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聖地巡礼と富士山周遊の旅、西伊豆スカイラインと34年ぶりの車中泊! [雑談]

旅も2日目に入ります。


ちなみに初日の宿泊は堂ヶ島にあった、どうやらバブル期辺りに建てられたと思われるリゾートホテルでしたが、素泊まりで5500円、朝食付きで7000円で宿泊できるようになりました。

これが本当にバブル期だったら素泊まりで18000円くらいは吹っ掛けられ、当日の宿泊など鼻で笑われて門前払いさせられていた事を思えば、リーズナブルなうえにスマホから簡単に予約出来るのですから、良い時代になりました。


さてこの日は西伊豆スカイラインで絶景を楽しむの予定で、海沿いから県道59号線「伊藤西伊豆線」を西天城高原に向かって登っていきます。

て、かなり険しい山岳道路で、いやほんと険しいのなんの!

まあ、地元栃木県の山奥に行けばけして珍しいシチュエーションでは無いですし、かつてはこのような道を選んで走っていた時期も在りますが、はあ、歳を取ると疲れますわ(笑)


登りきるとそこは高原の牧場で、もう少し暖かい頃などに訪れれば気持ちが良いでしょうね。

流石に12月に成ると、伊豆とはいえ標高が高いところは、かなり寒さが厳しくなります。

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景色はいう事ありませんがね。


ただ残念ながら低い雲が出ていて、肝心な富士山が見えません!
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此処はこの辺りの登山道で、展望台の上には何やら人が集まっています。

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さて、どうしても富士山が見たいので、先に進んで行くと雲が取れて富士山が見えてきました。
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高いところに上ってみます。
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この度に出て、ようやく奇麗な富士山を拝むことが出来ました。
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この後トイレ休憩で「だるま高原展望台」によります。
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此方も見晴らしは最高ですね。
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と、こちらに来るときにロードバイクが昇ってくるのを数台見かけました。
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お話をしていただいたローディの方は修善寺から登って来たとのことでしたが、大したものです。



とはいえ、この西伊豆スカイラインは本当に景色の良い高原の雰囲気を楽しめる道であることは間違いありません。

此処をロードバイクで走ると気持ち良い・・・・と言う意見は分かりますが、今の自分は遠慮しておきたいですね(苦笑)


あと50ccの原付バイクにキャンプ道具括り付けて、若い女の子が走るような道とは思えないんですがねぇ(笑)

まあ、あくまで創作物ですよ創作物!(笑)

あっ、でもバイクでのツーリングは確かに気持ちよさそうですね!リンちゃん



さて特に行く先をキッチリ決めていませんが、その日の天気と成り行きで、この日の宿泊は「北杜市」にしようという事で、西伊豆スカイラインを降りて、沼津市を掠めて、富士宮市を横切ってJR身延線沿いに北上することにします。


通常こういう旅だと地元の名産品やB級グルメでランチとなりますので、せっかく富士宮をお昼ごろに通過したのなら「富士宮焼きそば」を食べればよいじゃん!となるはずですが、実は以前わざわざ乗り鉄で食べに来た時に「うん、自分の好みの焼きそばじゃないな」と分かっていましたので(笑)こちらでランチを取ります。

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北関東ではあまり見かけない大手フランチャイズイズのイタリアンファミレスですが、コスパは抜群で、この「昭和の鉄板焼きナポリタン」も、ケチャップ味がガツンと濃い、自分好みの一品でした。
この後、山を越えて富士川沿いの県道392号から10号を北上して身延駅に向かいます。
道でいえば、川向こうの国道52号線を走った方が走りやすいとは思いますが、このJR身延線沿いの道は、趣があります。
ちなみに伊豆半島もそうですが、この駿河湾岸、富士川沿いの街並みは、産業の成り立ちが早かったこともあり、街並みや工業団地、建造物や道路や鉄道施設などに歴史を感じます
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なんだかすごいスロープですが、これは中部縦貫自動車道の建設用の設備のようで、自動車道関連で周辺の擁壁や接続道路の建設が続いていて、どうりでダンプカーが引っ切り無しに走り回っているはずです。
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この富士川沿い、身延線沿いの街並みは良い意味で長閑、悪く言えば過疎化が進み廃れているとも言えますが、高速道路が開通することで変わっていくのでしょうか?
ここは、改めて暖かく成ったら、今度は自転車で散策したいですね!
さて身延駅付近でゆるキャン△関連でと調べたら、このお店が出て来ました。
この付近の名産品を取り揃えた、お土産物屋さんの「永谷屋」さんです。
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聖地巡礼としては行くべきところが有るのでしょうが(笑)、関連グッズも欲しかったですし、この日は車中泊の予定なので、車内での晩酌用のお酒とおつまみを仕入れます。
此方のおかみさんが気さくな方で、色々とお話をさせていただきましたが、そのお人柄の良さが多くの方々を引き付けられているようです。
色々と会話が弾んでしまいましたが、気が付くと結構時間がたってしまい、本当は北杜市の聖地巡礼もしたかったのですが、明日に回して何処かで宿泊することにしました。
さて、車中泊ですが、前にも書いた通り以前はそれでよく旅をしていましたが、今回は本当に34年ぶりですし、今の車に成ってからは当然初めてですので、いきなりどこぞの駐車場で寝るのもちょっと不安だったので、安心して使える「RVパーク」を利用するこにしました。
北杜市を通り越して富士見町にある「RVパークゆーとろん」さんに電話を入れて予約しました。
此方は「水神の湯ゆーとろん(https://yuutoron.com/)」という日帰り温泉施設に併設されていて、駐車スペースに個別の電源もあり、24時間使えるトイレもあるので、安心して利用できるだけでなく、ゆったり温泉を楽しんで食事もとれるのは、「出戻り車中泊オジサン」の再デビュー戦にはちょうど良い場所でした。
早速泊まるための準備をします。
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自分の車ホンダジェイドは、所謂「ステーションワゴン」ですので、ベンチタイプのセカンドシートを倒せば、身長186㎝の自分が真っすぐ寝られるスペースが出来ます。
完全にフラットにはなりませんが、段差は少ないのでそこに敷物をつめて、低反発タイプのマットレスを置けば睡眠スペースが出来上がります。
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此処にマミー型の寝袋で寝て、その上に毛布を掛ければかなり寒くともなんとか成るでしょう。
今回車中泊をするにあたり、日よけというより、周囲から覗かれるのが嫌なのでこれを購入しました。
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しかし、こんな車種消滅に成ってしてしまったドマイナーな車に(苦笑)、わざわざ在庫してあるとも思えないのですが、恐らく車種別のデータが有って、注文が入るとカッティングマシンで裁断して短時間で仕上げることが出来るのでしょう。
しかし今回この商品だ大正解で、各窓枠にピッタリ嵌って遮光してくれるだけでなく、断熱効果や遮音効果もあり、車中泊にはもってこいのアイテムでした。
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しかし、この日の富士見町の最低気温は-3℃であり、市街地から離れて高地の森林地帯にあるこの地はおそらくもっと寒かったようで、フロントガラスはガッチリ凍り付き、霜が寒さで小雪のように降っていました。
早速冬装備の霜取りのヘラが役に立ちましたが、更に今回持って行って良かったのがこれです。
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最初は毛布の上にかけておいたのですが、頭の方がかなり寒くなってきたので、枕の周りから肩口にかけて掛けておいて、寒さをしのぐことが出来ました。
いやー、これが無かったら、正直厳しかったかもしれません。
一晩中使いましたが、メモリが二つ残る程度で夜の19:30から翌朝の4:30まで9時間使えました。
しかし、34年前は、キャンピングカーどころか、普通の自家用車での車中泊で、家電製品をエンジンをかけないで使うことなど夢にも考えられませんでしたが、電池の進歩のおかげなんですかね。
以前ハイブリットが出始めた時に、トヨタのエスティマにAC1500Wの電源プラグがついていて、雑誌の企画でその電源で炊飯器でご飯を炊いたりしてキャンプするという記事を、「キャンプで電気を使うなんて邪道で、とんでもない話だ!」と、当時は憤慨したものですが、今やキャンプ場も直火禁止や、駐車場での宿泊でもエンジンをかけっぱなしが出来ないなど環境も変わっており、自分的にも今は有りだと考えています。
さて、この際ですから、夜明けの富士山を見たくなったので、4:30起床で準備をします。
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車が真っ白でガチガチに凍っていたので、暖気と解凍に手間取りましたが、前日朝日を見るビューポイントは地元の人に聞いてあったので、暗いうちに出かけるとします。

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聖地巡礼と富士山周遊の旅、初日は西伊豆 [雑談]

まあ、自由を手に入れたくて身分的、経済的な不自由というより不都合を選択して、身体の治療や資格取得がひと段落した、7月頃から一人ぶらりと旅を楽しむ・・・なんて考えていた時期もありました(苦笑)

あー、人生思う通りに行かない事が多く・・・というより自分の人生、思うとおりに成らないことだらけで、「不都合な現実」を生き抜くために、心を殺して現実的な選択をしてきただけです。


と、時間ばかり過ぎていき、気が付けば師走で本格的な冬が列島を覆ってしまう前に、装備品を車に詰め込んで、ようやく今回12月9日から4泊5日で、「気ままなぶらり旅」に出かけることが出来ました。


本来なら1か月ぐらいかけて日本海側から九州、四国辺りを当てもなく回って歩きたいところですが、とりあえず時間が取れる1週間ぐらいかけて、今回は「ゆるキャン△&スーパーカブ聖地巡礼を名目にした富士山を愛でる」という名目で、西伊豆、浜松、身延、北斗、富士山周辺を回るという事だけ決めて、ルートや宿泊先などは何も決めず、基本「高速道路を使わず、出来れば車中泊で費用を抑えて」を基本コンセプトにしました。


まあ、これから旅をするにしても、費用を最低限に抑えておく必要があります。

ずいぶん昔の事に成りますが、成人して間もないころは給料も安く、また転職後も住宅ローンを組んだ事もあって、自動車旅も高速道路は使わず、友人と東北や北海道を車中泊で回ったもので、若さも在り大変な事も旅の思い出となった物ですが、さて30年ぶりの「貧乏旅」はどうなるでしょう


さて9日の早朝(夜中?)に自宅を出て、初日は伊豆半島の下田を目指します

今回はとにかく先を急がないで、高速道路を使わない予定ですので、ナビの進路検索機能で一般道の最短距離で検索が掛かる様に設定します。


すると、普段選ばないような名前も聞いたことのないような町や街道を誘導してくれるのですが、まあこれが昼間だと繁華街にの真っただ中に突入させたり、乗用車でもギリギリの幅しかないような裏道まで使わせようとするので、正直非常に危険を伴う機能で(苦笑)普段は封印していますが、今回は時間の制約が無いのと「行き当たりばったり」の偶発性も楽しみたいので、草木も眠るうちに埼玉から東京西部を通過してしまう事にします。


国道246号線で大和、藤沢市付近に8時ごろ通過しますが、江の島方面へ向かう所で朝の渋滞につかまってしまいました。

やはりいくらのんびり旅と言っても、渋滞に巻き込まれるのは勘弁してほしいです(笑)。


一旦国道467号に出て、そこから国道134号を下田方面に進路を向けたところで、朝の渋滞は無くなって、快適な海岸線沿いのドライブとなります。

と、ここまでちゃんとした食事をとってなかったので、流石にお腹がすきましたが、本日のランチはもう決めてあるので、少々我慢します。


で、本日のランチはこれです。

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伊豆キャンで、なでしこ達が美味しそうに食べていた下田の「金目鯛バーガー」です。

味の方は・・・・・まあほぼ想像通りと申しますか、ボリュームのあるフッシュバーガーでした。

なんというかとにかく、なでしこが何でも本当に美味しそうに頬張る姿というのは、ある意味罪が重いなぁ・・・と言うのは、言い過ぎでしょうかね(笑)。


此処まで何も見ないで走り続けていましたが、この日は西伊豆の何処かで宿泊する予定でしたので、後はノンビリ観光です。

で、此処まで来ましたから、伊豆半島の突端にある石廊崎灯台を見に行きます。


車は「石廊崎オーシャンパーク」という所で止められて、入場料を取られます。

まあ観光地なんてものは何処でもそうなので、ヤレヤレとお金を払って駐車場から徒歩で石廊崎灯台を目指しますが、途中にこんな物が有ります。

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此処関東圏の南端に当たる所ですから、気象観測上重要な地域です。

ちなみに、昔でしたら灯台や気象観測所はすべて有人による管理がされていましたが、最近は殆ど無人です。

「灯台守」と呼ばれる仕事も含めて、僻地に何か月もこもって外界との接触もなく行われる環境は過酷で、これは損得抜きの「使命感」に支えられていた業務です。


但し今はその「損得至上主義」が蔓延る世の中で、評価が低く過酷な仕事は使命感だけで人材を確保できない時代ですので、無人化も止む無しではあります。


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此処からだと遠くに大島が浮かんで見えます。

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現在、この画面に映る海域の地下10kmを震源とした地震が頻発しています。
この地域では珍しい事では無く、これをして特に至急何かが起きるという事はありませんが、ゆるキャン△でも紹介されていた伊豆ジオパークの成り立ちは「火山活動」であり、伊豆諸島も含めて、何時でも何かは起こりえる故の「絶景」という訳ですね。
さて、せっかく西伊豆にきたんですから温泉です!。しかも海を見ながら入る露天風呂は絶対に外せないという事で、色々調べて辿り着いたのが、堂ヶ島にある沢田公園露天風呂です。
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いや、凄いところにありますね!


で、ただ海が見えるだけではなく、夕陽を見ながら入りたいという事で時間を調整して来たかいが在りました。

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源泉かけ流しはとうぜんとしても、53℃近い噴出温度の温泉のエネルギーは強烈で、あっという間に茹で上がってしまいました!(苦笑)

イヤー気持ち良かった!


と、初日はこれで終わりますが、後4日分コレ書くの大変ですね(苦笑)。



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トレックFX、冬の部品の緩みとステッカーチューン! [雑談]

何とも寒くて、本当に寝床の温盛から離れがたい季節に成りました。

まあ、お昼までヌクヌク寝ていても誰にも怒られませんし、誰も困りませんが、だからこそ寒かろうが眠たかろうが、決まった時間に起きて決まったルーティンを熟します


路面がぬれていて北風も強いですが、思ったほど寒くないなか、トレックFXで何時もの北回りコースに出かけます。

と、最近ペダリングと同期して「カチカチ」と異音がしていたのですが、本日はその音が明確な振動と共に大きくなってきて、オシリに蔦らって来る・・・・って事は、シートポストのヤグラが緩んでいるんかい!

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いや、しかしここは念入りに組み付けて、トルクレンチでしっかり締め込んでいるはずですが、これはよくある事なんですが、急に寒くなると部品が金属収縮を起こすことにより、組み合わさっていた部品がズレて締結力が低下する事が在ります。


こういう時は一度緩めて、軽く締め直した後にしっかりとトルクをかけてボルトを締めれば大丈夫です。

特に夏の暑いときに新品部品などを組み付けた場合など、寒くなったら上記の手順で組み直せば、不意に緩んでガタつくという事は防げますのでご参考までに。


さてトレックFXですが、チョットばかり薄汚れていて地味なんだよなー・・・と、購入したときから思っていて、自分で塗装やマーキングをやり直そうかなーと思いましたが・・・・

自分、塗装の技術とセンスが壊滅的にないんですわ、これが!(苦笑)

で、ステッカーでもないかなと、色々探していたら某通販サイトでTREKのロゴのステッカーを販売していましたので、値段も安い事からダメ元で注文していたものが届いたので、貼ってみました。

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これ、たぶんTREKの正規品ではないと思いますが(苦笑)、まあ結構雰囲気が変わりましたね。
そもそも普段使いの道具なので、多少地味でも汚くとも構わないと諦めていましたが、やはり愛着を感じる為には見た目も重要で、1300円程度の投資で多少なりとも見栄が良く成れば、結果オーライという物ですね!

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13年ぶりに自家用車に雪道装備を実装! [自動車]

なんか自動車についてこのブログで書くのは新鮮ですね。

自分物心つく前からの自動車好きで、一時はそれを職業に選んで30年も飯を食っていた人間です。

「三つ子の魂百までも」とはよく言ったもので、今でもそれは変わらず、最近は朝5時に起きてCSのナショナルジオグラフィツクやディスカバリーCHで「カー・SOS」「クラッシックカー名車再生」等を味噌汁を作って朝飯の準備をしながら鑑賞するのが日課に成っています(笑)


ただ、自分としては「趣味の自動車三昧」は2008年9月に、リーマンショックの襲来を予想して「多分サラリーマンの収入では自動車趣味を維持できない」と判断して、あれだけ大切にしていた「スバルインプレッサグラベルEX」を売り払い、以後通勤用として1台だけ経済的な車を乗り続けているだけでした。


以前は冬になると雪山に走りに行くのが何よりの楽しみで、インプレッサ以前に乗っていた「スバルレオーネRXⅡ」で、それこそSUV車でも入れないような林道や、雪が深く積もる田舎道をわざわざ選んで走りに行ったり、秘境の温泉を見つけに行ったりしていました。


だから、冬の雪道、まして冬山の恐ろしさは身をもって経験していて、何度も脱出不能に成りかけたり、立ち木に激突して谷底に落ちそうになったり、-15℃の山道でタイミングベルトが切れたり、事故で動けなく成ったりと「若気の至り」で済まされないような目にもあっていました。


ただ、それでも無事「生還」出来たのは、アウトドアとサバイバルの知識があり、その頃より「災害オタク」として危機管理という概念が有ったので、「最悪の条件を想定した万全の装備」を搭載して活用できたからであり、おかげでトランクには必ずスコップやジャッキ、ロープ、火起こし道具の鉈やのこぎりなど・・・・見方を変えれば人を殺して埋めに行く装備ともとれる物を持ってうろついており(苦笑)、以前夜中に成田空港の近くで外国の要人が来るというので特別警戒中の非常線を張った警官に尋問を受けて、危うく連行される寸前まで行ったこともありました(苦笑)


以来13年、4WDの自家用車とも遠ざかり、自分が乗っていた某社のFFのミニバンは、雪道に弱いとの定評がある車でしたので、冬季の長距離ドライブは封印し、通勤で出かけるときだけ雪道を走るだけだったので、大げさな装備を搭載することもありませんでした。


さて、今や某メーカーと取引関係にある会社に勤めている訳ではないの、大手を振ってレボーグだろうがフォレスターだろうが、インプレッサSTIだろうが(うーんスバル車ばかりだな)、本命のジムニーだろうが買ってきて、以前のように雪山に出かけることに支障は・・・・とまあ、何を買おうが何をしようが自由なのですが、流石にこの歳で行く先を考えれば、「今更自動車趣味にかける余計なお金は無い!」という結論しかなく、もし次の車を買うのなら中古の軽自動車(軽バンや軽トラ)あたりか、完全に車を引退して原付2種のスクーターか「カブ」を買おうかなと考えている有様です。


とはいえ、久しぶりに車に乗って気ままなぶらり旅でもしようと計画していたのですが、結局12月に入ってしまい、例えスタットレスに換えてあっても、万が一雪山などで立ち往生する危険性も・・・・・と考えるともう止まらなくなってしまい(苦笑)、今回13年ぶりくらいに、雪山装備を購入することにしました。


以前の装備を・・・と、物置から出してみると、既に朽ち果てて使い物にならないか紛失していたからですが、やはり13年も経つと装備品も随分変わっています。

さて、今までもロングドライブの時は、出先での不測の事態での立ち往生を想定しての車内泊や、水や食料、防寒装備等は既にありますので、主に雪山で立ち往生しそうなときに必要な物を購入しました。

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まずのこの袋ですが、中には車に降り積もった雪を払うブラシが入っています。

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組み立てるとワイパーブラシに長い柄が付いたものになり、車体を傷つけない硬質プラスティックのヘラも同胞されていますから、「湿ったドカ雪」が降り積もらなければ十分使えそうです。
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次は埋もれた時に脱出の時に使う絶対に必要なスコップです
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アルミ合金のパイプで出来ており、一冬ガンガンに使える程の強度はありませんが、これも新雪などの乾いた雪なら十分使えそうな代物でした。

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結構軽量で、これなら長時間作業しても負担は少ないと思いますし、かといって樹脂製だと直ぐに壊れてしまうので、ちょうどよいバランスのスコップです。
これは車輪が空転して動けなくなったときに、車輪の下に敷いてグリップを回復させるものです。
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昔は使わなくなったゴザやカーペット、毛布などを代用していて、本格的なオフロード車ならアルミ製のゴツイラダーを積んでいくところですが、余程の吹き溜まりに突っ込んで動かなくならない限り、この程度の物でも使い捨覚悟で役には立ちそうです。
どの商品もそうですが、分解して収納袋に入ったり軽量だったりと、持っていても邪魔に成らないようになっているのが便利で、値段も随分安くなっています。
あと、緊急用という訳では有りませんが、真冬の車中泊にと以前購入して置いたポータブル電源で、ひざ掛け程度ではありますが電気毛布を使ってみるこにしました。
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車中泊の装備をネットで検索していると、この組み合わせを使っている方が結構多いようで、本格的なキャンカーで、断熱処理をしていて、エアコンやFFヒーターなどが使えればよいでしょうけど、普通の車で車中泊するのに、もし電気毛布が使えるのなら、非常にありがたく、これは成るほど試してみようという事に成りました。
数年前に買った電気毛布(ひざ掛け?ブランケット?)ですが、軽くて消費電力が低い割には結構暖かくなり、この程度の電源で一晩持ってくれそうな気がします。
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これも時代を感じさせますね。
以前でしたら4シーズン用のシュラフに毛布を何枚もグルグル巻きして、せいぜい「ハクキンカイロ」入れて、翌朝までガタガタ震えていたものですが、シュラフの性能も上がっていますし、断熱素材のエマージェンシーブランケットに、使い捨てカイロべたべた張りまくれば結構何とかなっていて、それに電気毛布が有れば心強いです。
これは「耐久テスト」を今晩実施してみます。

ポータブル電源、電気毛布の使用結果


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輪行で上野駅から隅田川、荒川遡行にて秋ヶ瀬バイクロア見学 [雑談]

寒い!とにかく寒い!

本日は本格的な寒波が日本を覆っているそうで真冬並みの寒さに成っています。

で、こういう日に限って出かける予定になっているんですよね。


という事で、本日は輪行で上野まで鉄道を使い、そこから隅田川から荒川をさかのぼって、埼玉県の秋ヶ瀬公園で行われている「秋ヶ瀬バイクロア」を見に行くというプランで、上野東京ラインに乗り込みました。

イヤー、最近歳を取ったせいか、早朝に電車に乗るとあっという間に気を失ってしまいます(笑)

気が付けばもう車窓は灰色の街並みに。

しかし、上野駅は宇都宮線と常磐線が地上にあるので、階段を使わないでそのまま改札に行けるのは、重い自転車を担いでいる身には助かります。


早速自転車を出して浅草通りを東に隅田川に見買います。

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まだ交通量が少ないので順調に走れますが、なにせ田舎者でこういう都会を走るのは慣れていません(笑)
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おおっ!スカイツリーだっ!と喜んでいるところが完全にお上りさんです(笑)
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さて隅田川に付きましたが、事前に調べたところ自転車道があるような感じではなく、おまけに河川沿いの道は自転車通行禁止に成っていました。
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浅草駅前を通過して、仕方が無いので川沿いの裏道を荒川を目指して走ります。
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スカイツリーが近づいてきたという事は、業平橋付近でしょうか。
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河川沿いに進めそうもないので対岸に渡ってみます。
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首都高下を走りますが、日陰であるっことに加えて、どうも高架下で浮浪者のシェルターが多く、あまり治安が良いとは言えない雰囲気です。
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まあ、自分を好んで襲おうとする不埒者は、あまり居ないとは思いますけどね(笑)
また対岸に戻って見知らぬ住宅地の細い路地を縫うように進んで、ようやく荒川に出ました
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こういう細い曲がりくねった裏路地など走るのに小径車は最適で、小回りが利きますし、タイヤも細くしていないので、荒れた路面でも安心して通過できます。
此処からは荒川を遡行して、秋ヶ瀬公園を目指します
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荒川は2度ほど東京サイクリング協会さんのイベントで走ったことはありますが、随分前の話です。
河川の方向にもよりますが、冷たい北風が強いので、基本向かい風の中を進んで行きます。
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此処は荒川と隅田川の分岐点の岩淵水門です。
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これは新しい水門だそうで、上流に大正時代に作られた旧水門が有ります。
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水門を渡りますが、サイクリスタの往来がおおいですね。
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旧水門の横を抜けます。
旧水門は地盤沈下により本来の機能が果たせなく成ってしまったそうで、下流に現在の水門が作られたそうです。
東京の下町の地盤沈下は、高度経済成長時に大量の地下水をくみ上げた事により、海抜より低い有名な0メートル地域」が広がってしまいました。
あと、千葉県から東京の下町にかけて存在する「南関東ガス田」で、天然ガスを掘削するために地下水をくみ上げすぎたせいともいわれていますね。
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しかし、この河川敷を走っていると、風景の変化が少なく刺激が少ないですねぇ。
堤防の上を走れば随分違うのだと思います。
で、ひたすらペダルを回して向かい風の中を走って、朝霞水門まで来ました。
あと一息です!
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この後、秋ヶ瀬橋を渡って対岸に渡り、秋ヶ瀬公園に到着しました。
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さて肝心のバイクロアの会場は・・・と探していたら、入り口ではなく裏側から会場に入り込んでしまいました。
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広い公園の敷地に、出店ブースがありますが、誰かが「自転車の文化祭だね」と言っていましたが、まさにそんな感じで、のんびりとしたイベントです。
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会場の隣にはテントスペースが作られて、サイクリングキャンプに家族連れで訪れている感じで、こういうイベントも悪くは無いですね。
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イベント自体がシクロクロスやアウトドアのアパレル系など、自分の方向性ではなかったので、一瞥して30分ほどで飽きてしまい(苦笑)、フード関連の出店も少なかったり閉店していたりだったので、早めに切り上げて帰路に就くことにしました。
帰路は、秋ヶ瀬公園から浦和駅まで自走します。
浦和市内は初めてですが、こんなきれいな公園があるんですね。
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20分ほどで浦和駅に到着で、直ちに自転車を収納して、改札口に向かいます。
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自分が乗る宇都宮線は、この日赤羽駅で車両から異音が出るというトラブルで、1時間ほど遅れが発生していて、自分がホームに上がった直後に、1時間遅れの電車がちょうど来て、タイミングよく乗り込めました。
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しかし、結構疲れていたらしく、座席に座って弁当を食べた直後にまた気を失って(苦笑)、久喜付近まで爆睡してしまいました。
宇都宮駅に到着、早速自転車を出して、展開して自宅に向けて走りだしました。
今回この輪行バックを初めて使いましたが、とにかく収納が楽なのは有難かったです。
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結局本日はトータルで60㎞程走りましたが、うーんただMiNiで走りたかっただけなんですかね(苦笑)
流石にロードやクロスバイクほどのパフォーマンスは無いですが、小回りが利くのが都心の下町では便利でした。
例えば飛騨高山京都などの古い街並み等を走るのに、便利かもしれないので自動車に搭載して旅先で使用する事を検討中です。
うん!、近いうちに試してみましょうかネ!

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連日の地震で寝不足による体の重さと、パナチタンのタイヤ交換 [雑談]

ここ数日、夜中の丑三つ時前後で関東地方は地震が起きています。

どれも大きな被害が出る規模では有りませんでしたが、自分は何故だか地震が起きる数分前に寝ていても目が覚めることが多いです。

これはオカルトではなく、恐らく地震のP波という、本格的な横揺れが来る前の縦揺れで、これは震源が遠いほどタイムラグがあり、これを就寝しているときに体に伝わるときの各種感覚やイメージ、過去の地震の経験などが関連して反射神経として覚醒するのだと思います。


別に優れた能力でもなんでもなく、地震の前に騒ぎ出す動物と同レベルの話で、なんだ!自分はホモサピエンス以下なのか(苦笑)とがっかりしています。


とにかく弱い地震でも反応する事が在るので、一昨夜の山梨県東部の最初の地震で、栃木県は有感地震が記録されていなくとも、自動的に反応して目が覚めてしまいました。


昨夜も1:00頃目が覚めると自宅が「ミシッ」と短く軋んだので、情報を見ると栃木県北部で弱い地震がありました。

これで寝られないと本当にまずいので、寝酒を煽って布団に潜り込んで、ぐっすり寝られましたので、今朝は身体がスッキリしています。


昨日の話になりますが、何時もの筑波コースに5:00に自宅を出ました。

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コンデジだとこの程度ですが、青龍刀のように切れ味のよさそうな三日月が上がっていました。
今日は新月かな?、嫌な予感がするなぁ(苦笑)
この日は地平付近に雲があり、朝のマジックアワーは拝めませんでした。
ちょうどこの雲の下は雨が降っていたようで、岩瀬に近づくほど路面が濡れていました。
さて遠目から雲がかかっていたりんりんロード付近ですが、自分が到着したときには雲は山の向こうに流れていて、雨は降っていませんでした。
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但し路面はしっかり濡れています
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これが昨年までのカラー舗装が残っている路面でしたら「転倒覚悟で決死のライド」速度を落として車両の挙動に全神経を傾けて・・・もうイヤー!!てところでした(苦笑)
しかし、路面改修も完了していて、この状態でも安心して走れるようになったのは本当にありがたいです。
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と、此処に来るまででかなり消耗してしまいました。
寝不足のせいなのか、とにかく体が重く脚が回ってくれませんでした。
本当は布団にもぐって寝ていたかったのですが、走れるときに走っておかないと段々と弱ってくるんですよね。
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まあ、以前が酷すぎただけとも言えますが(苦笑)
流石に、大勢のサイクリスタの血を吸った過去については、少なくとも僕は忘れませんけどネ!!
さて、お昼は「道の駅ましこ」で、赤飯と総菜のハムカツで済ませます。
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結構な量で、コスパは抜群・・・と喜んでいますが、そのうちお金に困って自宅からオニギリと水筒に麦茶というパターンに成りそうです(苦笑)
この後帰路に向かいますが、あれれ?後輪の感触が段々と腰砕けになって来て・・・・あららスローパンクしているじゃありませんか。
チューブ交換で帰宅後に細かく原因調査をします。
パンクは鋭い矢じりのようになったさい砕石がタイヤのトレットを貫通していることが原因でした。
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タイヤ自体、トレッド面のゴムが摩耗してフラットになっており、ケーシングベルトが見えるほどすり減ってはいませんが、この状態では何時パンクしてもおかしくない状態のようです。
この他にも同様の傷が多数あり、通過地域に採石場が多い岩瀬や真壁付近は仕方が無いようです。
このタイヤですが、記録を見ると2020年4月5日にこのZONDAのホイールに実装しています。
そのあとLOOKとパナチタン交互に普段のツーリングに使用していましたので、1年8か月使用していましたから、十分な耐久性とも言えますね。
ただ、今年の3月から走行距離は通常の2倍以上走っていますから、本当は2年くらいは大丈夫だったのでしょう。
このタイヤVittoria OPEN PAVE CGⅢ」ですが、Wiggleで大幅値引きをしていた時があり、この先どうなるかわからないとばかり、3セットばかり購入していました。
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前後タイヤで摩耗状態が違うので、前輪1回、後輪2回サイクルのパターンで交換する予定でしたので後輪タイヤを交換します。
但し安売り販売時は何故か27Cという中途半端な太さのタイヤで、実は気が付かずに勢いで注文しちゃったので、これ本当に使えるんですかね(オイオイ)!
25Cと比べてみると、幅は気のせいかなー程度に広くあまり変わりない感じで、ハイトがやや高いかなー・・・つまりあまり変わりなくフレームとの干渉もないのでそのまま嵌め込みます。
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なんというか、細かいところの形状や鋳型線が違うので、別の工場で作られた物のようなきがします。
そもそも今までディスカウントされたタイヤは、たとえそれが大手メーカーのハイエンド品でも「胡散臭い」物が少なくなかったという経験もありますから、まあ何かあっても驚かないようにしておきましょう(苦笑)
さて、パンクしたチューブですが、補修可能な場合はパッチを当てて空気を入れた状態で保管しておきます。
暫くして空気が抜けていなければ問題なく使えるわけで、今度はそのチューブをスペア用としてツールBOXに入れるルーティンを実施中です。
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今回パンクしたチューブは、タイヤを貫通した砕石の突端が当たっただけなので、ロードチューブ用のパッチで補修して次回の使用に備えます。
まあ、来年の春まではこんな感じの自転車生活が続くと思います。
いろいろ情報を見ていると、3月頃から各種自転車イベントも再開される兆しが出て来ましたから、そこに向けて地味に走り続けようと思います。
なんたら株ショックに委縮して、無駄に世の中が騒がしく成らなけりゃいいんですけどねぇ・・・・

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