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古峰ヶ原激走!甘いもので疲れをいやす [雑談]

先週望郷ラインセンチュリーライドで痛めてしまった部分も、だいぶ良くなってきたようで、無理をしに用に今週は古峰ヶ原の練習に行きました。
ま、無理しないようにと思いつつ、一人で走っていると昔練習していた時の記憶が蘇り、結局大鳥居まで高負荷を持続したまま走り切ってしまいました(苦笑)。
流石40代半ばのころのパフォーマンスはありませんが、ある程度回せるのは減量が順調に進んでいるからなのでしょう。

さて6:40頃自宅を出て、田舎道を走っていると、秋の色が出てきたことがわかります。
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来週には稲刈りが始まるとのことです。
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何時ものルートを通って東武日光線の踏切に近づくと、最近の新しい列車「リバティ」が通過していきました。
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さて大芦川沿いの道に出て、足の調子もそんなに痛みもないので、踏み込むというより回しこむように速度を上げて、HRを高めに維持して大鳥居を目指します。
途中MTBのグループがいたので声をかけたら、フィリピン人の若いグループで、栃木市から来たという事でした。
礼儀正しく、みんな笑顔でツーリングを楽しんでいました。

さて大鳥居まで強度を緩めることなく、どんどんHRが上がって足も厳しくなりましたが、何とかそのまま走りきることができました。
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絶対的な速度は、ここでトレーニングしている実業団や若い人たちに遠く及びませんが、それこそこんな走り方は5年ぶりのことで、やはり重量の違いを実感しました。

さて、ここまでが「修行」で、すでに結構ヘロヘロになっていますから(うーん情けない!)これ以降はノンビリと古峰神社を目指します。
神社でお参りして、境内の参道にあるお土産屋さんの「天狗屋」さんに寄りました。
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この街道沿いのお店屋さんや神社には、こんな看板があり自転車のハンガーが設置されています。
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天狗屋さんでは名物のおまんじゅうを買って、お茶を頂きました。
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今回はターマックの調整も兼ねてのライドで、タイヤはセールで買ったGP4000SⅡを入れてあり、これの皮むきも今回の目的になります。
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さて一気に・・・・と思ったら途中で原因不明のパンクが有ったりと疲れてしまいました。
お昼を食べる元気もなくなりましたが、明らかにエネルギー切れでしたので、途中にある洋菓子屋さんの「松屋」さんでケーキをかぶりつきました。
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ここもサイクルスタンドや休憩する場所があり、自転車乗りに優しいお店になっています。
こちらの湯菓子は、最近風のスィーツというより、昔ながらの洋菓子という感じで、しっかり甘さがある食べでのあるケーキでした。
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この後も走り出したものの、やはり補給が足らないようで、古賀志麓の田野のセブンイレブンでおにぎりとかを補給しましたが、うーんちょっと補給タイミングが遅かったようです。
ヘロヘロと国道を北上していたら、香ばしい匂いがして、トウモロコシが目に入りましたので、もうたまらんと、焼きトウモロコシを頂きました。
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ここは通称「鶴カン」に向かう交差点の手前で、この街道はトウモロコシが名産なんですが、目の前で取れたてのトウモロコシは、一口かぶりついて「なんて甘いんだ!」と叫んでしまうほど、濃厚な甘さのトウモロコシで、一心にかぶりついて完食です!

糖度の高いトウモロコシのおかげなのか、若干元気を取り戻して何とか自宅に戻れましたが、久しぶりにぐったり疲れてソファーに腰かけて居眠りしてしまいました。
うーん、さすがに来年は55歳でもはや「アラ還暦」に突入ですが、若い頃より流石に疲れやすくなりましたね。
タグ:古峰ヶ原
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望郷ラインセンチュリーライドの絶景と過酷 [イベント]

先日群馬県沼田市で開催された「望郷ラインセンチュリーライド」に参加して、辛うじて、本当になんとか完走してきました。
まあ、現状の状態で獲得標高2000mクラスは無謀というのは分かっていました。
特に足の状態が高負荷に耐えられないのが前提ですから、出来ることとなると、出来るだけ体重を中心としたバイクも含めての「全装備重量」を1gでも軽くするくらいしかありません。
ボトルは1本だけとして、工具類も最低限にしてザックに背負い、無駄な足掻きですが床屋に行ってムダ毛を剃りました(苦笑)。

本当は体調も万全にしたかったのですが、また色々と有りまして(苦笑)前日の夕飯も満足に取れず、睡眠も3時間程度しか取れませんでした。
これが後に響いてきますが、なんとか5:30に現地につきました。
望郷ラインセンチュリーライドは初めて参加で、群馬でのイベントも初の体験ということで、新鮮な感じがします。
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いつもだと早めに出ようと集団の先頭に陣取りますが、Noで決められているので、ゾロゾロと並んで7:00スタートから20分ぐらい経ってからスタートしました。
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スタートすると。会場は赤城山の北西側の裾野に広がる大地にあるので、その眼下に沼田市街地が一望できる絶好のロケーションです。
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この景観は本当に素晴らしくまさに「望郷」の名前の意味を噛み締めますね。
ただ、当然のことながらこれだけの高台ということは、コースは基本的に「平地がなく勾配だけ」ということになりますから、これは手ごわいイベントになりそうです。

まあここから画像が途絶えてきます(苦笑)
おかげさまで最近の状態からすれば、総悲観的になるほどの急勾配ではないのですが、問題は「負荷の蓄積」で、いつまで脚が持つかということですので、極力脚を消耗しないように回してなんとか凌ぐしかありません。

このイベントは110kmの距離で2500m近い獲得標高であることから、「過酷」であることの対応として、かなり短い距離でエイドステーションや給水所を設定してあるのはありがたいところでした。
なにせ、結局コース上にコンビニはなく、自販機を探すのも困難というロケーションですから、この配慮は助かります。
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しかし、本当に平地がありません!(苦笑)
今までもこういうイベントに参加したことはありますが、とにかく常に登っているわけですから、脚に負荷がかかり続くけることになります。
下り坂は?と思われるでしょうが、あまり下り坂で足を止めていると「乳酸」が貯まりやすくなるので、攣りやすくなるんですよ。
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しかしこの日は本当に暑かったです。
正直ここまで気温が上がるとは完全に想定外で、ボタボタ落ちる汗がフレームを濡らしていきます。
水分だけでなくミネラル分も大量に放出されますので、補給とともに塩分やミネラルのサプリなどを適宜補給していきます。
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エイドステーションで出される「トマトベリー」という味の濃いプチトマトに塩をたくさんつけて塩分補給していきます。

しかし高台に出ると本当に眺望が見事です。
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これが見られるだけで、このイベントに出るだけの価値は十分あると思います。
これが自分が前回参加した「富士山ロングライド」のように終始雨で雲の中ということになれば、本当に苦しいだけの修行になってしまいますのもね(笑)

今回エイドステーションで出された「ミート工房わかば」というところのソーセージの「山賊焼き」は本当に美味しかったです。
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いや、本当にお世辞抜きで、日本各種いろいろなイベントで出されたエイドをいただいてきましたが、
これは間違いなく3本の指に入る絶品でした。

さて折り返し地点の手前で、5km以上坂を下って行きますが、ここで嫌な予感がします。
この大会は周回ではなく同じコースを折り返す設定なのですが、ということは・・・・・
補給の後この坂を延々と登って行きますが、ここで右膝がいよいよ痛み出してきました。
また何故かサドルが股の間に食い込んでいくようで、お尻が我慢ならないくらい痛くなってきました。

もう我慢ならんと一回立ち止まって痛みのあるところに消炎スプレーを吹きかけますが、痛みが収まる気配がありません。
これでは回すだけならともかく全く力が入らないので、ここから復路の長い登坂路を走りきることは、ほとんど絶望的になりました。
実はこの時点で完全に「DNS」リタイアを覚悟しました。
同行していたM島君にその旨を伝えて先に行ってもらいました。

さあとにかく走れるところまでは何とかするしかないです。
幸いなことに今回持ち込んだ「オクタビオ」は34Tのローギアを使えるので、あとは痛みのある患部以外の筋肉や関節を連動させてなんとかケイデンスを確保して「ノロノロ」と進みます。
本当に景色は最高なんですが、気分は最低で絶望の中それでも諦めきれない自分の「執着心」が情けないというか腹ただしいというべきか(苦笑)。
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エイドステーションで休憩をしていると「2:40に回収バスが出ますので、リタイアの方は手続きをしてお待ちください」と放送があります。
90kmを走っていますからあと18km程度ですが、ここで最後の上り坂区間があります。
脚は既に限界を超えて、あらゆる筋肉が痙攣していつでも攣りそうになっていますから、ここでリタイヤするのが「妥当」な正しい判断なんですが、なんですが「足掻きたい」欲望を抑えきれなかったんですね(苦笑)
何度か攣りそうに成った筋肉にスプレーを吹きかけながら、坂の途中で何度も止まりながら、それでも前に進みました。
途中止まっている時に「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた人がいましたが、最後の給水所にたどり着いたら「これましたね」と言ってくれたのが心に染みましたね。

で、一応自分の中で16:00までには帰還しようと決めていた時間には死んでも戻りたいと決意を新たにして、最高到達地点以後の下り坂は、「全安全装置解除」の戦闘モードで全開で下り坂を駆け下りて、なんとか時間までに戻ることができました。
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しかし見るも無残な結果ではあります。
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先に完走していたM島くんも奥さんとともに待っていてくれて、いつもの通りノンアルコールビールで乾杯して、あとはのんびり温泉に浸かりました。
まあ、なんとか危機を乗り切って今回のイベントも完走することができました。
先のおしりが痛かったのは、なんと「インナーパット」を逆に履いていたからで、サドルがパットのない部分に食い込んで無理に坂をもぼっていたので、圧迫されて痛みが出ていたようです。
これも前日に3時間程度しか寝られなかったからで、完全に寝ぼけていたようですね。
こんな恥ずかしいことで本当にリタイアしないでホッとしました(苦笑)
今回減量の効果はあったものの、やはり脚は無理がきかないようで、もう一段の減量が必要だということのようです。

望郷ラインセンチュリーライドですが、非常に内容の濃いイベントでした。
運営もしっかりしていて、コースのルートも道が広く交通量も少ないので安心して参加できますし、このロケーションはぜひ多くの人達に味わってほしいと思います。
まあ難易度は高いですが、得るものは大きいと思います。
自分は「次」はと聞かれると、チョット頭を書いて苦笑いしてしまいますがね。

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ひたすら山登り、望郷ならぬ絶望センチュリーライド! [イベント]

大体センチュリーライドと銘打っている大会なんだから、個人的にはキッチリ「センチュリーマイル(160km)」を走らせて欲しいんですよね!。
が、結構この距離を設定するのが難しいそうで、その最大の理由が「道路使用許可」を警察にもらわなければいけないんですが、なにせ相手は「お役所」で、しかも警察はその中でも筋金入りの「縦割組織」と「縄張り意識が高い」組織ですから、複数の警察署管内をまたぐようにコース選定すると、「あちら立てればこちら立たず」みたいなことが少なからずあるそうです。
で、単一管内でコースを設定すると、ある程度の「難易度」設定するために、「山登り」を設定する傾向にあるように感じています。

はっきり言いますが「一部の山好き」や 「苦しいことが楽しい」サイクリスタの声が、多くのサイクリスタの総意とは思ってほしくは無い!と強く主張しておきます。
その証拠に栃木県小山市で開催される「小山ロングライド」は、坂らしき坂がほとんどない「どフラット」のコースですが、「だからエントリーしたんだよ」という声を多く聞きますし、人気もあります。

とまあここまでグチグチと文句を言っていますが、だったらそういう大会に出なければ良いだけなんですが、エントリーしちゃったんですよね「望郷センチュリーライド」に(苦笑)。
で、ここのコースがこんな感じになります。
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距離はともかく、ええっ!!獲得標高が2672mですって!!
ああ失神!(苦笑)

かつてコノくらいの獲得標高で、正真正銘160kmを走る大会も完走していますが、それはまだ40代中頃の話で、そろそろ「アラシックスティ」のデブデブの自分で走りきれるのでしょうか?
気分的には現在今年最大の「イベントブルー」状態で、ドヨーンとどん底の精神状態&敵前逃亡したい心境です(苦笑)

とまあ、ここまでくればジタバタしても仕方がないので、来週日曜日の25日、群馬県沼田市で開催される「望郷センチュリーライド」のロングコースに出撃します。
ああっ!3日位「断食」したい気分です(笑)

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猛暑の中、涼を求めて古峯ヶ原へ [雑談]

いやこの「古峯ヶ原」という文字がこのブログに出るのは何年ぶりでしょうか?
ブログ上で検索かけたら2015年10月31日の記事が最後でした!。
記事で言えば実に4年ぶりの古峯ヶ原です。
その間この地に来なかった・・・いやこれなかったというべきでしょうか?
自分自身の体の変化、業務環境の変化、家族の変化、怪我や体重増加など、どうしても坂道を登れる状態ではなかった、いやその「心情」になれなかったとううのが本音の部分です。
こんなことを書いても信じてくれないでしょうけど、この間本当にブログや自転車でさえ辞めてしまおうと思ったこともあったくらいですから、「思えばようやくこの地に戻って来れたんだなぁ」という感慨が強かったです。

さて、本日ここをコースに選んだのはそんな大げさな話ではなく、記録的な猛暑から逃れて、なんとか涼を得ようとM島君とのツーリングで、まさか一日中35℃近い暑さに炙られて(苦笑)、大洗もないだろうと、あまり負担にならないギリギリの所で選んだ結果でした。
実は来週参加する「望郷ロングライド」の山岳コースの事前練習の意味もあります。
自宅を6:30頃出て、途中で眺めの補給などを取りながら、宇都宮サイクルピクニックの会場である「ロマンチック村」を経由して、自転車乗りの聖地である「古賀志」を掠めて鹿沼市に入るというコースを通り、「大芦川」沿いの県道14号線に入ります。
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いや本当に久しぶりですが、夏の青空の中を走るのは本当に気持ちいいです。

このところの降雨で大芦川も水量が豊富で、清流沿いに上がっていくこのルートは始めて来たM島君も大満足でした。
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ここから通称「大鳥居」までは比較的ゆるい傾斜で、あまり飛ばさないでのんびり走ればそんなにきつくはないので快適に走れます。
おおっ!久しぶりの「大鳥居」です。
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ここの横にある廃業した酒屋の前に自販機があり、そこで休憩します。
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しかし4年前と変わっていたのはそこに「自転車ハンガー」が置いてあることです。
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どうも地元鹿沼で自転車での観光思考にという動きがあるようで、同じロゴの入ったハンガーが、道沿いの蕎麦屋さんやお土産屋さんにもありました。

本来はここで帰る予定でしたが、まだ9:30位ですし、時間もあるのでとにかくペースを抑えてゆっくりと「古峯神社」まで登ってみることにしました。
一応最近の体重はここによく来ていた頃の「上限値」までは落としてありますから、登れないことはないでしょうが、久しぶりなのでかなり厳しいなと覚悟して登りましたが、例えば「最後の切り札」の34Tのギアまで落とすことなく、淡々と登ることができました。

観光も兼ねているので、M島君に写真を撮ってもらおうと「東京スカイツリーの高さと同じ標高」の看板のところで記念撮影です。
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このあと無事に古峯神社にお参りして、のんびり休憩してから帰路につきます。
ランチはそばが良いとのことでしたので、時間的なタイミング出、かつて利用したことはありませんが、麓の県道164号線で「見野」というところにある黒川沿いの「円紅庵」さんにおじゃまします。
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センスの良い飾りつけや、自分で買い付けたり焼いたりしたという器を使っているというお店で、自分はおそばの前にまず「だし巻き卵」をおつまみに、ノンアルコールビールで喉を潤します。
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お蕎麦は今度辛味大根のお蕎麦を頼んでみたいですね。

そんなこんなで、のんびり走って12:30ごろには100kmを走って自宅に着きました。
まあ内陸部は36℃近く気温が上がっていますから、オーヴァーセンチュリーライドもないでしょうし、後に疲れを残さない気持ちの良いツーリングでした。
まあ往年のパフォーマンスは望むべくもないですが、楽しみながら脚に余計な負担をかけることなく山岳路を走れるようになってきましたから、この調子をなんとか年内は持続させたいですね。

とはいえ「好事魔多し」を地で行く私ですので(苦笑)、また変なことが起きて走れなくなったり、走る気分になれなかったりする「可能性」が高いので、まあ先を焦ることなく・・・・という綺麗事ではなく(苦笑)、来週の「望郷ロングライド」は普通に走りたいと願っています。
雨くらいはナンボの物ですよ!(笑)
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発走直前にコースアクシデントで短縮!津軽ロングライド [イベント]

今年も青森県五所川原市で8月11日に今年で11回目の「津軽ロングライド」が開催されました。
10日に休暇に入って宇都宮から移動しましたが、帰省と重なって東北自動車道は大渋滞にでした。
でも、最近思うのですが、高速道路での移動は年々走り難い環境になっているよ言うです。

具体的には大型トラックの速度規制が始まったあたりから、80km/hで走る大型トラックをノロノロと抜いていく大型トラックやバスが追い越し車線を塞いで流れを阻害して、最近は追い越し車線を、我関せずとノロノロ走る乗用車も増えてきたように思います。
多分都心の4車線道路を普通に走っている感覚のようですが、全く周囲を見ている気配もなく、自分から譲ろうという気配もありません。
このあたり、最近社会問題化した「あおり運転」とも無関係ではないのかもしれませんね。


付け加えると、自分的には「移動する大きな箱」でしかない、大型のミニバンもこれまた全く周囲を見ることなくお構いなしで走っている車両が多いです。
で、様子を見ると、若い人や女性ではなく、いかにも「お父さん」みたいな人が多く、奥さんとか子供とかと「家族団欒」で楽しそうに談笑しながら走っているんですね(苦笑)。

要するに、「高速道路を安全に運転する」と言う意識と技量が無いとしか言えないんですよ。
確かに最近の車は随分安全になり走行性能も良くなっていますから、安全に走ることもできますが、「2トン近い重量が100km/hで動く」という物理的な現実を、あまりに甘く見ているのではないでしょうか?
とにかく勝手気ままに走り回る「幸せな人々の無邪気な乱痴気騒」に巻き込まれて事故に遭うのはなんとしても我慢できませんので、そんな「走る障害物」を避けながらなんとか五所川原につきました。

とにかく先週は忙しく疲れきった上に、長時間の高速道路移動の「格闘」で、ボロボロでしたが、泊まったビジネスホテル「ホテルサンルート五所川原」には、なんと源泉かけ流しの温泉があり、この泉質が抜群だったこともあり、久しぶりにのんびり温泉に浸かって、かなり疲労が回復しました。

さてイベント当日の事ですが、いつものように早めに会場に入り準備します。
昨年お会いした方や、なんと同郷の栃木県から来ている方々と談笑した後、6:30よりエントリー開始となります。
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今年もこの大会は盛況のようです。

開会式が始まりました。
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さあ自分は第一ウェーブですからスタート地点で8:00スタートのカウントダウンを待ちます。
しかしスタート直前となっても動きがないので「??」と待っていましたが、なんとコース上の電信柱が倒れて通行止めになっているとのことです。

色々と協議をしているようですが、通行止めの場所が第一CP直前で、迂回ルートが取れない山道ですので、最悪残ったルートで半分だけ走るという選択もありるかもと、ご一緒していた「百哩走大王」のメンバーの方と話し合っていましたが、なんと本当にそうなってしまいました。
自分も長いこといろいろなイベントに出ていますが、コースの事故で直前に走る距離が変わるというのは初めてのことで、百哩走大王の方も初めてとのことで、まあこうなったらし方がありませんよね。

結局8:32に90kmの短縮コースで走ることが決定して走行開始となりました。
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で、いつもなら体を温めるのと後半戦に備えて「出し惜しみ」ではありませんがペースを抑えるのですが、その必要もないということで、流石に地元の「ロードレース実戦部隊」のように40km/h巡航は無理としても、35~37km/h辺りの早いパーティに紛れたり引っ張ったりして、急遽第一CPになった、十三湖北岸山岳沿いに走る国道を登って、「道の駅十三湖高原」まで一気に走り抜けます。
途中の橋では自動車の単独事故(?)で軽自動車が橋の欄干に突っ込んでいたりと、まあ何ともアクシデントに見舞われたイベントになっていましたが、「イベント出ればアクシデントに遭遇する」星回りの自分が参加したか・・・・ではないと思いたいですね(苦笑)・


此処ではこのイベント高齢のメロンとアイスクリームをいただきます。
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スタッフの方々も、急遽場所が変わっての展開で大変でしたでしょうけど、笑顔で出迎えてくれました。
個人的には約30kmを1時間ほどで走り抜けて、満足してしまいました(笑)。
結局ここで30分ほどのんびり休憩して、なんとなく気分は「消化試合」のような感じで、高原を下って海沿いに出れば、あとは本来のメインコースに戻れます。
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基本的にこの十三湖の西岸のこのコースは終盤に来ていたのであまり余裕がありませんでしたが、本日は全く疲れていない状態でしたので、のんびり周りを見ながら走れます。
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このあと第2、3CPとなった車力のエイドステーションに到着します。
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ここでは龍飛岬の「竜泊展望台」のエイドステーションで出るはずだったオニギリとかも提供されますが、まあまだお腹がすく時間でもないんですよね。

さあ車力を出てからですが、どうも基本的に強い東風にあおられる感じで、前に進まない感じになりますが、そこそこのペースは守って、なんとか五所川原市内に戻って行きます。
ゴールの「つがる克雪ドーム」に帰ってきました。
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今回も無事ゴールできました。
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本来のコースでない短縮コースですが、それなりに思いっきり走れたので、個人的には結構面白かったです。
そういえばこの日は最高気温も28℃程度と、このところ真夏の暑さでさんざんやられていましたから、多少風は強いものの快適なライドでした。

さて本当は夕方近くまでかかるはずでしたが」お昼過ぎに終わってしまいましたので、近くの温泉にのんびり浸かることにします。
この五所川原市は温泉の宝庫で、普通に田園や街中に「銭湯」があって、それがみんな「源泉かけ流し」という、なんとも贅沢な銭湯がたくさんあります。
その内の一つ「音次郎温泉」に行きました。
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ちなみに日帰り温泉施設と銭湯の違いですが、銭湯「銭湯法」というもので決められた公衆浴場で、値段も抑えられている代わりに、シャンプーや石鹸などのホスピタリティが無く、自前で用意するのが普通です。
でも、何故だか自分の車には、お風呂セット一式と着替えが常備されていまして、いつどこでも温泉を楽しむことができます。
20代の頃から始めた「温泉巡りドライブ」の名残ですな(苦笑)

この日は青森市内で宿泊となりましたので、市内の食堂で定食と生ビールをご褒美にいただきました。
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大ぶりのイカとホタテのミックスフライ定食が840円で、イカも柔らかく大満足でした。

行き帰りの距離や交通渋滞、イベントの短縮などもありましたが、自転車と温泉と美味しいもので、最近疲れきった心身を思いっきりリフレッシュすることができました。
多少のアクシデントはイベントの付録みたいなものですが、平穏無事なイベントも味わいたいというのは贅沢な話なんですかね(笑)
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キャノンディールSupersix hi-modで、BB30初体験!  [自転車部品]

自転車を自分で整備する、まあいろいろと部品を取り換えて楽しむ人たちにとって、「一昔前」ならシマノのパーツで規格が統一されていて互換性がかなり保たれていたので、当然サードパーティ品も同じ規格で作られていて、新品や中古品含めて比較的自由に組み合わせを楽しめていたと思います。

で、そこらへんが崩れてきたのが、どうも自分的にはキャノンディールが「BB30」を提唱していたあたりからのように認識していて、BB30にまつわるトラブルの話も含めて、いわいる「プレスフィットBB」に強いアレルギーを抱いていました。

トドメは自分のマドン6の「BB90」で、シーリングなどまるで考えられていない構造から、容易にベアリングが錆びてしまう現実に、「もう2度とプレスフィットBBなど関わるものか!」と固く誓って、以後購入するバイクはスレット式のシマノのホローテックⅡを使う、やや古めのフレームを選んでいたのです。

とはいえ、自分の好みや信条はともかく、たとえばロードバイクもディスクブレーキの装備が進んでいくように、いろいろなフレームを選びたければ、どうしてもプレスフィットBBは避けて通れない「踏絵」の様な物で、いつか自分で整備できるように、プレスフィットBBのフレームを手に入れれてみようと、算段していて、今回ついにBB30使用の「キャノンディールSupersix hi-mod」のフレームを、かなり廉価で手に入れました。
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既に部品は揃っているのですが、どうも一気に組み立てる勢いが有りません。
とりあえずWH9000のホイールセットに11sのスプロケを組んで装着し、ヘッドパーツを組んでグリスアップしてステムとハンドルを組み、サドルを組みつけたところで止まっていました。

さて本日はこのバイク組み立てのメインイベントのBB30のベアリング外しにかかります。
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要するにBB30のまま使う気は更々ないということです(笑)

ベアリングを外すにあたって、ガンガン叩いてもそう難しくなく外れるとは聞いていましたが、金属フレームならともかく、ハイエンドの薄い固いカーボンフレームですから、此処は慎重を期して取り外しの専用工具を購入しました。
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長いボルトやナット、各種直系のワッシャ等が有ればどうにかなる代物ではありますが、色々とホームセンターであれこれ探すのも面倒に成り、まあこれからあと何回使うかは判りませんが、専用工具にしました。

で、これが所謂「中華もの」でして(笑)、そう悪い印象は今は持っていませんが、当然のように日本語の説明書など入っているハズも無く、QRコードでユーチューブの説明画像が出てきました。
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だから、老人はスマホの小さな画面はダメなんだってば(笑)
結局PCで関連ワードで検索して、実祭作業した人の動画を見ながらという事になりました。

自分の場合、自動車関連の仕事をしていたおかげで、この手の工具は使い慣れていて、上手ではありませんが、失敗しない様な「コツ」は掴んでいます。
こんなパーツを使います。
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思ったより抵抗感なく、ヌルーッとした感触を伴いベアリングが簡単に外れました。
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ベアリングは内側に入り込まないように「サークリップ」という物がストッパーで入っているハズで・・・・
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あれれ?普通は工具の先が入る穴が、クリップの先端に入っていて、工具で絞って外すのですが、これは特殊なクリップが入っています。

仕方が無いのでマイナスドライバーとゴムハンマーで、スリーブ面を傷つけないように注意しながらこじって外しました。
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さて外した後は、BB30でお困りの方には定番の「KCNC BB30アダプター」を使用します。
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これはベアリングのユニットを外側から挟み込んでシャフトがネジになっていて締め込んで行くタイプで、この手の構造のBBは各種あるようで、BB86や386、90用とかいろいろ出ています。

組み立ては簡単で、ホローテックの締め付け工具を二つ使って締め込んで行くだけです。
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ただ、普通に締め込んでも問題は有りませんが、嵌めるときにグリスを塗っておけばスムーズに入りますし、後々異音が出るのを防いでくれます。
ちなみにクランク周りからの「カチカチ」という異音は、ペダルのねじにグリスを塗り込んでクランクに取り付けると、解消するケースが多いです。

結構あっけなく出来上がりました。
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クランクは11速用のR500番台の「無印」品で、一応105グレードの物です。
ワンポイントにグランクボルトはKCNCのカラーアルミボルトで「グリーン」の物を投入します。
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色味がもう少し明るいグリーンだと良かったんですがね。

このあと一気に組み立てようと計画していましたが、やはりこの記録的暑さでグッタリしてしまったこの本日は此処までとなります。
このバイクは自分としては初の「グリーン系」のバイクなので、このの類を「グリーン尽くし」で組み立ててみようと思っています。
まあ組み立てたところで520サイズですから、今回も自分は乗れないんですがね(笑)
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