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旅の相棒は白いPCX125から青のADV160へ

2024年初めての記事ですが、すでに1月も末になっています。


まあ元日に「能登地震」が発生したり、羽田空港で事故が起きたりと、世間的にはいろいろと波乱の幕開けとなりましたが、個人的にはノンビリト時間が流れる、穏やかな年明けとなりました。

例年ですと極寒の中を激走して、大洗海岸まで自転車で行ってご来光!というパターンでしたが、さすがにそこまでは回復していないので、バイクで行こう・・・・とか考えていて結局強い北風が予想されたので、車で南房総まで御来光を見に行きました。

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車とはいえ、往復700㎞以上、12時間の長距離ドライブでしたから、決して楽しているわけではないんですけどねぇ(苦笑)。


昨年12月で母の一周忌も終わり喪が明けました。

これでいろいろと動き出すことができます。

ということで、今年の記事第一弾としては、自転車の記事にすべきなのでしょうけど(苦笑)バイクの話題で口開けとなります。


ちなみに、自転車のほうはほぼ以前の走行頻度や距離を取り戻して順調にパフォーマンスが回復しつつあります

走り出してしまうと、減量のほうは案の定停滞気味で、今月はほぼ増えも減りもしていないのですが、過去の経験からまあ慌てることはなさそうです。


さて、2年前に購入して、自分の旅の相棒として北海道や佐渡、房総半島や伊豆半島、富士山周辺など走り回って、とても原付2種のスクーターとは思えない使い方をしていた「PCX125」ですが、SNSではよくある「バイク王ドナドナ」で売却しました。

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一日かけて念入りに磨きこんだおかげなのか(笑)、現行の人気機種で中古市場にあふれかえっていて、オマケに走行距離も2年で2万2千㎞と結構かさんでいた割には、納得のいく値段で売却できました。
で、売却した理由は、次の旅の相棒として、同じスクーターながら160㏄の自動二輪で、アドベンチャースタイルの「ホンダADV160」を購入したからです。
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初めてのオートバイとしてPCXに乗ってロングツーリングを中心に使った結果、ほぼ満足ながら以下の点についての不満点がありました。
1、できればもう少し悪路(フラットダート程度の林道)を安全に走れれば。
2、荒れた舗装路でもう少し安定して走れれば。
3、原付2種が走れない自動車専用道がストレス、高速も使えれば。
4、山岳路(退避路線のある道など)で、もう少し力があれば。
が主な不満点で、それ以外はおおむね満足していてい、何より維持費が安いので、上記の不満を解決となれば自動二輪に切り替えで、免許も変えなくてはならず、なにより任意保険がかなりかかるので、自分としてはモンモンと悩んだのですが、昨年9月に自動二輪(AT限定)を思い切って取得して、ADV160かフォルツァ250に候補を絞って
1、高速道路で延々と走る事は考えていない
2、不整地を走ってもパンクしにくいタイヤを装備している。
3、取り回しを考えるとPCXより大きく重いバイクにしたくない。
という理由で、ADV160の購入を決定しました。
購入にあたりADVのカラーバリエーションが自分の好みではなく、その一点が不満でしたが、ADVの生産国で主なマーケットのインドネシアなどで、早々に2024年モデルの発表があり、自分の好きなブルー系の新カラーが追加されるということで、これはこのまま国内でも追加されるのでは?と思いました。
早速お世話になっているバイク屋さんに確認したところ、販売店への内見会があり、海外生産と同じ「パールボスポラスブルー」というカラーが追加されるということで、その場で躊躇なく注文を入れてしまいました。
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まあ車もそうなのですが、販売台数の規模では日本はもはや「真剣に相手をする顧客」ではないらしく、特に海外生産がメインのホンダは、あまりマーケットの声を聴く気がないようにも感じてしまいます。
自動車もそうですが、特にカラーバリエーションに関しては「ナンジャこの色は?」と首をかしげる色が少なくなく、また市場の要望も「ガン無視」している・・・と多くのユーザーは感じているはずです。
車以上に「嗜好品」であるオートバイは、自転車のロードバイクなどでも同じなんですが、愛車に対するカラーの要望は大きく、重要な購入動機であるんですがねぇ。
「塗装を薄くして軽量化しました!」と、コストダウンを隠して嘯くような、ロードバイクのメーカーなんぞは、自分にとっては「論外」なんですよ!
例によって話が外れましたが(笑)ホントもう少し自由にカラーを選べないかと思います。
さて、昨年の12月14日が国内の正式販売開始とアナウンスがあり、販売店に頭金を入れて正式に契約しました。
完全にフライングで注文を入れたおかげで、栃木県で関係者以外では早いほうの部類だったようで、初期納入ロットで納車されるらしいとのことでした。
ところが正式発表の記事を見て、個人的には「なんだこりゃああああ!!!」と叫びました。
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これ、どう見ても海外発表のものと色が違います。
なんというか、晴れた日のボスポラス海峡の鮮やかなブルーではなく、これから雨でも降るのか?というように曇った日に見た澱んだブルーに見えませんか?
バイク屋さんは「一度現物を見てからもう一度考え直されたほうが?」と明らかに狼狽して電話がかかってきましたが(苦笑)、まあ頭金入れたし今更キャンセルしたところで他のカラーでは買う気が起きないので、まあしょうがないやと自分を納得させてそのまま納車してもらう事にしました。
で、実際納車されたものがコレです。
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あれ?、これって最初の海外販売の資料の写真の色に近く。国内販売のカタログに記載している色ではないではないですか(苦笑)。
というか、どうもこの「パールボスポラスブルー」という色は、光線の具合や撮影、印刷の関係でかなり色味が変わってしまう「厄介な色」だったようです。
確かにスズキのバイクのように鮮やかなブルーではありませんが、自分個人的には「かえって落ち着いて個性的で良いんでないかい?」と気に入っています。
基本的にはPCXの動力系統やパーツを使っているので大きさも同じ程度ですが、デザインの影響か、野趣溢れて大きめのバイクに見えます。
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操作系もPCXと同じで、スイッチ類のパーツも同じなので全く違和感なく乗れて操作できるのは、余計なストレスがなくて自分にはありがたいです。
セルを回すと、PCXより荒々しい排気音で、若干早朝の住宅街で暖気するのを憚れますが、エンジンはほぼ同じなので、エキゾースト系のサウンドチューニングで「ワザと」この音を出してワイルド感を出しているのでしょう。
回転を上げて巡行しても、決して耳障りではなく、快音とは言えませんがこれならロングツーリングでも「疲れない」程度のサウンドになっているようです。
買ってからほぼ初乗りだというのに、ご覧のようにアクセサリーパーツがてんこ盛りになっていますね(苦笑)
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PCXの経験をもとに、必要なパーツやADVの適応性などを事前に調べて昨年のうちに買い集めていたので、納車されてすぐに取り付けました。
リアカーゴBOXは、使い勝手から「SHAD」一択で、やや大きめのものを選択しました。
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長時間走るのにはロングスクリーンの装着も絶対で、ナックルバイザーも含めて適合性を考えて、メーカーアクセサリーパーツ指定の旭風防のものを、自分で買って取り付けました。
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またハンドルブレースバーをつけて、「航法装置」類の、スマホホルダーガーミンアダプター、コンパスをPCXから移植して、それでもスペースがかなりあるので、そこにフォグランプのスイッチと増設USB電源ソケットを取り付ける予定です。
電装系はバッテリーから直取り出しで、安全性考えてヒューズ内臓のデイトナの分配器で、ACC電源のリレーをかました4系統の電源をとれるようにしますが、これはまだあとの施工になります。
とにかくまだ新車下したてで、1㎞しか走っていないバリバリの新品ですから、しばらくは慣らし運転でおとなしく走って、エンジンや駆動系の馴染みを出してから本格的にツーリングしたいと思います。
まあ、PCXから乗り換えての違和感はない程度の感想レベルですが、荒れた舗舗装路面でも突き上げがマイルドで操舵が安定して、ターンインも素直でコーナーも乗りやすく、乗りやすいバイクだということは間違いなく安心しました。

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コロナ禍下での避難訓練「シェイクアウト訓練」

  • とにかく人が集まって行う催し物出来ないのは本当に痛いです!
    切迫性が高いはずなのに「防災訓練」で、大規模な避難訓練が出来無いのは、防災担当としては悩ましい限りです。
    そんな中、各自治体で盛んに行われ始めているのが「シェイクアウト訓練」です。
まあ東日本大震災10年目という事も有り、色々な動きも有り、また現実的に各地で地震の被害も出ています。

シェイクアウト訓練は、その地震の最初一撃を受けた時に、いかにして自分の身を守るのかに的を絞った「シミュレーション訓練」で、実際放送を流して揺れ始めた時に、どのように振る舞うのかを訓練します。

とにかく生き延びる事が防災の最大の目的であり、阪神淡路震災でも、実質9割近くが建物の倒壊や家具や事務機器の転倒や落下による「生き埋め」であることを考えると、この訓練の有効性が理解できると思います。


簡単な事前の訓練の目的を知らせる告知と、実際の放送の実施による訓練、できればそのとのアンケートなどを行うと効果的な訓練であり、なにせ大勢で集合する必要が無いのが時勢にあって注目されているのだと思います。


もしこれをお目にした企業や自治体の防災担当の皆さんも、お試してみてはいかがでしょうか?

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温度差20℃以上のライドで、春を楽しむ。

しかし、今年の冬の気候は、異常気象に磨きがかかっている感じですね。

寒暖の差が激しく、気圧の変動も大きいので体調を崩されている方もおられるでしょう。

その上、上記の結果として風も強い日が多いので、サイクリングには厳しい天候でもあります。


そんな中週末が気温上がり風も穏やかなサイクルに重なったので、何時ものツーリングで春の足音を探しに出かけました。


まあ、暖かかったとはいえ、ガーミンの気温表示は-2.6~19.8℃で変動していましたから、22.6℃の温度差の中を走っていたことに成ります。

通常15℃以上の気温差が有ると「自律神経」は追従しきれず体調不調に成るそうですが、ウェアや装備類の組み合わせや体調管理の経験を積んだおかげで、霞ヶ浦までの往復173kmをなんとか乗り切っています。


しかし、やはり「暖かい」はサイクリングに関しては「正義」で、いい加減寒さに「やせ我慢」するのもウンザリなので、本当の春が早く来てほしモノです。

自分の人生も含めてですが・・・・(苦笑)



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運転支援技術、自動運転で本当に幸せになりますか?

昔子供の頃に「人造人間キカイダー」という、特撮番組がありました。
そこは狂った科学者が作った、高度なAIを搭載した戦闘用のロボットが、密かに暗躍する世界の中で、「良心回路」という人と同じ心を持たされた「ジロー」というアンドロイドが、その心ゆえに悩み苦しみながらそれらの軍団と戦っていくという内容の番組でした。

敵である「ダークロボット」達には、少なくとも今風で言えば「コンプライアンス」を守れという指示や、自ら判断する能力はなく、首魁である「プロフェツサーギル」の狂気の指示に従い、人間に危害を与えていきます。
対する「ジロー=キカイダー」は人の良心を持たされ、更にその矛盾に苦悩する「自我」まであるために、人を守るそれが「正義」の戦いであっても、本来持っている戦闘能力を抑制してしまうという、矛盾した行動を見せてします。

これが今から45年以上も前に作られた、「たかが子供用のトクサツ番組」だというのも凄いのですが、架空の世界であったロボットやAI等が今まさに我々の眼前に、いやそれらに囲まれて生活していると言うのも、「とんでもないことになったなぁ」というのが自分の正直な感想です。

さて、話が一気に現代の自分の事に飛んでしまいますが、自分の自家用車は去年から所謂「安全運転支援システム」が搭載された車になりました。
さぞかし運転が楽になったでしょうと良く聞かれますが、正直このシステムを含めて、道交法や交通道徳上の配慮、または「危険予知運転」などを含めて、違和感なく交通環境の中でスムーズに動かせるようになったのは、1年という時間と、1万5千キロに及ぶ、通勤や日本中の高速道路や山間部を走って試行錯誤した上で、ようやく実現できました・・・・と書いたら皆さんはどう思われるでしょうか?

具体的に高速道路の走行を例にして解説いたしましょう。
この「安全支援システム」やら「自動運転モドキ」を搭載された車が増えてきた数年前から、ある不思議な行動をする車が多いことに懸念を抱いていました。
それは、「走行車線」を勢い良く走ってきて、追い越し車線の車を追い抜いて、前方のノロノロ走っているトラックに追いついては急減速する・・・を繰り返す車が増えたことでした。

最初自分は「なんだ、このど素人な運転は!」と腹を立てつつ、あまりにその数が多いのと、それらが高級車や外車に多かったことに嫌悪感を抱いていましたが、自分が「運転支援システム」の車に乗って、初めてこのシステム故の行動であることに気がつきました。

推論も入りますが、「先方追従クルーズコントロール」の機能で、100kmに設定して、およそ周囲の交通状況を気にせず「ズボラ」を決め込むと、間違いなく上記のような走り方になります。
それは、それらの車が前方車両に追いついて減速すると、後方の車両の確認もせず、場合によってはウィンカーすら出さず(これが本当に少なくない)、車線変更をした挙句、特に加速するでもなく巡航してジリジリと追い越した挙句の果てに、そのまま追い越し車線に居座る行為が、本当に多いことからも、おそらく「支援システムを起動して、あとは自動とばかり主動的に運転する認識に乏しい」ドライバーが多いことから来るのだと思われます。

それらら該当車両のドライバーを観察すると一目瞭然で、家族連れのお父さんや、中年以上の男女などが多く、主体的に運転を楽しむとか、公共性を優先させようとかいう意識の乏しそうなドライバーが多かったからです。
車の自動運転領域が増えたことで、運転の主導権を放棄しただけでなく、おそらく元々乏しかった、自ら行わなければならない「安全運転義務」や「交通道徳の配慮」も放棄してしまったようなんです。

先の自分の話で公道上でスムーズにシステムを使いこなして走行できるようになるまで苦労したという話ともつながるのですが、自分の車も含めて、現在市販されている車に搭載されている「運転支援システム」や「レベル2程度の自動運転システム」の場合、道交法や交通道徳を遵守して、公共を優先させて走行させる等というロジックは搭載されていないはずですし、その能力もありません。

ですから、貧弱で単純な画像やレーダーの乏しい情報を、これまた貧弱なCPUで計算して「一定の距離を保つ」「ぶつかる前に停止する」「車線を自保持する」程度の機能しかないわけで、例えばある程度混雑していて、勝手気ままに振舞う他の車達を回避しながら一定のペースを保って、なお且つ交通の流れを阻害しないように走ろうとすると、はっきり言ってしまえばシステムを切って自分の判断で運転したほうがはるかにスムーズで安全ですし、もしシステムを稼働しながらそれを実現いようとすると、システムの性能や「癖」を読み取り、状況によってON/OFFしたり、制御項目を切り替えたりと、「使いこなす」までにかなりの労力を必要とするのが現実のレベルなんです。

更に安全で言えば、「あの手の高級車の運転手は虚栄心と闘争心の強い自我の抑制が乏しい低レベルの人間だから、必ずここで飛び出してくる」等という、長年の人生経験を加味した「予測運転」を駆使して、「あらかじめ減速して、回避できる状況を確認しておく」などという芸当は間違ってもできることではありません。
それどころか、一般道で前方の信号が変わりそうだから減速してお香などという簡単なことすらできずに、巡航速度のまま、停止している車を感知して「急停車」することしかできないんです。

要するに、現在販売されている運転支援システムや自動運転もどきの車では、「自分だけはリスクを低減できる」可能性は高くなりますが、交通環境全体を見れば、「公共の福祉の観点で、最大幸福の意味での交通安全を実現できるものではない」どころか、新たな危険性すら生んでいるという程度のもだと言うのは、あまりに独善すぎるでしょうか?

実は航空機の世界では「自動操縦は」それこそ1940年代から存在し、完全自動の離発着や、あろう事か「コントロールされた墜落」とも言われる、航空母艦への着艦ですら、1970年代の技術で可能化しているのです。
そしてそれらを積極的に推し進め、「人間は間違いを犯すので、最後の判断は機械が行う」考え方でシステムを組まれたかつてのエアバス社の旅客機は、誤判断をした挙句人間の操作を拒否して墜落事故を起こして、多くの犠牲者を出してしまっていたのです!
航空機の世界では、この教訓から、パイロットが主体的に操縦する、最後は人間が責任を持って判断する事が安全であるという結論が出されています。

さあここで最初の「キカイダー」の話に戻りますが、人間が判断を放棄してAIに全てを委ねた場合、もしそのAIが「ダークロボット」と同じで、コンプライアンスという発想がなければ、その車は容易に道交法を違反したり、あまつさえロジックとして搭乗者の安全を優先させて、他の車や歩行者、動物などをに「危害を与える」ことになりはしないでしょうか?
反対に人間が主導権を持っていても、当の人間が「個人の欲望と感情を優先させ、虚栄心に満ち溢れた挙句にコンプライアンスを犯す」人間であれば、AIはそれを諌めて抑制させることができるでしょうか?
答えはどちらも「No」であり、結局それではより多くの人たちが安全で幸せに生きるための交通環境などは、間違っても実現することはできないのではないでしょうか?

自分はなにもすべてのレベルの自動システムやAIに「良心回路」をつけろとまで言ってはいませんが、少なくとも「AIが原因で目を背ける大惨事で多くの人命が奪われる」事が起きないように、できることならすべての人間の良心に背くことのない、最低限度の「国際ルール」を、すべての人類の賛同を持って批准させて、アシモフの「ロボット3原則」ではありませんが、「ロボット制御憲章」を作り出し、できることなら「兵器」にも適用する事を、真剣に考えなくてはならないのではと思います。

有名な映画の「ターミネーター」の世界ではありませんが、機械の反乱などという大げさな話まではいかなくとも、AIやシステムが「BUDDY」として本当に人の世の中を幸せにする存在とさせる場合、その制御ロジックに「心」の部分を織り込んでいく必要があると自分は思います。
まあ、当の人間自身が、その人間たる所以の「心」の部分の為に、多くの不幸を生み出していますし、喫緊で言えば、今世界中が「LOVE」ではなく「HATE」という感情に突き動かされて間違った方向に進んでいるわけですから、もし仮にAI達か自我を持って我々人間を見たとしたならば、「あいつら何をやっているんだ」と思われて、「全世界、地球のためにも有害な人間達は駆逐するのが正論だ」などという、考えたくもない「正論」を導き出してしまい、駆逐されてしまうなんてことが、けして絵空事の世界だけで済まなくなってしまうのかもしれませんね。
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怜和から始まる2桁体重のロードバイク生活、ダイエット中間報告

このところ体重は時折100kgを切るようになりましたが、ウェイトコントロールしている人なら覚えがあると思いますが、体重は体調や天候、食事内容によって、結構上下します。
もともとの計画は4月中旬から2kg/月の減量で、11月中旬には100kgになる予定でしたから、増減の振幅の中央値が100kg程度だということは、ほぼ予定通りに減量が進んだことになります。

で、毎年この時期は職場の健康診断なのですが、お恥ずかしい話、平成3年に入社以来、一度も体重が100kg未満になったことがありませんでしたので(苦笑)、今回良い機会なので、「公式記録」に載せようと、3日前から準備して「ミニマム体重」になるように仕向けて、今回「98.6kg」を記録することができました。
入社以来28年以来の「快挙」というか「恥ずかしい記録」というべきなのか(泣)。

実のところ、この体重は、高校3年生の部活が終了したあとに急激に体重が増加してきた時の体重ですから、18歳当時の体系になっているということです。
部活で死ぬほど運動していた頃は、95kgが標準で、大会とか出ていて問題なく動けていて、絞った時に90kgまで落ちると、「羽が生えたように」は大げさですが、かなり思うように体が動いてくれました。
してみると、この体重でも「太って体が動かないなぁ」と感じていた時のレベルですから、希望としてはあと5gkgは落としたいところですが、冬場に減量を続けると体力が落ちて風邪など引きやすく、治りにくいので、ペースを「1kg/月」程度に落として、来年の春までには達成したいです。
というか、冬場、特に年末年始は、増やさないようにするだけでも大変なんですがね(笑)

さて本日は、今シーズン最期の「古峯ヶ原詣で」に行きました。
来週の「セオフェスティバル2時間エンデューロレース」で、今シーズンも終了で、12月入るとそろそろ凍結の心配が出てくるので、本日が今年最後の古峯ヶ原行きとなります。
早めに6:00に自宅を出ますが、夜明け前は先週同様かなり寒くなりました。
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まあこういう時は朝日は綺麗なんですがね。
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付近の里山は綺麗に紅葉していましたが、山奥に入るともう終わって冬という感じですね。
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本日は昨日の草刈の影響で疲れが抜けず(苦笑)、調子が悪かったのと、膝にテーピングを忘れたので、軽いギアにしてのんびりクルクル回して走っていましたが、なんというか勾配が厳しくなっても、失速することなくHRも厳しくならなかったのは減量の効果がはっきり出ていて、走っていて口元が緩んできてしまいました。

まだ9:00位だと車も少なく、神社もいつもの感じです。
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折り返し直ぐに下って、本日はまっすぐ帰宅せず、日光方面に向かいます。
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日光市の「大谷川公園」で、恒例の「蕎麦祭り」が行われるというので、そちらに向かいます。

昔廃校になった小学校跡の西大芦コミニュティセンターを超えて、西側に曲がると「小来川(おころがわ)」方面に行きますが、そこから更に日光の旧今市中心街付近を目指します。
左折していきなり最大勾配の細い道になります。
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ここも台風19号の爪痕が其処らに散見できます。
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沢沿いの急な勾配から九十九折れの道に変わります。
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このあと小来川から日光まで一山登っていくのですが、お腹が鳴って力が入らなくなって・・・要するに補給不足なのですが、蕎麦祭り会場までの我慢です。
会場の「大谷川公園」は、「日光ロングライド」の会場でお馴染みなところです。
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ただ、あまり自転車(オートバイ)は置く場所が外れの方で、あまり歓迎されている感じはしません。

まず第一会場にきましたが、蕎麦祭りと言いながら全く蕎麦の欠片も見当たりません(笑)
もう我慢ならんと、いい匂いを漂わせて焼いていた「あらびきウィンナー」を頂きます。
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これは食べごたえがあって美味しかったですね。

蕎麦は第二会場だろうと移動して会場に入ったら、自転車を一般の手荷物と一緒に保管場所に入れられえしまいました。
どうもここの地元の運営委員会は、自転車という発送が、微塵も無いようでうです。
まあ場所が場所ですからあくまで車で来るのが大前提なのでしょうが、いろいろな意味で「内向きで前例主義の」運営を感じました。
また、蕎麦祭りと言って色々な地域の蕎麦のブースがありますが、どれもすごい並んでいて蕎麦を食べられないで不満を口にする来場者も少なからずいたようです。
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個人的に並んで蕎麦を食べるほど好きではないですし、いつでも食べられるので他のグルメを頂きます。
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この「松坂牛味噌焼き」は美味しかったですねー!
柔らかいジューシーなお肉ですし、塗ってある味噌が良い味を引き出しています。
関東圏のこちらではあまり見かけませんが、中京や近畿圏では「味噌」は定番ですよね。

本当なら「博多塩焼きそば」とか炭水化物系も欲しかったのですが、「勝って兜の緒を締めよ」ではありませんが、ここは我慢です。
というより、我慢ではなく食習慣や好みがだんだん太らない物にシフトしてきたようです。

帰路は田川沿いに帰りましたが、ここも彼方此方で護岸が崩れていたり、山から土砂が流れ出したりと、広範囲に被害があったようです。
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台風被害といえば、紅葉も今回台風で広葉樹の葉っぱがかなり落ちてしまったようで、あまり艶やかではありませんでした。
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さてこれで今シーズンの「山練習」は終わりで、12月のオフ明けはバイクも「パナチタン」にチェンジで、地道にいつもの筑波山までのコースを、3月頃までコツコツ走ります。
来月になると「佐渡ロングライド」のエントリーも始まります(既に宿の予約は完了)し、来年の春先に向けての準備が始まりますが、「体重2桁のロードバイク生活」はどんな事になりますかね。
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夏と秋の空がミルフィーユの天気

なんじゃこのタイトルはという解説は後ほど。

夜勤明けの休日は本当のところ言うと一日中寝て居たいほど体がだるくなります。
本来持っているリズムを崩して生活するのですから、それだけ心身に負担をかけているからで、例えば「警察官」がこういう生活を、更に事件捜査などで強い緊張感を伴って生活しているので、退職後はホッとするせいなのか、あっさり天に召されてしまう事例が多いそうです。
うわー、縁起でもない話ですが、かといって休日ゴロゴロしているだけの以前の生活だと、本当に具合が悪くなってしまっていたもので、運動をすることでなんとか代謝活動を活発化させて、ストレスも幾分解消されるのか、比較的健康を保っています。

さて、という事で、久しぶりに天候が回復するようなので、できるだけ早い時間に出て、あまり強度を上げないでノンビリとツーリングを楽しみます。
まあ、心ならずとも(?)山岳イベントが続いたこともあり、「もう山はたくさん」という事で、気軽に走れるいつもの筑波行きのルートを走ります。

5:00に自宅を出て何時もの・・・・といっても久しぶりの鬼怒川自転車道を南下します。
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ターマックは最低限の整備で済ますつもりでしたが、連続した山岳イベントの影響はホイールとブレーキにダメージが大きかったようで、急遽C24からレーシングゼロに履き替えて元の姿に戻しました。
C24はリムにベッタリとブレーキカスが付着しており、後輪タイヤもトレット面のゴムが摩耗しきってベルト構造が顔を出している始末で、当然ブレーキシューも相当減っていたので、応急的にスペアにとってあった中古品を入れて今回は間に合わせましたが、来週辺り本格的な整備が必要なようです。

さて夜半に雨が降っていて路面は濡れていたのでこれは霧が出るなと踏んでいましたが、案の定景色は真っ白です。
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空気は真夏に比べればヒンヤリとはしてきましたが、まるで梅雨時のような湿った感じです。

本当は晴れているはずなのですが、あまりの濃霧にようやく陽が昇ってきまいsた。
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いつも通る道になぜか鎮座してる古いヘリコプターです
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空冷のレシプロエンジンの古いヘリで、昔は農薬散布とかに使われたり、中古で個人所有のヘリになっていたものが多い機種ですが流石に国内では全機登録抹消になっているでしょう。

のんびり走るつもりがいつものペースで岩瀬駅に到着してしまいました。
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ここの景色も完全に秋なのですがなんだか変な感じです。

りんりんロードを南下してすぐに畑が広がっていますが、蕎麦の花が全開で咲いています。
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独特のそばの花の匂いが周囲に充満している様は、9月下旬のいつもの季節の香りです。

道端には彼岸花こと「曼珠沙華」も咲き誇っています。
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筑波山の麓につきますが、地上はともかく空を見上げると湿気で霞んでいてとても秋の筑波山の面影はありません。
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途中で開けたところで空をよく見て見ると、低いところに霞んだ層があり低い雲がありますが、その切れ目から見える高い空は、巻雲が流れる紛れもない秋の空が広がっているではないですか!
稲刈りが終わった地上はトンボの群れも飛び交い紛れもなく秋であり、なぜかその上にツバメが夏さながらに元気に乱舞していて、その上には低い雨雲が有り、高いところは秋の雲・・・・・まるで季節が垂直方向にミルフィーユのように重なっているこの状況は明らかに過去に経験がありません。
季節は平面的に南北や東西に動くのが「日本の四季」だったはずですが、どうしたことなのでしょう。

と、物思いにふけるフリをしていますが、実は本日のツーリングの目的は「食」にありまして(笑)、益子にありますイタリアンの「洋麺食堂」さんで、季節限定で出されるこのパスタがお目当てです。
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これは「ボルチーニ茸のクリームソース」パスタで、平打の「フィツトチーネ」を選べて、濃厚なクリームとボルチーニ茸の独特の風味のバランスが絶妙で、平打麺だとソースが面によく絡まり秋の風味を思う存分堪能することができます。
本当はこれにピザとワインが付けばいうことはないのですが自家製の「栗のタルト」をデザートに頼んで、走った分のカロリーをキッチリ「ロハ」にして、本日のツーリングを終えましたとさ(笑)。
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若い人たちよ「鼻濁音」を使えますか?

まあ、夜中の仕事というと「深夜ラジオ」は欠かせないアイテムですね。
僕らの年代以上の方だと、受験勉強などで深夜ラジオはお世話になっていたと思います。
ある意味昔は「トレンドの発信源」の中心であった時期もあったでしょうが、今となってはラジオ自体が「過去の遺物」にされる時代ですよね。

とはいえ、「ながら〇〇」にラジオは最適で、個人的に言えばお洒落で粋なパーソナリティの「おしゃべり」を聞くのは嫌いではありませんし、いまやマイノリティなメディアであるが故に、結構表には出ない面白い話や、タメになる話が、日夜電波に乗って流れているという事実も、知っていて損はないと思います。

さて先日某国営放送のAMの「深夜便」をきいいていた時に、「最近は「鼻濁音」が廃れている」というお話を聞きました。
鼻濁音と言ってピンと来ない方もいらっしゃるでしょうが・・・、この「が」を破裂するように「GA!」と発音させれば単なる「濁音」であり、鼻濁音の字の通り、まず鼻に息を通す意識で発音を始めると聞き取れない小さい「ン」が瞬間的に出たすぐ後に「が」を発音する感じになります。
詳しくはネットで調べればいろいろ出ていますが、確かに適切に使われるとガギグゲゴが目立たなく、前後の単語や文節のつながりがスムーズに聴こえてくることが理解できると思います。

僕自身意識して使ったり、教えてもらったことは一度もありませんが、自分の話し方をチェックしてみると、極自然に鼻濁音を使っていることがわかりました。
だからといって別に偉いわけではありませんが、確かに僕の発音や会話は聞き取りやすいという評価を頂いたことはあります。

ということを考えていたら、目の前に写っているTVで、民法の若いアナウンサーは、全く鼻濁音を使っていませんでしたなねぇ(苦笑)。
確かに先のNHKの深夜便のアナウンサーなど、この番組はベテランや、退職されて嘱託でやられている大ベテランの方々がパーソナリティを務めておられますから、それは流暢に、綺麗な日本語で、惚れ惚れするような「話のプロフェッショナル」の仕事を堪能することができます。

それに比べて最近のTV等は、「見てくれ重視」で、まるでお子ちゃまのような若い学校出たての新米を使っていることが多いですから、容姿はともかく肝心の「アナウンサー」としての力量や社会人としての嗜みは「見るも無残」なのは仕方がないことなのかもしれません。

まあ渋谷や原宿あたりの若い方々や「JK」あたりが使う、何処ぞの原住民の雄叫びか、原始人の使う象形文字のようなSNSの絵文字しか使っていない子供たちに、「美しい日本語のために鼻濁音を使いなさい」なんて言っても釈迦に説法・・・・もとい豚に真珠かもしれませんけどね(笑)。

僕自身「正しい日本語云々」で、ケシカラン調の論説はあまり好きではない方なんです。
変な話、どうせ「言語」に正しいもへったくれもなく、時代とともに変化していくものなのですから、どんどん変わっていくのは仕方がないことでは?と思っている方なんです。

だけど、せっかく「文化」として、まるで詩のように流れる美しい言語である日本語を使っている身分んなのですから、鼻濁音も含めて「美しい日本語」は大切にしたほうがいいような気はします。
これも世界から見れば立派な「クールジャパン」になり得るのじゃないのかな?。
原始人の象形文字よりは、いささか高級だとは思いますがね(笑)。
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経年劣化で、MTBのGTのフェンダー更新

日常の脚として重宝しているMTBのGTのお話です。
頂き物のGTをレストアしてありがたく使わさせていただいていますが、実用上の問題で「泥除け」を付たのは、自分のブログを検索してみると2011年の2月13日のことでした。

実はGTは、災害が発生した時の、特に地震の時にがれきが散乱していたり道路が荒れていた時に使おうと考えて整備していたのですが、まさかこの1ヶ月後に「東日本大震災」が本当に来てしまうとは、今のフェンダーを取り付けた時には想像力が及んでいなかったんですよね。

さて肝心のフェンダーですが、TOKEAKのディフェンダーという物を、その当時は特にコダワリもなくつけたのですが、この商品は実用的な耐久性に多少難があり、フロント前側は早々に折れてしまい、リアのフェンダーも樹脂が劣化してボロボロになってしまいました。
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実はこの姿で春先から使っていたのですが、流石にみっともないですし、日常使っているものにちゃんとお金を使うべきで(苦笑)、交換を決意しました。

まあ、同じものは基本的に使いたくはなく、さりとてそんなに高いものも必要ないという条件でのモノ探しは結構難しく、まあ選択の幅がないという意味ですが、前後合わせて3000円代で販売していたBBBのフェンダーを購入しました。
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モノそのものは、特に特徴がなくデザインも地味なもので、取り付け部の作りなんかも「値段相応」といった感じですが、こちらは実用性と、相応の耐久性があればいいので問題はありません。
BBBの商品は、華々しいブランド品とは違い、地味な印象がありますが、自分が購入したパーツやウェア類は実用性に優れ、結構長持ちする印象があります。

流石に新しい物を取り付けると多少は見栄えが引き締まるようです。
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秋もどうやら天候が怪しいようなので、このフェンダーもGT共々しっかり役に立ってもらいましょう!
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亜熱帯のような日本の夏、お昼寝「シエスタ」を導入してら?



なるほど、そう考えていたのは僕だけではなかったんですね(笑)。
一秒の時間も無駄にしたくない、企業戦士の方々からすれば「笑止千万」なのでしょうが、四六時中気合を入れて、長時間仕事をしてさえいれば、仕事をしている気になっていて、おまけに残業代をせしめることができるという発想そのものが「非効率」で「非人間的」な、前時代的な発想で、本当に効率的な良い仕事をしているとは言えないと思うんですよね。

まあ、職場の雰囲気を明るくしてチームで楽しく仕事をしていると「ふざけている」とイチャモンをつける人がいるくらいですから、なかなか日本で「シエスタ」なんかは実現しないんでしょうね。


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WAZOOのフロントアウターリングを48Tに交換する

自転車の場合、あくまで個人的な意見ですが、使用する目的や、個人のスキル、機材などによって、快適に走れる速度レンジが決まってくるのだと思っています。

そういった意味で、クロモリフレームのシクロクロスベースで、ツーリング車のような仕様で、のんびり一日走り回る為に仕立てた僕の「WAZOO」の場合、ガチガチのロードバイクとは違い、重量もあり、タイヤも太め目(28mm)で、アップライドで空気抵抗も大目なので、巡航速度は23kmから28km程度が快適に走れるようです。

だとすると、あまり重いギアはいらないので、リアのスプロケには14T-25という、軽い方でギア比がクロスしている物を入れており、フロントクランクは50T-34のコンパクトクランクが入っています。

ですが正直このくらいの速度領域で走行していると、17T以上の重いギアに入れる機会がほとんどありません。
以前も書きましたが、そうなるとFRのアウターギアは50Tなどではなく、48・46Tのアウターギアを入れたほうがいいのではないかと思っていました。

当初このバイクを仕立てる時にも、構想としては有ったのですが、ショップの方はあまりお勧めできないと言う事で手持ちの50-34のクランクを入れました。
ショップの方が仰る事はもっともな事で、実は、シマノコンポーネント最大の利点である、正確なシフトチェンジ、更にフロント側の切れの良さは、アウターギアに最大のノウハウがあるのだそうです。

とはいえ、アウターギアを社外品(FSA、スギノ)に替えた多くの方のブログなどを拝見している範囲では、フロントの変速に不満をもたれている意見は聞かれなかったので、今回意を決してアウターリングの交換をしてみることにしました。

前置きがくどいのは、当ブログの難点ですね(苦笑)。

さてコレが今回用にした部品です。
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まずメインの48Tのアウターリングです。
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FSAの110mm BCD ロードコンパクト 48T/50T アウターチェーンリング ブラック 48Tで、税込5,695円でした。

これは取り外しの専用工具です。ナット側を抑えるレンチです。
自宅_100307 007(1).JPG

PARKTOOLの チェーンリングナットレンチCNW-2Cで、税込円596でした。

あと、今回はクランクも購入する事にしました。
別に新しい物が欲しかったわけではなく、シラスの方も、53T-39のクランクを、50-34のコンパクトクランクにしたかったからです。
自宅_100307 006(1).JPG

これはヤフオクで10000円で落としました。
擦り傷が多いのと、アウターリングが磨耗していると言う事でしたが、そこは腐っても「アルデグラSL」ですから文句はありません。
どうせアウターリングは替えてしまうので好都合でした。

作業は5箇所あるチェーンリングボルトを外すところから始まります。
まずナット側に専用レンチを当てて、抑えます。
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ボルト側をアーレンキーでまわせば、あっけないほど簡単にばらけます。
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組み立ては新品のアウターリングを反対の手順で組むだけです。
注意点は、アウターもインナーも位置決めのマーキングがあるのでソレをあわせることです。
外す前に位置関係を確認しておけば問題ないはずです。
自宅_100307 016(1).JPG


出来上がったクランクを自転車に組み付けます。
フロントのディレイラーは、アウターの直径が小さくなった分、下側に下げます。
このセッティングは慣れないと難しいかもしれません。
バンドで締結されているフロントディレイラーは、自由に動いてしまうので、各ギアの組み合わせでチェーンの干渉などが無いように、何度もシフトチェンジをしながら高さや角度を調整します。
自宅_100307 017(1).JPG


一応通勤で20kmほど試し乗りをして見ましたが、少なくとも変えた事による「ネガ」は有りませんでした。
心配されていたフロントディレイラーのシフトも、問題なく決まります。
どうやら、この辺りは素人が普通に使う分には解からない程度のことなのかもしれません。
レースやヒルクライムのように、クランクが高負荷高回転の時に、素早いシフトを要求すると、「競技レベル」で無視できない遅れや、トラブルが出るのかもしれません。

走行フィーリングは、同じ速度でもギア一枚重いほうに出来る分、クロスしている領域で小まめにシフトできるので使いやすくはなりました。
ただ、これが46Tならもっと明瞭な違いが出ていたかもしれません。
回転が軽く、トルクがかけられるようになったのは、クランクが軽くなったのと、長さが172.5mm→「175mmに成った影響だと思います。
なだらかなアップダウンの続くようなルートをツーリングすると違いがもっと出てくると思います。

コレにあわせて、お役ゴメンとなったR700のコンパクトクランクは、シラスに移植されました。
自宅100314 003(1).JPG

本来こちらの要求(軽くしたい)の方が切迫性が高かったんですが、後回しになってしまいました(笑)。
こちらもコンパクトクランクになって、実用速度領域(25km/h~30km/h)の使い勝手が良くなったと思います。



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