め人という立場と引き換えに24時間の自由時間を手に入れてました。


既に3月中ごろより有給消化で出勤していませんでしたので、生活が乱れないように勤めている時と同じ時間に起床して、身だしなみを整えてから自宅の清掃や不要物の整理、新しい資格取得の事務処理や勉強、身体の治療のための数か所の病院への通院等、結構きちんとスケジュールを立てて、忙しく過ごしています。

まあ暇が出来るとAmazonプライムビデオで、春アニメを中心に次々にアニメを見まくっていますけど(苦笑)


さて、無職初日の本日(苦笑)、天気予報が昨日より走りやすい方向に変化したので、朝食を取ってからノンビリ準備して8:00頃自宅を出ました。

今まではあくまで出勤と就業中の体調を優先して、空いた時間を利用してのライドでしたが、それでは本当は走りたくない天候や体調でも走らなければいけない事が多く、その状態がストレスや怪我の原因に成っていたのは明らかでしたから、ライドの条件優先でスケジュールが組めるのは本当に有りがたいです。


走り出して1時間ほどすると上空にこんな雲が出てきました。

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これは太平洋沿岸震源で地震かな?と漠然と考えていました。


何時もの岩瀬駅に到着です。

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もうすっかり春です。


さて走り出してしばらくすると。田畑や山にいる「キジ」が、一斉にヒステリックに泣き出したので、これは!と身構えたらスマホの緊急地震速報が鳴り出しました。

自分は業務用の緊急地震速報アプリを入れているので、日本全国設定した大きさで警報を出せるようにしていますが、こればが宮城沖M6.9最大震度5強の地震でした。


さて時間からすると筑波でランチで折り返しかな?と思っていましたが、せっかく「自由」に成ったのですから、コースも自由に目的もなく進んでみようと、筑波から西進して筑西市(旧明野)方面に向かい、本日は小貝川沿いに戻ってみる事にします。


で、だんだん調子を取り戻したのか、久しぶりに「グルメ探知レーダーアンテナ」がピピッと反応して、本日のランチはこちらにお世話に成りました。


これはGoogl先生に教わって狙って探したわけで無く、本当に偶然通りかかりました。

通り過ぎようとしてソースの香ばしい香りに引かれて、急遽スピンターンしてかけつけました(笑)

昔はこの旧明野町も沢山の焼きそば屋さんが有ったそうですが、主に後継者問題で「絶滅危惧種」指定の機内に成っているそうです。


栃木もそうですが茨城県も地方の集落にはかろうじて「昭和」が残っていますが、この分だとあと5年もすると消滅してしまうのかもしれませんね。


余談ですが自分は「平成の大合併」が大嫌いで、この「筑西市」も、筑西と聞いても「それは旧地名のどこなの?」と聞き返さないと場所が分からないのが本当に不便です。
因みに栃木県も「下野市」や「さくら市」と言われても、ピンポイントで場所が思い浮かびません!


この後は「小貝川」を北上します。

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小貝川はいわいる「自転車道」が整備されているわけでは無く、堤防の上の道路はあくまで国土交通省の河川管理用道路であり、「公道」ではありませんので、此処を利用するときはあくまで自己責任という事に成ります。


だから自転車が通行しやすくなっているわけで無く、車両に侵入は禁止なので、このようなゲートが設置されて決して走りやすいわけではありません。

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本日は元々夕方ごろから天候が急変して悪化する予報でしたので、空模様が怪しくなってきます。

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小貝川はそもそも普段は水量が少なく、一級河川とはいえ「大河」という感じでは無く、北上するとどんどん山間部に成ってきます。

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普段は広い河川の真ん中にちょろちょろ流れているだけですが、かつてここも大きな水害が発生しています。

堤防もおそらくかなり昔(江戸か明治?)に整備された物を利用して改修しながら使っている印象で、おそらく最近の気候変動による・・・・たとえばゲリラ豪雨や「線上降水帯」などの降雨に対応しているとは到底思えません。

そう遠くないうちに大きな被害が出るように見受けられますが、最大の問題は国土交通省の整備や予算などでは無く、河川の沿線住民の「危機感と想像力の欠如」で、数年前に発生した鬼怒川の決壊のような災害が発生すると、無視できない被害が出るのでは?と自分は懸念しています。


さて本日は何時もと違うコースでしたが、距離は135km程度でノンビリ走りましたから、そんなに脚にもダメージは無く程よい疲れが心地良いライドとなりました。

気分的にもようやく「憑き物が落ちた」感じで(ゴメン!)、心も軽く、元の調子を取り戻しつつありますので、このブログも皆さんに楽しんで見ていただけるような内容の記事を提供できるように努力してまいります。


まあ今は転職を焦ることなくじっくりと内容を吟味して、本体の自転車活動が送れるような「収入源」を確保できる用にしていきたいです。

こんな事も有ろうかとボーナスも3回分貯蓄してあり、失業保険等で今年いっぱいは次の職業に就くつもりは今のところは無いので、まず体の「不具合」を直して、世間の皆さんには申し訳ありませんが、半世紀ぶりの自由時間を堪能したいと思います。









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