SSブログ

来年にお預け、2020佐渡ロングライド中止! [イベント]

うん、間違いなくそうなりますよね。


頭ではこうなると解ってはいましたが、実際「佐渡ロングライド中止」のアナウンスを目の目にすると、やはりショックで、落ち込んでしまいます。

それこそ1年かけてダイエットや体調管理を地道に続けて、機材も色々と考えて調整してきて、無我夢中で家じゅうの物をかき集めて売却して費用を捻出したりしてましたから、それらが全て無駄に・・・・なる事は無いのですが、まあ他のイベントも少なくとも夏前まですべて中止ですし、思いっきり走りを楽しむという状況でもありませんので、ここは素直に「無条件降伏」するしかありません。


い、いかん!、こうなると渡航費用分が浮いてしまいますから、これはこのご時世、きちんと貯金しておくのが「正しい行い」なんですが、色々とストレスも溜まっているので、こういう時は・・・・・。

まあ、なんとか我慢しなければ。

とにかく、ヤフオクをしばらくに見ない方がいいんですが、こういう時は掘り出し物が売り出されていて!、ああっ悩ましい!。

なんて、ノンビリとしたこと言っている場合ではなく、先を見れば「真っ暗」な未来しか見えてこないのですが、それでも希望をつないで来年の佐渡を気持ち良く走れるように、2021佐渡ロングライドへのスタートを切る事にします!



nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

こうなりゃ意地でも! [イベント]

いよいよ6月のイベントですらこの有様です。

CCA(千葉県サイクリング協会)は、たしか医療の専門家の方もアドアイザーでおられましたし、運営がしっかりしているので、故に「苦渋の決断」を早々に下されたのだと思います。

こうなると年内のイベントはほぼ「ダメ―!」と覚悟しておいた方がよさそうですね。


これじゃ「楽しい自転車生活」もへったくれもありませんが、イベントだけが自転車生活でもないので、僕個人は淡々と走っているとは思います。

ただ「仲間と走る」のは別の意味での意義がありますし、これで走る機会が失われてしまう知り合いもいるはずですし、「危機管理」を最大限に考慮しつつ、仲間とツーリングに出かけたいですね。


ただ、事態が進行すると「非常事態宣言」などで、「外出自粛令」・・・事実上の戒厳令も有りえる話ですので、そうなれば「閉じ籠り」で嵐が過ぎるのを待つしかないので、先は見えませんが、闇のその先は必ずありますから、ここは冷静に我慢強く対処するしかないのだと思います。

nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

BRM314那珂湊200kmDNS!、寒さに負けた?いえコロナに負けた! [イベント]

言い訳はしません、ただ自分がへたれなだけです。

明日の天気は、本当に腹正しい事に一週間前からまったく振れることなく「今シーズン最後の寒気が来て、冷たい雨と寒い風が吹きつける」でした。

気温.jpg



実はこの天候で、まったく同じコースを走ったことがあるのですが、それは1月末の事で、なんで3月半ばでこの天候に成るのか?
もやは力なく笑うだけです。
「ブルべライダーならこれくらい根性で走りきれ」は正論なんですが、なにせ今間違っても風邪をひいて熱でも出した日には、しばらく「出勤せず自宅で様子を見るように」と4日は出られません。
という事で、最大限の危機管理を発動させて、今回は「コロナに負けた」という事にしてください(泣)。

nice!(8)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

これは仕方がありませんよね [イベント]

まあ、あれだけ関係者が駄々をこねた「甲子園選抜」ですら中止になりました。

と書き込むと炎上してしまいますね(苦笑)

たかがサイクリングのイベントの、一つや二つにかんしては、世の中どうなっても関係はないでしょうが

参加を予定していたサイクリスタや、なにより一生懸命準備していた関係者の方々は本当に残念だと思います。

はまいち.jpg
もうこれは誰のせいでもありませんし、誰を責めるわけにもいきません。
ついでに言うと、ここまで準備するのに相応の予算も掛かっているので、エントリー料金は帰ってこないのが
この世界の「決まり事」ですから。「なんで返金しないんだ!」と運営主体にねじ込むのは「筋違い」ですし、それは「野暮」という物ですよね!
自分はこういう事は慣れていて、そうですね「9.11テロ」の時なんか、米軍は言うに及ばず、自衛隊のイベントもすべて中止に成っていましたから、イベントという物は平和だからこそ享受できるもので、その平和の有難味がこういう時に身に染みるという物ですよね。
個人的には「佐渡ロングライド」が気になるところですが、フェリーも宿も予約して、せっかく地道に身の回りの物を処分して遠征費用を捻出しているのですから、中止に成っても、意地でも島を一周してきたいです。
て、ホント「一寸先は闇」ですよね。

nice!(5)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

春一番イベントスタートは、雨の南房総でした! [イベント]

昨日17日は千葉県サイクリング協会主催の「南房総里山、里海サイクリング」に参加してきました。
これは以前「菜の花サイクリング」という名前のイベントでしたね。
今回はM島君と、その後輩のM本さんが初のイベント参加という事で、どちらかというとガッチリ走るというより、ノンビリ楽しむこのイベントに参加することに成りました。
南房総タイトル.jpg

南房総コース.jpg


が、なんというか今年も「雨男」は健在でしてこの有様です(泣)。
RIMG3951.JPG


朝7:40頃、イベント会場の南房総市の半島の中ほどにある「平群クラブハウス(旧平群小学校跡)」につくころには雨が降り出して、周囲はかすんでいます。
RIMG3955.JPG


こうなるとこのような「観光型サイクリング」は、そのお楽しみのほとんどが「台無し!」となってしまいます。
たしか200人定員のはずですが、参加者は50人程度のようです。
まあ、雨が振ろうとも風が吹こうとも、嬉々として雨具を用意して参加して来る強者にとっては、この程度の雨や寒さは障害にはならんのでしょう(笑)。

ともかく9:00にスタートです。
RIMG3956.JPG


初心者もいるのでゆっくりグループで走るのは良いのですが、15km/h程度の移動は、この寒さで体が温まらないので、正直参りました(笑)
自分はこの辺りの土地勘もなく、コースもそんなに頭に叩き込んではいなかったので、まるでどこを走っているかは分かりませんが、流石房総半島の山野は、北関東の田舎とは風情が違いますね。

さて外房の千倉町白子の「ローズマリー公園花丸市場」が最初の立ち寄り場所です。
RIMG3963.JPG

RIMG3960.JPG


此処は「クジラのコロッケバーガー」押しでしたが、寒かろうと自分は定番のこれです。
RIMG3962.JPG

これが琵琶と言われれば琵琶の味かなぁ・・・・。

此処から外房の海岸沿いを南下していきますが、春の外房の青い海は目には入ってきません。
RIMG3964.JPG

RIMG3965.JPG

大丈夫です、ここは根性で「心の目」で、青い海が僕には見えています!(苦笑)

漁港に寄ったりしますが、何せ気温が11度を超えてこない上に、南西の風のはずが北側から冷たい風が吹き込んで、どうやら小さな前線が通過していくたびに、激しく雨がたたきつけてくる、サイクリングをするのには最悪の天候です。

色々立ち寄るのですが、ノンビリ観光を楽しむ雰囲気ではありません。
RIMG3970.JPG


此処はさっさと走っていた方が体も暖まりますし気も紛れますね。
RIMG3971.JPG

RIMG3973.JPG


野島崎灯台の公園でお昼です。
地元の名産のお弁当が出ますが、美味しいのですがノンビリ味わっている雰囲気ではありません。
まあ、こればかりは天気が相手ですので仕方がないですよねぇ。
RIMG3974.JPG


此処から「安房グリーンライン」という山岳のルートを北上していきます。
上り坂が続きますが、10%の勾配が続くという過酷な道ではなく、穏やかに上って行く感じですので、今期の「どすこいライダー2ケタバージョン」だと、周囲のライダーとペースを合わせても苦しくはありません。
一緒に走っていた後輩さんも、流石普段から体を鍛えているので、余裕がありそうだと、ペースを上げて先行者をパスして先導ライダーについていきました。

14:30頃会場に到着して無事ゴールです。
寒いけどこれはやらねば!
RIMG3975.JPG

こんな悪条件ですが、楽しめましたかね?

まあ、今年もこんな感じで、どうも天候には恵まれない感じですねぇ。
ともかく、まだ開催されるだけ「マシ」という状況ですので、出られるイベントはどんな状況でも楽しんでしまいましょう!
nice!(9)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

BRM314那珂湊200kmエントリー完了、3年ぶりのブルべ出場! [イベント]

この3年間は本当に色々とありました。
実は3年前にこのタイトルのブルべであるBRM122那珂湊200kmを完走していらい、体調不調や事故による負傷、身内の不幸に配置転換による劇的な業務の変化と、いろいろあって減量もままならず、加齢は進み膝の痛みは再発し・・・・
といろいろあって(いや、いくらなんでもアリ過ぎだろう!)ブルべの参加を見送っていましたが、別にブルべやSRやフレッシュを諦めたわけではなく、身体を治療して、機材を整えて、夜間走行訓練を怠らず、そしてようやく計画通りの減量に成功して、ようやくなんとか「参加してみようかな」という気持ちに成ったので、今回AJ宇都宮さんが主宰する「BRM314那珂湊200km」にエントリーしました。

本当に3年ぶりのブルべであり、本当に大丈夫かな?という気持ちもありますが、まずは焦らず時間を制限時間いっぱい使って、久しぶりのブルべを楽しんで来ようと思っています。
その楽しむですが・・・・まあ自分の場合、星回りがアレなもんですから(苦笑)、ほんとう順風満帆とは真逆なことに成る事は必至であり、そもそも世間もアレですし(苦笑)、本当に開催されるかどうかも、おそらくイベント当日の3月14日の朝に、会場に行ってみるまでは何とも言えないでしょうね。

もし、天災、人災等で当日中止に成ってしまったら、それは自分のせいだと思いますので、AJ宇都宮のスタッフのみなさん、参加者の皆さん、今のうちに平に謝罪させていただきます(笑)
なーんて事に成らないように、まずは自分の心身を整えて、あとは身内に不幸の無いように、お墓参りに行って先祖にお願いしてこようと思っています。
nice!(7)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

佐野カレーマルシェツーリングは、久しぶりにショップのチームと共に [イベント]

自分がお世話になっている、栃木県宇都宮市の自転車自転車ショップ「リベルタス」の、チームが集まる恒例のツーリングが有ります。
最近都合がつかなかったり、自分のトレーニングを優先させてきたので、かなりご無沙汰しておりましたので、あまりに不義理も程があるだろうと(苦笑)、参加してきました。

例年だと佐野ラーメン&グルメ&スィーツのツーリングなのですが、今年は同じ佐野でも「カレー」づくしという「佐野カレーマルシェ」という催し物に行くことになりました。

集合は7:30という事で、7:00に自宅を出てショップの「リベルタス」まで自走します。
RIMG3925.JPG

チームの皆さんは、ヒルクライムとかも出て、朝練もしていますから結構なペースで走るだろうと予想して、今回は昨年エンデューロレースに出た仕様のままの「ターマック」を出します。
平地主体で、下手をすると巡航速度が30km/h以上になるので、ノーマルクランクが生きるはずです。

今朝はここ最近ではそんなに寒くはない方ですので、何時もより軽装で大丈夫です。
8:00スタートで、集合地点の壬生町おもちゃの町博物館に向かいます。
RIMG3926.JPG

とはいえウィンドブレーカーを着ていないのは自分くらいで、寒さには耐性が出来ていますが、まあ真夜中のー9℃の中を走ったりする人はあまりいませんものねぇ(苦笑)

壬生町おもちゃ博物館の駐車場で全員集合で、佐野方面に向かいます。
RIMG3927.JPG


さて、今回は風も弱くこの時期としては望外のサイクリング日和です。
RIMG3928.JPG

とはいえ、やはり30km/hを下らない巡航速度で進んでいて、自分は最近「冬は汗をかきたくないから25km/h以上は出さない」などと根性の無い事を言っていましたから(苦笑)、「本当についていけるかな?」と心配でしたが、そこは古くとも流石「S-WORK’S」は伊達ではないターマックに助けられて、順調に進むことが出来ました。

ほどなく休憩地点の「大平町運動公園」に付きますが・・・・あれ?なにか工事中だなと思ったら、この辺りは昨年の「台風19号」で浸水した場所で、未だに改修中でした。
RIMG3929.JPG

此処の近くにある「カインズホーム」などは、再建を諦め廃業してしまいました。
うーんこういう所に来ると、仕事が思い出されてしまい、心からツーリングを楽しめません。
いろいろ話しているとどうしても防災の講釈が始まってしまって(苦笑)。

さて、岩船を抜けて、佐野市街地を抜けて、田沼道の駅を越えると、今回の目的地の「佐野市運動公園」に向かいます。
今回は順調に11:00前に現地に到着しました。
RIMG3930.JPG


あとは現地解散で各々グルメを楽しむことにします。
RIMG3931.JPG


会場に何やら怪しい、「怪人パトライト」が徘徊しています(笑)
RIMG3932.JPG

これは「ユルキャラ」というのでしょうか?

自分はまずグリーンのキッチンカーの出しているオーソドックスな欧風カレーをいただきます。
RIMG3933.JPG

さっぱりした、オーソドックスなカレーでした。
それ以外にもカレーを使った餃子屋焼きそばなどいろいろありますが、うーん今一つという感じですね。

さて、カレーを食べ終わったころに、自分の子供のころのニックネームで呼ばれたので、驚いたら中学時代の同級生の親友のM田君でした。
彼に会うのは数年ぶりで、次女と二男を連れていましたが、すっかり立派になっていて、どうりで自分の頭も白いモノが増えるはずです。
M田君は愛嬌のある丸顔の「アンパンマン」みたいな、人の好い友人ですが、かれも寄る年波なのかアンパンマンというより「ジャムおじさん」という感じで(笑)すっかり落ち着いていましたね。
まあ、お互い「アラ還」で、還暦まであと5年のカウントダウンというのも、年月を感じるものです。

さて、自分はせっかく佐野に来たのだからと、最近売出し中のグルメの「黒から揚げ」を食べます。
RIMG3935.JPG

RIMG3934.JPG

普通に美味しいから揚げですが、この黒はなんなのと聞いたら、普通の醤油ではなく、特製のソースを使っているとのことです。
確かに衣はかすかに酸味と甘みがありますが、もうすこしお肉もそのソースを揉みこむと更に美味しくなるように思います。

横にソースが置いてありましたが、これは同じく名物の「芋フライ」用のソースです。
RIMG3936.JPG

とくれば、やはり食べない選択はありません(笑)
RIMG3937.JPG

甘みと酸味が絶妙で、揚げ物ですがしつこくなくいただけます。

なんとなくさっぱりしたいと、コーヒーを頂きます。
RIMG3938.JPG

RIMG3939.JPG

香りに誘られました。

そのあと甘いモノがほしくてクレープも食べます。
RIMG3941.JPG

カレーのクレープもありましたが、チームのみんなは怪しがって誰も食べませんでした(笑)

すっかりお腹いっぱいになりましたので帰路につきます。
RIMG3942.JPG

RIMG3943.JPG


お腹はいっぱいですが、これで済むリベルタスのツーリングではありません(笑)、次なるスィーツを求めて、JR両毛線の岩船駅の近くにある「エド・オータヤ」さんに行きます。
RIMG3946.JPG


此処は自転車ハンガーもあり、この日も先客のサイクリスタがいました。
RIMG3944.JPG

RIMG3948.JPG


こちらのおすすめはこの「パウンドケーキ」です。
RIMG3947.JPG

しっとりとして、きめの細かい美味しいケーキでした。
1本1100円のモノを2本買って、今回16人いたので切って出してもらいました。

コーヒーまでサービスしていて、大満足でさて帰路を急ぎますが・・・・おいおい本当にそんなに急い
で走るのですか!というペースで、途中33km/h~35kmを下らないペースで走りますが、今回特に体を作っていたわけではありませんが、特に問題もなく付いていけるようです。
14:20にはここで解散ですから、当初の予定より1時間半以上早いペースで、これなら暗くなる前に自宅に帰れますね。

さて、この時期としては早いペースで、何時ものロングライドイベントの早いグループに入って走るペースで走りましたが、ターマックとノーマルクランクのおかげ、やはりウェイトを落とした成果もアリ、特に問題もなく走る事が出来ました。
このまま風邪もひかず、地道に走って春までに体を作っていきたいものです。

でも・・・何かあるんだろうなぁ、俺の事だから(苦笑)。


nice!(12)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

2020オートサロン見学へ [イベント]

昨年に引き続き、自分の勤める会社がブースを出しているという事で、「東京オートサロン」へ上司と一緒にプライベートですが、見に行くことになりました。

しかし、1月というのに何か天気がおかしいです。
朝も氷点下ではないですし、なにかもやっとしていて視界が良くないと思えば、遠目に大きな傘雲をかぶった富士山がくっきり見えます。
栃木県で、傘雲をかぶった富士山がはっきり煮えるという事は珍しい事なのではないでしょうか?

さて朝の7:00に上司のR本木さんを迎えに行き、千葉県の幕張までまっしぐらです。
思いのほか首都高も渋滞一つなく、現地の周辺で混んでいたくらいで、スムーズに到着しました。
まず自分の会社のブースに行って、同じ課で働いている同僚の応援をして、一通り挨拶をしてから、展示物を見て回ります。

見てきたものの写真です。
IMGP3959.JPG

IMGP3960.JPG

IMGP3961.JPG

IMGP3962.JPG

IMGP3963.JPG

IMGP3965.JPG

IMGP3966.JPG

IMGP3968.JPG

IMGP3983.JPG

IMGP3992.JPG

IMGP3995.JPG

IMGP3996.JPG

IMGP4000.JPG

IMGP4001.JPG

IMGP4004.JPG

IMGP4005.JPG

IMGP4010.JPG

IMGP4011.JPG

改造車の祭典としてスタートしたオートサロンですので、当然「走り系」のスポーツカーやヒストリックカーなどの、ZやGTR、スープラ、86などは沢山ありましたが、車種として一番多かったのは、スズキの「ジムニー」だったような気がします。
あと自分的にドンピシャで嵌って興奮したのが、ホンダのブースにあった「N-ONE」のなんとMT仕様で、「手ごろにスポーツ走行を楽しめる軽自動車のMT車」として多くのホンダファン達が熱望していながら、今まで実現しなかった車種です。
興味深く見ていたら案内の御嬢さんが「この人が何としても必要だという情熱をもって実現させた担当者なんですよ」と開発主査らしき方を紹介してくれましたが、多くを語ることもなく、その人の表情と目が実現させた苦労と、その信念を物語っていて、自分は物凄く感動してしまいました。
今や「モノ」を企業の都合で売りつけようとも、ユーザはそんな浅慮は見抜いて振り見てもくれませんが、そういった多くのユーザーが「共感」出来る「物語」と「人物」の存在こそが、本当に必要なのではないかという思いを、今回自分的には再確認できました。

さてお昼ごろまでにはお腹いっぱいになったので、帰路につきながら人間の空腹を満たします。
R本木さんとイタリアンがいいねという事で、Googl先生に探してもらって選んだのは、幕張の「captain's cook AZZURRO」さんです。
IMGP4038.JPG

IMGP4034.JPG


まずランチセットのサラダです。
IMGP4017.JPG


これはR本木さん頼んだ「アラビアータ」です
IMGP4019.JPG

トマトの旨みがしっかり味わえる美味しいパスタです。

自分は「真夜中のスパゲティ」というにんにくを効かせたぺぺロンのようなものを想像していましたが、出てきたものがこれです。
IMGP4026.JPG

ええっ!、これは四川の激辛ラーメンですかぁぁ!(苦笑)

凄い量ですが、それ以上にアラビアータ以上の「激辛」で、最初は麺と格闘するのが精いっぱいでしたが、これは色々な魚介が煮込まれていて、辛さとトマトとニンニクの旨みが濃厚な美味しいパスタでした。
IMGP4027.JPG

とはいえ辛いものは好きな癖に弱い、子供の味覚のままに自分ですので(笑)たちまち峠を上ったような大汗をかきながら何とか8分までは食べられましたが、美味しいスープは残ってしまいました。
このスープにご飯を入れてリゾットにして、溶けるチーズを大量に載せてオーブンで焼いたら美味しいのが出来そうでした。
うーん体重が!(苦笑)

帰路も高速に乗ってからはまったく渋滞もなく、往復ともスムーズでタイミングの良い行動がとれて、オートサロンを堪能することができました。
まあ展示してある車両の大半は手の届かない値段のモノばかりですが、ジムニーや軽トラ、軽バンの改造車やN‐ONEのMT仕様など、「現実的に手に入れられる車両で楽しめそう」という感触も得たところが収穫でした。
うん、必要もないのに乗れないサイズのロードバイクを増やさないで(苦笑)10年ぶりに車道楽の為に貯金でも始めましょうかね。

nice!(8)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

年末の沖縄旅行は、基地祭りと首里城巡礼の旅 [イベント]

さあ、いよいよ師走に突入して、今年も残すところわずかになりました。
この期に及んでですが。12月7日から9日まで、沖縄に行き、那覇基地で「2019美ら海エアショー」を12月8日を見てきました。
自分はANAカードで、生活費でマイルが溜まる会員になっていますが、今年も主に自転車部品を無駄にポチポチした結果、たっぷりマイルが溜まり(苦笑)、年間失効分のマイルが勿体ないので、年末に飛行機で旅行をしますが、今年はホテルもマイルで予約したので、旅行代としては羽田までの電車賃と食事代だけの、リーズナブルな旅行になっています。

さて、7日JR宇都宮線で「東京上野ライン」の熱海行普通列車で品川まで向かいます。
乗り換え一回で「京浜急行羽田行」に乗ればよいので、随分便利になりました。
とはいえこの日の関東地方は冷たい雨の降る天気で、那覇空港行の飛行機に乗るころの羽田はこんな感じでした。
RIMG3735.JPG

RIMG3736.JPG


15分遅れでようやく動き出し、厚い雲を上昇して巡航高度に上がってようやく青空が見えます。
RIMG3737.JPG

この日は降下するまで雲の上で、地表も海面も一切見えませんでした。

一泊して翌日の8日が那覇基地祭り、「美ら海エアフェスタ」当日になります。
RIMG3739.JPG


さあ、基地祭り見学モードに変身して気合を入れますが、動きやすいように自転車用のショートパンツとジャージの上着に、アウトドア用のベストとブルーインパルスのキャップと、小林さんいわく「設定過剰でもう解んない」装いになっています(苦笑)
RIMG3740.JPG


エアショーは10:00からですが、自分は混雑を避けて8:30頃に現地に付きますが、他の基地際と違って、ここ那覇は正門外のフェンス沿いに並んでいても時間まではきっちりゲートが開きません。
RIMG3741.JPG

先週の百里とはえらい違いですが、それがセキュリティの為なのか、ノンビリしている「沖縄時間」のためなのかは分かりませんですが、ここは慌てても仕方がりません。

10時10分前に開場して基地に入ります。
並んでいた時から流れていた沖縄音楽の演奏と踊りでお出迎えです。

この動画はいつも使う防水のRICOH(旧PENTAAX)WG4のコンデジで撮りました。

久しぶりに一番槍で基地に入れたので、最前列でも狙って撮影したい所ですが、ここは慌てずにまず混まないうちにトイレを済ませておきます。
P1000768.JPG

うーん余裕がありますが、伊達にこんなことを30年近くもやってはいませんよ(笑)

この日は北風は強かったものの、前日までの予報に反して朝から良い天気です。
P1000769.JPG

何時もの件ですが、きっと自分以外の誰かの「日頃の行い」が良かったのでしょう(笑)

既にコクピット展示などをしている機体にみなさん並び始めました。
P1000770.JPG


自分は11時からスクランブル(緊急発進)の実演があるので、該当する機体を真横で見られる場所を確保して、そこでノンビリ時間が来るまで待ちます。
P1000771.JPG


何時も見慣れたF15Jですが、流石に最近古びた感じは否めないですねぇ。
P1000775.JPG

ただ飛行機としてみると、癖のないクリーンでスッキリとした外観は嫌いではありません。
しかも本国アメリカでは「F15X」という最新のバージョンが生産されるそうで、まだまだしばらくは現役で頑張ってもらうようです。

此処で一時間座って待ちますが、那覇基地が退屈しないのは、官民両用の飛行場で、常に民間機の離発着が途切れないからです。
P1000777.JPG

P1000789.JPG

一番最初に来たころは、JALとANAと、当時のJASが中心で、あとは離島便のコミューターの小型機ばかりでノンビリした地方空港でしたが、最近はLCC便や海外(殆ど中国と台湾だったような)便がひっきりなしに離発着しており、トラフィクスが混雑しているようで、実際そのせいで定刻通りの運用が難しくなっていて、今回も往復でかなりの遅れが出ていました。
来年には沖合の第2滑走路が使えるそうで、幾分混雑も緩和されるでしょう。

いよいよF15のスクランブルの実演が始まりました。

これはPanasonicのLUMIX DC-FZ85の動画機能で撮影したもので、本来4k動画で撮れますが、PC向けでブログに載せる為にHDモードで撮ったものです。
当日は風が強かったですが、思ったより音も良く取れいて、十分実用的な画質ですね。

後ろにいた早期警戒機のE2Cホークアイもエンジンがかかり、折りたたんだ主翼を展開して待機していましたが、先に動き出します。
P1010009.JPG


本来スクランブルは「5分待機」と言って、5分以内に巡航高度に到達しなければいけないのですが、動き出す気配がありません。
すると後ろで「ソラシドエア」の737が降りてきたりと、あくまで定期便のトラフィクスが優先されています。
まあこれはあくまで演習だからで、実際本物のスクランブルなら自分も体験しましたが、ランウェイに出たあと、急に待機指示で待たされたと思ったら、その横を当時のF4EJがフルバーナーで飛び立っていったことがありました。

しばらくしてようやくF15も動き出します。
P1010017.JPG

P1010021.JPG

P1010026.JPG


やや間延びしましたが、ようやく全開で離陸します。
P1010035.JPG


E2Cも飛んでいきます。
P1010061.JPG


787が通りますが、流石に最新の機体でスッキリしていて、何よりエンジンの音が静かでしたね。
P1010069.JPG

まだ乗ったことがないんですよね。

哨戒機のP3Cも出ます。
P1010082.JPG


飛び上がった後は各々の機体との編隊飛行が有りました。
P1010114.JPG

P1010133.JPG

E2CもP3Cも元来海軍機で、空軍機との編隊飛行は珍しいと思いますが、ここ那覇基地ならではです。

那覇空港は北側が那覇港で、時頼船舶の往来も見えます。
P1010148.JPG

フェリーですかね。

チャイナエアラインのA350 ですかね
P1010160.JPG

いつも思うのですが、エアバスに限らず、ヨーロッパ製の機体は、フランスやイタリアの「血が濃い」系列だと、ラインが優雅になりますね。
その点アメリカ製は色気が乏しく、これがイギリス製だと更に機能優先の無骨さがあり、ドイツ製になると完全に合理的一点張りの「機械モノ」の雰囲気が出るのが面白いです。

人気の「ジンベイザメ」塗装機も来ています。
P1010163.JPG

P1010177.JPG


飛行展示も一息ついたので、基地内をうろつくことにします。
なんと先週百里基地でみた、F4EJとRF4Eも展示されています。
P1010185.JPG

P1010186.JPG

P1010193.JPG

おそらく翌週行われる「宮崎基地祭」も含めての「さよなら興行」なのでしょう。

これは20㎜バルカン砲の対空砲です。
P1010196.JPG

有人操作で、射手には防弾板さえ装備されない「丸裸」で戦闘をさせるところが、なんとも日本的と言えるところですね。
せめて破片防御のシールドくらいは欲しいところです。

このF2は北九州の築城からきたのでしょうか。
P1010213.JPG


13:00ごろになってそろそろお昼でもと思いましたが、何処の屋台も長蛇の列で、食べ物は諦めて、泡盛のロックをダブルで頂きます。
P1010215.JPG

いやー、不謹慎ですが、泡盛飲みながら見る戦闘機は格別です。
泡盛も本当においしくて、自制心が働いてなければ、あと3杯は行けましたが(苦笑)

そろそろ午後の日差しに変わっていきます。
P1010241.JPG

P1010245.JPG

P1010288.JPG

気温は20℃くらいで、風はやや冷たいですが、北関東の晩秋のころの程度で過ごしやすいです。
地元は朝になると氷が貼っているんですけどねぇ(笑)

さあ午後の飛行展示再開です
P1010318.JPG

P1010035.JPG

P1010340.JPG

ランウィがやや遠いのと、定期便の合間を縫って侵入しての機動でしたので、やや迫力に欠けますが、気持ちが良いでしたね。

さて飛行展示も終わり、基地祭りもそろそろ終了ですが、最後に「生きた姿の最後のファントム」とお別れしてきます。
RIMG3746.JPG

退役前のファントムを見るのはおそらくこれが本当に最後になると思うと悲しくなります。
あとは基地の入り口で「ゲートガード」として、装備をすべて外した「ガランドウ」の形で、余生を送る姿しか見られないでしょう。

結局久々に最初から最後まで基地にいましたが、あちこち動き回らずとも、時にはノンビリ芝生に腰を下ろして休んだりして民間機をボンヤリ眺めたり、ゆっくり流れる時間に身を任せて雰囲気を味わうだけで、十分楽しめる基地祭りでした。

さて翌日は午後の便で羽田に帰りますが、午前中は何時ものように「首里城」に向かいました。
ゆいレールに揺られて首里駅で降りて歩いて向かいますが、流石に何度も来ているのでこの辺りの大まかな地理を覚えてしまい、あまり迷わず歩けます。

大通りから観光客の列についていき横に入ると首里城の城壁に行く道があります。
RIMG3747.JPG


この道で山を登って行くと城壁に辿り着きます。
RIMG3749.JPG

RIMG3750.JPG

此処は首里城の北側の城壁のところで、北回りで正面に向かいます。

観光客に開放しているところはここまでで、城壁の中は立ち入り禁止になっています。
RIMG3751.JPG

栃木県人の自分が言うのも恐縮なのですが、やはり首里城は単なる「歴史的建造物」というより、沖縄人の心の象徴ともいえる存在だと思います。
危機管理の仕事をしている人間から見ると「何故火災が発生して、此処まで被害が大きくなったのか」も含めて、あり方についてももう一度良く考えて、是非再建してほしいと思いまいました。
再建資金の募金なども、「ふるさと納税」なども含めて考えて、振り込もうかなとも考えましたが、ただお金を送るだけなのは何か違う気がして、居ても立ってもいられず現地に来て、本当に些少ながら現地の商店で募金をさせていただきました。

現地は流石に観光客も少ないだろうと思っていたら、ツアー客が満員状態で、あちこちから中国語が聞こえてきましたから、おそらく中国本土か台湾からのツアーが盛り上がっていたようです。
蛇足ですが、別に悪意はありませんが、最近何処でも聞こえてくる「ハングル」の声は今回一切聞こえてきませんでした。
おそらく日韓関係の悪化が原因でしょうけど、ここまで見事に居ないというのも驚きました。
もちろん沖縄はどちらかというと「台湾」からの観光客が多かったところと聞いていますが、そういえば空港でも韓国のエアラインを見た記憶がなく、ほぼ完全に気配がなかったようです。
その代わりに「空いた隙間」はほとんど中国系が変わって入り込んでいて、これで定着してしまうようだと、日韓関係が将来仮にある程度改善されても「覆水盆に返らず」で、もう昔のような経済関係は望めないのでは?と思ってしまいました。

さて今回の旅の目的の一つである「泡盛の買い付け」の為に首里城を離れて市街地に下って行きます。
途中の道には、湧水が出ているところがあります。
RIMG3754.JPG

RIMG3756.JPG

RIMG3757.JPG

ここ首里城付近は昔から水が豊富で、それでここで泡盛の醸造が盛んに行われたそうです。

古い城壁の跡でしょうか?
RIMG3752.JPG

現在見る事の出来る石畳や城壁はほとんど戦後に復元されたもので、終戦前の「沖縄上陸戦」の艦砲射撃と爆撃で、昔からのモノはほとんど粉々に粉砕されてしまったそうです。

泡盛はここ「瑞泉」さんで購入します。
RIMG3758.JPG

此処での「蔵出し」の限定酒等を試飲するのが楽しみで、レンタカーも借りず、大好きな自転車にも乗らず、絶対に歩いて来るんですから!(笑)
今回度数50度の「原酒」も頂きましたが、やはり加水しない原酒は、流石にアルコールが堪えますが、風味が強く本当の泡盛を味わえる感じです。
生意気なことを言っていますが、まあ年々少しずつ味が解ってくるようになりました。
しかしこうなると「酒飲み」として、もう後戻り出来ないでしょうね(苦笑)

さあ帰ろうと・・・・、あっ!そういえば「ゴーヤチャンプル」食べていないぞ(笑)
という事で近くにある「ななほし食堂」でお昼をいただきます。
RIMG3761.JPG


ここの売りは「ゆし豆腐」です
RIMG3760.JPG


ゴーヤチャンプル定食で、ライスを抜いてもらって味噌汁の代わりにゆし豆腐にしてもらいます。
RIMG3759.JPG

沖縄の食堂はどこに行っても「盛り」がよいですね!
しかし、最近ゴーヤの渋みが美味しさに変換されてきたのは嬉しいですね。
なんかすっかり食べ物もこちらの地の物が、年々馴染んできて、暖かいこともあり本当にこちらに住みたいと考えてしまいますね。

さて2泊3日の沖縄旅行をもって、今年のすべてのイベントの予定が終了しました。
歳をとると本当に1年が早いといいますが、自分の場合周辺でいろいろと「ゴタゴタ」が多すぎて、その対応も含めて「時間は長く感じるけど、過ぎてしまえば短い一年」という、何とも慌ただしい年を送ってしまったようです。
まあ自分の場合常々「持っている」人間と言っておりますが、最近その星回りの悪さに磨きがかかってきているようなので(苦笑)、本当は心穏やかに年末年始を送って、来年は静かな年を送りたい・・・・とはいかないんでしょうね(苦笑)
nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

久々のロングツーリングは百里基地祭りへ「さよならF4ファントム」 [イベント]

自分が中学生の頃・・・既に40年前になりますが、夢中で見ていた漫画で、当時としては唯一とも言える、航空自衛隊百里基地を舞台とした、隊員の活躍を描いた「フアントム無頼」という漫画がありました。
自分の飛行機、特に戦闘機好きを決定的にしてくれた「バイブル」のような漫画で、この作画を担当した「新谷かおる」氏の代表作である、中東の傭兵の航空戦を描いた氏の代表作である「エリア88」とともに、自分の人生に大きく影響を与えた存在でした。

さて、この漫画の時代である昭和50年代前半は、日本は「東西冷戦」の真っ只中の時代で、その防空の中核を担う戦闘機が「ボーイング(当時は買収前のマクドネルダグラス)F4EJファントム」で、次期主力戦闘機として「F15イーグル」戦闘機が選定された頃でした。
じつはこの漫画の中でもその話が描かれていて、最前線の防空戦闘任務で、首都東京の防空を担う戦闘機としては「主役交代」が認識されていました。

しかし、その後の世界情勢の変化、後継機の選定の混迷や、アメリカの横槍などもあり、主力戦闘機の世代交代に失敗し、「戦闘爆撃機」として搭載電子機器を一新してなんとか余命をつないでいたF4でしたが、今度は主な驚異が北方のソビエト連邦から、中国に変化して、今までの「北方重視」から、いきなり南西地域が最前線となり、もはや旧式化したとは言え、主力のF15の機体と要員が沖縄の那覇基地に優先配備された都合で、なんと最も旧式で、原型初飛行から60年以上立つF4が代わりに茨城県百里基地に集められて、首都防衛の任に就いていました。

皮肉なことに、40年前に戦略爆撃機としてソビエトで使われていて、日本の防空識別圏を南から伊豆諸島沿いに東京に向かって進行する、通称「東京急行」の威嚇飛行で使われていたプロペラエンジン(ジェットタービンですが)の爆撃機「ツポレフTu95ベア」を改良して「哨戒機」として使われていた機体が、再び「東京急行」の威嚇飛行を行い、それを百里のF4が「スクランブル」で上がっていくという、まさし「ファントム無頼」で描かれていた劇中の日常が再現されたという「珍事」も発生したりしていました。

しかし、最新鋭の「ロッキードF35AライトニングⅡ」戦闘機が、まずマザースコードロン(運用を確立して、機種転換訓練でパイロットを育成する)として、青森県三沢基地に発足して、百里基地の302飛行隊も三沢でF35の部隊に「機種変換」されるので、そこで運用していた支援戦闘機の「三菱F2」戦闘機が来るということで、偵察型の「RF4E」とともに、今年度で「運用終了」ということになり、日本のファントムは姿を消すことになりました。

と、例によって無駄に長い前置きはともかく、12月1日に茨城県小美玉市の茨城空港、もとい航空自衛隊百里基地で開催される「2019年百里基地祭」が、事実上の「F4ファントムの一般公開でのラストフライト」ということで、これはいかなる事情があろうとも訪れることにしました。

まあこの百里基地祭は、首都圏に近い基地であることや、アラート任務・・・防空識別圏に接近してくる国籍不明機に対する「スクランブル」をかける「首都防空」をになっていることもあり、人気の基地祭であり、近年ものすごく混雑するのが通例になっており、「気楽に自動車で見に行く」訳にはいかないので、最近は近場に車を止めて、自転車で基地に入ることが恒例になっていました。

自分の場合往復で約170Km程度であれば、自転車での行動圏内であり、ただ往復するだけなら冬場の今でも問題はありませんが、航空祭は広い基地内を何Kmも一日中歩き回るので、今回は現地で一泊して泊まりがけのツーリングで行くことにしました。
えーと、たしか自転車のイベントは終わったとか言っていましたっけね(苦笑)

11月30日はある程度気温が上がった頃の9:45に自宅を出発しました。
この日は雲一つない快晴で、おまけに今年一番の寒さでしたので、バイクもウェア類もほぼ真冬装備で出かけます。
コースは何時もの筑波行きのコースで岩瀬駅まで行き、そこから筑波山の東側を横切り石岡市から小美玉市に東進するコースを設定してありますので、まず百里基地に行き、宿泊は石岡市街地に決めました。
2019百里基地祭りコース.jpg


しかし本当にこの日は真冬の寒さで、山が綺麗に見えます。
RIMG3721.JPG


バイクは今シーズン初めての「パナチタン」で、真冬用のハンドルカバーや、ツーリング用のフレームバック、SPDペダルなどを装備します。
RIMG3723.JPG

基本的な整備は春先に保管する時に済ませてあるので、問題なく順調に走ります。
というか「パナチタンは、こんなに軽く走ったかな?」という印象で、おそらくお泊まりセット含めて装備品の合計重量でも、春先の体重まで行かない位ダイエットが進んだ恩恵のようです。

寒さはともかく、真冬のロングライドの秘訣は、とにかく「汗をかいて冷えない」ことが肝心で、ウエアの選択や、走るペースなどを調整して、「温まるけど汗をかかない」抑えた走りが重要になります。
大体MAX25km/h程度で、AV20km/h程度でのんびり走り、山登りはひたすら「インナーロー」で汗をかかず、足の消耗を抑えて現地に向かいます。
だいたい4時間30分ほどでまず、茨城空港側に到着です。
P1000029.JPG

この日は前日の予行演習で、本番と同じスケジュールで何かが飛んでいるはずで、基地に近づいた頃に、「ドドーン!」という、爆音・・・この音はF4ファントムのエンジン、J79IHI17のアフターバーナーの轟音が響いてきました。
さすがに今や唯一の「戦闘機用ターボジェット」エンジンの音は迫力があります。
地元住民にとってはひたすら迷惑でしょうが・・・・

さて今回はこの基地際の飛行する様子を取るために、新兵器を投入しました。
持ち運びができるコンデジで、超望遠でAFや手振れ機能の優れているパナソニックの「DC-FZ85」を購入して、今回このカメラの「慣熟」も目的の一つとなります。
RIMG3733.JPG

既に型遅れの旧式で、実売価格が3万円程度で、電池の持ちもよくUSBで本体に充電できるなど、一眼レフのように、かさばる交換レンズも不要で、これ一つもって一日撮影もできますし、この機種は動画で「4k撮影」もできるので、自転車でバックに入れて移動しながら撮影するのにはもってこいの機種です。

実のところこのカメラは購入してから一度も使ったことがなく、説明書すらろくに読んでいないという、あまりにアバウトなことをしていますが、昔からカメラを使っていた人で、最近もデジカメに接していれば、なんとなく無難に使える操作性があり、「あーでもない、こーでもない」と弄りながら機能を覚えて、実戦で撮影しながら覚えるのが自分のやり方になります。

いや久しぶりに「高機動する戦闘機」を撮影したので、コツを忘れていたこともあり、ろくなショットが撮れません。
P1000008.JPG

P1000015.JPG

P1000052.JPG

P1000062.JPG


おおむね予行練習の飛行も終わったのでそろそろ終わりにしますか。
P1000072.JPG


しかし飛行機好きの人はこんなにいたのか?というほど、茨城空港隣接の公園にたくさんの人がいました。
RIMG3724.JPG

こんなバイクも来ています。
しかし、明日はかなり混みそうですね。
ファントムのラストフライトとのことで、外国からも見に来る人が多いことが予想され、近くのコンビニにも、おそらく成田空港で借りたレンタカーで来たと思われる、欧米人のグループなんかも見られました。

この日の宿は、約20㎞西にある「石岡市」のビジネスホテルを予約してありますが、明日の朝の予行もかねて、自転車のルートを確認します。
国道沿いに走れば簡単なのですが、当日ものすごく混雑するので危険だった事を考慮して、郊外のわき道をコースに選択して、ガーミンのMapに入れてあります。
以前石岡駅から折り畳み自転車で百里を目指したとき、道に迷って遅れてしまったと時の反省です。
まあそのあとも自転車で何回か周辺を走ってたので、なんとなくこの周辺の地理や地形の特徴が分かっていたので、順調に走れるようになりました。

ホテルには16時ごろ到着しました。
仕事の疲れとツーリングの疲れで、夕食を早めにとって、ホテルの大浴場で体をほぐして、コンビニで買ってきた「黒霧島」のお湯割りを飲んだらあっという間に気を失ってしまいました(笑)。
翌朝は6:30にホテルの朝食をとって、7:00に出発です。
大きい道だと危ないので、裏道をつなげて百里基地に向かいます。
RIMG3725.JPG


基地周辺は、事前に別の特設駐車場を用意(大洗海岸)などのアナウンスが効いていたのか、車の渋滞はなくスムーズに基地まで行けましたが、なぜか自転車は遠くのほうに駐輪場が離されていて、正面玄関までずいぶん歩かされました。
基地際は基本的にかなり歩くことを前提で臨んでいるとはいえ、若干気に入りません(笑)

正面ゲートから入場すると、「ゲートガード」と呼ばれる、過去に使われた機体が置いてあります。
P1000124.JPG

これはロッキードF104スターファイターですね。
最後の「有人戦闘機」と呼ばれた超音速戦闘機です。

これは「F85Dセイバードック」と呼ばれる珍しい機体です。
P1000121.JPG


朝鮮戦争の主役戦闘機「F86セイバー」を元に、火器管制レーダーとアフターバーナー装備のエンジンを装備した迎撃機(インターセプター)で、一応夜間でも悪天候でも迎撃ができる「全天候戦闘機」となっていますが、目視外射程のレーダー誘導ミサイルは装備せず、なんと70mmロケット弾「マイティマウス」を計算した方向に一斉に何十発もぶち込むという、凶悪な戦闘機でした。
P1000122.JPG


入場は、手荷物検査が結構手間がかかるので並んで待たされます。
この辺りは「米軍」は手慣れたもので、空港のゲートの様なX線の検査装置と金属探知機を駆使して手際よく観客をさばいていきます。
その間に「天候偵察飛行」で、F4ファントムが飛び立ちます。
P1000125.JPG

P1000128.JPG

こいつの轟音を聞いていると、自然と口元が緩んでワクワクしてきます。

本日の天気は基本「曇り」の予報です。
P1000132.JPG

まあ撮影には向かない天候ですね。

でもそれなりに見るものはたくさんあります。
P1000129.JPG


最近の基地祭は昔に比べれば参加する機数や規模は縮小傾向にあるようで、昔は他の基地の機体や米軍なども飛来してきましたが、まあ本日はF4が主役ですので問題はありません。
いわいる「スペシャルマーキング」という特別のペイントを施したF4に多くの観客が群がってます。
P1000140.JPG

P1000145.JPG

P1000146.JPG

P1000149.JPG

P1000183.JPG

P1000188.JPG

P1000197.JPG


またここ百里は茨城空港でもあるので、民間機の理発着もあり、スターフライヤーの737がアプローチしてきました。
P1000173.JPG


本日はあくまでF4がメインです。
P1000236.JPG

P1000471.JPG

P1000484.JPG

P1000488.JPG

P1000500.JPG


救難飛行隊も頑張っています。
P1000204.JPG

P1000506.JPG

P1000552.JPG

P1000557.JPG


ここで自分は基地外に出て帰路の準備に入ります。
滑走路の北端でF15の機動飛行を見ます。
P1000632.JPG

P1000643.JPG

P1000657.JPG

P1000727.JPG

流石にパワーが違うので迫力が違いますが、これでも既に旧世代の機体になってしまいました。

ちなみに最新鋭のF35は、機動性能に関しては旧世代の機体に敵わないことが、巷では問題とされてるようです。
F35の場合、機体の運動性能云々を求めたものではなく、「ウェポンネットワークの中核」としての能力が旧来の機体では「絶対にマネの出来ない芸当」としての価値がある「玩具」です(笑)。
玩具と称したのは、「この手の能書き」が実戦で大活躍することが過去の「戦歴」では珍しいことで、大体の戦闘は「不意」に「想定外」で「思いがけない方法」で「古典的な確立された手段」が結局役に立つというのが「セオリー」だからです。
市販の電気製品のように買ったから直ぐに使えるという物ではなく、「戦力」にするためには搭載兵器との適合や戦術の確立なども含めて、長い時間と弛まぬ訓練が必要になるのです。

さてこの後は「ブルーインパルス」の飛行ですが、本日の天候と雲の高さから、高さを使った「縦系」演技はできないでしょうから、今回は見送ることにします。
そういえば空中で軌跡を描く「スモーク」ですが、本当に久しぶりに「カラー」が復活するそうで、おそらく松島基地の訓練では、「5輪の輪」を描く姿が近々見られそうですね。

さて11:00にここを出れば、どんなにのんびり走っても日没までには帰宅できるという計算です。
帰路は基本的に往路をなぞるように帰りますが、さすがに先日の疲れと、本日歩き回った影響で、体力も脚の消耗もかなりのものになっていました。
たまらず、ドラッグストアで、エアーサロンパスと栄養剤を買って応急処置を施します。
基本的に風はなく気温も上がってきたので走りやすいはずですが、反対にかいてはいけない汗をかいてしまい、体が冷えてしまいました。

途中でコンビニにより数度の補給と給水を行いますが、岩瀬からいつもの山を越えて「ましこ道の駅」についたときは完全にヘロヘロになっていました。
いつもいるお店で「大人のモンブラン」ジェラードをいただいて、栄養補給をします。
RIMG3728.JPG

濃厚な甘みと栗のコクがズシッと舌に響きますが、コヒーとの相性も良くこの甘さが助かりました。

何とか16時頃には自宅に戻れましたが、2日がけとはいえ久々の長距離でしたし、荷物を背負ってのほぼ真冬のライドは、結構身体に堪えました。
ログを見るとなんとなく分かります。
2019百里基地祭りログ.jpg

やはり冬場は寒さに体を順応させるために、かなりのエネルギーを使うのと、ウェア類の重さと抵抗が響いて疲労感が強いのですが、この程度の寒さは慣れておかないと「北関東の冬ライド」を乗り越えられないので、今回はよい予行となりました。

あれれ?、百里基地祭の話だったはずですが、やっぱり自転車ネタになってしまいましたね(苦笑)

nice!(10)  コメント(6) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。