2019セオフェスで2時間エンデユーロ参加で、今年は終了 [イベント]
しかし、自分は「エンデューロレース」というと、必ず天候が崩れます。
何をいまさらではありますが(苦笑)
今週末はやはり今年一年の天候を締めくくるように、なんと12月も近いというのに「台風27号」の間接的な影響を受けて、関東地方は土日とも大雨になりました。
普通の神経の人は「雨が振って寒い中自転車なんか乗りたくない!」が、当たり前なんですが、自分は口では「気が重いなぁ」とか「リスクがあるからDNSか」なんて弱気を吐いておきながら、嬉々として雨天走行の準備をしながら内心楽しみで仕方がないというのは、もはや「お医者様でも草津の湯でも」治らない類の人間になってしまいました(笑)。
さて自分はレースと名のつくものは久しぶりです。
自分のブログで調べたら、2016年の「霞ヶ浦エンデューロ」に参加したのが最後で、単独で2時間とはいえサーキットを走るのは本当に久しぶりです。
当然レース向きの練習・・・・心肺機能を鍛えるとか、連続の負荷に耐える脚質に仕立てるとかは一切していませんから、おそらく「ちょっとペースが速いツーリング」が関の山でしょう。
自宅を3:30に出かけて、役時間後に房総半島の千葉県館山市の東側内陸部にある、袖ヶ浦市のサーキット「袖ヶ浦フォレストウェイ」に6時ごろ到着です。
気温は11度からピクリとも上がりませんし、北寄りの冷たい風が横殴りの風雨になって体を冷やしていきます。
装備としては冬や初春の雨のブルべ並みのモノを用意してきましたから、特に寒くて走れないとかはありませんが、完全に戦意は下がりっぱなしになります。
流石に「DNS」が頭をよぎりますが、周りの参加者が臆せず会場に向かっているのを見ると、自分だけが怖気づくわけにはいきません。
今回単独の参加で、ピットの用意とかはしていませんから、出走手続きだけ早めに済ませて、あとはギリギリまで車にいて体を温めておきました。
とはいえ時間ですので準備をしてピットに向かいます。
しかし、だんだん風が強くなってきて身体の芯から冷えてくることもアリ、主催者側の配慮で開会式や説明もピットの中で良いとのことで、8:20のギリギリまでコースインも延ばされました。
本日の相棒はターマックで、サーキット走行用にノーマルクランクと、11T‐25Tのスプロケにしてありますが、このサーキットの高低差程度なら問題はないでしょう。
また、雨天に備えてホイールセットを「フルクラムレーシングゼロ+23Cタイヤ」から「カンパニョーロシャマルミレ+25Cタイヤ」に急遽昨日変更しました。
シャマルミレの陽極酸化被膜リムの雨天ブレーキの効きの良さと、25Cタイヤの横方向のグリップの安定を見込んだという、パフォーマンスではなく、あくまで安全方向に振った変更です。
さあここから画像が途絶えます(笑)
流石にレインウェアを着こんで滑りやすい路面でのガチンコ走行ですから、写真を撮るような余裕はありません。
2周のローリングをしてから3周目からどんどんペースが上がりますが、自分はというと、どんどん置いていかれます(笑)
冷えた上にアップもしていないので、いきなりHRを上げても体が順応しません。
調子が良ければ、一度HRをピークに上げておけば、あとは安定するはずですが、おそらく寒さもアリ体がついて行かなかったのでしょう。
コースは緩やかなアップダウンがありますが、ここは減量の成果が出て、ギア軽くして回せば足に負担もなく登って行くことができます。
本当は下りで自分の重量を使った本領発揮で、重いギアを回しこんでペースを上げる作戦でしたが、風も強く思ったより速度も乗らず、息も上ったままでしたので、下り坂はひたすら息を整えるために使ったので、川のように流れる水の抵抗もアリ、最高速度は40km/h程度でした。
一時間が過ぎたくらいの時に、完全にペースが落ちてきていろいろ限界になってきました。
一番我慢できないのが「小便」で(笑)、トイレに駆け込んで長い放水作業をこなして(笑)、ついでに給水と栄養補給をしながら一度息を整えました。
後半は身体がようやく順応してきたのと、レースとしての走り方・・・・たとえばペース配分やドラフィングのタイミング、ラインどりとかを思い出してきたので、休息とペースアップを交互に混ぜて、ペースアップの時は、流石に先頭集団は無理ですが、そこそこ他の参加者と同じペースで走れるようにまで成っていました。
ようやくレースらしいものが楽しめるようになったときに2時間が終了してしまいました。
ガーミンのデータは56km走行で、AV27.8kmと本当にレースというよりチョッとハイペースのロングライドくらいのペースでした。
しかし強度を上げて走っていたというのに体が完全に冷えてしまい、楽しみにしていたバイクなどのブースを見て回るどころではなく、フードコーナーで暖かいものを探します。
実はベトナムの「フォー」を食べたのは今回が初めてでしたが、おかげで暖まりました。
本来レースですから順位を気にしなければいけないのでしょうが、気にするような成績ではないので(苦笑)、急いで着替えて帰宅しました。
しかし、本日は2:00に起きて、宇都宮から袖ヶ浦までの往復とレースもあり、帰路はだんだん気が遠くなってきてしまい(苦笑)、こりゃアカンと、途中で仮眠を取ったり、寝ぼけて道を間違えたりして、16:30頃何とか自宅に辿り着きました。
まあ、減量は進んだというもののパフォーマンスは「こんなもの」で、収穫としては足の負担がかなり軽減されて、途中で攣ったり、使い切ったりすることが無かったので、ある意味「負荷を下げて末永く走れる身体を維持したい」という目的には、一歩前進したといえそうです。
これにて今年の予定していたサイクルイベントはすべて終了で、自分は12月はある意味シーズンオフに入ります。
来週1日は趣味である飛行機イベントで、茨城県小美玉市の茨城空港で行われる「百里基地祭」で、イベントとしての「F4ファントムのラストフライト」を見に行きます。
再来週の7日は、最近恒例になっている「沖縄に行って泡盛を飲もう」・・・ではなく(笑)、は那覇空港で行われる「美ら海エアフェスティバル」で、今や最前線で緊張感あふれる任務をこなしている、F15イーグルの飛行を見てきます。
実はこの旅行のフライトとホテルのリザーブを取った翌日の朝に、TVをつけたら首里城が燃えているところが放映されてしまい、自分としては物凄い衝撃を受けてしまったので、是非現地に行って募金などを行ってきたいと思っています。
何をいまさらではありますが(苦笑)
今週末はやはり今年一年の天候を締めくくるように、なんと12月も近いというのに「台風27号」の間接的な影響を受けて、関東地方は土日とも大雨になりました。
普通の神経の人は「雨が振って寒い中自転車なんか乗りたくない!」が、当たり前なんですが、自分は口では「気が重いなぁ」とか「リスクがあるからDNSか」なんて弱気を吐いておきながら、嬉々として雨天走行の準備をしながら内心楽しみで仕方がないというのは、もはや「お医者様でも草津の湯でも」治らない類の人間になってしまいました(笑)。
さて自分はレースと名のつくものは久しぶりです。
自分のブログで調べたら、2016年の「霞ヶ浦エンデューロ」に参加したのが最後で、単独で2時間とはいえサーキットを走るのは本当に久しぶりです。
当然レース向きの練習・・・・心肺機能を鍛えるとか、連続の負荷に耐える脚質に仕立てるとかは一切していませんから、おそらく「ちょっとペースが速いツーリング」が関の山でしょう。
自宅を3:30に出かけて、役時間後に房総半島の千葉県館山市の東側内陸部にある、袖ヶ浦市のサーキット「袖ヶ浦フォレストウェイ」に6時ごろ到着です。
気温は11度からピクリとも上がりませんし、北寄りの冷たい風が横殴りの風雨になって体を冷やしていきます。
装備としては冬や初春の雨のブルべ並みのモノを用意してきましたから、特に寒くて走れないとかはありませんが、完全に戦意は下がりっぱなしになります。
流石に「DNS」が頭をよぎりますが、周りの参加者が臆せず会場に向かっているのを見ると、自分だけが怖気づくわけにはいきません。
今回単独の参加で、ピットの用意とかはしていませんから、出走手続きだけ早めに済ませて、あとはギリギリまで車にいて体を温めておきました。
とはいえ時間ですので準備をしてピットに向かいます。
しかし、だんだん風が強くなってきて身体の芯から冷えてくることもアリ、主催者側の配慮で開会式や説明もピットの中で良いとのことで、8:20のギリギリまでコースインも延ばされました。
本日の相棒はターマックで、サーキット走行用にノーマルクランクと、11T‐25Tのスプロケにしてありますが、このサーキットの高低差程度なら問題はないでしょう。
また、雨天に備えてホイールセットを「フルクラムレーシングゼロ+23Cタイヤ」から「カンパニョーロシャマルミレ+25Cタイヤ」に急遽昨日変更しました。
シャマルミレの陽極酸化被膜リムの雨天ブレーキの効きの良さと、25Cタイヤの横方向のグリップの安定を見込んだという、パフォーマンスではなく、あくまで安全方向に振った変更です。
さあここから画像が途絶えます(笑)
流石にレインウェアを着こんで滑りやすい路面でのガチンコ走行ですから、写真を撮るような余裕はありません。
2周のローリングをしてから3周目からどんどんペースが上がりますが、自分はというと、どんどん置いていかれます(笑)
冷えた上にアップもしていないので、いきなりHRを上げても体が順応しません。
調子が良ければ、一度HRをピークに上げておけば、あとは安定するはずですが、おそらく寒さもアリ体がついて行かなかったのでしょう。
コースは緩やかなアップダウンがありますが、ここは減量の成果が出て、ギア軽くして回せば足に負担もなく登って行くことができます。
本当は下りで自分の重量を使った本領発揮で、重いギアを回しこんでペースを上げる作戦でしたが、風も強く思ったより速度も乗らず、息も上ったままでしたので、下り坂はひたすら息を整えるために使ったので、川のように流れる水の抵抗もアリ、最高速度は40km/h程度でした。
一時間が過ぎたくらいの時に、完全にペースが落ちてきていろいろ限界になってきました。
一番我慢できないのが「小便」で(笑)、トイレに駆け込んで長い放水作業をこなして(笑)、ついでに給水と栄養補給をしながら一度息を整えました。
後半は身体がようやく順応してきたのと、レースとしての走り方・・・・たとえばペース配分やドラフィングのタイミング、ラインどりとかを思い出してきたので、休息とペースアップを交互に混ぜて、ペースアップの時は、流石に先頭集団は無理ですが、そこそこ他の参加者と同じペースで走れるようにまで成っていました。
ようやくレースらしいものが楽しめるようになったときに2時間が終了してしまいました。
ガーミンのデータは56km走行で、AV27.8kmと本当にレースというよりチョッとハイペースのロングライドくらいのペースでした。
しかし強度を上げて走っていたというのに体が完全に冷えてしまい、楽しみにしていたバイクなどのブースを見て回るどころではなく、フードコーナーで暖かいものを探します。
実はベトナムの「フォー」を食べたのは今回が初めてでしたが、おかげで暖まりました。
本来レースですから順位を気にしなければいけないのでしょうが、気にするような成績ではないので(苦笑)、急いで着替えて帰宅しました。
しかし、本日は2:00に起きて、宇都宮から袖ヶ浦までの往復とレースもあり、帰路はだんだん気が遠くなってきてしまい(苦笑)、こりゃアカンと、途中で仮眠を取ったり、寝ぼけて道を間違えたりして、16:30頃何とか自宅に辿り着きました。
まあ、減量は進んだというもののパフォーマンスは「こんなもの」で、収穫としては足の負担がかなり軽減されて、途中で攣ったり、使い切ったりすることが無かったので、ある意味「負荷を下げて末永く走れる身体を維持したい」という目的には、一歩前進したといえそうです。
これにて今年の予定していたサイクルイベントはすべて終了で、自分は12月はある意味シーズンオフに入ります。
来週1日は趣味である飛行機イベントで、茨城県小美玉市の茨城空港で行われる「百里基地祭」で、イベントとしての「F4ファントムのラストフライト」を見に行きます。
再来週の7日は、最近恒例になっている「沖縄に行って泡盛を飲もう」・・・ではなく(笑)、は那覇空港で行われる「美ら海エアフェスティバル」で、今や最前線で緊張感あふれる任務をこなしている、F15イーグルの飛行を見てきます。
実はこの旅行のフライトとホテルのリザーブを取った翌日の朝に、TVをつけたら首里城が燃えているところが放映されてしまい、自分としては物凄い衝撃を受けてしまったので、是非現地に行って募金などを行ってきたいと思っています。
小豆島を初ライド、瀬戸内の島を堪能する [イベント]
瀬戸内海にある香川県の小豆島ですが、小説の「二十四の瞳」で知られた島ですが、正直それ以上のイメージはありませんでした。
今回四国観光をするにあたり、高知や四万十川、淡路島などいろいろ候補があったのですが、結局のところ「天気」が決め手で、22日は小豆島を一周するツーリングを計画しました。
小豆島は1周すると約120km程度だそうですが、これを最後に帰路に着く予定になったので、島の中央を縦断する50km程度のコースを走ることにしました。
なんか途中でコースを読んでいませんが、約50km程度のコースを走ります。
まず高松で宿泊したホテルから、フェリー港にある駐車場に向かい、そこに車を止めてそこから自転車でフェリーに乗ることにします。
車で行くと、往復12420円かかりますが、自転車で行けば往復2100円で済みますから、ツーリング目的なら自転車で行くのが当然でしょう。
フェリー乗り場に行きます
かなり混雑していて盛況のようです。
小豆島まで1時間程度で、朝6時台から20時台まで1時間に1本運行されていますから、いろいろな予定を立てるのには利用しやすいですね。
さて、尾道の連絡船は除いて、自転車でフェリーに乗りつけるのは初めてなのですが、なんと車やバイクと一緒に自走で乗り込みます。
自転車は横にある手すりに引っ掛けて、車止めをするだけです。
外洋を航行するわけでないので、内海の瀬戸内海はあまり揺れない?ということなのでしょうか。
船内はいたって普通の感じです。
抜錨して離岸します。
風は強かったですが、やはり海自体は穏やかで揺れもなく快適な航海でした。
航海中は睡眠を取って体力を温存します。
気がついたらもう小豆島が見えてきました。
これは「土庄港」近くのごま油で有名な「かどや」の工場です。
いよいよ着岸です。
さてここからどちらに行けば良いのでしょう(笑)
土庄の港から内陸部に入り、県道26号線「土庄福田線」で小豆島の北側のある北浦というとこを目指します。
しかし、内陸部を走っていると、「島」を走っている雰囲気じゃありませんね(笑)
厳しい坂ではなかったですが、結構延々と登って行っていきます。
ようやく最高点あたりから瀬戸内海が見えてきました。
今日は天気が良いので、瀬戸内海も本当に蒼いですね。
しかし、やはり瀬戸内海の島嶼群の海岸線沿いは、雰囲気が穏やかな感じを受けますね。
例えば、自分の知っている、太平洋側外洋に面している茨城県の大洗付近の海岸や、日本海の佐渡島などとは随分違います。
いろいろな名所を巡って行くのも良いのですが、ここ小豆島は、天候が良ければこのロケーションを味わいながら走るだけでも、十分ここに来る価値があると思いますね。
遠くにぽつんと小島が浮かぶ風景も良いです。
とはいえ、やはり「平坦」というわけではなく、結構高低差があって大変だという話も聞いていましたので身構えては居たのですが、結構軽いギアでのんびり登っていけばそう大変でもありませんでした。
吉田展望台という所で、北岸の東の端まできましたから、行程としては半分はした感じになります。
このあと坂を下っていくと港が見えますが、これが福田港のようです
ここのお土産物屋さんで「オリーブソフトクリーム」を頂きます。
まあどのあたりがオリーブ味なのかはよくわかりませんでしたが(笑)美味しかったですね。
小豆島も自転車押しでの観光が始まりつつあると聞きましたが、しまなみ海道などと比べると、まだまだという感じで、サイクルスタンドや休憩する場所もあまりなく、地元の人もまだロードバイクで走るサイクリスタは「物珍しい」という印象は受けました。
さてここから「南岸」を西進していきますが、明らかにこちらの方がアップダウンは厳しい感じで、入江に差し掛かると下っていって、次の入江に向かって登っていくを延々と繰り返していくという印象です。
確かにあまり走り慣れしていないローディなどには多少厳しいかもしれませんし、レンタルのシティサイクルで走るコースでもなさそうですね。
でも高い所に登るからこそ、色々と楽しみもあるといところが悩ましいところではありますな(笑)
この景観も高いところから見渡すからこその「ご褒美」ではあります。
そろそろ登るのも飽きてきたところでトンネルが現れました。
トンネルを抜けて下っていくと、結構大きな街が現れてきましたがこの島の中心地の「小豆町」でした。
ここでちょうど12:00になったので、「讃岐うどん」の上りに惹かれてランチにします。
美味しかったのですが、スルスルっと食べられてしまうので、かえってお腹減ったような(笑)
このあとは土庄港を目指してまっしぐらです。
軽く休憩してから帰りのフェリーに乗船します。
いよいよ離岸です
これで小豆島ともお別れです
今回はある意味小豆島の「下見」程度のライドでしたが、今度はもう少し時間をかけていろいろなところを見て回りたいですね。
帰路もずっと船室で爆睡していましたから、気がついたら高松港に近づいていました。
そろそろ離船する用意をします。
接岸してスロープが降りると、誰が指示したわけでなくパラパラと乗客が降りていきます。
このあたりは大型船に比べるとアバウトですね。
自分もタイミングを見測って自走で降りていきます。
近くの駐車場に戻って、ようやく今回のミッションは完了です。
ただし、このまま宿でのんびりするわけにも行かず、本日中に帰路の中継地点である、滋賀県の長浜までの移動が残っています。
今回初めて「淡路島」ルートで本州に帰ります。
淡路島南SA付近で日没になりましたので、瀬戸内海の最期の夕暮れを楽しみます。
中間地点の琵琶湖辺の長浜のホテルは、「琵琶湖ロングライド」でいつも使っている定宿で、やっと帰ってきた気がしてホッとしました。
まだ翌日の自宅までの行程は残っていますが、今回の四国ツアーはこれにて終了です。
今回は「しまなみ海道」を中心に、天気任せで予定も立てず思いつきで動きましたが、しっかり走ることもできて自転車の旅としては大成功でした。
しまなみや四国各地など、そう簡単にこられるところではないので、次はいつ来られるか判りませんが、再びこの地を走ってみたいという「余韻」を残せたのが、今回の最大の収穫でした。
今回四国観光をするにあたり、高知や四万十川、淡路島などいろいろ候補があったのですが、結局のところ「天気」が決め手で、22日は小豆島を一周するツーリングを計画しました。
小豆島は1周すると約120km程度だそうですが、これを最後に帰路に着く予定になったので、島の中央を縦断する50km程度のコースを走ることにしました。
なんか途中でコースを読んでいませんが、約50km程度のコースを走ります。
まず高松で宿泊したホテルから、フェリー港にある駐車場に向かい、そこに車を止めてそこから自転車でフェリーに乗ることにします。
車で行くと、往復12420円かかりますが、自転車で行けば往復2100円で済みますから、ツーリング目的なら自転車で行くのが当然でしょう。
フェリー乗り場に行きます
かなり混雑していて盛況のようです。
小豆島まで1時間程度で、朝6時台から20時台まで1時間に1本運行されていますから、いろいろな予定を立てるのには利用しやすいですね。
さて、尾道の連絡船は除いて、自転車でフェリーに乗りつけるのは初めてなのですが、なんと車やバイクと一緒に自走で乗り込みます。
自転車は横にある手すりに引っ掛けて、車止めをするだけです。
外洋を航行するわけでないので、内海の瀬戸内海はあまり揺れない?ということなのでしょうか。
船内はいたって普通の感じです。
抜錨して離岸します。
風は強かったですが、やはり海自体は穏やかで揺れもなく快適な航海でした。
航海中は睡眠を取って体力を温存します。
気がついたらもう小豆島が見えてきました。
これは「土庄港」近くのごま油で有名な「かどや」の工場です。
いよいよ着岸です。
さてここからどちらに行けば良いのでしょう(笑)
土庄の港から内陸部に入り、県道26号線「土庄福田線」で小豆島の北側のある北浦というとこを目指します。
しかし、内陸部を走っていると、「島」を走っている雰囲気じゃありませんね(笑)
厳しい坂ではなかったですが、結構延々と登って行っていきます。
ようやく最高点あたりから瀬戸内海が見えてきました。
今日は天気が良いので、瀬戸内海も本当に蒼いですね。
しかし、やはり瀬戸内海の島嶼群の海岸線沿いは、雰囲気が穏やかな感じを受けますね。
例えば、自分の知っている、太平洋側外洋に面している茨城県の大洗付近の海岸や、日本海の佐渡島などとは随分違います。
いろいろな名所を巡って行くのも良いのですが、ここ小豆島は、天候が良ければこのロケーションを味わいながら走るだけでも、十分ここに来る価値があると思いますね。
遠くにぽつんと小島が浮かぶ風景も良いです。
とはいえ、やはり「平坦」というわけではなく、結構高低差があって大変だという話も聞いていましたので身構えては居たのですが、結構軽いギアでのんびり登っていけばそう大変でもありませんでした。
吉田展望台という所で、北岸の東の端まできましたから、行程としては半分はした感じになります。
このあと坂を下っていくと港が見えますが、これが福田港のようです
ここのお土産物屋さんで「オリーブソフトクリーム」を頂きます。
まあどのあたりがオリーブ味なのかはよくわかりませんでしたが(笑)美味しかったですね。
小豆島も自転車押しでの観光が始まりつつあると聞きましたが、しまなみ海道などと比べると、まだまだという感じで、サイクルスタンドや休憩する場所もあまりなく、地元の人もまだロードバイクで走るサイクリスタは「物珍しい」という印象は受けました。
さてここから「南岸」を西進していきますが、明らかにこちらの方がアップダウンは厳しい感じで、入江に差し掛かると下っていって、次の入江に向かって登っていくを延々と繰り返していくという印象です。
確かにあまり走り慣れしていないローディなどには多少厳しいかもしれませんし、レンタルのシティサイクルで走るコースでもなさそうですね。
でも高い所に登るからこそ、色々と楽しみもあるといところが悩ましいところではありますな(笑)
この景観も高いところから見渡すからこその「ご褒美」ではあります。
そろそろ登るのも飽きてきたところでトンネルが現れました。
トンネルを抜けて下っていくと、結構大きな街が現れてきましたがこの島の中心地の「小豆町」でした。
ここでちょうど12:00になったので、「讃岐うどん」の上りに惹かれてランチにします。
美味しかったのですが、スルスルっと食べられてしまうので、かえってお腹減ったような(笑)
このあとは土庄港を目指してまっしぐらです。
軽く休憩してから帰りのフェリーに乗船します。
いよいよ離岸です
これで小豆島ともお別れです
今回はある意味小豆島の「下見」程度のライドでしたが、今度はもう少し時間をかけていろいろなところを見て回りたいですね。
帰路もずっと船室で爆睡していましたから、気がついたら高松港に近づいていました。
そろそろ離船する用意をします。
接岸してスロープが降りると、誰が指示したわけでなくパラパラと乗客が降りていきます。
このあたりは大型船に比べるとアバウトですね。
自分もタイミングを見測って自走で降りていきます。
近くの駐車場に戻って、ようやく今回のミッションは完了です。
ただし、このまま宿でのんびりするわけにも行かず、本日中に帰路の中継地点である、滋賀県の長浜までの移動が残っています。
今回初めて「淡路島」ルートで本州に帰ります。
淡路島南SA付近で日没になりましたので、瀬戸内海の最期の夕暮れを楽しみます。
中間地点の琵琶湖辺の長浜のホテルは、「琵琶湖ロングライド」でいつも使っている定宿で、やっと帰ってきた気がしてホッとしました。
まだ翌日の自宅までの行程は残っていますが、今回の四国ツアーはこれにて終了です。
今回は「しまなみ海道」を中心に、天気任せで予定も立てず思いつきで動きましたが、しっかり走ることもできて自転車の旅としては大成功でした。
しまなみや四国各地など、そう簡単にこられるところではないので、次はいつ来られるか判りませんが、再びこの地を走ってみたいという「余韻」を残せたのが、今回の最大の収穫でした。
しまなみ ゆめしまサイクリングフェス2019に参加してきました。 [イベント]
さて、イベント当日の10月20日となりました。
しかし、実のところ先週は風邪気味だったところ、いきなりの長距離ドライブの疲れもあり、風邪の症状が悪化してきただけでなく、何故かホテルでも一睡もできませんでした。
通常これで自転車のイベントなど絶対無理なのですが・・・・。
よく考えてみたら、今まで自分が参加した数多くのイベントでも、一睡もできなかったり、熱が出ていたり、酷い便秘で気持ち悪くなったりと、いろいろあったのですが、何とかしてたというか、何とかなった「実績」があり、そう考えたら「走り出したら、何か答えが出るだろう」と開き直ってイベント会場に出かけました。
まず駐車場を探して5:30ごろ真っ暗ななか、例によって係員より先に一番乗りでつきました(苦笑)
ここは来島海峡大橋の自転車道入口近くの「今治造船」の駐車場を使っているようです。
のんびりとバイクと装備の準備をして、体調を整えるために薬やサプリメントを取りますが、思ったほど体調は悪くなく、これなら丸一日走り続けても大丈夫なようです。
しかし風邪ひいて一睡もしていないのになんともないというのは、開き直ったとは言えどんな体をしているのでしょう(笑)
まあ、こういう時は「ダメかもしれない」とビクビクしていると本当にダメになるので、無理矢理でも「自分は大丈夫」と思い込むのも、ロングライドのスキルの一つかもしれませんね。
駐車場から会場までは結構急な勾配を登っていきます。
会場は半島の先のてっぺんにある、「来島海峡展望館」の駐車場になるのでトンネルを抜けて更に登っていきます。
さすが高いところで抜群の眺望ですね。
会場の準備も着々と進んでいきます。
6時を超えて日が昇ってきました。
この大会ですが、実のとこあまり内容を確かめないでエントリーしたこともあり、実は「スタンプラリー」形式であることを知りませんでした(笑)。
ただ最近はスマホにアプリを仕込んでおくと、その場所に行くとスタンプを自動でゲットできるものがあり、いちいちスタンプのカードを取り出すのも面倒なのでそのアプリを使いました。
自分は「しまなみブルーライド・今治ロングコース」で、今治から尾道まで渡って、合計14個の設定地点から最低8個のスタンプを取得すれば完走となります。
7時になって走行開始・・・・とみんなでよーいドン絵はなく、「勝手に走ってください」というゆるいスタート風景でした。
走行コースの指定はないのですが、しまなみ海道は道に記してある青いラインに従えば今治⇔尾道を土地感がなくとも走ることができます。
一応そのコースに沿えば最低のスタンプは取得できそうでしたので、まず寄り道ぜず出来るだけ早く尾道に渡り、帰路は残ったスタンプ地点を探しながら走るプランで進みました。
走り出してみると、体調も問題なく、バイクも快調で気持ちが良いです。
海峡にかかっている高い橋脚の上から眺める瀬戸内海の景色は絶品ですね。
体も暖まらないうちに最初のCPである「宮窪漁港」に到着です。
アプリを見たら確かにスタンプを自動取得していましたので、すぐに出て走り出します。
ちなみに「しまなみ海道」をご存知ない方のイメージとして、「海で島を伝って橋を渡って行くので比較的平坦だよね」という「誤解」があります(笑)
誤解であることは行ってみて最初の橋を仰ぎ見れば一発で理解できます(笑)
こういった坂をいったい何本登ればいいのかと最初は気分が滅入ってしまいます。
前回の2011年の夏休みでここに来たときは、暑かったこともあり随分この坂道に苦労した記憶があります。
島に入れば入ったで、沿岸線沿いの道を走らないと、結局島の山に上って横断する羽目になり、これも結構厳しかった記憶があります。
しかし!、今回走ってみると「あれれ?、こんなに負荷がなく登れたかな?」というのが正直な感想でした。
当時の記録では体重は今とあまり変わらず、機材はアルミフレームの「ピナレロFP2」にキシリウムエリートのホイールを履いた構成で、機材だけ見れば現在のボテッキア8AVIOとカンパシャマルミレのほうが格段にパフォーマンスが高いのですが、どうもそれだけではないようです。
膝が相変わらず痛いので負荷をかけず軽いギアをクルクル回すのですが、確かに大した勾配ではない海峡連絡橋への接続道路なのですが、全く苦労なく本当にクルクル回して登っていきます。
今の体重に戻したのは本当に久しぶりなのですが、まあその間簡単に言えば「マドン2台分の重量」を体中にまとって走っていた」わけで、8年かけていろいろな山道で苦労したスキルも含めて、昔よりは上手に登れるようになったからではないでしょうか?
さて次の伯方島の「伯方S・Cパーク」で休憩を取ります。
伯方といえば「伯方の塩」が有名で、それを使ったクリームを食べたかったのですが、まだ営業時間前で残念!よし帰路に必ず寄って食べましょう。
その代わりといってはなんですが「みかんジュース」が美味しかったです。
しかもこんな仕掛けがしてあります。
蛇口からジュースが出るなんて!人類の夢ですね。
もっとも今は蛇口から生ビールや純米酒がただで飲み放題で出てほしいと思う「汚れた大人」になってしまいましたがねぇ(苦笑)
さてここからはしばらく画像が極端に減ります。
全体の時間配分が分からないので、補給も最低限にしてひたすら尾道を目指します。
実は本土間近の「向島」に到着した時点で喉が痛くなり、思いっきりだるくなってきました。
おそらく風邪の症状と補給料不足が原因だと分かりましたので慌てませんでしたが、ぼーっと走っていたので、尾道に行く連絡船のところを通り越して大回りして橋を渡って、会場のある尾道駅前広場に10:50頃には到着できました。
係員のお話では、今治から来たライダーでは2番目だったそうですが、特に補給もせず急いで連絡船に乗り向島に戻ります。
それは向島の市街地を走っている時に「ドラックストア」を目撃したからで、ここで「緊急ドーピング」の実施です。
具体的にはこういう時は胃腸が弱っているので、胃腸薬の内服液と、栄養ゼリーと、パブロンの風邪の時に栄養補給で飲むドリンクを購入して飲みます。
このあたりは過去のイベントで実践して効果があった方法で、この他ブルベで駆け込んだ薬局の人に教えてもらった「そういう時は肝臓が弱っているので、ウコンや肝臓水解物のようなドリンクが効果があるよ」などの知識が役に立ちます。
投薬の効果があったのか、体力がみるみる回復していって元気も出てきたので、往路で取り漏れたメダルの確保のために、メインルートをそれて走ります。
まず因島の「立ち寄り必須CP(このブログを書くまで気がつきませんでしたが)」である、向島運動公園に行きます。
ここではこんなものが配られており、体力回復に大いに役立ちました。
ここから下のコースに戻れば良いものの、いつもの悪い癖が出てきて「コース設定はないんだから何処を走ってもいいんだよね」という冒険心を抑えきれれず(笑)反対側の島の中心部・・・つまり山の上に向かって登り始めました。
多少の峠がある位だろうと甘く見ていたらとんでもない話で、眼前にそびえる高い山の上に向かってどんどん登っていきます。
気が付けば一番高い所を走っている「しまなみ海道」の自動車道のところまで登ってしまい、自動車道を横切ったら今度は凄い勾配の坂をどんどん下って行きます。
するとなんか見覚えのある地形に出たと思ったら、「因島」に行く因島大橋に登る連絡道の、それもほとんど終点地点のところにぶつかり、ある意味ラッキーでしたが、ここで余計な時間と体力を使ってしまいました。
因島は、下のコースか無味沿いのコースを走れば少しは楽なものの、ここも悪い癖がでで、因島の中央を縦断するコースを選んだのが運の尽きでした(笑)。
みるみる高度が上がって行き、長い上り坂が続いていくので、さすが息が切れてきます。
県道120号線の「大山トンネル」を超えます。
トンネルを出るとえらい高い所に登っていて、周囲の島々が見渡せます。
坂を下った麓に街があり、そこに目的地の「因島総合支所CP」に到着します。
ここでは栄養補給で反対側にあったコンビニで「チョコモナカジャンボ」を買って食べます。
アイスクリームは栄養価が高く、エネルギーの転換も早いので有効ですが、おなかが冷えるのでそこは腹具合との相談になります。
さてここを出て隣の「生口島(瀬戸田)」に行くために、またまた連絡路を登ります。
一応標識では「AV3%」と書いてあるので、そんなに厳しい勾配の坂ではないようですが、何度も登らされるので徐々に脚を削られていきます。
生口島は時計回りで南側のルートを走りますが、ちょうど強い追い風になって快調に飛ばせます。
ほどなく海岸線沿いの「旧生口中学校CP」にたどり着きます。
ここでは地元特産品の「レモン」を頂きます。
なんというか、普段スーパーで買ってくる外国産に比べると、爽やか且つ風味が濃い味の美味しいレモンでした。
もしかしたらレモンが美味しいと感じたのは生まれては初めてかもしれません。
このあと「多々羅大橋」をわたって、このしまなみ海道では一番大きな島の「大三島」に渡りますが、ここは通過するだけで、次の「伯方島に渡ろうと急いでいたら」「ソラネコさん!」という声に呼び止められて、驚いて戻ってみると、なんと茨城県の筑波付近で活動されている「REST STATION RIDERS」、通称チームRSRのお馴染みの方々が参加していました。
まさか今回ばかりは正体がバレることはないと完全に油断しきっていましたから(笑)、驚いたのと、こんな偶然があるんだなぁと、縁の不思議さを感じました。
さて最後のメダルを取るために、伯方島ではコースを外れて「鎮守の森CP(旧北浦保育所)に向かいます。
ここでは美味しいイチジクとかをいただいて、地元の方と談笑していましたが、参加者・・・もといスタッフとして走行されていた方が、なんと地元のサイクリング協会の理事長さんで、色々とお話をさせていただきました。
伯方島では、往路で食べられなかった「伯方の塩ソフトクリーム」にありつけました!
ほんのり塩見が効いて、甘いだけでないふくよかな味わいが楽しめます。
さあ「伯方・大島大橋」をわたって、最期の大島に渡ります。
ここはもはや島の中心を横切るしかなく、最後に結構アップダウンが続くコースになります。
ここで何度か後ろから抜かれたのですが、抜いていったご主人はどうも上り坂は得意ではないようで、すぐに追いついてしまいます。
自分は競争する気はないので「抜くのもなんだかかなー」と思いつつ、自分のペースが保てないので抜くと、次の下り坂で猛然と追い越し抜いていくということが続きました。
その抜き方も「隙を突いて脇をすり抜ける」というい危険な走行で、これは温厚で有名な(苦笑)僕でも流石に「カチン!」ときて、少しお仕置きしてあげることにしました。
最期の「来島海峡大橋」に登る坂では、後ろにぴたりと付いてプレッシャーを与え、途中でペースが落ちたところで、じりじりと軽々抜いて行くと、力尽きたのかどんどん後退して行きました。
こういうイベントで競争は厳禁で、しかも「無駄な虚栄心」や「イミのない競争心」をたぎらせるのは、迷惑以外何者でもないので、これに懲りて(懲りていないだろうなぁ)おとなしく楽しく走って欲しいものですね。
さあ、これで最後の海峡を渡ります。
四国の今治に戻ってきて、会場に無事ゴールしました。
今回のログです
これで「公式」にしまなみ海峡を渡ったという証明ができますね。
こんな粋なメダルもいただきました。
普段はあまり目立ちたくなくてやらないのですが、お立ち台で記念撮影してもらいました。
嬉しいというより、最悪のコンディションでも無事走れて乗り切れた事にほっとしたという感じです。
イベント終わって次の宿泊地に向かう途中にこんな綺麗な夕焼けを見ました。
しかし、ロングドライブ、風邪、睡眠不足で、150Kmを一日中かけて走っても問題がないというのも、本当に我ながら歳の割には「タフ」だなぁ・・・と自画自賛していたら、先ほどの夕焼けの赤い色に誘われて、猛烈に眠くなってしまいました(笑)
ホテルに入り、近くの居酒屋でハイボールと焼き鳥で夕食をすまし、風呂に入ったあとは記憶がないほど爆睡してしまいました。
しまなみ海道のイベントはこれで終了ですが、四国での僕の旅はまだまだ続きます。
しかし、実のところ先週は風邪気味だったところ、いきなりの長距離ドライブの疲れもあり、風邪の症状が悪化してきただけでなく、何故かホテルでも一睡もできませんでした。
通常これで自転車のイベントなど絶対無理なのですが・・・・。
よく考えてみたら、今まで自分が参加した数多くのイベントでも、一睡もできなかったり、熱が出ていたり、酷い便秘で気持ち悪くなったりと、いろいろあったのですが、何とかしてたというか、何とかなった「実績」があり、そう考えたら「走り出したら、何か答えが出るだろう」と開き直ってイベント会場に出かけました。
まず駐車場を探して5:30ごろ真っ暗ななか、例によって係員より先に一番乗りでつきました(苦笑)
ここは来島海峡大橋の自転車道入口近くの「今治造船」の駐車場を使っているようです。
のんびりとバイクと装備の準備をして、体調を整えるために薬やサプリメントを取りますが、思ったほど体調は悪くなく、これなら丸一日走り続けても大丈夫なようです。
しかし風邪ひいて一睡もしていないのになんともないというのは、開き直ったとは言えどんな体をしているのでしょう(笑)
まあ、こういう時は「ダメかもしれない」とビクビクしていると本当にダメになるので、無理矢理でも「自分は大丈夫」と思い込むのも、ロングライドのスキルの一つかもしれませんね。
駐車場から会場までは結構急な勾配を登っていきます。
会場は半島の先のてっぺんにある、「来島海峡展望館」の駐車場になるのでトンネルを抜けて更に登っていきます。
さすが高いところで抜群の眺望ですね。
会場の準備も着々と進んでいきます。
6時を超えて日が昇ってきました。
この大会ですが、実のとこあまり内容を確かめないでエントリーしたこともあり、実は「スタンプラリー」形式であることを知りませんでした(笑)。
ただ最近はスマホにアプリを仕込んでおくと、その場所に行くとスタンプを自動でゲットできるものがあり、いちいちスタンプのカードを取り出すのも面倒なのでそのアプリを使いました。
自分は「しまなみブルーライド・今治ロングコース」で、今治から尾道まで渡って、合計14個の設定地点から最低8個のスタンプを取得すれば完走となります。
7時になって走行開始・・・・とみんなでよーいドン絵はなく、「勝手に走ってください」というゆるいスタート風景でした。
走行コースの指定はないのですが、しまなみ海道は道に記してある青いラインに従えば今治⇔尾道を土地感がなくとも走ることができます。
一応そのコースに沿えば最低のスタンプは取得できそうでしたので、まず寄り道ぜず出来るだけ早く尾道に渡り、帰路は残ったスタンプ地点を探しながら走るプランで進みました。
走り出してみると、体調も問題なく、バイクも快調で気持ちが良いです。
海峡にかかっている高い橋脚の上から眺める瀬戸内海の景色は絶品ですね。
体も暖まらないうちに最初のCPである「宮窪漁港」に到着です。
アプリを見たら確かにスタンプを自動取得していましたので、すぐに出て走り出します。
ちなみに「しまなみ海道」をご存知ない方のイメージとして、「海で島を伝って橋を渡って行くので比較的平坦だよね」という「誤解」があります(笑)
誤解であることは行ってみて最初の橋を仰ぎ見れば一発で理解できます(笑)
こういった坂をいったい何本登ればいいのかと最初は気分が滅入ってしまいます。
前回の2011年の夏休みでここに来たときは、暑かったこともあり随分この坂道に苦労した記憶があります。
島に入れば入ったで、沿岸線沿いの道を走らないと、結局島の山に上って横断する羽目になり、これも結構厳しかった記憶があります。
しかし!、今回走ってみると「あれれ?、こんなに負荷がなく登れたかな?」というのが正直な感想でした。
当時の記録では体重は今とあまり変わらず、機材はアルミフレームの「ピナレロFP2」にキシリウムエリートのホイールを履いた構成で、機材だけ見れば現在のボテッキア8AVIOとカンパシャマルミレのほうが格段にパフォーマンスが高いのですが、どうもそれだけではないようです。
膝が相変わらず痛いので負荷をかけず軽いギアをクルクル回すのですが、確かに大した勾配ではない海峡連絡橋への接続道路なのですが、全く苦労なく本当にクルクル回して登っていきます。
今の体重に戻したのは本当に久しぶりなのですが、まあその間簡単に言えば「マドン2台分の重量」を体中にまとって走っていた」わけで、8年かけていろいろな山道で苦労したスキルも含めて、昔よりは上手に登れるようになったからではないでしょうか?
さて次の伯方島の「伯方S・Cパーク」で休憩を取ります。
伯方といえば「伯方の塩」が有名で、それを使ったクリームを食べたかったのですが、まだ営業時間前で残念!よし帰路に必ず寄って食べましょう。
その代わりといってはなんですが「みかんジュース」が美味しかったです。
しかもこんな仕掛けがしてあります。
蛇口からジュースが出るなんて!人類の夢ですね。
もっとも今は蛇口から生ビールや純米酒がただで飲み放題で出てほしいと思う「汚れた大人」になってしまいましたがねぇ(苦笑)
さてここからはしばらく画像が極端に減ります。
全体の時間配分が分からないので、補給も最低限にしてひたすら尾道を目指します。
実は本土間近の「向島」に到着した時点で喉が痛くなり、思いっきりだるくなってきました。
おそらく風邪の症状と補給料不足が原因だと分かりましたので慌てませんでしたが、ぼーっと走っていたので、尾道に行く連絡船のところを通り越して大回りして橋を渡って、会場のある尾道駅前広場に10:50頃には到着できました。
係員のお話では、今治から来たライダーでは2番目だったそうですが、特に補給もせず急いで連絡船に乗り向島に戻ります。
それは向島の市街地を走っている時に「ドラックストア」を目撃したからで、ここで「緊急ドーピング」の実施です。
具体的にはこういう時は胃腸が弱っているので、胃腸薬の内服液と、栄養ゼリーと、パブロンの風邪の時に栄養補給で飲むドリンクを購入して飲みます。
このあたりは過去のイベントで実践して効果があった方法で、この他ブルベで駆け込んだ薬局の人に教えてもらった「そういう時は肝臓が弱っているので、ウコンや肝臓水解物のようなドリンクが効果があるよ」などの知識が役に立ちます。
投薬の効果があったのか、体力がみるみる回復していって元気も出てきたので、往路で取り漏れたメダルの確保のために、メインルートをそれて走ります。
まず因島の「立ち寄り必須CP(このブログを書くまで気がつきませんでしたが)」である、向島運動公園に行きます。
ここではこんなものが配られており、体力回復に大いに役立ちました。
ここから下のコースに戻れば良いものの、いつもの悪い癖が出てきて「コース設定はないんだから何処を走ってもいいんだよね」という冒険心を抑えきれれず(笑)反対側の島の中心部・・・つまり山の上に向かって登り始めました。
多少の峠がある位だろうと甘く見ていたらとんでもない話で、眼前にそびえる高い山の上に向かってどんどん登っていきます。
気が付けば一番高い所を走っている「しまなみ海道」の自動車道のところまで登ってしまい、自動車道を横切ったら今度は凄い勾配の坂をどんどん下って行きます。
するとなんか見覚えのある地形に出たと思ったら、「因島」に行く因島大橋に登る連絡道の、それもほとんど終点地点のところにぶつかり、ある意味ラッキーでしたが、ここで余計な時間と体力を使ってしまいました。
因島は、下のコースか無味沿いのコースを走れば少しは楽なものの、ここも悪い癖がでで、因島の中央を縦断するコースを選んだのが運の尽きでした(笑)。
みるみる高度が上がって行き、長い上り坂が続いていくので、さすが息が切れてきます。
県道120号線の「大山トンネル」を超えます。
トンネルを出るとえらい高い所に登っていて、周囲の島々が見渡せます。
坂を下った麓に街があり、そこに目的地の「因島総合支所CP」に到着します。
ここでは栄養補給で反対側にあったコンビニで「チョコモナカジャンボ」を買って食べます。
アイスクリームは栄養価が高く、エネルギーの転換も早いので有効ですが、おなかが冷えるのでそこは腹具合との相談になります。
さてここを出て隣の「生口島(瀬戸田)」に行くために、またまた連絡路を登ります。
一応標識では「AV3%」と書いてあるので、そんなに厳しい勾配の坂ではないようですが、何度も登らされるので徐々に脚を削られていきます。
生口島は時計回りで南側のルートを走りますが、ちょうど強い追い風になって快調に飛ばせます。
ほどなく海岸線沿いの「旧生口中学校CP」にたどり着きます。
ここでは地元特産品の「レモン」を頂きます。
なんというか、普段スーパーで買ってくる外国産に比べると、爽やか且つ風味が濃い味の美味しいレモンでした。
もしかしたらレモンが美味しいと感じたのは生まれては初めてかもしれません。
このあと「多々羅大橋」をわたって、このしまなみ海道では一番大きな島の「大三島」に渡りますが、ここは通過するだけで、次の「伯方島に渡ろうと急いでいたら」「ソラネコさん!」という声に呼び止められて、驚いて戻ってみると、なんと茨城県の筑波付近で活動されている「REST STATION RIDERS」、通称チームRSRのお馴染みの方々が参加していました。
まさか今回ばかりは正体がバレることはないと完全に油断しきっていましたから(笑)、驚いたのと、こんな偶然があるんだなぁと、縁の不思議さを感じました。
さて最後のメダルを取るために、伯方島ではコースを外れて「鎮守の森CP(旧北浦保育所)に向かいます。
ここでは美味しいイチジクとかをいただいて、地元の方と談笑していましたが、参加者・・・もといスタッフとして走行されていた方が、なんと地元のサイクリング協会の理事長さんで、色々とお話をさせていただきました。
伯方島では、往路で食べられなかった「伯方の塩ソフトクリーム」にありつけました!
ほんのり塩見が効いて、甘いだけでないふくよかな味わいが楽しめます。
さあ「伯方・大島大橋」をわたって、最期の大島に渡ります。
ここはもはや島の中心を横切るしかなく、最後に結構アップダウンが続くコースになります。
ここで何度か後ろから抜かれたのですが、抜いていったご主人はどうも上り坂は得意ではないようで、すぐに追いついてしまいます。
自分は競争する気はないので「抜くのもなんだかかなー」と思いつつ、自分のペースが保てないので抜くと、次の下り坂で猛然と追い越し抜いていくということが続きました。
その抜き方も「隙を突いて脇をすり抜ける」というい危険な走行で、これは温厚で有名な(苦笑)僕でも流石に「カチン!」ときて、少しお仕置きしてあげることにしました。
最期の「来島海峡大橋」に登る坂では、後ろにぴたりと付いてプレッシャーを与え、途中でペースが落ちたところで、じりじりと軽々抜いて行くと、力尽きたのかどんどん後退して行きました。
こういうイベントで競争は厳禁で、しかも「無駄な虚栄心」や「イミのない競争心」をたぎらせるのは、迷惑以外何者でもないので、これに懲りて(懲りていないだろうなぁ)おとなしく楽しく走って欲しいものですね。
さあ、これで最後の海峡を渡ります。
四国の今治に戻ってきて、会場に無事ゴールしました。
今回のログです
これで「公式」にしまなみ海峡を渡ったという証明ができますね。
こんな粋なメダルもいただきました。
普段はあまり目立ちたくなくてやらないのですが、お立ち台で記念撮影してもらいました。
嬉しいというより、最悪のコンディションでも無事走れて乗り切れた事にほっとしたという感じです。
イベント終わって次の宿泊地に向かう途中にこんな綺麗な夕焼けを見ました。
しかし、ロングドライブ、風邪、睡眠不足で、150Kmを一日中かけて走っても問題がないというのも、本当に我ながら歳の割には「タフ」だなぁ・・・と自画自賛していたら、先ほどの夕焼けの赤い色に誘われて、猛烈に眠くなってしまいました(笑)
ホテルに入り、近くの居酒屋でハイボールと焼き鳥で夕食をすまし、風呂に入ったあとは記憶がないほど爆睡してしまいました。
しまなみ海道のイベントはこれで終了ですが、四国での僕の旅はまだまだ続きます。
聖地、大和ミュージアム見学 [イベント]
先週末は更新がありませんでしたが、実はしまなみ海道のイベントに遠征していました。
怜和の即位礼のおかげで事業所は4連休になり、溜まっていた有給を合体させてなんと11連休の「秋休み」をいただきました。
若い頃であれば一気呵成に広島まで行けましたが、流石に938kmもあるので、まず中間地点の滋賀県の大津に一泊します。
朝起きたら琵琶湖のほとりにある立派なホテルであることが判明しました(笑)
朝食を取って早速出発です。
7:30ごろ大津を出て、新名神経由で山陽道に出て、まず広島県呉市に向かいます。
目的は「大和ミュージアム」で、呉市は現在も海上自衛隊の基地がありますが、昔からの「海軍の街」であり、大和もここにある当時の「呉海軍工廠」で建造されました。
港近くに有るニュージアム付近は車が渋滞していて、駐車場は近くのショッピングセンターの駐車場を使い、歩いてミュージアムを目指します。
これは「海上自衛隊呉史料館」に設置されている退役しいた「ゆうしお型」潜水艦の「あきしお」で、
正真正銘の実物です。
資料館はおそらく8年ぶりくらいですが、どうも雰囲気というか来館してくる種類の人間が変わっているような気がします。
おそらくその原因はこれでしょう。
これはゲームの「艦隊コレクション」のキャラクターであり、ここも「萌え」系の情念が侵食しているようですね(苦笑)
気を取り直してミュージアムに向かいます。
正面に当時世界最大の戦艦で、「ビックセブン」と呼ばれた世界の7大戦艦の一つの「陸奥」のスクリューと主砲の砲身が展示してあります。
入館すると、1/10スケールの大和の模型がお出迎えです。
この模型も当時「おそらく」この姿あったろうというもので、大和の最期の時の装備やカラーリングなどはっきりとはしていません。
大和に限らずですが、敗戦国だったこともあって、終戦と同時に貴重な資料は投棄されたり焼却されたこともあり、そこに日本人特有の「都合の悪いことは悪れて美化に走る」のロジックが、正確に物事を伝えていくことの障害になっている気はします。
また大和の最後も、そもそもいくら「生きて生き恥を晒すべからず」の軍人精神や、「敗戦や特攻の責任を押し付けた」などの諸説を聞いたりしますが、大和の「沖縄特攻」は腑に落ちないことが多すぎるような気がします。
さて見学も終えてあすのイベントの出発地点である、愛媛県今治市、つまり四国に向けて、久し振りにしまなみ海道を渡ります。
いやこの風景は何度見ても素晴らしいですね。
このまま通過するのももったいないので「生口島」の瀬戸田PAで一休みして景観を楽しみます。
さて明日は久しぶりの「しまなみ海道」を自転車で走りますが、果たしてどうなるでしょう?
怜和の即位礼のおかげで事業所は4連休になり、溜まっていた有給を合体させてなんと11連休の「秋休み」をいただきました。
若い頃であれば一気呵成に広島まで行けましたが、流石に938kmもあるので、まず中間地点の滋賀県の大津に一泊します。
朝起きたら琵琶湖のほとりにある立派なホテルであることが判明しました(笑)
朝食を取って早速出発です。
7:30ごろ大津を出て、新名神経由で山陽道に出て、まず広島県呉市に向かいます。
目的は「大和ミュージアム」で、呉市は現在も海上自衛隊の基地がありますが、昔からの「海軍の街」であり、大和もここにある当時の「呉海軍工廠」で建造されました。
港近くに有るニュージアム付近は車が渋滞していて、駐車場は近くのショッピングセンターの駐車場を使い、歩いてミュージアムを目指します。
これは「海上自衛隊呉史料館」に設置されている退役しいた「ゆうしお型」潜水艦の「あきしお」で、
正真正銘の実物です。
資料館はおそらく8年ぶりくらいですが、どうも雰囲気というか来館してくる種類の人間が変わっているような気がします。
おそらくその原因はこれでしょう。
これはゲームの「艦隊コレクション」のキャラクターであり、ここも「萌え」系の情念が侵食しているようですね(苦笑)
気を取り直してミュージアムに向かいます。
正面に当時世界最大の戦艦で、「ビックセブン」と呼ばれた世界の7大戦艦の一つの「陸奥」のスクリューと主砲の砲身が展示してあります。
入館すると、1/10スケールの大和の模型がお出迎えです。
この模型も当時「おそらく」この姿あったろうというもので、大和の最期の時の装備やカラーリングなどはっきりとはしていません。
大和に限らずですが、敗戦国だったこともあって、終戦と同時に貴重な資料は投棄されたり焼却されたこともあり、そこに日本人特有の「都合の悪いことは悪れて美化に走る」のロジックが、正確に物事を伝えていくことの障害になっている気はします。
また大和の最後も、そもそもいくら「生きて生き恥を晒すべからず」の軍人精神や、「敗戦や特攻の責任を押し付けた」などの諸説を聞いたりしますが、大和の「沖縄特攻」は腑に落ちないことが多すぎるような気がします。
さて見学も終えてあすのイベントの出発地点である、愛媛県今治市、つまり四国に向けて、久し振りにしまなみ海道を渡ります。
いやこの風景は何度見ても素晴らしいですね。
このまま通過するのももったいないので「生口島」の瀬戸田PAで一休みして景観を楽しみます。
さて明日は久しぶりの「しまなみ海道」を自転車で走りますが、果たしてどうなるでしょう?
2019セオフェスで2時間エンデユーロに挑戦 [イベント]
おかげさまで膝の痛みは陳腐な表現ですが「薄紙を剥がすように」少しづつではありますが、回復の方向に向かっています。
しかし、TVのCMや新聞の広告に良く出t来る「膝が痛い方のために」のフレーズに敏感になってしまうというのも、情けない限りですね(苦笑)
さて、現時点では今年予定しているイベントは10月26日に開催される、栃木県南部の平坦地を走る「ツールド小山」だけですが、これはどちらかというとノンビリ仲間と平地を楽しもうというところで、特に奮い立たせる要素が無い催しものですが、そうなると自分の場合生来の「根性なし」が顔を出してしまって、自分を鍛える方向には間違っても向かいません。
膝を含めて「無理をいない言い訳」には困らないのですが(苦笑)それでは体重も落ちませんしパフォーマンスも低下方向になって、また来年苦労することは目に見えています。
ということで、自転車ライフの緊張感を維持するために、あえて「封印」していたレース参加をこのたび解禁することにしました。
むろん「ガチ」で争うパフォーマンスはないですし、当然安全第一となれば「クリテリウム」のような全会バトルはなしで、このイベントが目に留まりました。
セオフエスは、千葉県を中心に展開している大手の自転車ショップ「セオサイクル」が主催するお祭りのようなもので、各種レースインイベントや試乗会や展示などが盛りだくさんの、レースに参加しないでも楽しめるイベントです。
以前この大会の4時間エンデューロには何回か参加したことがありますが、イベントが行われる「袖ヶ浦フォレストレースウェイ」サーキットは、栃木県茂木町にある「ツインリンクもてぎ」サーキットの小型版のようなコースで、勾配もそこそこで走りやすいサーキットです。
このサーキットを2時間戦闘速度で走るわけですが、まあ間違っても先頭集団などに加わって走り回るパフォーマンスはありませんので、自分のペースで淡々と走るだけだと思います。
第一に「絶対落車しない」が前提ですので(苦笑)。ほかの参加者の邪魔にならないように、サーキット走行を楽しんでこようと思います。
しかし、TVのCMや新聞の広告に良く出t来る「膝が痛い方のために」のフレーズに敏感になってしまうというのも、情けない限りですね(苦笑)
さて、現時点では今年予定しているイベントは10月26日に開催される、栃木県南部の平坦地を走る「ツールド小山」だけですが、これはどちらかというとノンビリ仲間と平地を楽しもうというところで、特に奮い立たせる要素が無い催しものですが、そうなると自分の場合生来の「根性なし」が顔を出してしまって、自分を鍛える方向には間違っても向かいません。
膝を含めて「無理をいない言い訳」には困らないのですが(苦笑)それでは体重も落ちませんしパフォーマンスも低下方向になって、また来年苦労することは目に見えています。
ということで、自転車ライフの緊張感を維持するために、あえて「封印」していたレース参加をこのたび解禁することにしました。
むろん「ガチ」で争うパフォーマンスはないですし、当然安全第一となれば「クリテリウム」のような全会バトルはなしで、このイベントが目に留まりました。
セオフエスは、千葉県を中心に展開している大手の自転車ショップ「セオサイクル」が主催するお祭りのようなもので、各種レースインイベントや試乗会や展示などが盛りだくさんの、レースに参加しないでも楽しめるイベントです。
以前この大会の4時間エンデューロには何回か参加したことがありますが、イベントが行われる「袖ヶ浦フォレストレースウェイ」サーキットは、栃木県茂木町にある「ツインリンクもてぎ」サーキットの小型版のようなコースで、勾配もそこそこで走りやすいサーキットです。
このサーキットを2時間戦闘速度で走るわけですが、まあ間違っても先頭集団などに加わって走り回るパフォーマンスはありませんので、自分のペースで淡々と走るだけだと思います。
第一に「絶対落車しない」が前提ですので(苦笑)。ほかの参加者の邪魔にならないように、サーキット走行を楽しんでこようと思います。
膝の激痛に耐え、ツールド日光参加(後篇) [イベント]
さあここから厳しい山登りの連続となる後半戦が始まります。
栗山村というところで、日光方面に行くルートですが、まずエイドのある「大笹牧場」というところまで、高低差300mを4.5kmかけて登ります。
平均勾配で言えば6.6%でしかありませんが、すでにここまで60kmをジリジリと500mほど登っていますし、いよいよひざ下が痺れて感覚はなくなっていますし、こうなるといつ激痛が走って動けなくなるかが不安ですが、まあ行くしかありません。
こうなれば無理は禁物で、途中苦しくなったら景色の良いところで撮影するふりをして(笑)こまめに休憩しながらゆっくり上ります。
流石にここまで来ると景色は素晴らしいですね。
休憩している横を、みなさんスイスイ上って行きますが、まあ焦っても仕方がありません。
しかし、膝の痛みもともかく、無計画で補給職を用意していなかったツケがここで出てきて、いよいよ体力が切れてきて体に力が入りません。
これは完全に「ハンガーノック」の症状で、素人ではあるまいしまあ情けない限りです(苦笑)
とにかく何とか上りきって大笹牧場のエイドステーションに到着です。
ここではオニギリが用意してありますが、そんなものではとても足りませんし、このオニギリがえねるぎーとして回りだすのは3時間後くらいですから原状回復になりません。
で、大笹牧場と言えば美味しいソフトクリームが有名なので、レストハウスに行ってソフトクリームをいただきます。
その墓にも\濃厚な牛乳とコカコーラを飲んで何とか一息つきました。
さあ、ここから更に400mほど登りますが、すでにほとんど余力はありませんから、本当にインナーローでノロノロ進むだけです。
平均勾配を地図上で見ると大したようには見えませんが、九十九折れで見上げる先に登っていく、この霧降高原のルートは何度登って苦しいものです。
ただ、この霧降高原は名前の通り霧というより雲中に入ることが多く、頂上の「六方沢展望台」で雄大な景色を見られることが少ないのですが、今回はご覧の通りの景気に恵まれました。
ここまでくれば終わったようなもので、後は日光市街地まで下って行き、会場のある大谷川公園までは、まっしぐらです。
しかし、幸運にも最後まで足が持ったもので、ゴールして自転車から降りようといても、膝が満足に曲がらない状態で、立ちゴケしそうに成ってしまいました(苦笑)
さて、このイベントから6日たってやっと記事を書き終えましたが、幸いにも膝は悪化することはなく、日常生活には支障が無い位には回復して、通勤で自転車に乗れる程度には回復しました。
しかし、毎回毎回山岳イベントは見苦しい泣き言のオンパレードで、書いている自分が一番うんざりしてしまいました(苦笑)。
まあ今年は一年間使って体を調整するつもりで、年末までに体重を二桁に戻して、その体重での身体バランスやスタミナを冬の間に身につけて、春からパフォーマンスを上げて行こうという、何とも気の長い計画で進んでいます。
来年は、多少は山岳イベントを楽しめるように成っている事を信じて、今はひたすら我慢というところです。
栗山村というところで、日光方面に行くルートですが、まずエイドのある「大笹牧場」というところまで、高低差300mを4.5kmかけて登ります。
平均勾配で言えば6.6%でしかありませんが、すでにここまで60kmをジリジリと500mほど登っていますし、いよいよひざ下が痺れて感覚はなくなっていますし、こうなるといつ激痛が走って動けなくなるかが不安ですが、まあ行くしかありません。
こうなれば無理は禁物で、途中苦しくなったら景色の良いところで撮影するふりをして(笑)こまめに休憩しながらゆっくり上ります。
流石にここまで来ると景色は素晴らしいですね。
休憩している横を、みなさんスイスイ上って行きますが、まあ焦っても仕方がありません。
しかし、膝の痛みもともかく、無計画で補給職を用意していなかったツケがここで出てきて、いよいよ体力が切れてきて体に力が入りません。
これは完全に「ハンガーノック」の症状で、素人ではあるまいしまあ情けない限りです(苦笑)
とにかく何とか上りきって大笹牧場のエイドステーションに到着です。
ここではオニギリが用意してありますが、そんなものではとても足りませんし、このオニギリがえねるぎーとして回りだすのは3時間後くらいですから原状回復になりません。
で、大笹牧場と言えば美味しいソフトクリームが有名なので、レストハウスに行ってソフトクリームをいただきます。
その墓にも\濃厚な牛乳とコカコーラを飲んで何とか一息つきました。
さあ、ここから更に400mほど登りますが、すでにほとんど余力はありませんから、本当にインナーローでノロノロ進むだけです。
平均勾配を地図上で見ると大したようには見えませんが、九十九折れで見上げる先に登っていく、この霧降高原のルートは何度登って苦しいものです。
ただ、この霧降高原は名前の通り霧というより雲中に入ることが多く、頂上の「六方沢展望台」で雄大な景色を見られることが少ないのですが、今回はご覧の通りの景気に恵まれました。
ここまでくれば終わったようなもので、後は日光市街地まで下って行き、会場のある大谷川公園までは、まっしぐらです。
しかし、幸運にも最後まで足が持ったもので、ゴールして自転車から降りようといても、膝が満足に曲がらない状態で、立ちゴケしそうに成ってしまいました(苦笑)
さて、このイベントから6日たってやっと記事を書き終えましたが、幸いにも膝は悪化することはなく、日常生活には支障が無い位には回復して、通勤で自転車に乗れる程度には回復しました。
しかし、毎回毎回山岳イベントは見苦しい泣き言のオンパレードで、書いている自分が一番うんざりしてしまいました(苦笑)。
まあ今年は一年間使って体を調整するつもりで、年末までに体重を二桁に戻して、その体重での身体バランスやスタミナを冬の間に身につけて、春からパフォーマンスを上げて行こうという、何とも気の長い計画で進んでいます。
来年は、多少は山岳イベントを楽しめるように成っている事を信じて、今はひたすら我慢というところです。
膝の激痛に耐え、ツールド日光参加(中篇) [イベント]
さて、エイドステーションで美味しいそばを食べて、いよいよイベント後半戦です。
鬼怒川温泉の温泉街を抜けて・・・・ここも随分宿泊施設の入れ替わりがあり、廃業して更地になったところや、名前が変わっていたり、大手のホテルグループの傘下に入っていたりといろいろです。
この温泉街を抜けて「龍王峡」を抜けると、いよいよ勾配が厳しくなってきます。
この坂を上りきると眼前には「五十里(いかり)ダム」の人口湖である五十里湖が見えてきます。
コースはこの湖を一周する感じで進みますが、上流部分の橋で止まって記念撮影です。
このあたり、10月の紅葉シーズンになると非常に見ごたえがあります。
橋を渡って東岸の旧道をも戻っていきますが、普段わざわざ走るところではないので、ノンビリと風景を楽しみながら進みます。
今回は本当は山岳仕様に仕立てたターマックを使うはずでしたが、キシリウムSLRのコチコチ硬いホイールに耐えられる体の状態ではなかったので、急遽マドン6を引っ張り出しました。
マドンは高いフレーム剛性としなやかな乗り心地のバランスが絶妙で、よく前に進みますが決してガチガチではありません。
また、今回BBに「Ninjya」というスレットタイプの変換アダプタ―を入れえおり、巷の評判では確実にクランクの周りが良くなっているとの事ですが、今の体の状態ではそれどころではありませんし、まったく体感できませんでした。
湖をグルッと一周して、トンネルを抜けると「川治ダム」に出ます。
ここも地元にいるとわざとは来ないところですが、昔からあると思っていましたが、完成したのは自分が成人する少し前だったようです。
まあ、十分「大昔」ですよねぇ(苦笑)
結構立派なアーチ式ダムで、今回初めてちゃんと見ました。
この川治ダムは鬼怒川上流に作られただダムで、鬼怒川沿いに上流に向かって走って行きます。
このブログは「鬼怒川どすこいライダー」ですが、どすこい体系にとっては、この上流域の道はやはり厳しいルートになりますね。
この道は「川俣温泉川治線」といい、奥鬼怒川の秘境に向かっていくルートです。
エイドステーションのある「そば処瀬戸合峡」に到着です。
ここでエイドの蕎麦をいただきます。
ワサビとおろし大根を効かせた美味しいそばをいただきますが、腹具合から言えば明らかに補給量が足りていません。
平地のロングライドなら、1時間おきに最低オニギリ一個以上のカロリーを補給していますし、補給のめどが立たないところは栄養ゼリーとかのエイドをしっかり用意して来るのですが、今回何せ完走するつもりが全く無かったので(苦笑)、何も持ってきてはいないのですが、この状態で本当に上りきれるんでしょうか?
と、此処まで来たらもう後戻りは効かないんですがねぇ(苦笑)
後篇に続きます。
鬼怒川温泉の温泉街を抜けて・・・・ここも随分宿泊施設の入れ替わりがあり、廃業して更地になったところや、名前が変わっていたり、大手のホテルグループの傘下に入っていたりといろいろです。
この温泉街を抜けて「龍王峡」を抜けると、いよいよ勾配が厳しくなってきます。
この坂を上りきると眼前には「五十里(いかり)ダム」の人口湖である五十里湖が見えてきます。
コースはこの湖を一周する感じで進みますが、上流部分の橋で止まって記念撮影です。
このあたり、10月の紅葉シーズンになると非常に見ごたえがあります。
橋を渡って東岸の旧道をも戻っていきますが、普段わざわざ走るところではないので、ノンビリと風景を楽しみながら進みます。
今回は本当は山岳仕様に仕立てたターマックを使うはずでしたが、キシリウムSLRのコチコチ硬いホイールに耐えられる体の状態ではなかったので、急遽マドン6を引っ張り出しました。
マドンは高いフレーム剛性としなやかな乗り心地のバランスが絶妙で、よく前に進みますが決してガチガチではありません。
また、今回BBに「Ninjya」というスレットタイプの変換アダプタ―を入れえおり、巷の評判では確実にクランクの周りが良くなっているとの事ですが、今の体の状態ではそれどころではありませんし、まったく体感できませんでした。
湖をグルッと一周して、トンネルを抜けると「川治ダム」に出ます。
ここも地元にいるとわざとは来ないところですが、昔からあると思っていましたが、完成したのは自分が成人する少し前だったようです。
まあ、十分「大昔」ですよねぇ(苦笑)
結構立派なアーチ式ダムで、今回初めてちゃんと見ました。
この川治ダムは鬼怒川上流に作られただダムで、鬼怒川沿いに上流に向かって走って行きます。
このブログは「鬼怒川どすこいライダー」ですが、どすこい体系にとっては、この上流域の道はやはり厳しいルートになりますね。
この道は「川俣温泉川治線」といい、奥鬼怒川の秘境に向かっていくルートです。
エイドステーションのある「そば処瀬戸合峡」に到着です。
ここでエイドの蕎麦をいただきます。
ワサビとおろし大根を効かせた美味しいそばをいただきますが、腹具合から言えば明らかに補給量が足りていません。
平地のロングライドなら、1時間おきに最低オニギリ一個以上のカロリーを補給していますし、補給のめどが立たないところは栄養ゼリーとかのエイドをしっかり用意して来るのですが、今回何せ完走するつもりが全く無かったので(苦笑)、何も持ってきてはいないのですが、この状態で本当に上りきれるんでしょうか?
と、此処まで来たらもう後戻りは効かないんですがねぇ(苦笑)
後篇に続きます。
膝の激痛に耐え、ツールド日光参加(前篇) [イベント]
あまり多くを語る気力が無いほど疲れました。
本来ならコンディションを最高に整えて臨むはずでしたが、先週から膝の痛みが悪化していて、痛みだけでなく膝周りが「がくがく」するというのか、突っ張るような違和感が出て、ペダルを回す以前に自転車に乗るのも大変な状態でした。
山岳コースが厳しいツールド日光ですからDNSするのが正しい判断なのですが、人とはこういう時に正しいからというだけで、それを選択できない生き物なのですね(苦笑)
結局膝周りをテーピングでグルグル巻きに固めて出場を強行しました。
ほとんど歩くのもぎこちなく、まるで「ジャイアントロボ」のような歩き方になる始末で(笑)。
当日ですが、朝からこれ以上ないというほどの気候で、絶好のサイクリング日和です。
6:30頃会場に付きましたが、雲一つない快晴ですね。
いろいろありましたが(笑)7:20に第2ウェーブでスタートです。
が、やはりまともに走れる状態ではなく、みるみる集団から遅れていきます。
最初は下りセクションでこのざまですから、この時点では早々にDNFを決意します。
でも体が温まってくると、何とか無負荷で回す分には痛みがなくなって・・・というより段々痺れて感覚がなくなってきたので、ペースを上げたところ、地元TV局の自転車番組の撮影隊に追いつきます。
以後彼らとは何故か同じペースで進んでいくことになります。
第一エイドには何とか付きました。
同行のM島君にはこの辺りでDNFするので先に行ってくれと言っておいて、結局は追いついてしまいました。
この時点絵は本気でDNFするつもりだったのですが・・・・と、信じてくれないかなぁ(苦笑)
でもここから鬼怒川温泉に向かって上り坂だけになるので、はたしてこの先どうなるのでしょう。
と、今回はここまでで、中編に続きます。
本来ならコンディションを最高に整えて臨むはずでしたが、先週から膝の痛みが悪化していて、痛みだけでなく膝周りが「がくがく」するというのか、突っ張るような違和感が出て、ペダルを回す以前に自転車に乗るのも大変な状態でした。
山岳コースが厳しいツールド日光ですからDNSするのが正しい判断なのですが、人とはこういう時に正しいからというだけで、それを選択できない生き物なのですね(苦笑)
結局膝周りをテーピングでグルグル巻きに固めて出場を強行しました。
ほとんど歩くのもぎこちなく、まるで「ジャイアントロボ」のような歩き方になる始末で(笑)。
当日ですが、朝からこれ以上ないというほどの気候で、絶好のサイクリング日和です。
6:30頃会場に付きましたが、雲一つない快晴ですね。
いろいろありましたが(笑)7:20に第2ウェーブでスタートです。
が、やはりまともに走れる状態ではなく、みるみる集団から遅れていきます。
最初は下りセクションでこのざまですから、この時点では早々にDNFを決意します。
でも体が温まってくると、何とか無負荷で回す分には痛みがなくなって・・・というより段々痺れて感覚がなくなってきたので、ペースを上げたところ、地元TV局の自転車番組の撮影隊に追いつきます。
以後彼らとは何故か同じペースで進んでいくことになります。
第一エイドには何とか付きました。
同行のM島君にはこの辺りでDNFするので先に行ってくれと言っておいて、結局は追いついてしまいました。
この時点絵は本気でDNFするつもりだったのですが・・・・と、信じてくれないかなぁ(苦笑)
でもここから鬼怒川温泉に向かって上り坂だけになるので、はたしてこの先どうなるのでしょう。
と、今回はここまでで、中編に続きます。
久しぶりの2019三沢基地祭 [イベント]
なんというか、何がまともか解らないような天候が続いていますが、次から次へと襲いかかる台風本体のみならず、それらが巻き込んでくる湿った空気のせいで、天候の不安定が続いてしまいます。
いろいろなイベントがその影響を受けて中止になっているようですね。
今回自分は自転車イベントではなく、もうひとつのライフワークである飛行機を見に行きました。
9月8日に青森県三沢市にある、航空自衛隊三沢基地、またはアメリカ空軍SISAWAベースの米軍でいうオープンハウス、基地祭が開催されましたので久しぶりに基地祭を堪能してきました。
前日の8日に八戸に宿を取り翌日に備えます。
まあと東北J気動車道を600kmを走ってきたので、その疲れを取るべく早めにまず八戸地元の温泉のある銭湯で汗を流して夕飯を早めに取ります。
ここで大食するとまたまた体重がっ戻ってしまうので、チョイと贅沢をしてイタリアンのディナーで美味しいものを少しだけ頂きます。
いやー、普段食べたことのないものなので、どのように作られているのか「ちんぷんかんぷん」でしたが、舌がとろけるほど美味しかったです。
翌日朝食を取って、車で三沢を目指しますが、なにせ基地祭といえば渋滞がつきものなので、前日ロケハンしておいた、南に10km手前の運動公園の駐車場に車を止めて、そこから自転車を出します。
いつもの通勤に使うMTBですが、10km程度はなんてことはありません。
その代わり撮影用に大げさな機材は持ち込めませんから、本日はたっぷり自分の目に焼き付けます。
三沢基地の正門に自転車を止めて、長い「荷物検査と金属探知のボディチェック」をおえて、これまた延々とランウェイ、滑走路まで延々と歩きます。
やっと付いて久々にブルーインパルスと再会です。
どうやら4機だけの演技のようです。
公式にはエンジンの問題が有りしばらく飛行停止になっていましたが、まだ影響があるのでしょう。
さて本日の基地祭の目玉は最新鋭のF35Aになります。
自分は現物を見るのは初めてになります。
小型の軽量戦闘機と言われたF16や、その拡大発展型のF2に比べるとなんだかチンマリと詰まったような小さい印象を受けます。
これでも単発のエンジン出力は双発のF18と同じくらい有り、重さもあります。
とにかく要求として「艦載機」があるので、寸法に制限があり(格納庫やエレベーターの都合)詰まった寸法に必要な燃料、電子装備、武装を詰め込んで、ステルス性を求めたらこうなったのでしょう。
おそらく「空軍機」として寸法の規制がなければもっと伸びやかなラインになったはずです。
ちなみにレーシングカーの「F1」でも醜いマシンは遅いと決まっていますが、戦闘機も同様で、不格好な機体はあまり成功しない方が多いのですが、その例外が「艦載戦闘機」の海軍機で、その辺どうみても不格好で不気味な怪物のようなF4「ファントム」戦闘機などは、5000機以上作られたベストセラー戦闘機で、往年の飛行機マニアにはとにかく人気のない不格好なF35ですが、いろいろな問題はともかく能力は「超一流」であって、中国やロシアや朝鮮半島の人間にとっては「非常に厄介な難物」であることは間違いないでしょう。
まあ見るだけでしたら、こういうスペシャルマーキングを施した派手なカラーのF2戦闘機の方が格好が良いのは事実です。
で、今となると、確かにF15あたりはクラッシックとも言えるほどクリーンな形状で、子供の頃からあるベテラン戦闘機ですが、流石に時代を感じますね
我々昭和の飛行にマニアはやはり「人間が図面の線を引いた」この時代の飛行機が好きです。
もはや絶滅機種である国産のYS11など、基本設計は第2時世界大戦以前の思想で作られています。
久し振りに見ると色々「初物」も多く、早期警戒機のE2ホークアイの新型のD型もいます。
動力系を換装して、出力と燃費が大幅に改善されています。
ナイフのような8枚のプロペラが新鮮ですね。
お隣の米軍基地の機体も普段見られないものが多いです。
しかし、いつ見ても思うのですが、自衛隊は機体の周りにロープを張って近づくことができませんが、米軍はこんな感じです。
このミサイルの下でくつろいでいるおじさんは、頭上のものがどれだけ物騒なものなのか分かっているんでしょうかね(苦笑)
とにかくペタペタ触りれるくらい触れ合えるのですが、関係者や家族が期待の上に乗って見学していたり、なんともおおらかというのか、これも国民性の違いでしょうかね。
個人主義だけど自己責任がはっきりしている米国と、似非民主主義でお上主導で実は無責任で規則がなければ安全が保てない日本・・・・・
おおっ、「MV22」オスプレイも現物を間近に見るのは初めてです。
全体のボリュームに比べて胴体は小さく昔のV107バートルより人も物も積めなさそうです。
最もヘリコプターと同じ運用ができて、輸送機と同じ航続距離、速度が出ますから、機動性が格段に向上していて、特に侵攻作戦や上陸作戦、特殊作戦などの運用の柔軟性が格段に向上するシロモノで、これを「使われる」方からすればこんな厄介なものはない事がわかります。
出来ればあらゆる手を使って、配備を阻止及び遅らせようと考えるのは戦略や政治の常套です。
うーん、以下自主規制です(笑)
午前中は米空軍のF16のアクロバット専門の機体の飛行がありますが、いやはや流石に戦術戦闘機の本気の機動飛行は迫力があります!
午前中のプログラムが終わって昼休みになりますが、美味しそうな物の屋台は長蛇の列で並ぶ気も起きません。
こういう時は米軍の地元の部隊の人が出しているお店が目玉です。
とはいえこれはとても美味しそうには見えませんね。
パウチに入った毒々しい赤い色の味のわからないパウチ入りのジュースと、七面鳥のモモのバーベキューですが、味はともかく「アメリカ」をたっぷり味わえました(苦笑)。
さて午後のメインイベントはブルーインパルスです。
まあ流石に4機だと寂しいですし、F2やF16の機動飛行の後だと、迫力に欠けてしまうのは仕方がないですね。
このような練習機を使ったアクロバットは数が勝負で、多数機の編隊飛行やスモークのコンビネーションが基本なんですね。
機数が揃って・・・・そうそう来年のオリンピックに向けてスポークも「カラースモーク」が環境対策込みで復活するそうですが、そうなれば蒼空キャンバスに色とりどりのスモークの航跡ので描かれた模様を堪能することができるでしょうね。
さてブルーインパルスが終わると普通の基地祭は「終了」なんですが、こちらはそのあとにまたF16の機動飛行をタップリ見れた上に、なんとおそらく横田基地から飛来してきたMV22の飛行展示がありました!
地元のマニアの方の話では、事前にそんな予定はなかったそうで、「抜き打ち」なんですが、こんな方法を取らなければ反対されるのが国内の現状です。
飛来して飛び去るだけかなと思ったら、一般的なヘリコプターが行う飛行展示のプログラムも展開して、機種を「ペコリ」と下げて挨拶した上で帰って行きました。
事実上これが本日のメインイベントになってしまったようです(苦笑)
さてこれで終わりで、何機かのゲストの機体が帰投するのを見ながら、こちらも自宅に戻る「ミッション」が待っています。
クルマに戻って自転車を収納して、公園を出たのが16:00、その後近くの温泉に入って汗を流しさっぱりしてから着替えて、17:00頃夕飯を撮ります。
いろいろ検索して地元にある大衆食堂「多賀台ドライブイン」を選びました。
うーんドライブインそのものが昭和の香りがしますね(笑)
チキンカツカレー注文して出てきたのがこれです
ボリュームのあるチキンカツにカレールーが乗せられていて一品料理のようです。
横に添えてあるキャベツは生ではなく、酢漬けの美味しいもので凝っていますね。
カレールーはおそらく業務用のカレーを中華用のスープで溶いたもののようでシンプルな味わいでしたが、とにかく1000円でこれだけのボリュームはものすごいコスパでした!
他のメニューも凄い大盛りで、食べ終わる頃には表に行列ができるほど繁盛していて、地元では有名なお店なのでしょう。
18:00に現地を出て、0:30には自宅に帰りつくことができました。
今回はスケジュール的な制約もなく、丸一日のんびりと基地祭を楽しむことが出来ました。
しかし、50も半ばになっても炎天下を丸一日歩き回って、また自動車で600Kmを移動する体力がまだあったんですね(苦笑)
いろいろなイベントがその影響を受けて中止になっているようですね。
今回自分は自転車イベントではなく、もうひとつのライフワークである飛行機を見に行きました。
9月8日に青森県三沢市にある、航空自衛隊三沢基地、またはアメリカ空軍SISAWAベースの米軍でいうオープンハウス、基地祭が開催されましたので久しぶりに基地祭を堪能してきました。
前日の8日に八戸に宿を取り翌日に備えます。
まあと東北J気動車道を600kmを走ってきたので、その疲れを取るべく早めにまず八戸地元の温泉のある銭湯で汗を流して夕飯を早めに取ります。
ここで大食するとまたまた体重がっ戻ってしまうので、チョイと贅沢をしてイタリアンのディナーで美味しいものを少しだけ頂きます。
いやー、普段食べたことのないものなので、どのように作られているのか「ちんぷんかんぷん」でしたが、舌がとろけるほど美味しかったです。
翌日朝食を取って、車で三沢を目指しますが、なにせ基地祭といえば渋滞がつきものなので、前日ロケハンしておいた、南に10km手前の運動公園の駐車場に車を止めて、そこから自転車を出します。
いつもの通勤に使うMTBですが、10km程度はなんてことはありません。
その代わり撮影用に大げさな機材は持ち込めませんから、本日はたっぷり自分の目に焼き付けます。
三沢基地の正門に自転車を止めて、長い「荷物検査と金属探知のボディチェック」をおえて、これまた延々とランウェイ、滑走路まで延々と歩きます。
やっと付いて久々にブルーインパルスと再会です。
どうやら4機だけの演技のようです。
公式にはエンジンの問題が有りしばらく飛行停止になっていましたが、まだ影響があるのでしょう。
さて本日の基地祭の目玉は最新鋭のF35Aになります。
自分は現物を見るのは初めてになります。
小型の軽量戦闘機と言われたF16や、その拡大発展型のF2に比べるとなんだかチンマリと詰まったような小さい印象を受けます。
これでも単発のエンジン出力は双発のF18と同じくらい有り、重さもあります。
とにかく要求として「艦載機」があるので、寸法に制限があり(格納庫やエレベーターの都合)詰まった寸法に必要な燃料、電子装備、武装を詰め込んで、ステルス性を求めたらこうなったのでしょう。
おそらく「空軍機」として寸法の規制がなければもっと伸びやかなラインになったはずです。
ちなみにレーシングカーの「F1」でも醜いマシンは遅いと決まっていますが、戦闘機も同様で、不格好な機体はあまり成功しない方が多いのですが、その例外が「艦載戦闘機」の海軍機で、その辺どうみても不格好で不気味な怪物のようなF4「ファントム」戦闘機などは、5000機以上作られたベストセラー戦闘機で、往年の飛行機マニアにはとにかく人気のない不格好なF35ですが、いろいろな問題はともかく能力は「超一流」であって、中国やロシアや朝鮮半島の人間にとっては「非常に厄介な難物」であることは間違いないでしょう。
まあ見るだけでしたら、こういうスペシャルマーキングを施した派手なカラーのF2戦闘機の方が格好が良いのは事実です。
で、今となると、確かにF15あたりはクラッシックとも言えるほどクリーンな形状で、子供の頃からあるベテラン戦闘機ですが、流石に時代を感じますね
我々昭和の飛行にマニアはやはり「人間が図面の線を引いた」この時代の飛行機が好きです。
もはや絶滅機種である国産のYS11など、基本設計は第2時世界大戦以前の思想で作られています。
久し振りに見ると色々「初物」も多く、早期警戒機のE2ホークアイの新型のD型もいます。
動力系を換装して、出力と燃費が大幅に改善されています。
ナイフのような8枚のプロペラが新鮮ですね。
お隣の米軍基地の機体も普段見られないものが多いです。
しかし、いつ見ても思うのですが、自衛隊は機体の周りにロープを張って近づくことができませんが、米軍はこんな感じです。
このミサイルの下でくつろいでいるおじさんは、頭上のものがどれだけ物騒なものなのか分かっているんでしょうかね(苦笑)
とにかくペタペタ触りれるくらい触れ合えるのですが、関係者や家族が期待の上に乗って見学していたり、なんともおおらかというのか、これも国民性の違いでしょうかね。
個人主義だけど自己責任がはっきりしている米国と、似非民主主義でお上主導で実は無責任で規則がなければ安全が保てない日本・・・・・
おおっ、「MV22」オスプレイも現物を間近に見るのは初めてです。
全体のボリュームに比べて胴体は小さく昔のV107バートルより人も物も積めなさそうです。
最もヘリコプターと同じ運用ができて、輸送機と同じ航続距離、速度が出ますから、機動性が格段に向上していて、特に侵攻作戦や上陸作戦、特殊作戦などの運用の柔軟性が格段に向上するシロモノで、これを「使われる」方からすればこんな厄介なものはない事がわかります。
出来ればあらゆる手を使って、配備を阻止及び遅らせようと考えるのは戦略や政治の常套です。
うーん、以下自主規制です(笑)
午前中は米空軍のF16のアクロバット専門の機体の飛行がありますが、いやはや流石に戦術戦闘機の本気の機動飛行は迫力があります!
午前中のプログラムが終わって昼休みになりますが、美味しそうな物の屋台は長蛇の列で並ぶ気も起きません。
こういう時は米軍の地元の部隊の人が出しているお店が目玉です。
とはいえこれはとても美味しそうには見えませんね。
パウチに入った毒々しい赤い色の味のわからないパウチ入りのジュースと、七面鳥のモモのバーベキューですが、味はともかく「アメリカ」をたっぷり味わえました(苦笑)。
さて午後のメインイベントはブルーインパルスです。
まあ流石に4機だと寂しいですし、F2やF16の機動飛行の後だと、迫力に欠けてしまうのは仕方がないですね。
このような練習機を使ったアクロバットは数が勝負で、多数機の編隊飛行やスモークのコンビネーションが基本なんですね。
機数が揃って・・・・そうそう来年のオリンピックに向けてスポークも「カラースモーク」が環境対策込みで復活するそうですが、そうなれば蒼空キャンバスに色とりどりのスモークの航跡ので描かれた模様を堪能することができるでしょうね。
さてブルーインパルスが終わると普通の基地祭は「終了」なんですが、こちらはそのあとにまたF16の機動飛行をタップリ見れた上に、なんとおそらく横田基地から飛来してきたMV22の飛行展示がありました!
地元のマニアの方の話では、事前にそんな予定はなかったそうで、「抜き打ち」なんですが、こんな方法を取らなければ反対されるのが国内の現状です。
飛来して飛び去るだけかなと思ったら、一般的なヘリコプターが行う飛行展示のプログラムも展開して、機種を「ペコリ」と下げて挨拶した上で帰って行きました。
事実上これが本日のメインイベントになってしまったようです(苦笑)
さてこれで終わりで、何機かのゲストの機体が帰投するのを見ながら、こちらも自宅に戻る「ミッション」が待っています。
クルマに戻って自転車を収納して、公園を出たのが16:00、その後近くの温泉に入って汗を流しさっぱりしてから着替えて、17:00頃夕飯を撮ります。
いろいろ検索して地元にある大衆食堂「多賀台ドライブイン」を選びました。
うーんドライブインそのものが昭和の香りがしますね(笑)
チキンカツカレー注文して出てきたのがこれです
ボリュームのあるチキンカツにカレールーが乗せられていて一品料理のようです。
横に添えてあるキャベツは生ではなく、酢漬けの美味しいもので凝っていますね。
カレールーはおそらく業務用のカレーを中華用のスープで溶いたもののようでシンプルな味わいでしたが、とにかく1000円でこれだけのボリュームはものすごいコスパでした!
他のメニューも凄い大盛りで、食べ終わる頃には表に行列ができるほど繁盛していて、地元では有名なお店なのでしょう。
18:00に現地を出て、0:30には自宅に帰りつくことができました。
今回はスケジュール的な制約もなく、丸一日のんびりと基地祭を楽しむことが出来ました。
しかし、50も半ばになっても炎天下を丸一日歩き回って、また自動車で600Kmを移動する体力がまだあったんですね(苦笑)
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望郷ラインセンチュリーライドの絶景と過酷 [イベント]
先日群馬県沼田市で開催された「望郷ラインセンチュリーライド」に参加して、辛うじて、本当になんとか完走してきました。
まあ、現状の状態で獲得標高2000mクラスは無謀というのは分かっていました。
特に足の状態が高負荷に耐えられないのが前提ですから、出来ることとなると、出来るだけ体重を中心としたバイクも含めての「全装備重量」を1gでも軽くするくらいしかありません。
ボトルは1本だけとして、工具類も最低限にしてザックに背負い、無駄な足掻きですが床屋に行ってムダ毛を剃りました(苦笑)。
本当は体調も万全にしたかったのですが、また色々と有りまして(苦笑)前日の夕飯も満足に取れず、睡眠も3時間程度しか取れませんでした。
これが後に響いてきますが、なんとか5:30に現地につきました。
望郷ラインセンチュリーライドは初めて参加で、群馬でのイベントも初の体験ということで、新鮮な感じがします。
いつもだと早めに出ようと集団の先頭に陣取りますが、Noで決められているので、ゾロゾロと並んで7:00スタートから20分ぐらい経ってからスタートしました。
スタートすると。会場は赤城山の北西側の裾野に広がる大地にあるので、その眼下に沼田市街地が一望できる絶好のロケーションです。
この景観は本当に素晴らしくまさに「望郷」の名前の意味を噛み締めますね。
ただ、当然のことながらこれだけの高台ということは、コースは基本的に「平地がなく勾配だけ」ということになりますから、これは手ごわいイベントになりそうです。
まあここから画像が途絶えてきます(苦笑)
おかげさまで最近の状態からすれば、総悲観的になるほどの急勾配ではないのですが、問題は「負荷の蓄積」で、いつまで脚が持つかということですので、極力脚を消耗しないように回してなんとか凌ぐしかありません。
このイベントは110kmの距離で2500m近い獲得標高であることから、「過酷」であることの対応として、かなり短い距離でエイドステーションや給水所を設定してあるのはありがたいところでした。
なにせ、結局コース上にコンビニはなく、自販機を探すのも困難というロケーションですから、この配慮は助かります。
しかし、本当に平地がありません!(苦笑)
今までもこういうイベントに参加したことはありますが、とにかく常に登っているわけですから、脚に負荷がかかり続くけることになります。
下り坂は?と思われるでしょうが、あまり下り坂で足を止めていると「乳酸」が貯まりやすくなるので、攣りやすくなるんですよ。
しかしこの日は本当に暑かったです。
正直ここまで気温が上がるとは完全に想定外で、ボタボタ落ちる汗がフレームを濡らしていきます。
水分だけでなくミネラル分も大量に放出されますので、補給とともに塩分やミネラルのサプリなどを適宜補給していきます。
エイドステーションで出される「トマトベリー」という味の濃いプチトマトに塩をたくさんつけて塩分補給していきます。
しかし高台に出ると本当に眺望が見事です。
これが見られるだけで、このイベントに出るだけの価値は十分あると思います。
これが自分が前回参加した「富士山ロングライド」のように終始雨で雲の中ということになれば、本当に苦しいだけの修行になってしまいますのもね(笑)
今回エイドステーションで出された「ミート工房わかば」というところのソーセージの「山賊焼き」は本当に美味しかったです。
いや、本当にお世辞抜きで、日本各種いろいろなイベントで出されたエイドをいただいてきましたが、
これは間違いなく3本の指に入る絶品でした。
さて折り返し地点の手前で、5km以上坂を下って行きますが、ここで嫌な予感がします。
この大会は周回ではなく同じコースを折り返す設定なのですが、ということは・・・・・
補給の後この坂を延々と登って行きますが、ここで右膝がいよいよ痛み出してきました。
また何故かサドルが股の間に食い込んでいくようで、お尻が我慢ならないくらい痛くなってきました。
もう我慢ならんと一回立ち止まって痛みのあるところに消炎スプレーを吹きかけますが、痛みが収まる気配がありません。
これでは回すだけならともかく全く力が入らないので、ここから復路の長い登坂路を走りきることは、ほとんど絶望的になりました。
実はこの時点で完全に「DNS」リタイアを覚悟しました。
同行していたM島君にその旨を伝えて先に行ってもらいました。
さあとにかく走れるところまでは何とかするしかないです。
幸いなことに今回持ち込んだ「オクタビオ」は34Tのローギアを使えるので、あとは痛みのある患部以外の筋肉や関節を連動させてなんとかケイデンスを確保して「ノロノロ」と進みます。
本当に景色は最高なんですが、気分は最低で絶望の中それでも諦めきれない自分の「執着心」が情けないというか腹ただしいというべきか(苦笑)。
エイドステーションで休憩をしていると「2:40に回収バスが出ますので、リタイアの方は手続きをしてお待ちください」と放送があります。
90kmを走っていますからあと18km程度ですが、ここで最後の上り坂区間があります。
脚は既に限界を超えて、あらゆる筋肉が痙攣していつでも攣りそうになっていますから、ここでリタイヤするのが「妥当」な正しい判断なんですが、なんですが「足掻きたい」欲望を抑えきれなかったんですね(苦笑)
何度か攣りそうに成った筋肉にスプレーを吹きかけながら、坂の途中で何度も止まりながら、それでも前に進みました。
途中止まっている時に「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた人がいましたが、最後の給水所にたどり着いたら「これましたね」と言ってくれたのが心に染みましたね。
で、一応自分の中で16:00までには帰還しようと決めていた時間には死んでも戻りたいと決意を新たにして、最高到達地点以後の下り坂は、「全安全装置解除」の戦闘モードで全開で下り坂を駆け下りて、なんとか時間までに戻ることができました。
しかし見るも無残な結果ではあります。
先に完走していたM島くんも奥さんとともに待っていてくれて、いつもの通りノンアルコールビールで乾杯して、あとはのんびり温泉に浸かりました。
まあ、なんとか危機を乗り切って今回のイベントも完走することができました。
先のおしりが痛かったのは、なんと「インナーパット」を逆に履いていたからで、サドルがパットのない部分に食い込んで無理に坂をもぼっていたので、圧迫されて痛みが出ていたようです。
これも前日に3時間程度しか寝られなかったからで、完全に寝ぼけていたようですね。
こんな恥ずかしいことで本当にリタイアしないでホッとしました(苦笑)
今回減量の効果はあったものの、やはり脚は無理がきかないようで、もう一段の減量が必要だということのようです。
望郷ラインセンチュリーライドですが、非常に内容の濃いイベントでした。
運営もしっかりしていて、コースのルートも道が広く交通量も少ないので安心して参加できますし、このロケーションはぜひ多くの人達に味わってほしいと思います。
まあ難易度は高いですが、得るものは大きいと思います。
自分は「次」はと聞かれると、チョット頭を書いて苦笑いしてしまいますがね。
まあ、現状の状態で獲得標高2000mクラスは無謀というのは分かっていました。
特に足の状態が高負荷に耐えられないのが前提ですから、出来ることとなると、出来るだけ体重を中心としたバイクも含めての「全装備重量」を1gでも軽くするくらいしかありません。
ボトルは1本だけとして、工具類も最低限にしてザックに背負い、無駄な足掻きですが床屋に行ってムダ毛を剃りました(苦笑)。
本当は体調も万全にしたかったのですが、また色々と有りまして(苦笑)前日の夕飯も満足に取れず、睡眠も3時間程度しか取れませんでした。
これが後に響いてきますが、なんとか5:30に現地につきました。
望郷ラインセンチュリーライドは初めて参加で、群馬でのイベントも初の体験ということで、新鮮な感じがします。
いつもだと早めに出ようと集団の先頭に陣取りますが、Noで決められているので、ゾロゾロと並んで7:00スタートから20分ぐらい経ってからスタートしました。
スタートすると。会場は赤城山の北西側の裾野に広がる大地にあるので、その眼下に沼田市街地が一望できる絶好のロケーションです。
この景観は本当に素晴らしくまさに「望郷」の名前の意味を噛み締めますね。
ただ、当然のことながらこれだけの高台ということは、コースは基本的に「平地がなく勾配だけ」ということになりますから、これは手ごわいイベントになりそうです。
まあここから画像が途絶えてきます(苦笑)
おかげさまで最近の状態からすれば、総悲観的になるほどの急勾配ではないのですが、問題は「負荷の蓄積」で、いつまで脚が持つかということですので、極力脚を消耗しないように回してなんとか凌ぐしかありません。
このイベントは110kmの距離で2500m近い獲得標高であることから、「過酷」であることの対応として、かなり短い距離でエイドステーションや給水所を設定してあるのはありがたいところでした。
なにせ、結局コース上にコンビニはなく、自販機を探すのも困難というロケーションですから、この配慮は助かります。
しかし、本当に平地がありません!(苦笑)
今までもこういうイベントに参加したことはありますが、とにかく常に登っているわけですから、脚に負荷がかかり続くけることになります。
下り坂は?と思われるでしょうが、あまり下り坂で足を止めていると「乳酸」が貯まりやすくなるので、攣りやすくなるんですよ。
しかしこの日は本当に暑かったです。
正直ここまで気温が上がるとは完全に想定外で、ボタボタ落ちる汗がフレームを濡らしていきます。
水分だけでなくミネラル分も大量に放出されますので、補給とともに塩分やミネラルのサプリなどを適宜補給していきます。
エイドステーションで出される「トマトベリー」という味の濃いプチトマトに塩をたくさんつけて塩分補給していきます。
しかし高台に出ると本当に眺望が見事です。
これが見られるだけで、このイベントに出るだけの価値は十分あると思います。
これが自分が前回参加した「富士山ロングライド」のように終始雨で雲の中ということになれば、本当に苦しいだけの修行になってしまいますのもね(笑)
今回エイドステーションで出された「ミート工房わかば」というところのソーセージの「山賊焼き」は本当に美味しかったです。
いや、本当にお世辞抜きで、日本各種いろいろなイベントで出されたエイドをいただいてきましたが、
これは間違いなく3本の指に入る絶品でした。
さて折り返し地点の手前で、5km以上坂を下って行きますが、ここで嫌な予感がします。
この大会は周回ではなく同じコースを折り返す設定なのですが、ということは・・・・・
補給の後この坂を延々と登って行きますが、ここで右膝がいよいよ痛み出してきました。
また何故かサドルが股の間に食い込んでいくようで、お尻が我慢ならないくらい痛くなってきました。
もう我慢ならんと一回立ち止まって痛みのあるところに消炎スプレーを吹きかけますが、痛みが収まる気配がありません。
これでは回すだけならともかく全く力が入らないので、ここから復路の長い登坂路を走りきることは、ほとんど絶望的になりました。
実はこの時点で完全に「DNS」リタイアを覚悟しました。
同行していたM島君にその旨を伝えて先に行ってもらいました。
さあとにかく走れるところまでは何とかするしかないです。
幸いなことに今回持ち込んだ「オクタビオ」は34Tのローギアを使えるので、あとは痛みのある患部以外の筋肉や関節を連動させてなんとかケイデンスを確保して「ノロノロ」と進みます。
本当に景色は最高なんですが、気分は最低で絶望の中それでも諦めきれない自分の「執着心」が情けないというか腹ただしいというべきか(苦笑)。
エイドステーションで休憩をしていると「2:40に回収バスが出ますので、リタイアの方は手続きをしてお待ちください」と放送があります。
90kmを走っていますからあと18km程度ですが、ここで最後の上り坂区間があります。
脚は既に限界を超えて、あらゆる筋肉が痙攣していつでも攣りそうになっていますから、ここでリタイヤするのが「妥当」な正しい判断なんですが、なんですが「足掻きたい」欲望を抑えきれなかったんですね(苦笑)
何度か攣りそうに成った筋肉にスプレーを吹きかけながら、坂の途中で何度も止まりながら、それでも前に進みました。
途中止まっている時に「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた人がいましたが、最後の給水所にたどり着いたら「これましたね」と言ってくれたのが心に染みましたね。
で、一応自分の中で16:00までには帰還しようと決めていた時間には死んでも戻りたいと決意を新たにして、最高到達地点以後の下り坂は、「全安全装置解除」の戦闘モードで全開で下り坂を駆け下りて、なんとか時間までに戻ることができました。
しかし見るも無残な結果ではあります。
先に完走していたM島くんも奥さんとともに待っていてくれて、いつもの通りノンアルコールビールで乾杯して、あとはのんびり温泉に浸かりました。
まあ、なんとか危機を乗り切って今回のイベントも完走することができました。
先のおしりが痛かったのは、なんと「インナーパット」を逆に履いていたからで、サドルがパットのない部分に食い込んで無理に坂をもぼっていたので、圧迫されて痛みが出ていたようです。
これも前日に3時間程度しか寝られなかったからで、完全に寝ぼけていたようですね。
こんな恥ずかしいことで本当にリタイアしないでホッとしました(苦笑)
今回減量の効果はあったものの、やはり脚は無理がきかないようで、もう一段の減量が必要だということのようです。
望郷ラインセンチュリーライドですが、非常に内容の濃いイベントでした。
運営もしっかりしていて、コースのルートも道が広く交通量も少ないので安心して参加できますし、このロケーションはぜひ多くの人達に味わってほしいと思います。
まあ難易度は高いですが、得るものは大きいと思います。
自分は「次」はと聞かれると、チョット頭を書いて苦笑いしてしまいますがね。