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ボンネットの先端の小さな錆を補修する [自動車]


最近めっきり乗る機会が減った自家用車ですが、屋根付きガレージにおいてあるとはいえ、風雨にさらされる事には変わりはなく、乗り出さなくとも段々汚く成って来ます。

本当ならボディカバーでもかけておけばよいのでしょうが、生活の脚でコレクターアイテムでもない自家用車で、いちいちボディカバーをめくるのも面倒と言う物です。


で、あまりに汚いので久しぶりに洗車してみましたが、ボンネットの先端にポツンとシミのような物が有り、擦っても落ちません
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まあ近くに寄らなければ気になる汚れでも・・・・・いやいや!これは汚れなどではなく赤錆では無いですか!
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恐らくボンネットの先端部でカバーもされていないので、飛び石が当たって塗膜が剥がれて(チッピング)、鉄の地肌が出たので錆が出てしまったのでしょう。
実は、自分前職でこういうボディの錆を防ぐ目的の開発での実験部隊の現場にいたので、「こうならないための対策」をするための鉄板の材質(亜鉛合金メッキ鋼板)や、保護塗料(チッピングプライマー)や、デザイン上当たりにくくする工夫(先端部の前方に樹脂カウルが来るようにするとか)のテストをさんざんやってきました。
ですが、この車はそれらの防錆設計が不十分・・・・というより、これ本当に過去のテスト結果反映しているの?と首をかしげるようなデザインや塗装でしかありませんでした。
ちなみに外観上錆が出る事は自動車の商品性に関係している項目で、まあそのままほっておくと、錆が進行して穴が開いてしまうのですが、車の4大安全性不具合の「止まらない、曲がらない、燃えない、走らない」という乗員の命に係わる部分では有りません。
ただ、新車がたかだか4年で外観に錆が出ているのは、所有する満足度が落ちる不具合では有りますよね。
まあ、このまま放置して置くと本当に錆が広がってみっともないので、最低限の補修をしておくことにしました。
まず錆は、少しでも残っていると、塗り直しても内部から膨らむ事が在るので、リューターで周辺の塗装も含めて錆を削ります
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この写真だと上端のふちに、若干赤黒い筋が残っていますが、これはNGでこの後この赤い部分が無くなるまで削りました。
地金が出た後、これをそのままにしておくと、本日のような湿気が多い天候では、あっという間に錆が浮いてくるので、手早く脱脂をしてからプライマー塗料を塗り、補修用のタッチペン塗料でその上に白い塗料を載せます。
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下地もっと滑らかであれば奇麗に塗装が乗るのですが、タッチペンではこんなもので、良く乾かしてから、もう一度重ね塗りをします。
近くで見れば粗も目だだちますが、遠目で見ればあまり気にならない程度には補修出来ました。
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まあ、目的は錆の進行を止める為なので、この後補修後から赤い点のような錆が出てこなければ、一応目的は達成したと判断できるでしょう。
しかし、大昔に自分の愛車だった、昭和61年式の「スバルレオーネRXⅡ」の時は、購入時に既に結構ボコボコだったので、数日かけて錆をサンドペーパーで落として、下地を作りサーフェーサーを塗り、錆止めのシャーシブラックや、白塗装をスプレーで施して仕上げていたことを、久しぶりに思い出しました。
あれから30年以上経ちましたが、まさか令和の現在で、最近の車に錆止め処置を施すとは思いませんでした

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ターマックの仕様を戻して快適に走るも・・・ [雑談]

しかし、この内容の書き出しもいい加減に呆れましたが、本当に天気が安定しません。


そういえば、昨日桜川市で地元のお年寄りの方々と雑談しましたが、地域の「桜川」が昨年氾濫したそうですが、70歳になる方も、生まれて初めて見た光景だったそうです。

宇都宮市も3年前の台風19号の時、宇都宮駅前の「田川」が氾濫しましたが、これも終戦直後に氾濫してからおよそ70年ぶりの氾濫で、しかも両方とも戦後に治水事業で河川改修されたのにもかかわらず氾濫した事実は、現状の天候は想定外の規模で進行しているという事なのでしょう。


そう大げさな話では無くとも、こうなると自転車等のアウトドアは計画の立てようも無く、お勤めの方は休日の天候が悪いと、本当に暫く出かけられないという事に成ります。

ま、その辺りは自由人の特典と申しましょうか(笑)、もうその日の朝の様子を見て自分の判断を信じて(笑)出かけられます。

昨日は天気予報では曇りで、最高気温30度という事ですが・・・・まあ出かけてみれば良い天気で、気温もうなぎ上りに上がっていきました。


久しぶりに夜明け前の4:30頃自宅を出ましたから、これまた久しぶりに朝日が拝めます。

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本日はターマックのホイールをWH9000 C24から、キシリウムSLRに変更して出撃です。

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この所、色々調整して何とか良い感触に成って来ましたが、どうもこのフレームとWH9000が相性が良くない気がしていて、ホイール以外のコンポーネントを同じにして比較してみましたが、少し転がしただけで全然感触が良くて、元に戻して正解でした。
WH9000とキシリウムSLRは、重量はほぼ同じで、ハブの回転フリクションとかはSLRの方があるはずですが、やはりリムとスポークの剛性の違いが大きいのでしょうね。
これはターマックのフレーム剛性との「相性」というより、重力級の自分の場合、ホイールは剛性が高いものの方が推進効率が良くなるという事です。
ちなみにこれは昨年秋の状態ですが、タイヤが「パナレーサーRACE A EVO4」ですが、タイヤ特性よりこのホイールの違いが大きいようですね。
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実はこのキシリウムSLRはお気に入りのホイールなのですが、スポークがカーボンチューブで支える特殊な構造で、ハブの締結部が摩耗してしまう構造上の問題があり、使用頻度を下げていました。
まあ、最近ロードバイクの使用頻度その物が下がっているので(苦笑)、あるものは使ってしまおうと・・・
さてこの日は日差しが出て、朝のうちは本当に快適に走れました。
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しかし気持ちが良いのは気温が低いうちだけで、既に8:00を過ぎたあたりから気温が30℃を超えてきて、くらくらするなと思ったら、気温計は35℃に達していました。
なんか久しぶりに此処まで来ましたが、結局元に戻したターマックは快調で、調子に乗ってペースを上げると、今度は暑さで「オーバーヒート」でスローダウンしてしまいました。
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もともと午後には天気が崩れるからと、朝早く出てお昼ごろには帰宅する予定でしたから、早々に帰宅できたのは幸いでした。
?
しかし、この分だと「想定通りの夏」が訪れるという保証が無さそうですね。
各種イベントなど、例年の天候を想定してスケジュールを組んでいる場合も多く、これ以上天候が「拗れる」とどうなる事やら・・・・・


タグ:異常気象
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違和感ある天気もチャンスを見て走る [雑談]

もう完全に天気予報が当てになりません。


北関東は不安定な天気で、湿度が高い空気が吹き込んで曇り基調で所々激しく雨が降る・・・だったはずですが、一昨日朝起きてみると、空気は澄んでいて空も高く、雲は覆いながらも明らかに晴れで、気温や湿度も快適で、このチャンスに走らない理由は無いと、何時もの北回りコースを走りました。


しかし、明らかにこの時期の天候では有りません

衛星画像を見ると、日本付近は南北に気流が流れていて、台風崩れの低気圧が停滞していて、大きなオホーツク高気圧に通せんぼをさせられているようにも見えます。

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これは、気象学と言うより自分が走っているときに感じる「空気感」なのですが、常に三種類の季節の空気が、入り乱れて流れ込んできて、ある時は蒸し暑くて翌日は肌寒く成り、その変わり目は強風が吹き荒れると今度はカラッと晴れた天気が来る・・・と言うように、穏やかな季節の移り変わりと言う物は崩壊していて、気候が常に変動しているという様子が、ここ数年続いていて、今年はそれが更に顕著に成っているようです。
と、ここで素人のお天気話など何の根拠があるの?という事に成りますので、ヨットで日本一周をしたこともある気象予報士で、「ウェーザーニュース」の重鎮でもあり、TVの気象予報統括等を務めていた、「笠原久司」氏のツイッターに、詳しく解説されています。
天気予報も、特にTVで奇麗なお嬢さんがキャピキャピしながら原稿通り読まれている、定型化された天気予報の、かなりデフォルメされた内容を鵜呑みにしても、自分がバカを見る・・・場合によっては命のかかわる事もあるので、特に業務やアウトドアなどで天候が活動にリンクしている方々の場合、基本的な気象知識を持ったうえで、自分の目で見て、肌で感じて、正確な情報をもとに、自分で判断する必要はあると思います。
と、くどいお話は此処までで、結局昨日も曇りの予報は大外れで、宇都宮市周辺はまるで夏終わりのような爽やかな朝で、予報ではかなり強い北風が吹く事に成っていましたが、一昨日も同じ同じ予報で完全に外れていましたので、自分の見立てを優先して、久々に筑波山へ出かけました。
LOOKを出すのも久しぶりですね。
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LOOKには新装備です!
と、最新のサイコンとか高性能のライトとかでなく、今更なのですが、単三電池を使える小型のLEDライトで、キャッツアイのHL-EL145です。
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これは20年くらい前からあるシリーズの最新式で、自分がクロスバイクを始めた頃はHL120と言う商品でしたが、基本的な筐体は継承しつつLEDやリフレクターなどを改良して続いている商品です。
大体昔はロードバイクなどを始めると、このライトを初めて買うのが定番で、防水性が無いなど多少の欠点はあるにせよ、手ごろな値段で、市街地での通勤や通学の範囲なら十分使える商品です。
こうやってある程度の手ごろな値段を維持しながら販売を続けてくれるキャッツアイの姿勢は素晴らしいです。
で、最新式で「若干」明るくなったこの商品を試したくて購入してみました。
確かに多少明るく成っていて、配光が昔よりスポット方向で、より集光されているようで、流石にロードバイクで30㎞/h近い速度で、街灯も無い山野を走るのには全く使えませんが、シティサイクル程度の速度で住宅街を走るのなら十分使えるでしょう。
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まあ、自分の場合ナイトライドがなければ、昼間は「ディライト」として点滅で使用しているので、それに「VOLT800」を使って、バッテリーを消耗させることも無いだろうという意図もあります。
流石に点滅モードでもVOLTの方が明るいですが、普段のトレーニングならこれで十分でしょう。
ロングライドイベントなどの場合、慣れないところを走りますし、不意にトンネルなども現れることもあるので、これは迷わず明るVOLTを選びます。
さて、自宅を5:30に出ましたが、先の書いた通りこの季節としては望外の爽やかな気温と湿度で、こういう天気で走らない理由がありませんよね!
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田んぼも稲の緑が鮮やかで、「緑のじゅうたん」に黄金色の朝日が差し込む風景は気持ちが良いですね。
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筑波山も、周囲の風景も含めて本当に緑が濃くなりました。
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このコースは大体125㎞のコースで、風向きだけは予報通りで(笑)往路は順調に進み、帰路は向かい風に成りますが、夏の向かい風は以外に厳しくなく、当初風速5~7m/sとの予報で覚悟していましたが、其処まででもなく、北東から北北東の風向きだったので、思ったより消耗しないで帰宅出来ました。
まあ本来ならこの時期もっとロングライドをこなしている「はず」ですが、その点を悩んでも仕方が無いので、今は「走れるときに、走れる距離を、走れる強度で、淡々とこなす」ですね。
が!、「こんな時ですが」という注釈が必要な事態に成ってしまいました!!
元首相の白昼堂々の暗殺と言う、まるで映画のような出来事が現実に起きてしまい、いまやTVを付ければ政治家たちは「民主主義に対する挑戦に屈することなく云々」の大連呼となっています。
まあ、いまSNS上で迂闊な事は書けませんが、個人的な意見として、既に多くの人が当たり前にあると信じている民主主義と言う物は、既に瓦解し始めているのではないかと思っています。
それは怠惰な保守系政治家、無責任な革新系政治家、低俗なマスコミ、無知な国民、傲慢な国家指導者、資本至上主義のエコノミスト・・・・誰が悪いのかと言うより何が悪かったんでしょうね。
ハッキリしている事は、「今後何が起きるのか解らない状況が、より激化して進行していく」という事で、この天候の変化程度で音を上げてしまうくらいでは、到底乗り切れない世の中になると考えれば、此処は肝を据えて体調だけでも整えておく必要がありそうですね。
まあ、こんな事しか出来ない自分が歯がゆいですが、これも現実で、この現実と冷静に向き合って、色々と乗り越えていきたいですね。

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自衛隊イベント再開で、富士の裾野までツーリング [オートバイ]

やっとと言うべきか、ほぼ3年ぶりに各種イベントが再開され始めました。
ほぼ無意味と言えたオミクロン株以降の自粛と言う名の同調圧力で、本当に多くの人達の日常や生活さえ破壊されたという事を、絶対に忘れません!
さて、個人的には自転車イベントと、以前より趣味であった陸海空自衛隊、駐留米軍の基地祭りや一般開放で日本中を旅するというお楽しみが再開できます。
以前であれば週末の休日を利用して、宿や航空券、フェリーなどを予約してほとんど「強行軍」で、要するに「お金で時間を買った」遊びであったわけですが、今は時間はタップリあるので、今回はバイクで下道を使ってノンビリと現地を目指すことにしました。
今回は7月2日に静岡県御殿場市にある陸上自衛隊富士駐屯地・富士学校の68周年記念行事に行きました。
ここで「自衛隊の基地に何を見に行くの?」という初級者の方々への疑問にお答えします(笑)
基本的に「基地祭り・一般開放」の目的は、各基地の日頃の活動を隊員の家族や関係業者、地域住民に披露して、自衛隊への理解を深めてもらうための物です。
まあ学園祭や文化祭のような物だと思っていただいて間違いありません。
昔は・・・・まあ自衛隊は長い事「武力を放棄した平和な国にある邪悪な存在」として、非常に世間の「風当り」が強かった時期が長かったので、本当に「身内」と「地元」の人達だけだったのが、例えば航空自衛隊の「ブルーインパル」のようなメジャーになったイベントだけでなく、海上自衛隊の艦船の一般公開や、陸上自衛隊の駐屯地の記念祭なども、全国から多くの方々が来るようになっています。
しかし、小学生がいきなり「M4だけどファイアフライじゃないだよ」とか、若い男性のグループが「やはり日本の艦艇は艦首に向かって上甲板が畝ってフレアが付いている方が」なんてマニアチックな内容が聞こえてくるのは、明らかに「ガールズ&パンツァー」「艦隊これくしょん」の影響なんだろうなぁ(苦笑)
さて、今回は以前検討したコースをサイコンに入れておいて、宇都宮市から県道や市道などを最短距離で繋いで、青梅市経由で八王子に南進して、そこから「道志道」で山中湖を回って御殿場に行く計画・・でした(苦笑)
一応青梅までのコースと、それ以後のコースに分けて入れておいたので、青梅でデータを入れ替え・・・あれれ?なんかサイコンがフリーズして入らないぞ?
その時は原因が分からなかったので、苦心惨憺してようやく検索出来たデータで御殿場に行き先を入れ得て走りだしたのですが、どうも八王子ではなく段々山の中に入っていきます。
この和田峠ですが、どうも地元の「山好きサイクリスタ」の聖地に成っているようです。
しかし宇都宮の聖地、ジャパンカップコースの「古賀志」の激坂が10㎞続くような(イメージです)難コースで、わしゃ此処を走るのは無理じゃな(苦笑)
なんとか道志道に出て、後は順調に御殿場の富士駐屯地に到着しました。
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早朝3時頃自宅を出て、12時頃現地に到着ですから、山中をさまよった時間も含めて9時間ほど走っていた事に成ります。
289㎞ですので、やはり下道使った移動としては300㎞/日辺りが限界のようですね。
基地祭りのお楽しみは撮影ですが、機材もバイクだと「何でもかんでも」とはいきませんから、出来るだけ簡素にする方向です。
以前ですとビデオや一眼レフカメラ持ち込んで、撮影に夢中になっていましたが、最近は重い機材抱えるのが面倒で、センサーは自分の五感、メモリーは自分の記憶にと決めています。
さてこの富士駐屯地は、富士学校や装備の試験部隊もあるので、展示品も数多く、珍しいものも展示されています。
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知る人ぞ知る、大戦中のアメリカ陸軍の「M4シャーマン」ですが、陸上自衛隊の創世記に米軍から供与された戦車です。
終戦後は既に旧式に成った戦車ですが、こんなものを短期間で5万両も量産するような国とは、絶対に喧嘩しちゃいけないですよね(笑)
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これはM4を流用した「戦車回収車両」です。
こう言った後方の支援車両や、補給物資の輸送車両などがちゃんと機能していなければ、いくら高性能な戦車を揃えても戦線は維持できません。RIMG7168.JPG
これは戦後国産戦車第一号の「61式戦車」です。
正式化された時点で、ソ連の「T54戦車」の性能と、特に生産数で太刀打ちできるのかは疑わしいといわれていましたが、自衛隊の他の装備と同じで、実戦に投入されることなく、敵国に一発の実弾を撃つことなく退役しました。
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74式もそのすべてが退役直前ですが、この車体も実戦を経験しないで余生を迎えそうですね。
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ただ、噂では、先行試作車が、秘密裏で米軍に渡され、「ベトナム戦争」にて、実戦に投入されて、現地で目撃された?なんて話もありますが、モビルスーツじゃあるまいし、そんな漫画みたいな事は無い・・・・とは言い切れなくて、実際秘密では無いにしても、アメリカ空軍の「ノースロップF5フリーダムファイター」は、試験機での実戦部隊を編成して、作戦展開していたそうです。
少数の部隊ですので、日本語の少しだけ・・・をもじって「スコシタイガー」と呼ばれていました。
これは現在主力戦車の「10式」で、「ガルパン」で大洗学園のコーチを務めた、自衛隊の蝶野一尉が搭乗して、C2から投下された戦車ですね。
そういえば蝶野一尉は、設定上ここ富士の所属に成っていましたね。
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16式は最近世界的に流行っているキャタピラでない装輪式のAFVで、路外走破性は劣りますが、ある程度道路網が整備している国なら、輸送車両など必要なく、自走で高速展開できるメリットが受けているようです。
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この後演習場で演習展示があり、上記の車両の機動展開や、演習用の空砲を使った射撃の展示があります。
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演習用の空砲なので、装薬量は少ないのですが、一般人は効いたことのない「咆哮」で、アナウンスでしきりに大きな音への注意がされていました。
しかし、戦車などの大排気量ディーゼルエンジンの唸りや、無限軌道のきしむ音、排ガスと砲撃の硝煙の混じる匂いなど、久々に堪能できました(笑)
もっと長く見ていたかったのですが、流石に300㎞バイクで走ると疲労もたまりますし、高地で気温が低いとはいえ、やはりかなりの猛暑でしたので、早めに切り上げて、温泉に入ってから富士市のビジネスホテルにチェックインしました。
翌日は色々見て回る予定でしたが、天気が悪くなる傾向でしたので、早めに戻る事にして、寄り道せず、基幹国道を繋いで最短距離で帰宅しました。
往復で約600㎞、燃費はPCXの燃費計で53.6㎞/リットルで、164円のレギュラーで、交通費は1835円、ビジネスホテルは5700円の所、じゃらんのクーポン使って4500円で、今回は殆どコンビニ飯で済ませたので、総額1万円以下で済みました。
ただ・・・・疲れますね流石に(苦笑)
距離だけならともかく、今回は記録的な暑さの中をすっと走っていたので、それで消耗したという事もあります。
しかし、途中で国道1号線の箱根峠などを走りましたが、本当にバイクが増えましたね。
これでは事故が増えるのも当然で、路肩や車線をまたいだ無謀なすり抜けも多く、これでは自動車の目の敵にされるのも仕方がありませんね。
自分はすり抜けはしない方針で、自動車からは邪魔でしょうが、制限速度プラス10㎞/h程度の巡航速度でポジションを確保して走っていましたが、自動車から無謀な煽りを受けたりとかの嫌がらせは無かったですね。
原付2種のPCXは、やはり制限速度の60㎞/h以下で、ノンビリ走る方が快適で、速度が遅ければ、それだけリスクも低減できます。
速度の出る大型バイクなど見るとかっこ良いので憧れますが、今の自分にはPCXが「ちょうど良い選択」である事は間違いないようです。


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古いロードバイクをコツコツと整備 [自転車本体]

先日ターマックの不調をレポートしましたが、昨日整備が完了して、本日はその確認に成ります。


改めて自分の所有する「2010年式スペシャライズド ターマックSL3 S’WORKS」を説明します。

この個体は2016年にフレーム単体で、販売当時39万円で販売されていたものが、10万円でヤフオクに出ていたもので、当時は手持ちの105系のコンポーネントで組んで使用していましたが、途中からマドンのおさがりの7900系のコンポに組み替えて、以後リアディレイラーだけGSに交換、スプロケを32T、クランクを180㎜に組み替えて、現在に至ります。

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昨年ホイールはレーシングゼロにして、ペダルエクステンダーや440㎜のハンドル等で、軽さを生かして高低差のあるコース向きにリセットしたのですが、そこまでは調子が良かったのですが、今年の春のイベント向けに、WH9000 C24をセットしてみたら、「あれれ?なんか思ったほどじゃないぞ?」となっていました。


しかも長い事乗らなかったのでご機嫌を損ねたらしく、ドライブトレインの清掃や注油等をメイにいにメンテをしてみましたが、特に何処かおかしいという事も無く、ホイールのハブもばらしてグリスアップして、改めて締め直しました。


加えてプレッシャーゲージで空気圧を厳密に測定して乗ってみましたが、それでもしっくりきません?

で、基本に立ち返り、ポジションを再計測すると、これも問題は無いのですが、念のため5㎜程上シートを挙げてみました。

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おかしいなぁ?前回結構この辺りは煮詰めたつもりだったんですが、結果から言えばこれでペダリングの違和感が低下して、リズムよく走れるようにはなりました。


結果的にその他の整備の結果、可動部がスムーズに動くようにはしておいたので、それらが総合的に効果があったようで、いやロードバイクはシンプルなメカでありながら奥が深いですね。

このターマックも、もはや「古典」ともいえる旧世代のバイクとなっていて、最新のバイクと比べてしまうと、振動吸収性や空力安定性、制動力、使途の正確さ等は、相当見劣りしている事は間違いありません。


とはいえ、販売当時は基本的には同一のグレードのフレームがグランツールで覇権を争っていた「ハイエンドモデル」は、一言で言えば「伊達ではなく」、今としてはそのシンプルな潔いまでのレーシーな切れ味が、まさしく「味わえる」と言う意味で、所有し続ける価値は十分あると思います。


で、何時もなら勢いで霞ヶ浦までGo!という所ですが、今朝は気温の高さに加えて湿度も高く、全身にべったり汗が張り付くという状態で、こりゃアカン!という事で早々に引き上げてきました。

関東地方は午後になると本当に電力の供給が足らなくなるので、何か些細な事でもパズルのピースが欠ける事でもあれば、一気に広域大停電という大惨事が発生しかねない状況のようです。


こりゃ昼間狭い寝室だけ冷房かけて寝ていて、夜中から活動する方がよさそうですね。



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涼しい所でツーリングの練習中!、防げ中高年の自爆事故 [オートバイ]

どうも、関東地方は梅雨が明けてしまったようです(笑)

そりゃこれだけ暑い日が続けば仕方が無いですよね。


で、昨日は涼しい所を求めて走ってきました。

オートバイで(笑)


だって、だって、これだけ暑いと山に行くまでにへばっちゃうし、登れば登ったでヘロヘロだし・・・・

はい、へたれました!(爆笑)


まあ、来月以降長距離のツーリング&旅行案件が重なっており、より安全にかつ快適に走る為には、自分自身のスキルを少しでも上げておかないと、「栃木県在住の57歳男性が、旅行中にオートバイの事故で死亡しました」とか、書かれてしまいますから(苦笑)、


最近目立っている「中高年ライダーの事故」ですが、明らかに技量不足による「自爆」が多いというのが、どうやら実態のようです。

これはリターンライダーの方にお聞きしましたが、やはり若い頃のイメージが残ってるのに、老化した運動神経が追い付かないで、その方は崖から「スカイ・ハイ」して九死に一生を得たとのことでした。


あとこれは自分が当てはまると思いますが、中高年に成って初めてオートバイを始めたので、本的な技量が不足していて、オーバースピードや不意の飛び出しなどの回避行動などが出来ず、転倒してしまう例です。

これは周知所事実ですが、4輪もそうですが、当然2輪でも教習所レベルのカリキュラムでは、路上を安全に走り切れるスキルは身に付きません。


自分の場合、連続するコーナーの加重移動や、ループのようなコーナーで、バンクの姿勢を維持するスキルが足らないので、どうしてもリズムが良くない状況が、走行の余裕が少なくなっている原因に成っていました。

余裕が無ければ不意のアクシデントに対処できなくなりますし、そもそも楽しくありません!


で、通行量の少ない山岳路を選んで、主にフロントブレーキを使った加重移動とか、コーナーリング時の重心位置の変更などを、色々仕入れた知識をもとに実地研修して「身体に沁み込ませている」訳です。

若い頃自動車で散々練習しましたし、ロードバイクでも色々と実践してきましたから、こう言うのは嫌いじゃないんですよね(笑)


さて、この日は那須高原を抜けて、福島県の西郷村経由で、国道289号線で南会津を目指します


流石に那須高原を走っていると、平地の尋常ではない暑さは無く、快適とまで行かない物の、我慢できます。

福島県に入って西郷村から国道289号線を西に向かっていくと、徐々に標高が上がっていきます。


途中の展望台で一休みです。

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いや気持ちが良いですね。
標高は752mで、温度計は28℃ですが実際は25℃程度です。
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ここから更に標高が上がっていき、国道289号線の「甲子トンネル」付近はほぼ標高1000mで、気温は18℃と、長いトンネルを走っていると肌寒さすら感じるレベルです。
トンネルを出るとちょうどお昼くらいで、「道の駅しもごう」でおひる休憩です。
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食堂は蕎麦屋ラーメンなど基本麺類がほとんどで、値段も高かったので売っているお弁当で済ませます。
とはいえ、天むすとカツむすは結構おいしかったですよ。
この辺り自分はほぼ初めて来た場所なのですが、爽やかな高原と言った風情で、富士山周辺や伊豆高原辺りとそん色ないというのは言い過ぎでしょうか?
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じつは、この辺りは栃木県に住んでいる自分もあまり来たことが無く、大体那須高原で日帰りに成ってしまい、首都圏からの観光客もそう多くないようです。
あと道の駅と言えばお約束のソフトクリームで、此処のソフトはかなりミルク成分の濃い、美味しいものでした。
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この後は南会津から田島に向かい、国道121号線で日光まで帰ってきました。
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このコースを自転車で走れば、さぞ走りがいがあったでしょうけど、いや流石に今は無理かな(苦笑)
ちなみに今回は燃費計で59.6kmまで燃費が延びました
オイルのグレードを上げましたがそちらはあまり関係ないでしょうし、後は追加したフェアリング類の整流効果が効いているようです。
とにかく、40℃近い地上で茹ることなく、高地トレーニングで(笑)避暑には成功しました。

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いきなりの真夏?、まだ準備出来てないよ! [雑談]

えーっ、真夏ですか?、6月ですよね?

昨日も午後少し走りましたが、モワットした暑さから、乾いた南風が吹き付けてきて、35.6℃くらいまで上がりましたが、本日はその乾いた「熱風」とも言える南風が吹き荒れて、ご覧の通りの天気になりました。
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本日は気分を変えて久々にターマックを出しましたが、暫くホッタラカシしていたおかげで、えらく不機嫌のようで、これは後日再調整が必要なようです。
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なんか周りが重いというか、ドライブトレイン系のフリクションが強いというか、じつは前回乗った時も同じ印象があり、急遽イベントにマドンに変更した件もありますし、暫くぶりにバイク整備をする事に成りそうです。
さて、何時ものコースを岩瀬まで来ましたが・・・・・
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既に炎天下の路上は34℃にもなっています。
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いや、木陰にいると風も強いのでそこそこ涼しいのですが、この時点で気温は既に30℃あり、この日宇都宮市は13:00~14:00頃に最高気温の38℃が予想されています。
これはあくまで日陰の芝生の上の気温であって、アスファルトの炎天下はおそらく43℃近くまで上がるでしょう。
これは夏本番でもめったにない暑さであり、湿度が低いので多少はマシとはいえ、普段は徐々に暑さに体を慣らして行くもので、いきなりこの暑さは、笑いごとでなく問答無用であの世にご招待となりかねません(苦笑)
昨日もそうですが、やはり自律神経が対応できていないようで、なんか心拍が乱れている様な違和感があり、この日は危険防止で使うはずの「ハートレートモニター」のセンサーを忘れてしまったので、ここは潔く撤退です。
基本的に乾いた空気なので、空も青く爽快なんですが、まあ無理して走る必要も無いでしょう。
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以前なら休日で転機が良い日は千載一遇のチャンスですので、無理して走っていましたが、現状は天候を見て比較的自由に選択できますから、この「恩寵」を今のうちにフルに味わっておかなければ!
しかし、来週いっぱいはどうも真夏並みの天気が続くようです。
まあ、梅雨の入りの経緯その物が特異な状況でしたので、今の状況も「例年」通りとはいかないでしょう。
ですから天候も気温も激変する可能性がありますが、強かに身体を慣らして付いて行くしかないようですね。

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自転車も、自分を労わり「スローライフ」 [雑談]

やっと梅雨らしくなって・・・・と言うのは、けして良い話ではなく、ジトジトムシムシと不快な暑さが沁み込んでくるのは、本当にうっとおしいです。


とはいえ、北関東は雨だけは降らなそうなので、何時もの筑波ルートに出かけました。

この時期は走れるときは少しでも走っておかないと「次」が見通せません


とはいえ、一気に湿度が上がって来て、あまり爽やかなライドとは行かなそうですねぇ。
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体調の方はソコソコ回復傾向で、一時のだるさなどは有りません。
かかりつけのお医者さんで、定期的に血液検査なども行っていますが、監査数値はかなり良い方向に向かっていて問題は無いとのことで、あの不調は何だったのでしょうね?
以前なら暗いうちから出かけて早めに帰宅が出来ましたが、最近どうもそこまで早く起きられない・・・・と言うより睡眠量を確保するのと、朝しっかり朝食を取ってから出かけようとすると、朝からカブの味噌汁などを作っていた事もあり(笑)出発が7:00に成ってしまい、流石にオーバーセンチュリーライドも無いだろうと、筑波までの往復に留めておきました。
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補給も菓子パンやおせんべいなどサドルバックに詰め込んで、何処かにランチなど無しに帰宅と言う、なんともせわしないライド・・・・と思われるでしょうが、本日は結構楽しかったです。
それは行く先々で色々な方とお話が出来たからで、こういう出会いは貴重な経験であり、広い年代や趣向の方とお話しできるので、どうしても方向性が一定になるSNSでの出会いとも、また違う刺激があります。
その中で、岩瀬の休憩所でお話しされた方は、年齢や職業どころか国籍も違う方で、中東の方?と思ったらイランの方で、海外のマッサージやセラピーのライセンスを持ち、日本に在住して整体をやられているとのことでした。
その方は若い頃にイギリスで「プジョー」のクロモリロードに乗っていたそうで、今のロードに興味があったようで、色々とお話をしました。
その中で、自転車はバイクのサイズやポジション間違えると腰と膝を故障しますよと言う話で、まあ自分の場合は合格だったようです(笑)
また、繰り返し言われたのが「坂道は絶対無理しないように!」で、登山も含めてそれで故障する人が多いそうです。
そして、イランのことわざを教えていただきました
一字一句正確ではないのですが、要約すると「頑張った人に「よくやった」はその人を殺す」で、頑張った人を、更に激励する事は、無理をさせて壊してしまうという意味のようで、もう一つは「山はロバを殺す」で、ロバに重い荷物を背負わせ山で無理させれば、ロバもダメになると言う意味のようです。
イヤハヤ、流石の雑学オタクの自分も、イラクに伝わることわざまでは知らなかった・・・・いや自分の知識の底の浅さを再確認しました(苦笑)
またスポーツのプロは必ず体を壊すのでマネしてはいけないと、金メダル至上主義のオリンピックもダメ!というおはなしで、これは自分と全く同じ意見だったので驚きました。
地方の名もなき自転車大好き親父の戯言と、自分は自虐的に周囲に語っていましたが、それが、年も経験も国籍すら違う方で、同じ考え方の方もいたという事実に、驚くとともに、向いている方向性が同じなら、目指す先も同じに成って行くのかな?という感触を得ることが出来ました。
まあ、この話を単純に受け取ると、「ヒルクライム」や「ロードレース」を真っ向から否定しているようにも受け取れますが、自分の場合「健康の為の持続的な楽しい自転車生活」と言うベクトルと、目標達成のため、自己研鑽の為と言う競技活動をされる方のベクトルの違い?は有るので、これは一概に正誤を決められないお話であると、自分は考えています。
ただ、「それにしても」体を壊すことを前提の活動が、その人の長い人生にとって良い話であるはずは無く、我々のような「昭和枯れすすき」のオッサンだけでなく(苦笑)、若い人も、もっと自分の体を大切にして、競技生活を送るにしても、それが健全に持続できるように、もっと自分の体は労ってほしいと思いました。
さて、最近ライトノベルや漫画やアニメで「スローライフ」なるワードが増えています。
現世で酷い目に遭ったので、転生してチート(狡いほど強い、賢い?)な能力でスローライフを送る?みたいな話が多いのですが、だいたい厄介な事に成ってスローライフとは程遠い物語に成っていいますがね(苦笑)
まあ、現在自分も転生ならぬ退職して、いつ終わるともつかぬスローライフを送っています。
人間先が見えないと焦りが生じるもので、「何かをしなければいけない」という焦燥感が先立ち、精神が不安定になったりします。
でも、自分や自転車仲間が良く言う「人生はサイクリングのロングライドと同じ」は、少なくとも我々の中では「真理」ととらえていますが、であれば、見えないゴールであっても、ゴールは必ずあるわけで、焦ろうが騒ごうがそこに向かって走っている訳です。
で、先は分からなくとも「山あり谷あり悪天候アリ」が前提とあれば、此処は気長にノンビリ走るしかないなぁと思うのですが?
「自転車のスローライフ」は、まだまだこれからが長そうですけどね。
あと、これ以外にも色々と面白い話を、色々な人からお聞きしたのですが、それらはまたの機会に!

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冬の内職作業、GTのMTBをレストアする(完成偏)2022年6月改編 [自転車本体]

◆2022年6月15日再編集解説


この記事は2010年12月に掲載した記事ですが、12年経った現在でも、一定のアクセス数がある記事です。


自転車の楽しみ方は色々ありますが、自分で整備が出来る、整備をしようという意思のある方は、古い自転車を自分でリビルトしようと試みる方がも少なくは無いと思われます。


そういう方がこの記事を見ていただいている?と言う事なのかもしれませんが、如何せん古い時期の記事で、特に掲載した部品の値段がかなり違っていしまいましたので、その辺りを編集し直して、再掲載させていただきます。 


尚、当時の記事はそのまま掲載しておきます。 


 


 ◆2010年12月記載


先月から取り組んでいた、「GT」のMTBのリビルトが完成しました。
本当はもっとのんびりやる予定だったのですが、こらえ性が無いのと、部品の置き場が無いので、とにかく完了させてしまいました。

これが今回リビルトに辺り、そろえた部品の一覧です。


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使える部品はなるべく整備して使いましたが、消耗品や破損していたり、そもそも欠品していた物をそろえたらこれだけの部品が必要になりました。
Frディレイラーと、クランクは、同僚から貰ったクロスバイクの物を流用しました。

さて、完成した姿です。

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コレ結構大きいですね。トップチューブを計ったらおよそ550mm有りましたから、サイズは僕には合いました。
自動車に例えるなら、リッジランナーは日本製の凝った製法で作られたスポーツSUVに対して、GTは、本家アメリカのおおらかで頑丈な作りの大型クロカンといった感じです。

ブレーキはレバーも含め、シューとワイヤー以外は分解整備して付けました。

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ハンドル周りは、ハンドルバーはそのままで、変速機がグリップタイプに変更したため、レバーとの合いが良くなく、レイアウトに苦労しました。

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サドルは、相性の良いスペシャライズドにする予定でしたが、在庫切れで入手できず、シラスで使用してロングライドにもオシリの痛くならない、セラSMPのTRKにしました。

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ホイールはハブのグリスアップと玉当て調整をして周りを良くして使います。
また、ポンプの環境の統合で、仏バルブに統一してあるので、米バルブ用の大き目のバルブ穴に、スペーサーを入れて、仏バルブのチューブを使います。

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タイヤはTIOGAのCITY SLICKER 2と言う銘柄の、1.5インチ幅の、町乗り用タイヤを入れました。
一昨年、リッジランナーのリビルトでは、1.25インチのスリックタイヤを入れて、クロスバイクよりの改修をしましたが、軽くて、フロントフォークがリジットのマシンならいざ知らず、このGTはフロントサスも入っているので、本格的なXCはしなくとも、やや悪路走破性を保持した方向で仕立てることにしました。

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このくらいの幅なら、オンロードの走行もそんなに抵抗にはならないですし、トレットがしっかり刻まれているので、不正地のグリップもイボイボタイヤほどではなくとも確保されると思います。
ただこのタイヤ、町乗り用には軽くていいのですが、トレットゴムが薄く、サイドウォールもやわらかいので、耐パンク性能はあまり期待できないようなので、覚悟しておいたほうが良さそうです。

FRのクランクですが、当初付いていたシマノのLXに、任意のギアを3枚買って組み付ける筈でしたが、結構な金額になりそうなので、在庫としてとってあったこのクランクセットを組み付ける事にしました。

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スギノのDXとう、アンカーのクロスバイクについていたトリプルのクランクで、ギア構成が48X38X28T(一覧表間違い)のギア構成です。

リアのスプロケットは13-26Tと言うギアの7速用フリーのカセットスプロケットです。
さすがに最近7速は需要が無いと考えられていたのか、昨年までは11-28Tと言う構成のカセットスプロケットしかカタログには無かったと記憶していますが、今年になってから複数のギア構成が選べるようになっていました。

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もしかすると、古いMTBをいじったり、実用車や折りたたみ自転車を改造して楽しんでいる人が増えたから、シマノもカタログに載せるようになったのでしょうか?。
どちらにしてもありがたいことで、この13-26Tと言うギア比は、比較的クロスしているほうで、フロントのトリプルと組み合わせれば、結構細かいギア比が選べて走りやすいです。
実際、フロントはミドルの38Tで普段はほとんど事足りてしまいそうで、状況に合わせてアウターとインナーに変速できるので、柔軟性があります。

リアのディレイラーは錆だらけになっていたSTXでしたが、リターンスプリングが錆びずに生き残っていたので、錆を落として可動部に注油するだけで十分使えるようです。

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さて、ディレイラーやブレーキを調整して試運転をしてみましたが、特に異音や動きに渋いところも無く、問題なく走ることは確認しました。
比較的フレームやホイールが軽いのと、ハブのオーバーホールや、BBの交換などで滑らかに回るおかげで、かなり軽く快適に走ってくれます。

ただ、自分自身がMTBは久しぶりだったのと、ジオメトリーのセッティングが不完全なので、特にハンドリングに強い違和感を覚えました。
不安定と言うか、タイヤのよれやペダリングに影響を受けやすいと言うのか、どうも座りがしっくり来ないのに違和感がありました。
サドルやハンドルなどの位置なども、ロードのジオメトリーを参考にセットしたのですが、コリャMTBは全然考え方が違うようで、有っていないようです。
ハンドルを目一杯高くして(シムで6mm程度)サドルを下げて位置を後退して、重心位置を後退させたら、かなり乗りやすくはなりました。

やはり、MTBですから、舗装路面を高速で巡航するより、ダート路面などを走り抜けるほうが快適であることも確認できました。
まあこの自転車で長距離高速ツーリングをするつもりは有りませんから、「パーク&ライド」の移動手段として、30km程度の道のりを、路面状況を選ばず走破出来るこのバイクは、十分使えるのではないかと思います。

今回は、錆落としや、ホイール以外はほとんど分解して組んだので、やりがいがありました。
こうなるとホイールも自分で組んで見たくなりますが、まだ先かもしれません。
これで「冬の内職」のネタが尽きてしまったわけではなく、折りたたみ自転車の改造や、ロードのフレーム修理や組み付けも残っていますから、暖かくなるまで十分楽しめそうです。

問題は際限なく増えていく我が自転車艦隊の台数で・・・・・・。
仕分けが必要かなぁ(苦笑)。


◆2022年6月22日追記債 


この時リビルトしたGTですが、暫くは通勤用自転車としてキチンと実働出来ました。


そのが後継に29erのMTBにその座を譲りましたが、職場や自宅の脚代わりのバイクとして現存していますし、簡単な整備で問題なく稼働しています。


で、ここで追記しなければならない内容は、修理に購入した部品の値段です。


使用した部品は高級品は使わず、どちらかと言うと、定番メーカのリーズナブルな普及品を 利用しましたが、部品そのものは殆ど現在でも同じものが手に入る事に驚いきました。


大体ハイエンドロードバイクのコンポネントなど、この間に何回モデルチェンジを繰り返していたというのでしょうか(苦笑)


Shimanoのデュラエースだと、7800→7900→9000→9100→9200 と、えっ!4回も変わってるのかぁ!!


それらの部品は、本体のみならず補修部品も10年経つと廃版に成ってしまいますが、そう考えれば、自転車を長く使い、キチンとメンテナンスするのであれば、ハイエンド品は不向きとも言えますね。


その上供給不足で本体のみならず部品も手に入りにくい状況です。


それに比べると安価な普及品は、普通に通販で購入できる状況で、整備する人間にとっては有難い事です。 


 ただ、気になるのは部品の値段で、2010年から比べると、暫くの間は特に国内は病的な慢性的デフレの影響もあり、特に輸入品の値段は下がる一方でしたが、ここ数年、特にコロナ禍以降はうなぎ上りに値段が上昇して行きました。


で、どのくらい変化があったのか、今回調べて一覧表にしてみました。


先にも記載しましたが、ほとんどの部品は今でも販売しており、無いものに関しては同等のグレードの物を選択して値段を記載しました。 


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これらは殆どAmzonの通販の販売価格ですので、あくまで参考程度にお考えいただければ間違いないのですが、大雑把に1万円、30%程度程総額が上昇していることが分かると思います。


またシマノのパーツの値段の上昇が、他のメーカーよりも著しい?ともとれる内容ですよね。 


それでもロードバイクだと、105系で組まれたものが30万円、アルテグラ系で70万円するらしく、これは間違いなく12年前の2倍、100%の値段上昇であると考えれば、まだしも30%程度の値上げは許容できる範囲であるといえますよね?


 


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太陽をいっぱい浴びて、鬼怒川堤防沿いと関東鉄道常総線のサイクルトレインと牛筋カレーの旅 [雑談]

一昨日の土曜日は、本当に気が抜けてしまい自転車で出かけられませんでした。

色々と理由はありますが、やはり天気の影響は大きいですよね。

まあ、本日月曜日は天気予報にサンサン太陽マークしか出ていなかったので、気分を入れ替えて本日朝5:00に自宅を出掛けました。


なんだか自転車で出かけるという事で、ワクワクしながら準備をしたのも本当に久しぶりのような気がします。


さて、何時もの鬼怒川自転車道に出ると、久しぶりのお天道様が拝めました。

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本日は、何時もの筑波行でなく、鬼怒川沿いを下れるところまで下って、茨城県水海道まで走るプランです。
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走りだして、最近途中で「もよおす」とき、最近頻繁に使用している上三川町の「蓼沼親水公園」のトイレに入ります。
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おや?前回見かけなかったサイクルスタンドが設置してあります。
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どうやら上三川町で独自のサイクリングコースを設定して、此処が休憩ポイントの一つになっているようです。
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大体27㎞のコースのようで、隣接する下野市も同じような距離のコースを設定しているようです。
栃木県は自転車が盛んだというイメージがありますが、確かに市町村レベルでは各々頑張っているのですが、如何せん横の連携が取れないという、伝統的な恨みがあります。
このコースも併せて50㎞程度のコースが設定できるのですから、イベント企画してPRするなど出来ると思うのですが、今のところそのような話も自分は聞きません
以前「ツールド小山」というイベントで、「なんで小山市から出られないコースなんですか?」と聞いたところ、関係者がばつが悪そうに、「お隣の市町村と調整が取れなくて云々」と言っていましたが、これはおそらく警察の管轄地域の問題で、本来栃木県が旗振り役で調整すれば良いものを、そのように県が動いてくれなかったのでしょう。
ボヤキはここまでにして先に進みます(笑)
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実は栃木県の県道としての「鬼怒川自転車道」としては、この場所が終点に成ります。
自分も驚きましたが、周囲にそのような掲示物や看板が何もなく、初めて来た人はまず分かりません。
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左側が自転車道ですが、このように一部を除いて舗装のメンテナンスも無く。栃木県を代表する自転車道がこの程度に扱われているのが現実で、如何に県行政が自転車に、サイクリング文化に冷淡であるかを、この惨状が物語っていますね。
他の県内の河川にも自転車道は有りますが、現状は「見るも無残」で、最近ツイッターで「姿川自転車道」の惨状をお嘆きのつぶやきなど見ましたが、此処も朽ち果てるに任せているようです。
此処から先は基本国土交通省管轄の「河川管理車両用道路」に成ります。
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で、これは「河川敷道路あるある」ですが、突然河川敷の道路がブッツリ途切れることが珍しくなく、此処では「田川放水路合流地点」で途切れています。
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此処はこの放流路の記念碑がある東屋で、今から17年くらい前のクロスバイクの頃は、毎週来ていた所です。
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手入れはされているけど、昔から全く変わっていません。
先に進むと堤防が途切れて、離れた内陸部に堤防が見えますが、そちらに行かなければなりません。
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これも「河川敷あるある」です(笑)
途切れたところは畑に成っています。
此処で疑問が湧くのですが、こんな事したら此処から水があふれて、周囲の田畑に溢れてしまうと思いませんか?
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実は、これは治水事業場の計画として、上流の田畑に計画的に浸水させて、下流の都市部の洪水を防ぐ目的で途切させています。
これ、現地の住民ですら認知されていないという現実を、自分は、防災活動としての「フィ-ルドワーク」で地元の方々の取材で確認しています。
先に進むと横に滑空機の飛行場がありますが、この先のJR水戸線で堤防がブッツリ途切れます
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仕方が無いので横の一般道に出て踏切を渡ります。
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この道路沿いに国道50号線も渡れるので、先の県道に出れば南下できる事は知っていますが、試しにまた河川沿いに進みます。
実はこの先は依然来たときは途切れている事を確認しています。
10年以上前の事ですが(笑)
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案の定工事中で通行止めに成っていましたが、何となく先に進めるように工事しているようにも見えます。
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この先は、先の「田川」の元々の合流口があり、やはりここで途切れてしまします。
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衛星写真でも、薄っすら道のような物が写っていて、橋もあるので、茨城県が整備する意思があれば通れるようになるはずです。
仕方が無いので、為にし旧国道50号の歩道橋で対岸に渡ってみます。
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先の滑空場の当たりから、何となく道を工事しているように見えたので、確認するために渡ってみて、河川沿いに出てみますが、やはりここも工事中で通行止めに成っていました。
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此処から先はJR水戸線の鉄橋を潜る道路を作ってい様に見えます。
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通れないのでは仕方が無いので、横の県道に出て南下しつつ、堤防沿いの道路がありそうなところまで南下して、この場所に出ました。
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ここも自転車道ではなく、あくまで河川管理用道路ですし、工事中のようで自動車の通行は禁止に成っていましたが、気のせいかカラコンの隙間は歩行者と自転車が通れるようになっています(笑)
但し、此処から先は公道ではなく、あくまで国土交通省の管理地ですので、事故等何があっても自己責任が基本に成ります。
南下しつつ、栃木県を流れているときよりも、対岸の堤防が近い・・・要するに川幅が狭くなっていることが分かります。
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これは、人口密度の低い、田畑が広い栃木県だからこそ、河川敷を広く取り、なおかつ計画浸水で周囲の田畑に進水させて、茨城県に来るまでに防いでしまえ!、という事なのでしょうか(苦笑)
まあ、そうじゃないでしょうけど!
但し、この辺りは最近堤防の改修が終了したようで、気持ちの良い道が延びていきます。
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しかし、本当に太陽をいっぱい浴びて、なおかつ湿度も低い爽やか空気をですので、梅雨の晴れ間と言うより、まるで秋に走っている様な錯覚を覚えます。
延々と走っていると、遠くに交通量の多い橋が見えましたが、国道125号で、やはり堤防が途切れますので、いったん国道に出て信号を渡り下流に向かいます。
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此処で一休みで栄養ゼリーなどを取りますが、本日は河川敷メインの走行でコンビニとかで補給が効かない事が分かっていましたので、補給職などを多めに携帯できるように、サドルバックを付けています
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やはり搭載量が多い方が、ツーリングは楽ですね。
LOOKはこのままつけっぱなしで、今後も運用することにしました。
快調に進んで行きますが、河川の合流でも、大きな道路があるわけでもなく、突然道が途切れました
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衛星写真で見ると、森に成っていて養豚場が迫っている事から、この森は国有地ではなく私有地である可能性があり、堤防として整備出来ていない「自然堤防」状態になっているようです。
実はこのような場所は対岸も含めていくつかあるようで、平成27年9月の「関東・東北豪雨」による。常総市の堤防決壊の原因になったのではないかと言われています。

此処はまだクレーン車が動いていて工事中のようで、警備員が出ていて完全に通行止めに成っていました。
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更に川幅が狭くなっていますね。
上流であれだけ広い河川敷が、増水で一面濁流が溢れかえっていたものが、短時間で此処に押し寄せれば、その結果は目に見えていますね。
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その先に進み常総市に入ると、自転車道とは言えなくとも、通行できるように配慮されています。
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で、この先に進むと、問題の決壊の現場に成りますが、衛星写真で見ると赤茶けているエリアが広がっていて、此処で決壊して、泥流が流れ出て広がったことが分かります。
決壊直後は「まるで津波の後のようだ」と言われていました
ただ、犠牲者が出た場所でもあり、「物見遊山」で来るべきではないと、ある程度落ち着いてから来ようと思っていました。
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堤防は完全に作り替えられましたが、そのプロセスと新しい堤防の構造解説の看板があります。
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此処は民家や医院等、ほぼ再建されていますが、本当に住宅地が堤防に沿って隣接しているんですね。
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りがかった地元の叔父さんにお話を聞きましたが、こちらが驚くくらい熱心に「国の不手際」を、本当に熱く語ってくれました。
この看板も、上流と下流がこの場所に建てるのなら東西が反対に成っていて「こんな程度なんだよ」と吐き捨てるように語っていましたが、自分も「自分達は頑張って新しくしました、仕事をしているでしょう」という意図が見透けていて、何となく嫌な気分を味わっていました。
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そもそも・・・・そう、こうなる前に本当に現状を理解して最善を尽くしていましたか、この慰霊碑に向かっては胸を張って誇れますか!と、聞いてみたいような気もしますが、結果からは何でも言えますのでここまでにしておきます。
が、現に堤防決壊の原因については、裁判で争われているという事実は皆さんご承知おきください。
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確かに過去の治水を行ったときに想定されていた降雨量をはるかに上回る降雨が、短時間に上流地域で降ったため、一気に下流に押し寄せて、結果として堤防機能が弱い所、「弱ってしまった」ところが決壊してしまったと言えます。
本来ならもっと大規模な堤防が必要なのかもしれませんが、時間と予算の事を考慮に入れると、「待ったなし」の状況では、この改修が最善の策であったことは間違いないでしょう。
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鬼怒川は、少なくとも自分が生まれてからは決壊は無かったはずで、鬼怒川沿いの農家の出身だった今は亡き祖母から聞いた話では、子供の頃(明治時代?)はしょっちゅう水あふれていて、付近の農家の古い納屋には、梁の上に「和舟」が乗っていて、これで避難していたと聞きました。
ですが、鬼怒川が決壊するなど、自分も含んて「まさか」が本音であって、この悲劇をを境にして、洪水対策が見直されて、上流でも堤防の強化や、河川敷の樹木の伐採、決壊時に使用する資材の確保など、かなり本気で対策が進んだことも事実です。
自分がクロスバイクで乗り出した2004年ごろは、中学生時代に走った時と、寸分たがわぬ風景と、当時の舗装すら残っているほど「手つかず」でしたが、ここ数年で風景は随分変化しました。

今回ある意味ここが目的地でしたが、この先に出来るだけ進んでみようと更に南下してみました。
でも、ロクな補給もしていなかったこともあり、流石に疲れたので此処で降りて、水海道の市街地に向かいます。
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最終目的地は此処で、「関東鉄道常総線、水海道駅」に成ります。
余談ですが、ホームコースのつくばりんりんロードは昔「関東鉄道筑波線」の廃線跡に出来たサイクリングロードです。
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以前2度ほど利用しましたが、此処は水海道から、終点の下館の一個手前の大田郷駅まで、混雑時を避けた9:00~14:30の間は、自転車をそのまま載せられる「サイクルトレイン」を実施しています。
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入場は本当にそのまま改札を抜けるだけで、ただし駅員にあらかじめ申し出るとこのストラップを渡されて、どうやらこれで手すりにでも固定させるようです。
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ホームに出ますが、なんだか鉄道のホームにあるまじき風景ですね(笑)
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さて汽車(くどい様ですが電車じゃありませんよ!)に乗ると・・・そう此処常総線は電化していないのでディーゼルカーに成りますが、専用エリアに手すりがあり、此処に先ほどのストラップで固定します。
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親切な駅員さんは手伝いますか?と言われましたが、これは「フェリー」等の搬送方式と同じで何度も見ていますし、自分で出来るモン!(笑)
以前友人と乗りましたが、この感じだと、同じグループが重ねて3台が限界と言ったところでしょうか?
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流石に平日の昼間ですからガラガラで、これならもっとスペースを設置できそうな気もしますが、利用頻度はどのような物なんですかね?
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今回は、サイクリングと乗り鉄と「一粒で2度美味しい旅」がテーマで、ローカル線の旅情も楽しもうともいましたが、レールの「カタンカタン」という音と振動、水冷直列6気筒OHV直噴ディーゼルエンジン音が心地よく、あっという間に気を失って、夢の中に突入です(笑)
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危うく乗り過ごしそうになり慌てましたが、サイクルトレインとしての終点の大田郷駅で降車します。
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今は無人駅ですが、この路線も「Suica」が使えますから不便は無い?かな。
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さてお昼時ですが、GoogleMap大センセイに教えてもらって(笑)、少し戻りますが、下館市舟生の県道沿いにある、このお店を目指します。
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牛筋定食「やらいでか」さんで、看板や評価を見ると「牛すじカレー」が売りに成っているようです。
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本日は此処まで何処も補給に寄らなかったので、お腹が減っていたので「ライス大盛」でオーダーしましたが、Googleの評価で「盛りがスゴイので大盛は注意」とあったので、ライスを普通盛りより減らしてもらって、ご覧の通りの盛りの良さです!
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カレールーはスパイスが効いているさらさら系のルーで、さりとて牛筋の旨味もあり、スプーンが進んで奇麗に完食となりました!
此方は地元でも人気のお店で、開店して今年で7年目とのことですが、お昼時は常連さんで満員になりますし「牛筋煮込み定食」等、直ぐに売り切れになるそうですから、早めに行くことをお勧めします。
此方の女将さんが、非常に明るい方で、色々とお話しさせていただきましたが、自転車のお客さんも多いようで、自分の他も2名常連さんがいましたが、最近は何とブルべで、宇都宮AJの銚子400の参加者の方も此処に寄られたというお話を聞きました。
うーん、自分現時点ブルべから遠ざかっていますが、なんだか行く先々で出会ったり話を聞いたりと、これは早々に復帰せよという啓示なんでしょうかね?
いや、今の所ブルべどころかセンチュリーライドでもいっぱいいっぱいで、それでも本日は天候にも助けられて、かつての平時のコンディションの70%程度には回復してきたようですが、まだまだ「精進」が足りません(泣)
事後は淡々と北上して、途中から何時もの鬼怒川サイクリングロ15:30ードのコースに戻り、後半疲れが出て来ましたが、追い風に助けられて、15:30頃に帰宅することが出来ました。
水海道駅まで85㎞程で、単純に往復すれば170㎞程度と、何時もの霞ヶ浦のコースと同じ位の距離ですが、初めてのルートで、迂回路など探しながら走ったので疲れました
途中サイクルトレインで40㎞、1時間程度休憩できたので実質130㎞程度では有りますが、晴天の中、一日中サイクリングを楽しめたのは久しぶりで、有意義な一日だったと思います。
そういえば・・・・こういう日常が送りたくって昨年退職したはずですが、ここ一年、あまり実現できなかったように思います。
コロナ禍や天候の不安定もありますし、そもそもオートバイなんかに手を出すのが悪いんだよ!と怒られそうですが(苦笑)、調子が上向いてきたこともあり、こういう一日を増やしていきたいものですね。

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